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Wikipedia:井戸端/subj/ユニバーサルな行動規範について【ご意見募集】

ユニバーサルな行動規範について【ご意見募集】

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掲出--YSaigo (WMF)会話2020年5月6日 (水) 10:27 (UTC)[返信]


ユニバーサルな行動規範(UCoC)とは、ウィキメディア運動戦略の方向性に沿って進められている勧告づくりで浮上してきました。おおまかな経緯は、以下の「#背景」節にあるリンク先をご参照ください。コミュニティの皆さんと建設的な会話を展開し、運動に共通の行動指針一式をもたらせないか、そうして安全安心を高め嫌がらせ行為の問題に対応する確固とした方策を探ろうとしています。

概要

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ユニバーサルな行動規範(UCoC)の説明はこちらをご参照ください。UCoC は既存のメタの方針とガイドラインあるいは、言語ごとあるいはローカルのコミュニティの方針や指針にとって代わるものではありません。

背景

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背景大きな流れとして、ウィキメディア運動が2030年にどんな姿であってほしいか、方向性の話し合いが2018年から交わされてきました。2020年に入り、その実施に向けた勧告の最終案をまとめる作業が進行中です。

  1. 戦略/ウィキメディア運動/2018-20/勧告(2020年1月時点の草稿)
  2. 勧告案13項目の一覧表(2020年1月時点の草稿) 」(コモンズに収蔵、PDF形式・日本語版)。項目ごとに当該ページへのリンクあり。
ご注意:上記のリンク先にある文書2件は、いずれも2020年1月時点の草稿であり、ウィキメディア財団の承認を得たものではありません。

目的

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UCoC プロジェクトはこの協議の段階のひとつで、ウィキメディア運動にとってどんなユニバーサルな行動規範が望ましいか、コミュニティからご意見を集めます。ちなみに6つの質問をご用意したのですが、皆さんからのご回答によって、ウィキメディア運動という世界のコミュニティにとって共通の行動規範と、そのあるべき形を示していただき、影響を与える機会と考えてください。

なお、お示しした質問への回答は、次の「【設問と回答コーナー】」節へ投稿してください。コメントは「コメントコーナー」にどうぞ。metawikiでもm:Universal Code of Conduct/Discussions/Japanese communityで回答できます。一様アナウンスさせていただきました--Tmv会話|投稿記録2020年4月27日 (月) 05:59 (UTC)[返信]

【設問と回答コーナー】

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以下の6問を線より下にコピー&ペストしてご記入、ご署名ください。

【質問集】ユニバーサルな行動規範

(1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?

(2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?

(3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?

(4)何か気がかりなことはありますか?

(5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?

(6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?

上記の設問をこの線の下、リストのいちばん下にはりつけ、お答えを記して、署名(--~~~~)で締めくくります。



  • 質問に回答します。
  • (1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?
    • jawp。全分野を広く見渡していないので客観的なことは言えませんが、書籍等の丸写しとウィキペディア間のコピペにおける履歴不継承を、個人的には深刻ととらえています。放置すると、jawp から別の言語版にウィキペディア間翻訳されたのち、翻訳先のウィキペディアで著作権が侵害された状態がほぼ固定化します(翻訳先で、翻訳元の履歴継承等に問題があったことに気づく人が少ないため。気づいたうえで侵害状態を是正しようとする人はさらに少ないため。)。
  • (2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?
    • 管理者に削除を依頼します。これらの問題行動に関しては、方針に照らすだけで十分です。ただし、手続きが、かなりめんどくさい。
  • (3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?
    • UCoC については、何のことかよくわからないのですが、提示された情報と「コメントコーナー」におけるやり取りを拝見して、「参加者数でみるとウィキメディア運動の全参加者の内9.88%が参加するに過ぎないが、コミュニティ数でみると過半数のコミュニティが、基本的な行動規範を備える発展段階にすら至っておらず、無法の荒野になっているコミュニティも存在する。デフォルトで行動規範に設定される UCoC を定めるべきである、と考えられている。」と理解しました。わたくしは無法の荒野になっている現場を見ていないので何とも言えませんが、UCoC の導入で small wikipedias が活性化するならメリットはあると思います。
  • (4)何か気がかりなことはありますか?
    • WMFがかけるコストのわりに、実効性が低いような気がしますが、わたくしが気にすることでもありません。リソースが十分にあって、他にやることがないのであれば、UCoC を定めてみればいいのではないでしょうか。
  • (5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?
    • 特に思い当たりません。安全安心を高め嫌がらせ行為の問題に対応することが課題であるのならば、"fraternité" とか?
  • (6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?
    • jawp には事件や事故に関する内容で加害者の情報を秘匿するという謎ルールがあります。最判平成6年2月8日民集48巻2号149頁の判例が根拠にされているので、加害者の権利と公衆の知る権利やコントリビュータの表現の自由とを勘案して秘匿すべきか否かが判断されるべき、というのがこのルールを定めた人たちの意図だったかと思いますが、後者が全く顧慮されない運用がなされています。悪用されると困るコミュニティが出現しそうなので、この jawp の独自ルールは含めないほうがいいと思います。また、一般的に言って、導入時には妥当なルールでも運用により変わってしまうこともあるので、「2年後」「5年後」など年限を区切って妥当な運用がなされているかチェックしたほうがいいかもしれません。
  • 以上です。UCoC についての理解に誤りがあることが判明した場合には、回答を撤回する場合もあります。--ねをなふみそね会話2020年4月16日 (木) 03:48 (UTC)[返信]


  • 返信 (ねをなふみそねさん宛) 、他者の著作とその権利および言語間で訳出された場合の懸念 (1・2)、小規模ウィキへの配慮 (3) をご指摘いただきました。(6) で言及された内容を理解できたか確認させてください。それぞれの言語版の方針・ガイドラインと判例、権利と法の関わり、個人情報の秘匿の線引きの3要素があるかと読み取ったのですが、いかがでしょう。また「最判」は「最高裁判例」を指しておられるかご教示くださると助かります。—YSaigo (WMF)会話2020年4月22日 (水) 21:00 (UTC)[返信]


