Wikipedia:井戸端/subj/ウィキペディア用語に関する意識調査

ウィキペディア用語について - 削除・除去・ブロック・保護・追放・POV・NPOV[編集]

投げっぱなしで、議論をしようとか、まとめようとかいう気はゼロです。意識調査のような形でコメントをつけていただければ、幸いです。

さて、ウィキペディア用語としての「削除」と「除去」の区別が付いていない発言、「ブロック」と「保護」の区別が付いてない発言、「POVに反する」というふうにより正確には「NPOVに反する」というべきな発言、「追放云々」という発言がときに散見されます。

  • 削除 - 英語版の「deletion」の訳語で、特定のページやページの版を閲覧できなくすること。管理者しかできない。
  • 除去 - 英語版の「remove」の訳語で、特定のページの特定の記述を編集によって取り除くこと。除去された記述は、過去版によって閲覧できる。通常、誰でもできる。
  • ブロック - 英語版の「block」の訳語で、正式には「投稿ブロック」。特定のアカウントやIPアドレス、IPドメインからの、全てのページの編集を不可能にすること。
  • 保護 - 英語版の「protection」の訳語で、特定のページの編集を、管理者を除く誰からも不可能にすること。
  • 追放 - 英語版の「ban」の訳語として提案されており、日本語版では明確に定義されていない。
  • POV - 「観点」(とくに「特定の観点」)のこと。ウィキペディアで禁止されている編集の要素。しかし、しばしば「NPOV」の意味で使われる。
  • NPOV - 「中立的な観点」のこと。ウィキペディアで奨励されている編集の要素。

どれも方針やガイドラインを確認すれば分かることなのですが、少し提案。

  • 削除 - なるべく「ページ削除」や「記事削除」という言い回しをするようにする。
  • 除去 - なるべく「編集除去」という言い回しをするようにする。
  • ブロック - なるべく「利用者の投稿ブロック」という言い回しをするようにする。
  • 保護 - なるべく「ページの保護」や「記事の保護」という言い回しをするようにする。
  • 追放 - 使わない。
  • POV - 「NPOV」の意味では使わない。
  • NPOV - なるべく「中立的な観点」というようにする。

皆さんは、どうお考えになりますか。--Mizusumashi 2008年4月15日 (火) 17:02 (UTC)[返信]

