U字谷
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U字谷(ユーじこく、ユーじだに)とは、氷河の侵食(氷食)によって地表がU字状に削り取られて生じた侵食谷のことである。氷河地形のひとつで、氷食谷ともいう[1]。
アルプス山脈やロッキー山脈、ヒマラヤ山脈などの山岳地帯に多く存在する。日本では立山周辺などで観察される。
U字谷に海水が流入して生じた細長い湾のことをフィヨルドという。また、U字谷に淡水がたまってできた湖を氷河湖という。
ギャラリー
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特徴的なU字谷をなすマウントフッドの風光明媚な谷
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飛騨山脈・槍沢のU字谷
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 岩田修二『氷河地形学』東京大学出版会、2011年。ISBN 978-4-13-060756-8。