  • 私も回答します。
  • (1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?
  • 日本語版ウィキペディアです。ここで私がもっとも深刻な問題行動と考えるものは、荒らしや権利侵害は言うまでもないとして具体例として「話が通じ合わない利用者との論争解決」を挙げます。関連文書としてはWikipedia:妨害的編集が該当するでしょうか。
  • (2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?
  • 日本語版ウィキペディアでは、論争の解決は原則として対話をもってすべきとされていますので、論争相手の方と記事のノートページで双方の意見と根拠を提示して解決を目指すことになります。しかし、論争相手の方と話が噛み合わずに議論が長期化し、問題を解決できないこともあります。その場合はコメント依頼を提出し他の方の協力を仰ぐことになりますが、これで更に話がこじれたり、そもそも呼びかけても議論に応じて下さる第三者の方に来ていただけないこともあります。前者の場合、議論の相手方に問題があると考えた場合は「利用者の行為についてのコメント依頼」を提出することになりますが、これについては自身および相手方の問題について十分整理し、公平な立場に立った見解をかなりの分量で作成しなければなりません。これは大きなハードルです。これらのことは方針やガイドラインで規定され、一応「整っている」といえるのでしょう。一番の問題はこれらを基本的に「自力で」こなさなければならないことです。私事になりますが、私は一昨年より「プラットホーム」という記事でこれらの問題に直面し、結果的に1年程Wikipediaの編集から離れることになりました。これを打破できたのは、対立相手の方についての「利用者の行為についてのコメント依頼」を第三者の方が別件絡みで提出してくれたからにすぎません。これを通じて対立相手の方が私に対して「挑発」などの好ましくないとされる行為をされていたことが明らかになり、さらにウィキペディアの充実・発展よりもどうやら「議論に勝つこと」を目的としていたらしいことも見えてきました。詳しくは当該コメント依頼とそれから派生した投稿ブロック依頼をご覧いただきたいのですが、これを自力でやろうとしたら更なる困難が伴い、そもそもこのような結果に到達できただろうかとも思います。これは私だけの問題ではないと思います。というのも、1対1または1対多数の議論が長引き、コメント依頼や場合によっては投稿ブロック依頼を経てようやく議論が先に進むという場面を結構な頻度で目にしているからです。
長くなりましたが、結論としては「ウィキペディアの方針に照らすだけ」ではこの問題解決は「不十分」、具体的には「そのためにあちこちで毎回かなりのマンパワーが費やされている」と言わざるを得ません。
  • (3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?
  • 他の言語版でこれらの決まりごとや手順が十分整備されていないところがあったとして、それを改善する助けとなるならば大いに有用なことだと考えます。しかし(2)の回答から見えてくるのは、コメントコーナーの片割れ靴下さんの2020年4月4日 (土) 07:31 (UTC)のご発言からも分かる通り、これらの決まりごとだけでは実効性が伴わないのではないか、という危惧です。ウィキペディアでは懲罰的な措置は行わないことになっていますので、どのような形でこの問題を解決していくかがキーとなっていくと思います。ウィキペディアに懲罰制度を導入すべきだ、と言うつもりは毛頭ないのですが、罰則のない法律は道徳に過ぎない、という光クラブ事件主犯の言葉が昨今の世界情勢を見ていても思い出されます。
  • (4)何か気がかりなことはありますか?
  • 今日本語版ウィキペディアのメインページを開くと「ウィキペディアへようこそ」というタイトル文の下に「ウィキペディアは誰でも編集できるフリー百科事典です」と書かれています。この「誰でも編集できる」をクリックすると総合案内のページが開きます。そこにはこうあります。
ウィキペディアは、信頼されるフリーな百科事典を、それも、質においても量においても史上最高の百科事典を目指して、共同作業で創り上げるプロジェクトです。あなたは、ウィキペディアをご覧になるだけでなく、今すぐにでも記事の編集に参加することができます。特別な参加資格はありません。 — Wikipedia:ウィキペディアへようこそ
この目的と考え方こそウィキペディアをウィキペディアたらしめています。この理念があるからこそ登録ユーザーも非登録ユーザーも共にウィキペディアを編集できるのだと理解しております。しかしこれまでに書いてきた問題はこの理念を揺るがしかねないものです。ウィキペディアは新たな利用者をどんどん増やし、記述を充実させ、荒らしや権利侵害の問題を早期に発見できるようにすることでこの目的に近づこうとしてきたのだと思います。しかし、私はボタンの掛け違いや議論での疲弊により日本語版ウィキペディアを去ってしまった人が多く存在することを、これまでの活動を通して見てきました。久しく言われてきた管理者不足に加え、最近では荒らし行為の差し戻しさえも以前ほど追いついていない感があります。確かに今回のユニバーサルな行動規範 (UCoC)はこれをストップする意味では、特に実効性という意味で疑問があるのは否定できません。しかし、ウィキペディアがこれまでにあまりに人の「善意」を前提としてきて「来る者拒まず去る者は追わず」という姿勢でいたことで、このことがあまり顧みられてこなかったのではないか、ということが気がかりです。
  • (5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?
  • もし「必要な人が他の利用者の方々の力を借りて問題解決していけるようにしよう」という方向性が示せるならばそれが一番いいと考えます。確かに新規利用者の方などが一から十まで他の人に尋ねて窘められるという光景は何度も目にしましたし、基本的には自分で調べられるだけ調べてやれるだけのことをやって問題解決を目指すべき、というのはウィキペディアは強制ではありませんなどの方針に照らしても正しいのでしょう。しかし、困った人がいたとして、他の利用者たちがそれぞれ力を出し合い手を差し伸べることで問題を解決でき結果としてウィキペディアから去らずに済むのであれば、それはウィキペディア全体の利益になると考えます。助けを得たいときにそのよすががない、というのはあまりに苦しいことですから。
  • (6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?
  • これについて、今のところ特に申し上げたいことは私からはありません。


