Wikipedia‐ノート:削除依頼/松本知子
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(削除すべきです)手塚愛一郎といいます。ウィッキペディアの目的や編集基準、そして削除要件から考えてこの記事は削除すべきです。
- まず、ウィッキペディアは、百科事典が目的だとしています。事実よりも検証を重用ししている意見もあるようですが、それは事実が事実であることを確認するために、その裏付けとして検証が可能であることとしているのだと思いますので、ウィッキペディアに掲載される記事は原則として事実であることが必要不可欠だと思います。ただ、得ている情報によっては、まちがって事実でない記事を書いてしまうこともあると思いますので、そのときはそれを修正することが可能なために検証の可能性をいっているのだと思います。
- そうした意味では、この記事は2006年7月20日以降の情報のほとんどは、報道に依拠しています。また団体側の意見も上祐史浩氏がインタビューで述べている内容とアーレフ広報部の見解が異なっています。もしも、記事にかかれた当該の人物が現アーレフとの関係で公的な人物で、このように記事を立ち上げる公的な価値があるのであれば、客観的に見て事実と確定できる基礎資料によることが必要不可欠です。そもそも2006年7月20日の家宅捜索は、報道によっても「オウム真理教(アーレフに解消)の元出家信者」で記事にあるような「アーレフ信者」ではありません。
- いわゆる「資金援助」にしても、「『絵画の使用料』を名目として継続的に資金提供してきたと報じられた」「教団が契約に基づいて(中略)月40万円を絵画の使用料として支払ってきた(中略)ともに認める見解を発表した」「上祐史浩氏は(中略)絵画の使用料契約が当初から実質的に生活援助であったことや、その後信者から(中略)資金提供のあったことを認め」「アーレフ広報部が生活支援については否定する一方、(中略)絵画使用料については認め」などと、アーレフから当該人物への金銭授受の関係についてもはっきりとした事実になっていません。また、記事によると分裂状態のアーレフ両派とも「契約に基づいて(中略)絵画使用料」を払っていることは認めていることは、仮にこれが事実だとしても私人間の契約にすぎませんから公的な意味を持つ根拠になりえません。その上、上祐史がインタビューで述べたとされる「絵画の使用契約料が当初から実質的に生活援助」であったということは、先の見解と矛盾します。
- 報道に基づいて書かれた記事もそこで述べている事実関係に矛盾があります。そして、これらの報道については、ニュースソースの関係から検証は不可能です。これだけの内容で当該の人物が公的な人物として実名を記載する理由にはなりません。
- 当該の人物の、オウム真理教との関係は、3行目の「その後、麻原がオウム真理教」にはじまり9行目の「刑期を終えて出所」までの7行(「2006年なかばまでは教団との関わりは薄いと見られていた」は、誰がどう見ていたのか不明ですので、主観的な内容ですので事実かどうか判断するまでもないと思います)で、この内容がウィッキペディアという百科事典の一つの項目を立ち上げる理由にはなりません。
- ウィッキペディアには、「テロリストの実名」は削除の対象にならないとしていますが、当該の人物はこれにあたりません。また、実名を記載する根拠がない以上、「犯罪の被疑者名または被告名または元被告名」として削除されるべきです。記事にも書かれているとおり、当該の人物は刑期を終えて社会で生活しており、「刑を終えて出所した人の人権」からも、プライバシーを侵害し、さらに平穏に暮らすことに対する人権侵害にもなります。
- 繰り返しになりますが、ウィッキペディアのように広く公に公開され、閲覧する人がその信憑性を確かなものとして信ずるメディアに準じた存在は、半ば公的な存在です。そこでの情報は、ウィッキペディアの編集方針が自ら示すとおり、検証可能な事実によるべきです。いくら世間で噂になっていることであっても、それが一個人のプライバシーと関係する場合は、それを公表するに値する公的な価値が客観的な事実によって裏付けされるべきです。この記事にはその裏付けはありません。--以上の署名のないコメントは、220.219.240.237(会話/Whois)さんが 2007年5月23日 (水) 07:46 (UTC) に投稿したものです。 --IPユーザは賛否カウントの対象外なのでその部分を修正。 崎山伸夫 2007年5月23日 (水) 16:20 (UTC)