Wikipedia‐ノート:削除依頼/GR3 PROJECT
どの版とどの版を比較した評を述べるべきなのか判断に迷いましたが、削除依頼に出された時点の版[1]と、これを書く時点での最新版[2]を比較した上で。
削除依頼が出された版では、依頼事由にもあるように、特記事項が見られません。なお、私は「同人サークルのため検証可能性を満たせない」という事由に付いては論拠に値しないと考えていますので、最初から検討要素には含まれていません。従って、どの版においても「同人サークルのため~」自体が変化することも無いので、評価は一切変わっておりません。
一方、最新版では作風や、開発過程の特徴に付いての言及は見られ、後付けとは言え、解散時の模様にも具体的に触れられています。これで十分とは私も思えませんが(よって積極的存続票は投じておりませんし、なお加筆を求められるものと判断します)、記事文面としては淡白さは確実に減少しています。
今回の削除依頼案件の場合、削除事由に不備があったので、私もあのような書き方で保留票を投じましたが、多くの場合、何がその項目の抱えている問題であるのか、どのような編集を行えば自分は存続と判断するのかを、できるだけ書くようにとは考えています。「GR3 PROJECT」の場合、作品の項目は存在するのでそれらに付いては個々の作品項目記事中で触れるとして、サークルとしてのより具体的な記事が望まれます。例えば「GR3 PROJECT」という名の由来だとか、彼らはもともとどのような関わりを以って仲間となったのかという結成過程、「諸事情からベクターへの登録はせず~」という「諸事情」の具体例、「MSX風味」という言葉の意味、さらに最も触れねばならないのは作品がどこで公開されていたのかということや、周囲やファンの評価などです。
同人関連項目を余り好ましく思わないウィキペディアンがいるのは事実ですが、それはさておくとして、上記のような内容が揃うことで「フリーソフトであるのに業者を介した配布を禁止するケースに付いて言及する記事」や「Windows上で敢えて旧機種に属するMSXソフトのようなものを制作する背景に言及する記事」、「数あるフリーソフト開発グループの中で彼らが評価される理由が書かれており関心を引く記事」といった、特筆するものへと成長する可能性はあると考えています。念の為、私はGR3 PROJECTを詳しく知りませんので、本当にそれが特筆するようなものになるのかどうかは判りません。飽く迄もこの記事に足りないもの、求められるものを挙げた上で、それらが整備されれば、そうした記事になるのかもしれない、その是非は今の私には断言出来無いが、という意見です。
なお、今、申し上げたように「この件について詳しく知らないので記事がどうなるかは判らない」というのは、もしかしたら無責任なのかもしれません。しかし、そうであるならば尚の事、そのような状況で削除や存続を投じることのほうが宜しくないと心得ます。--٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥ 2007年1月26日 (金) 10:11 (UTC)