  • 返信 (にび三郎さん宛) 、投稿をありがとうございます。もめごとの解決に時間も労力もかかり当事者にも関係者にも影響する点 (1・2)、決まり事のみの実効性の懸念 (3) をご指摘いただきました。(4) でユーザーの善意を信頼して進むことの難しさを述べられたと読み取りました。ひとつ (5) について、新規利用者や初学者の疑問点の受け皿もしくはわからないことを解決する道が明らかでないとまとめてしまうと、ご趣旨と外れるでしょうか。お確かめいただけるとありがたいです。—YSaigo (WMF)会話2020年4月22日 (水) 21:00 (UTC)[返信]
  • 返信 (YSaigo (WMF)宛) さん、長文になってしまったところを丁寧にお読みいただきありがとうございます。(1)から(4)についてはおっしゃるとおりです。(5)については少々曖昧だったかもしれないと思いますのでもう少々詳しく説明させていただきます。ウィキペディア日本語版では、たとえば私の会話ページにもあるようにTemplate:welcomeが新規利用者への案内文として使われてきました。このテンプレートの「ヘルプ」の枠には利用案内FAQヘルプコミュニティ・ポータルの4つが挙げられていますので、「解決する道」を示すことは行われているといえると思います。このうち特に利用案内が、「一から十まで他の人に尋ねて窘められる」ことも度々あるものの直接わからないことを尋ねる場として機能しています。私は、わからないことは誤解や齟齬が生じる前に素直に尋ねることで解消していけるんだ、という気風がより広まっていけば、利用者間の誤解が減りひいてはWikipediaがよりよいものになっていけるのではないか、もし他言語版でこのような問題がもしあるならば「世界のコミュニティにとって共通の行動規範」として取り入れることでそれも解決や予防につなげていけたら望ましいことだなあ、くらいのつもりで申し上げました。今思い出すと少々お節介な気持ちも入っていたかもしれず、もし私がもともとの設問の意図を読み違えていたら申し訳ありません。よろしくお願いします。--にび三郎会話2020年4月26日 (日) 15:07 (UTC)[返信]
  • 返信 (にび三郎さん宛) 、ご確認ありがとうございます。ウィキペディアへの寄稿は出典や中立性などとても有機的で、そこを肉付けしていく作業と、初学者がうまく漕ぎ出せるように支える作業と、なかなか醍醐味があると感じます。わからないことがわかっていないと責められるのが私はじつに苦手でして、何度も言ったはずだとお叱りを受けるとかなり凹み、脱走したくなります。それもあり、(5) は曲解してしまった点をお詫びします。加入まもない利用者への案内のテンプレートはよい例をいただきました。「よくある質問」を読みに行くと似たような困り事の解決法がわかります。独習できる仕掛けなわけですね。申し送ります。--YSaigo (WMF)会話) | 2020年4月28日 (火) 01:33 (UTC)[返信]
  • 返信 ご理解いただきましてありがとうございます。Wikipediaをよりよいものにしたいという願いは広く共有された思いであると信じておりますので、少しでもそのお力になることができるのであれば幸いです。こちらからも、私の文章の噛み砕きにご尽力いただきご協力ありがとうございました。よろしくお願いします。--にび三郎会話2020年4月29日 (水) 14:21 (UTC)[返信]


  1. (1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?
    jawp, meta, wikidata, misc; 主にウィキペディア日本語版では、良くも悪くも「出る杭は打たれる」「同調圧力」「明文化されていない運用慣例」というものが私としては行動規範上の問題となることがあると思います。これは主語が大きくなることを承知で申し上げますと、いわゆる「日本人の民族性」という側面があるのではないかと思います。この民族的特性は、語族として孤立である「日本語」の使用者の大半が「日本人」であり「日本在住」であることから、ウィキペディア日本語版においても、この民族的特性は当てはまりうるかと私は考えます。この民族特性は、災害多発国家 日本 において、災害時においては有益に機能しますが、逆に平時や競争において、著しい不利益をもたらします。私は Wikimedia Steward という役割に信任いただいてウィキ間で活動する中で、ウィキペディア日本語版においては、特に個人が個人として他と異なる意見を出したとき、方針やガイドライン、明文化されていない運用や慣例に反するものでなくとも、状況においては強い圧力を受けます。既に何名かは m:Trust and Safety チームに通告済みですが、Wikipedia:コメント依頼/rxy 20200416 において、私は一利用者として他の利用者にコメントする前に、「コメント依頼」を経るべきという「個人の自由意志による他者への批判や勧告」すら許されなくなりつつあることを危惧しています(もちろん、私の行為は問題ないという方もいることは当該ページを見ていただければわかるかと思います)。また、そもそもの「明文化されていない運用や慣例」というのが各分野ごとにあって、それを知らずに違反してしまうと、注意の対象となります。新規利用者であれば、うんざりするひともいることでしょう。そして、各種警告テンプレートの配慮ない利用や繰り返しの利用。{{Test0}}, {{Test}}, {{Test2}}, {{Test3}}, {{Test4}}, {{一括}}, {{Preview}}, {{一括Preview}} これらのテンプレート…定型文は便利である反面、そこに自分の言葉を一切加えずにひたすらただ警告テンプレートを置いてくだけでは、初心者にとっては突如荒らし扱いされたとおもうことでしょう。また、これらの警告テンプレートを無配慮に嫌がらせのごとく繰り返し貼り付ける利用者もいます。おそらく、これらは参加障壁になると私は考えています。
  2. (2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?
    通常、当事者間で議論が決着しないとき、Wikipedia:コメント依頼 を経て、それでも解決しないならば、Wikipedia:投稿ブロック依頼 という形でコミュニティが特定利用者を排除することがありますが、「党派的行動」(もしかすると、これも同調圧力の一種かもしれませんが)によってコミュニティとしての意思決定が危ぶまれる事件 Wikipedia:投稿ブロック依頼/深見東州記事、政治家記事を中心とするミートパペット群, Wikipedia:投稿ブロック依頼/深見東州記事、政治家記事を中心とするミートパペット群 補遺および追認 LTA:TEAMF がありました。このような事態に陥った場合、「コミュニティ」というウィキペディア日本語版における意思決定機関そのものが乗っ取られる可能性が十二分にあります。コミュニティそのものを数の力や金などの力で乗っ取られた場合、方針だけでは対処できない可能性があります。
  3. (3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?
    MediaWiki.org においては、MediaWiki の開発者は既に行動規範への順守が求められておりますので、それらと似たようなものであれば、私には追加の影響はないと考えます。ただ、ウィキペディア日本語版以外の日本語姉妹プロジェクトやその他小・中規模プロジェクトにおいては、利用者数の少なさから方針整備が遅れており、多少なりとも UCoC 自体に強制力がなくとも、一定の影響はでると私は見積もっております。
  4. (4)何か気がかりなことはありますか?
    UCoC を悪用して意にそわない利用者の排除を試みるものが出る可能性は、当然にあります。
  5. (5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?
    Linux Foundation の CoCMediaWiki の CoC のように、「人種」「使用言語」「両親や親族、家族、家柄、血族、パートナー、ペット」「性別」「性自認」「持病や障碍、疾患の有無やその既往歴」「性的趣向」「趣味、特技」「身体的特徴」「年齢」「宗教」「支持政党」「特定政策への支持・不支持」「特定意見への賛同・非賛同」「思想」「地位や名誉、権威」「所有財産」「所属」によって、方針やガイドラインに反しないものに対して
    1. 一個人の意見に重みづけを行ってはならないこと
    2. 一個人としてそれらによって差別行為をしてはならないこと
    3. プロジェクトの目的を達成することに反するその他行動
  6. (6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?
    特定個人や特定政党、特定集団、特定法人、特定団体等にとってのみ有利となりうるような文言
    以上です。--rxy会話2020年4月24日 (金) 09:19 (UTC)[返信]



  • 現状を鑑みて迷いましたが金ならざる沈黙になることを考慮して回答します。

(1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?