(除去に違和感)基本的なご趣旨には賛成。ただ「除去」にはかなり強い違和感を覚える。というより、貴殿と当方とで普段の編集分野が違うためだとは思うが、正直、この意味で「除去」を用いている御仁はウィキペディアに参加して3年半で今回初めて見た。当方はその場合は「消去」を用いているし、少し堅めに言うときは「消除」を使っている。「除去」だと「消す=見えなくする」だけじゃなくて「何らかの強い意思を持って排除する」的な意味があるような気がするので「消」の文字を含めたほうがいいように思う。今後も当方は「除去」は使わないだろう。--無言雀師 2008年4月16日 (水) 08:47 (UTC)[返信]
「除去」についてのみコメント。私はおよそ二年ほど前に、検証可能性のノートで指摘された経験があり、removeに対して「除去」を当てることについては特に違和感を持ちません。むしろそれ以降は、Wikipedia:検証可能性など、実際に「記述の除去(消去)」について詳細な議論を行う場においては、積極的に「除去」という語を使いつづけてきましたし、これらの議論の過程では「記述の削除」という語(これはdeleteと紛らわしく、使うべきではないと考えますが)を使う人は見たものの、「消去」という語を使う人はあまり見かけませんでした(1-2回見たかどうか)。傍証として、Googleの検索結果([1], [2])も挙げときます。以上のようなことから、「消去」ではなく「除去」が、一種のデファクトスタンダードとして成立しているのが現状だろう、と考えます。個人的には、まぁ「消去」でも「除去」でも、とりあえず削除依頼と紛らわしく一意にとれなくなるおそれのある「削除」でさえなけりゃどちらでもいい、というのが正直なところですが、どちらか片方選べというのであれば、現状追認で「除去」に一票ということで。--Y tambe 2008年4月16日 (水) 09:21 (UTC)[返信]
私も「除去」のみ。 私自身も何時の頃か「除去」という言葉を用いる用になりました。 記憶の網を手繰り寄せると……政府関連で「削除した」と騒がれた時期に「白紙化か何かでもしたのかな」と勘違いしたのがきっかけだった気もしますが定かではありません。 ただそもそも前提としてremoveではなくeraseを割り当てるなら消去が正しいわけで。 厳密に定義してしまうと「問題ある要素(検証可能性が満たされないもの等、出典が出ないもの)を取り除く=remove」のと「合意により節ごと消す、トリビア的な羅列を消す=erase」で使い分けする羽目になる気もします。--秋月 智絵沙(Chiether)
削除と除去の混同については以前から気になっていたのですが、Wikipedia空間の文書ですら正しくは除去と書くべきところを削除と書いていたりすることがあるのでそれも混乱の原因のひとつかと思います。以前にいくつかの文書は修正しましたが、まだ他にも探せば間違って使われている文書があるかもしれません。--貿易風 2008年4月16日 (水) 13:01 (UTC)[返信]
私も除去を用いていますね。「消除」って言葉は初めて聞きました。一見削除かと紛らわしい気がします。--春日椿 2008年4月16日 (水) 13:54 (UTC)[返信]
JAWP ではページ内の一部または全部(白紙化)の文章を編集にて取り除くことは基本的には除去と呼んでいる人が多いと思います。除去は所謂単なる編集対応(編集削除)です。消去というのも違うような気がするし、ただの言葉遊びになってしまうかな。 --Mzm5zbC3 2008年4月17日 (木) 11:06 (UTC)[返信]
削除と除去の区別がつかないことといえば、このような利用者も存在するわけです。あと、Wikipediaにおける『管理者』が『Administrator』か『Webmaster』のどちらを指すかでの論争もありますでしょう。--Kino-K 2008年4月17日 (木) 12:15 (UTC)[返信]
ここでいう「削除」という行為と「除去」という行為を比較した場合、「削除」を「削除」と呼ぶことに違和感をおぼえます。「削除」と名づけたからややこしくなってるんじゃないでしょうか。だからといってナイスな代案があるわけではないのですが。--Blowback 2008年4月17日 (木) 13:51 (UTC)[返信]

「白紙保護」も使い方があいまいになっていて、分かりづらい言葉ですよね。Wikipedia:保護の方針には「白紙保護 されると、管理者以外はそのページ名でページを作成できなくなります。作成保護と呼ばれる場合もあります。」と書いてありますが、作成できないのならば「作成保護」という言葉のみ使うべきです。「白紙保護」はページは存在するが、中身が真っ白またはそれに近い状態(保護テンプレートのみなどの状態)で保護するときにだけ使うべきです。--Widehawk 2008年4月19日 (土) 17:03 (UTC)[返信]

「白紙保護」も分かりにくいですね。以前は分かりませんが、en:Wikipedia:Protection policyでは「Creation protection」としているようです。これを直訳すると「作成保護」ですし、私も「白紙保護」よりも「作成保護」のほうが分かりやすいように思います。--Mizusumashi 2008年4月19日 (土) 18:13 (UTC)[返信]
「POVに反する」、「NPOVに反する」とどちらの言い方にしろ、「独自の観点である」、「中立的(な観点)でない」と言った方がすっきりした日本語だと思います。あと、GFDLvioやCopyvioもそういう言い回し方を知らない人には分かりにくい表現なので、「GFDL違反」や「著作権侵害(のおそれ)」などと表現してもらえないかと思います。
「除去」では語気が強いと感じるなら、そのまま「取り除く」と表現すれば良いのではないでしょうか。僕自身「削除」の言い回しにはこだわってる方ではないんですが…。「ページの削除」は、結局、閲覧不可手続や閲覧不可措置といえるものでしょうが、表現上は「削除」が使いやすいだろうと思います。--草薙 2008年5月26日 (月) 09:26 (UTC)[返信]