日本語版Wikipedia。Wikidata等他のプロジェクトでも少し書いていますがコミュニティに参加しているとはいえないので、以後日本語版Wikipediaを中心に。
管理者が足りないとか、荒らしとか、機械翻訳とか、コピペとか、検索の盲信とか、悪用が容易となるIP・新規アカウントへの強力な権限付与、テンプレート乱造・乱用、進まない方針改定ってのは行動規範の範疇ではないですね。こういった一般的なこと以外ですと「舶来信仰」が上げられるでしょうか。これに対応するのは、「軽く疑え」「日本語使おう」ってだけでもいいのですが到底手が回りません。

(2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?

「舶来信仰」は出典を捜索し、日本語化し、記載や出典が怪しければ信頼性の高い出典にあたりってひたすらマンパワーです。日本語版には出典の言語制限がないので対処基準そのものはウィキペディアの方針で十分ですが、実効を持たせるだけの労力を欠いていますね。テンプレート、カテゴリなどでも発生しますがこちらは「英語版」に合わせようとする意識の変化が必要なので方針では難しいです。
全体的には日本語版には一部の言語版のように乱造をシステム的に抑制する仕組みがないことに象徴されるように善意に取るが基本ですが、それが行き過ぎて問題行為を招いたときに対処人員が足りないという構造的な問題があります。方針の改定で人員の確保を考えられなくはないのですが、上手く行きますかどうか。今は対処する人への負担が大きく、同時に個人的価値観が反映されやすくなっています。

(3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?

意図は立派ですが、ストッパーを設けなければ危険な提案であると考えます。そしてこれは、「ユニバーサルな行動規範」の側ではなくWMF側の問題です。以前にWMFとインドネシア語版のコンテンツ翻訳のやりとりを見た限りですが、その時WMFはプロジェクトに赴いて理解を求めるのではなく、担当者に対するチェックも明示的に行わず、申請者の説得による拒否を試みるという問題行動を繰り返し根負けを狙い成功してしまったのです。これは実装権限を握っていることが「上位者」としての振る舞いにすり替わったケースです。本来、各プロジェクトはWMFの玩具でも召使いでもありません。にもかかわらず機能内の要求であれば、粛々と対応することができなかった実例を有するWMFに「ユニバーサルな行動規範」という実装後いくらでも変質できるものを与えてしまえば、当初の予定通り機能するとは考えられないのです。このままでは、WMFの担当者の個人的価値観の反映は避けられません。故に、何よりも先に「WMFの公開された行動規範」が必要でしょうし、「ユニバーサルな行動規範」に対しても厳しい制約が必要です。YSaigoさんや実装当時の担当者が「UCoC は既存のメタの方針とガイドラインあるいは、言語ごとあるいはローカルのコミュニティの方針や指針にとって代わるものではありません」と言ったところで、そんなものは決して守られることはありません。そもそも「拘束力があり一貫した倫理指針をウィキメディア運動に」「拘束力のある行動方針の標準を一式にまとめて、運動全体で採用」なんてある時点で、その説明自体が虚偽であると判断されるのが当然です。また、意識しなければ事細かに口出しするような内容になったり、「英語帝国主義」にしかなりません。それでは中立的なものになり得ないのです。
それでも指針が存在しないプロジェクトに対する代用としては価値があると考えますと、不和があり得ない理想社会ではなく不信と敵意の中であっても共存するための現実的な最低線も考えなければ、実現性に乏しい理想は画餅と化し、現在行われているようにWMFがプロジェクトを超越する上位者として振る舞うための根拠の一つにしかならないでしょう。そしてそこに本来の目的と異なる内容が追加されたとき、「ユニバーサルな行動規範」は政治的運動の道具に成り下がる危険性すら秘めています。倫理指針は政治的運動の対象や個人的価値観の反映になりやすいことに留意して下さい。日本語版でも、時折ブロック依頼や削除依頼の形で個人的価値観を反映しようとされるケースはありますので、既に前例はあるのです。それに、悪意が無くてもいまいちな内容が既成事実化してその改訂に多大な労力を要するケースもありますからね。
つまり、理想は理想として欲張らずに最低ラインの確保を、一見それっぽい建前で政治的意図を忍び込まされたり、暴走すれば有害な存在となることを前提として慎重にです。

(4)何か気がかりなことはありますか?

本件に限ったことではありませんが、現在のWMFの対応は問題があります。機械的に統一的取り扱いを求めたり(拡張承認は日本語版では「全保護」の緩和が主眼でしたが、他言語版に合わせて30日にと目的からずれた要求を出しています)、問題のある仕様を強要したり(wikidataの簡単な説明は荒らされても判るようにデスクトップ版でも表示するとか、モバイル版からの編集制限を設けるとか、優先して表示する代替タグがなければ容易に荒らされます。英語版の停止要請は難航していますが、このあたりの仕様変更は出来ると思うんですけどね。優先表示は英語版には導入されましたし)、担当者の暴走を止めなかったりしているのではそれこそ「非友好的な雰囲気に遭遇してウィキメディアの活動をやめてしまった利用者」を生じます。ダメ出し食らってる標準仕様を維持しようとするべきではありません。他のプロジェクトは実験場でも、指揮命令下に置くべきものでもないのですから。

(5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?

あちこちに分散している気配はありますが文書を揃えていることそれ自体は導入して貰いたいところです。明文化されてるだけでも違いますからね。また、言語を問わない対応は(日本語版はこれも行き過ぎていて、非日本語話者だとブロックされにくかったりしますが)、今のmetaには明示的に欠けているところです。意思疎通は英語でってのは統一性があって一見良さそうに見えますが、議論レベルで書ける人は少ないから必然的に英語話者に偏りますし、書けると思っていてもできていないってのはよくありますから(機械翻訳は、記事の翻訳やっていれば「まだ機微が求められる局面では使えない」となります)。

(6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?

意図や内容レベルまで考えると、「非友好的な雰囲気に遭遇してウィキメディアの活動をやめてしまった利用者は少なくないですし、ひるがえって私たちは重要な知識を得る機会を失ってきたことになります」というのは一見立派ですが、行き過ぎると問題行動を支援することになります。日本語版は根気強くはありますが、問題利用者に対しても門戸が広く根気がありすぎて適切なコントロールを失いつつある状況です。なので(6)として「やり過ぎるな」「求める者もまた慎むべし」とは言えますね。既に指摘はされているそうですが、「XX語版」ではなく「ユニバーサル」なのですから欲張らずシンプルにするべきです。

ネガティヴな立場からの発言も必要であると考えましたのであえて強めですが、文書が暴走することも考慮して苦言を中心に構成してみました。--Open-box会話2020年4月27日 (月) 02:33 (UTC)[返信]

  • {{Open-boxさん}}、辛口のご意見を拝見しました。順番に読み取れなかった点を伺いたいのですが、お調べになるのに時間がかかりそうなものからお尋ねします。(1) は「舶来信仰」で指しておられることをよく知りたいです。実情がわかるリンクを伺いたいのはやまやまで、ただ違反行為ではないようですから話を蒸し返すような真似は避けたいです。書き下ろしも含めて「舶来」=なじみのないものを述べる時、あるいは新進のカタカナ表記はできるが既存の概念とすり合わせたり、噛み砕いて示すことまで及びますか。書き下ろしも視野に置いておられますか? いずれにせよ、これが見本という事例があるかどうかもふくめ、あってもない場合も、お手数ながら教えていただけないでしょうか。
  • すみません、(3) (4) は複数の課題がうまく読み解けず、ごく表面的にしかわかりませんでした。(3) の3段落目だけつまみ取ってお茶を濁したくないのです。インドネシア語版の話はリンクを教えてください。素人考えですが機械翻訳ですから技術面は当然として言語学の面は支援したか、そういう発想がない点が問題なのか、日本語話者から見てまずいのは力でねじ伏せた点か。英語話者とくくっても出自はばらばらで、善意を期待されつつ反論は明示するよう求められます。いいぶんがないと推定せずとも、賛成だとまで断定せずとも、反対の意思は示していないと見なす人があります。左記は釈迦に説法ですが、リンクでこれはという話題を示していただいたなら、持ち帰れる形にできたならと思います。
  • さて、大枠で私が掴めたことを記します。成文化したらおしまいではなく、改編したり新版を定着させたりの保守ばかりか、rxyさんもおっしゃったように、つごうよく曲解したり適切でない使われ方を予見できるかどうか、ずっと先まで見越すことが重要であること。拙速な立案性制定は避け、急がず立ち止まる択肢もあり、(6) 欲張らず簡略にすることが推奨されると読み取りましたが、端折りすぎですか。また (5) の「……#言語を問わない対応は(日本語版はこれも行き過ぎていて……)」という一節なのですが、言語の問題として (3) 英語が共通語だからと言って外国語での意思疎通を求めてくる点(後述・「(3) に戻ると」ご参照)とは、別レベルのことでしょうか、お尋ねします。
  • (3) 2段落目、「……不和があり得ない理想社会ではなく不信と敵意の中であっても共存するための現実的な最低線も考えなければ、実現性に乏しい理想は画餅と……」とお示しいただきました。信教や習俗をめぐり激しく対立する場面でも効き目があるルールは存在するのか。倫理規定の危うさと合わせてご懸念としてまとめますが、間違いはありませんか。
  • (3) に戻ると、日本語話者の他のプロジェクトでも、大きな話題でご意見を求める依頼文が英語、協議の場に行ってみると説明が英語のみとの声があり、部内に持ち戻りました。それぞれのコミュニティに出向いて協議を行わない、英語が共通語だからと言って外国語での意思疎通を求めてくる点。上記と重なりますのでご紹介だけですが、今回の聞き取り担当者には、国別協会は1件でも複数の共通語があり、それぞれの話者から英語しか載ってなくて中身がわからないと聞かされた者もいます。日本語版ウィキペディアでそういう事例が(たくさん?)あるとのご指摘には、リンクを3件までご教示くださるとありがたいです。
まずもって、このページの説明文で職員もユニバーサルな行動規範の対象であると述べながら、現状で「WMFの公開された行動規範」があるかないか意識せず記しました。よく考えます。--YSaigo (WMF)会話2020年4月28日 (火) 01:33 (UTC)[返信]
(1)修正よりも先手を打つ方が楽なので、書き下ろしも考慮しています。例えば中立性でそのままじゃまずいでしょと指摘したのはWikipedia:すべての言語版にあるべき項目の一覧/十の項目Template‐ノート:Infobox Settlement(こっちは機能的に欲張りすぎてる面が強いですが)。記事の上に先に手を打ったので性格が異なりますが、放置すると偏見まみれになりそうで慌てて手を出したのが統営 (救難艦)キング・ムスワティ3世国際空港。特に後者は通常では問題ないと見られる出典でも偏見があからさまにあったので例:ニューズウィーク、安易に他言語版は使えず、中立化するのがきつかった覚えはあります。ここまで深刻ではなくても、上げ下げ窓(これはサッシュがwikidataから誤ってリンクされていたので作成した記事です)は、単純な翻訳だと猫間障子とのバッティングがあるのでまずいなぁ・・・・・・ってなったケースです(この手のものは各地の文化史レベルまで突っ込まないと本来書けない記事なので、安易に書いてそれが定着するのが一番怖いです)。単純に出典の分量的にこれなら0からやった方が早いとなったのが、肉夾モー。フェアユース転載と合わせてこれら三種の問題(POV、出典不足、転載)があるケースは多いのですが、鵜呑みにして持ち込むケースは散見されますし、対応策は出典を揃えて怪しい部分を除去し(文書なら使えない部分はバッサリ切り落とし)、日本語を整備するという力業にならざるを得ないです。
(3)インドネシア語版の話はこちらです(phab:T219851Wikipedia:井戸端/subj/コンテンツ翻訳ツールにおける日本語への機械翻訳をツール側で禁止する提案)。いくらなんでもここまでやらかす(要望の無視とフット・イン・ザ・ドアの組み合わせ)ことはそうそうないとは思うのですが、「最高の結果」を目指すあまり、現実とのずれを埋めないのでは困ります。もちろん「顧客が本当に必要だったもの」(How Projects Really Work) の寓話のような状況は避けなければなりませんから、対話が無意味ではありませんが。
(3)2段落目。その意図で合っています。
(3)問題は日本語版Wikipediaで完結しないケースです。日本語版Wikipedia内部でも、テンプレートだけ移入してdocが訳されないケースぐらいなら対処は容易なのですが、言語をまたいだcross-wiki spamとされるものの中には到底spamとしては扱えないケースもあり、例えば{{delete}}だけ貼られて説明がなかったようなケース(例:Wikipedia:削除依頼/クリスチャン・ノーダル)、spam認定の根拠のhoaxが明らかにおかしく反論が英語であったケースがありました(例:ノート:イゴール・ヤーネフ)。また、行為は問題だけど気持ちはわかるってケースもありまして、利用者の問題はそれはそれとしてって対処が行われることもあります(例:Wikipedia:削除依頼/Šiprage)。ただこのようなケースって機械翻訳以外の日本語での対応が期待できないんですね。いつまでも納得せず、かといって腰が引ける人が多く結局はたまたま対応できる人の善意か、無視したり機械翻訳を使うような蛮勇か、マンパワーで上を行くか、諦める(先に述べたとおり非日本語話者への対応は甘めです)しかないのです。日本語版内部ですらこの有様なのですから、外部となるとさらに手を出したがらない人がさらに増えるのはやむを得ないと考えます。
(5)英語で対応してそれで済ませることに問題があり、理想を言えば全言語対応ですが、費用と人員的に難しいのは確かでしょう。「英語ぐらいできるだろう」と期待するのはいいのですが、「できて当然」であってはなりません。特に今回のように全体に影響を及ぼすようなケースで「英語で」とするのはトラブルの元になります。現状を考えますと、そのずっと手前にある「各言語への翻訳版文書」が結構抜けています。ですから、手を付けやすい一方で時間の掛かる翻訳文書整備ぐらいから始めた方がいいと考えます。各言語版からの支援も可能ですからね。
(6)これは過去にも指摘されているそうなのでその通りです。(3)・(5)と通じますが、細かく決めることによる高いリスクは回避するべきです。--Open-box会話2020年4月29日 (水) 23:50 (UTC)[返信]



~~~~~~~~ 回答はこの波線の上にお願いします。波線は残してください。 ~~~~~~~~

コメントコーナー

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  • @YSaigo (WMF): ええと、たぶん「(ユニバーサルな)行動規範ってなに?」がほとんど説明されていないので、多くの人がコメントも質問への回答もしづらいんじゃないでしょうか。「ユニバーサルな行動規範」という記事でこの内容を書いたらWP:CSD#記事1と言われそう。「ご意見募集」なら、背景とか歴史的経緯はどうでもよくて(後回しでよくて)、聞きたい対象が「何であって」「相手にどう影響するか」をまず説明すべきと思います。まだほとんど何も決まってないから「これはなにか」が定義しづらいかもしれませんが、少なくとも逆の「何でないか」はいくつか書けますよね。例えば、質問の1問目「そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか? 」って、前提なくウィキペディアンに聞いたら「荒らし」と答えられると思うんです。その次は多分「著作権侵害」とかじゃないかなと。でもそういうのはこの行動規範には当てはまらないわけですよね(広義には入るかもしれませんが、直接的には関係ない)。ウィキペディア(ウィキメディア)用語として「行動規範」という単語が今まで使われてこなくて今回新しく導入するわけなので、まずは「行動規範とは」をもうちょっと説明してほしいです。--青子守歌会話/履歴 2020年4月3日 (金) 01:19 (UTC)[返信]
  • @青子守歌:さん、ご指摘の「(ユニバーサルな)行動規範ってなに?」の件は説明ページのリンクを、このコメント欄の下から転写して冒頭近くにも置きました。また既存の方針や指針を置き換えるものではないことを申し添えています。「背景」は、なぜご意見をお聞きしたいか前提を述べるのが目的で置いてあります。これで起承転結が整ったでしょうか。--2020年4月3日 (金) 13:41 (UTC)[返信]
  • @片割れ靴下さん、はい、対象がウィキメディアのウィキ全般という前提で、強制力がない「規範」、この文言がまずかったなら、決まり事あるいはルールを意味します。私の見た限りですと、利用者の人数との相関関係はさておき、ウィキ全般でウィキペディアの全言語版で訂正加筆方針や指針(ガイドライン)を整備しているのは5割強。またこの案件は言語版単位に聞き取りをしており、すると言語版利用者数は1位が英語を含む西ヨーロッパ諸語、2位がアジア諸語、です。
「礼儀を忘れない」を一例として、日本語版ウィキペディアの友好的であるべき場が続く秘訣、もしくは続けるために設けた決まり事のどれがうまく運んだでしょうか。日本語版の利用者発信で教えてください。--YSaigo (WMF)会話2020年4月4日 (土) 14:58 (UTC)/下線部を修正/2020年4月4日 (土) 13:53 (UTC) 書きかけ部分を修正。プレビュー表示と実際の表示が異なったため。/--2020年4月4日 (土) 13:42 (UTC)[返信]
署名は「~」4個で出来るんですが、5個になってるのは意図的なものでしょうか?他言語版がどうかは知りませんが、日本語版において署名は原則必須です。Wikipedia:署名をご覧下さい。--Q8j会話2020年4月4日 (土) 14:21 (UTC)[返信]
  • コメント 冒頭に置かれたページを見ました。相変わらずあまり伝わらない内容だったので私なりに噛み砕いてみます。おそらくウィキペディア日本語版にとって最も重要な一文は私たちのプラットフォームに貢献したいけれど、居心地が悪い、不安だと感じる人がこれまでにいたため、私たちは重要な知識をみすみす取りこぼしてきました。というところでしょう。今回導入しようとしている(ユニバーサルな)行動規範というのは、これをどうにかするための指針、とのことのようです。
    さて、ここからは私見ですが、このユニバーサルな行動規範は、おそらくウィキペディア日本語版(で現在精力的に活動している大多数の利用者)には全く意味のないものです。最大の理由は、既に我々にはWP:CIVWP:BITEのような利用者の行動のルールを揃えており、これを運用しているからです(完璧ではないかもしれませんが)。そのユニバーサルな行動規範がどうなるにせよ、この範囲から大きく外れることはないでしょう。別の理由としては、この井戸端のページを見るような積極的な利用者は、これまで特に危険などを感じず生き残ってここまで活躍されてきたわけですから(いわゆる「生存バイアス」)、現状既に整備されている先述のようなルールで拾えないような「困ったこと」にほとんど遭遇してこなかったはずだからです。加えて、3つ目の消極的な理由としては、ウィキペディア日本語版がグローバル活動とあまり深く関わってこなかった(必要がなかった)経緯があり、コミュニティ全体的に他言語・他ウィキがどうなろうとあまり関係ないと考えている風潮があるからです。これが良い悪いは置いておいて、ともかくも「日本語で書かれた最高の百科事典を作る」というプロジェクトに対して、強制力のないゆるい文書はほとんど重要視されてきませんでした。現在もそうですし、おそらく将来も急に変わることはないと思います。ウィキメディア財団やメタを始めとするグローバル活動の中心的思想であるところの「ウィキメディア運動」が歴史的事実として後付けだったことも理由のひとつでしょう。
    ということで、以上の理由から、ここでこの話を続けてもおそらくほとんど得られるものはないと思います。気づいた方の回答やその他を止める必要はありませんが、もしウィキペディア日本語版コミュニティーに対して「意見募集」をもっと本気で効率的にやりたいのであれば、別の方法が良いと思います。案としては2つあり、今すぐは諦めて、まずコミュニティーの中心に深く入って継続的に活動し我々の既存の慣習や風習や価値観を共有できるようになって、ご自身が「ウィキペディア日本語版のここが問題だ」という当事者意識を持って効果的な内容で訴えられるようになるのが1つ。あるいは、ウィキメディア財団の専制的強制力を持ってコミュニティーの中心から外れている大多数の人にも到達できるような方法(sitenoticeなど)に切り替えるのも手だと思います。いずせにせよ、先述の通り、現状の方法はあまり効果がないと思いますので、上記案含めて、何かしら別の方法を使われることをオススメします(少なくとも私はこのように理解したので、ご質問への回答などをする気がありません・・・というかできることがありません)。--青子守歌会話/履歴 2020年4月5日 (日) 15:38 (UTC)[返信]
  • @青子守歌さん、少し詳しく伺いたいです。日本語版ウィキペディアに強制力のないゆるい文書はなく、WP:CIVWP:BITEのような利用者の行動のルールが整っていることが1点。「精力的に活動している大多数の利用者」にとってユニバーサルな行動規範はすでに整っていて、例外事案で困ったことがほとんどない(ゆえに無意味)という第2点。利用者の関心事に、他言語版のウィキは含まれないであろうという推論が第3点。ご主張を汲み取れましたでしょうか。
  • 青子守歌さんには感謝しかありません。聞き取りが進むよう、編集活動で年月を重ね、中の人として提言してはどうかとお勧めいただきました。あるいは告知により、井戸端にあまり来ない利用者にお知らせする方法をご示唆いただいたので、すぐにできる後者を試みます。ただ、活動を精力的に続けて他のウィキに関心を保つ人は少数派なのかと思うと、複雑な気持ちです。--YSaigo (WMF)会話2020年4月6日 (月) 17:01 (UTC)[返信]
  • 「日本語版ウィキペディアに強制力のないゆるい文書はなく」:なくはないです(私論)。しかし私論は所詮私論ですから、方針やガイドラインとは取り扱いに大きな格差があります。この辺りの使い分けや仕組みに精通していないと、新しくなにか文書を作ったとしても、コミュニティーに受け入れられなかったり間違って利用される可能性が高いと思います。
  • 「ユニバーサルな行動規範はすでに整っていて」:ユニバーサルではないと思いますが、プロジェクト内で通用する行動規範的なものは先に上げた通り既に(いくつか)あります。
  • 「例外事案で困ったことがほとんどない」:生存者バイアスを指したつもりで、困った人は辞めてしまった(少なくとも井戸端を詳しく見るほどのめり込んではいなさそう)とは言えると思います。
  • 「他のウィキに関心を保つ人は少数派なのか」:先述の通り、ウィキペディアの目的はあくまで「百科事典を作る」ことなので、記事執筆・編集活動が最重要視されています。逆に言えば、「他ウィキへの関与」含めそれ以外すべては「雑用」なので、雑用をしたがる人はいないですし、稀にいるんですがそんな人の意見はあまり通りませんから、主流派にはどうしたってなりません。日本語版では少なくともそうで、他言語版でも強弱はあれみんなそうなんじゃないでしょうか?
確認してほしいとのことなので手短ですがこんなところで。--青子守歌会話/履歴 2020年4月6日 (月) 17:41 (UTC)[返信]
  • 返信 (青子守歌さん宛) 、部内に持ち戻り、3点申し伝えました。まず日本語ウィキペディアの行動のルールはいくつかあること、ウィキペディアには百科事典の編集に集まっておられること、また編集要約欄で書かれたように、この問いかけでは井戸端で求められるものはない可能性と伝えたところ、過去のコミュニティ聞き取りではわからなかった点のご指摘として受け止められました。まずはご報告まで。--YSaigo (WMF)会話2020年4月16日 (木) 02:11 (UTC)[返信]
  • 誤解のようないようにだけ補足しておきますが、ウィキペディア日本語版利用者が、他のウィキに関心を持たない人やグローバル活動に関心を持たない人ばかりなのは、当たり前のことなんだと思ってもらった方がいいですよ。青子守歌さんが「コミュニティ全体的に他言語・他ウィキがどうなろうとあまり関係ないと考えている風潮がある」とおっしゃってますけど、私はちょっと違うと思ってて、単純にウィキペディア日本語版利用者の多くは、ウィキペディアというオンライン百科事典に興味を持ち、ウィキペディアの執筆を手弁当で自分のできる範囲で行っているだけの人たちの集まりだから、というだけです。他ウィキやグローバル活動の話題を他人事だと別に積極的に見なしているわけではなく、みんな、自分の興味・関心・知識・余力・余暇の範囲でできることをやっているだけです。そして、それで充分過ぎるほどの貢献でしょう。
もちろん、そういうメタ的な、プロジェクト横断的な活動や議論に関心を持つ人は少ないかもしれないけどいるだろうし、ドアを開いて呼びかけることは大切なことだと思います。だから、YSaigoさんが、井戸端でこの議題を開いたことは有意義だと思います。ただね、「ウィキメディア運動という世界のコミュニティにとって共通の行動規範と、そのあるべき形」なんて聞かれても、そんな難しいことに応えられないですよ。「そんなのこっちが知りたいよ~ \(^o^)/」っていうのが正直なところです。
「日本語版ウィキペディアの友好的であるべき場が続く秘訣、もしくは続けるために設けた決まり事のどれがうまく運んだでしょうか」→ 具体的にどれがどう効いてるかなど、わかりません。ウィキペディア日本語版を嫌になって離れた人からすれば、「何もうまく運んでねーよ」と吐き捨てるでしょうし。ウィキペディア日本語版が持つ行動に関するルールへの私のおおざっぱな感想としては、ウィキペディア日本語版が混乱の極みに陥らない程度には最低限の文言はそろっているんじゃないですかね。個別にみればうまく行ったり行かなかったりがあるでしょうけれども。Wikipedia:礼儀を忘れないとかWikipedia:個人攻撃はしないとかみたいな行動ルールの文書って、いってみれば当たり前のことを書いてるだけなんですけど、多種多様・不特定多数の利用者が入り乱れるウィキメディアプロジェクトではこういった明文が必要なんでしょうね。
本題に答えると、ウィキペディア英語版やウィキペディア日本語版が持つ行動ルール文書中から最低限守ってもらいたい事柄を選んでグローバルな規範にすれば、とりあえず十分ではないかなと思います。ウィキメディアプロジェクトを今まで以上に友好的に回す力を発揮するような行動規約は、私の想像力では思い浮かびません。--Yapparina会話2020年4月11日 (土) 08:51 (UTC)[返信]
返信 (Yapparinaさん宛) 、コメントありがとうございます。先にもコメントが2件あり「日本語版ウィキペディアの友好的であるべき場が続く秘訣、もしくは続けるために設けた決まり事のどれがうまく運んだ」かという問いは現実的ではないのですね。日々そのときの個別の案件で対応が変わり、特効薬や万能策があるというよりも、方針やガイドラインに照らし、丁寧な対応で混乱を防いでこられたのだと読み取りました。もしかして方針やガイドラインはそれぞれの強みが異なり、組み合わせ違いで活用されていると言っては言い過ぎですか。

それぞれの強みを出せる場面が異なり、組み合わせ違いで活用されていると言っては言い過ぎですか。

さて3点にまとめましたので、ご意向が汲めたかお聞かせくださると助かります。(1)ウィキペディア日本語版は利用者の行動に関わるルールを最低限、明文化してあり大きな混乱を予防していると考えられる。(2)当たり前に見えるWikipedia:礼儀を忘れないWikipedia:個人攻撃はしないも明文化している。(3)どんな行動ルールを決めるとウィキメディアが今よりさらに有効な場になるかどうかは問題が難しい。--YSaigo (WMF)会話2020年4月16日 (木) 02:11 (UTC)[返信]
(1)と(2):はい、そうですね。予防できているのは、あくまでも「大きな混乱」のレベルですが。
(3):誤字なのかもしれませんが、「さらに有効な場」になることはできると思います。上で ねをなふみそね さんがおっしゃっている削除までの煩雑さを改良するとか、技術的なことも含めて色んな仕組み作りのやりようはまだまだあると思います。しかし、「さらに友好的な場」になるというのは、なかなか難しいでしょうね。迷惑利用者には退場してもらう仕組みなどはありますが、その行動規範の背景として挙げられている「居心地の悪さ」を生み出すコミュニケーションって、もっとねちっこくて、簡単には断罪できないものが多いじゃないですか。例えば、誰かがミスしたときに強い口調で責めるとか、そういう小さいことの積み重ねじゃないですか。そういう小さいことの積み重ねでウンザリしていく。そういうものに対する特効薬や万能策はないですよね。今ここで私はコミュニティ論を知ったような口で偉そうにのたまわっているけれど、実際の活動の場では誰かをイラつかせたり、逆にイラついたりすることもあるわけで。コミュニケーションの問題はなかなかどうしょうもない部分も多く、地道にやっていくしかないと思います。--Yapparina会話2020年4月19日 (日) 13:11 (UTC)[返信]
返信 ( Yapparinaさん宛) 、誤植の件は図星です。フレンドリーの方を意図したのに、なぜ有効……。大変失礼しました。--YSaigo (WMF)会話2020年4月25日 (土) 07:38 (UTC)[返信]

ユニバーサルな行動規範について(お願い)

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人であればどこのだれでも、すべての知識の総体をフリーに共有できる世界。皆さんと一緒に2030年の姿を想像してきました。ウィキメディア運動に参加する人はだれでも、このビジョンをいだきます。とてつもない目標への道のりは平坦ではないでしょう。

これまでプロジェクト群に高い水準のコンテンツをもたらそうと常に意識してきました。そんな私たちは、しばしば礼儀を忘れない方針を保つために苦労しています。貢献者がいじめや嫌がらせの標的になって苦しんだり、あるいは他者の無礼な行動に傷ついた事例は数知れません。そのような非友好的な雰囲気に遭遇してウィキメディアの活動をやめてしまった利用者は少なくないですし、ひるがえって私たちは重要な知識を得る機会を失ってきたことになります。これらの状況の背景には多くの要因があり、そのひとつに、ウィキメディアのプロジェクト群にユニバーサルな、すなわち共通の行動指針を置いていないことがあげられます。 

ユニバーサルな行動規範 (以下 UCoC: Universal Code of Conduct) とは、そのギャップを埋めるものです。背景の考え方はさまざまなプロジェクトで既に用いられてきた行動指針を調和させ、拘束力のある行動方針の標準を一式にまとめて、運動全体で採用していこうとしています。 これらはすべてのプロジェクト、すべてのコミュニティの皆さんおよびすべての職員に等しく適用されます。UCoC プロジェクトは運動戦略の勧告の成果であり、ウィキメディア財団理事会の承認 を受けました。

このプロジェクトに、ぜひ皆さんからの提案とフィードバックをお寄せください。もちろんすべてのコミュニティと文化を代表する「ユニバーサル」な価値をまとめるなど非常に困難であると認識していますが、貢献しようとする人がだれでも安全な場所をかえるには、基本の規範を一式そろえることは必ず役立つと考えます。 

皆さんのお知恵で行動規範の文言と内容を整える機会ととらえ、ウィキメディア運動を嫌がらせ行為のない場所へと率いるため、ぜひお力添えいただけないでしょうか。ユニバーサルな行動規範(UCoC)の詳細について、英語原文はこちらをご参照ください。参考訳の日本語版もあります。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくご検討ご協力のほどお願いします。6つの質問の回答はウィキメール wikimail でもお送りいただけます。なお、通信の内容は個人特定情報を除去し、このページを含む公開の協議で共有することがあり、あらかじめご了承ください。

--YSaigo (WMF)  --以上の署名の無いコメントは、YSaigo (WMF)会話投稿記録)さんが 2020年4月2日 (木) 15:00 (UTC) に投稿したものです。[返信]