Wikipedia:秀逸な記事の選考/名鉄3400系電車 20141123
賛成/条件付賛成/保留/反対 3/0/0/0この選考は選考基準の賛成のみ3票以上を満たしています。 2015年2月4日 (水) 13:20 (UTC)(2015年2月4日 (水) 22:20 (JST))までに異論がなければ、この項目は秀逸な記事となります。
(ノート) 《推薦理由》 戦前から戦後にかけての名古屋鉄道(名鉄)における代表的な車両形式の一つとして、各種書籍や雑誌記事などで取り上げられた鉄道車両を主題とする記事です。Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/名鉄3400系電車 20131126およびWikipedia:査読依頼/名鉄3400系電車 20140823にてお寄せいただいた皆様からのご指摘を反映した編集を行い、今回自薦という形にて秀逸な記事の選考へ提出させていただきます。主執筆者の立場としましては、現状記事主題について盛り込むべき内容は過不足なく盛り込めたものと考えておりますが、本選考にて皆様からご意見やご助言をいただくことにより、さらなる改良に繋げられればと考えております。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 MaximusM4(会話) 2014年11月23日 (日) 02:59 (UTC)
- 賛成 改めて通読しましたが、わかりやすい文章でまとめられており、私が指摘できることは特に残っていないように感じられましたので賛成します。他の方の査読を頂きたいです。--Tam0031(会話) 2014年12月31日 (水) 14:04 (UTC)
- コメント 半日ほどですが検証作業を行いました。ほんの少ししか検証していませんが、電車記事の常として数字や内容に間違いは無さそうです。正確性と検証可能性についてはおそらく無問題だと思います。電車記事のFA審議ではWikipedia:秀逸な記事の選考/愛知電気鉄道電7形電車というあまり後味のよろしくない選考があったように、電車記事には電車に詳しい方にはよく分かるが、電車に関心のない人には文章が読みづらいと言う傾向があります。しかし、この記事は比較的読みやすい気がします(もしかしたら私が検証作業を通じて電車記事独特の文体・言い回しや用語に慣れてきたおかげかもしれませんが)。網羅性と言う点でも電車系の記事に書かれていそうなことは網羅されているのではないかと思います。ただ、画像が少ない。百科事典なので文章で説明することが基本ですが、画像は理解を進める上でとても大きな力があります。これでこんな感じの画像があったらいいなと言うことで鉄道ピクトリアルから画像を頂いて来たら、MaximusM4さんには画像を早速採用して頂き恐縮しているところです。しかしながらあの画像は線が細く見えづらいのであまり良い画像ではありません。私的には「こんな感じの画像」という事をこの選考で言うためだけで持ってきた見本でしかない画像です。もっと良い画像、特に車内の様子が分かりやすい画像があればいいのですが。とりあえず、あの画像を採用いただいたのでコメントさせていただきました。もう少しだけ検証・検討させてください。--ぱたごん(会話) 2015年1月8日 (木) 12:16 (UTC)
- 返信 ぱたごんさん、ご丁寧にありがとうございます。また画像をアップロード者であるぱたごんさんの意図に反した用い方をしたことについてお詫び申し上げます(当該記事に4枚掲載されている形式図のうち3枚のみをアップロードされた理由が腑に落ちました)。もし、より鮮明な形式図に差し替えた方がよいとのことであれば、今後 ファイル:Mei3400-bp1937.png のような自作図面へ置き換えることを検討させていただきます。ただし、作成にはそれなりの期間を要しますので(Mei3400-bp1937.pngでは完成まで約3週間程度かかりました)、恐れ入りますが今後の編集課題とさせていただければ幸いです。
- また、お察しのこととは存じますが、記事主題の導入時期が古いことから「記事主題の理解に資し、かつ一定の質を備えた画像」となると入手は困難を極めました。画像を追加するのみならず、たとえば「外観」節に貼付した原形当時の画像などは、できることならばもっと質のいい画像に差し替えたいというのが本音です。この点は今後再び国会図書館の蔵書をあたるなどして、{{PD-Japan-oldphoto}}のライセンスにて使用可能な画像を探したいと考えています。--MaximusM4(会話) 2015年1月9日 (金) 02:30 (UTC)
- 追記 一点、使えそうな画像がありましたので、こちらの編集にて記事へ追加いたしました。改めまして、検証・検討に時間を割いていただき感謝申し上げます。修正または補足を要する部分など、お気付きの点がございましたらコメントをいただければありがたく存じます。--MaximusM4(会話) 2015年1月14日 (水) 16:49 (UTC)
- コメント 少なからずの個所で「この出典の記述でここまで書くのか?」と言う部分を見受けましたが、多少のことは「それくらいなことは私もやっている。みんなもやっている。」と考えられるわけですが、2015.01.19時点の注釈8は踏み込みすぎです。
- 出典の鉄道ピクトリアルの文章は『火災を起こしたモ3402+サ2401 床下の制御器か抵抗器より出火し半焼したもののようで戦後の整備不良によるものだろうか。-引用浦原利穂 「戦後間もなくの名古屋鉄道」 2006年1月臨時増刊号(通巻771号) pp.78 - 79』←この出典でMaximusM4さんが書いた文章は『同車が修復待ちの状態で鳴海検車区に留置されていた1946年(昭和21年)5月当時に撮影された画像が現存し[48]、床下搭載の制御装置あるいは抵抗器から出火、側面中央部を中心に広範囲にわたって車体が焼損した状態であった旨説明されている[48]。ただし、同画像の説明書きにおいては被災車両を「モ3402」としている[48]。』というものです。同車が修復待ちの状態で鳴海検車区に留置されていたことは鉄道ピクトリアルの別の記事で書かれていますし事実ではありますが、MaximusM4さんが提示した出典にはそこまで書いてありません。鉄道ピクトリアルに載っている画像では車両の前半と後半で色が違う事は見て取れますが、粒子のあらい画像で「側面中央部を中心に広範囲にわたって車体が焼損した。」と読むのは困難です。図書館で丸1日この記事を検証していればともかく、鉄道ピクトリアル2006年1月臨時増刊号一冊だけ持っている人には疑問に感じる記述でしょう。--ぱたごん(会話) 2015年1月20日 (火) 10:18 (UTC)
- 返信 ご指摘ありがとうございます。「側面中央部を中心に広範囲にわたって車体が焼損した状態」は画像から読み取れるレベルであると判断して記述したものですが、仰るとおり「(文章にて)説明されて」はおらず、些か適切さを欠いた記述であった点は否めません。また、「鳴海検車区」の旧称が「鳴海車庫」であることから、当該画像下部にある撮影記録「鳴海車庫 1946-5-29」にて留置場所に関する検証可能性は満たしたと考えていましたが、こちらも分かり難さがあったものと思います。
- これらについて新たな出典を付すか迷ったのですが、提示済みの原典により忠実な形に記述を改めることを選択し、こちらの差分にて編集を行いました。同時に画像の追加などを行ったため見難い差分となってしまい恐縮ですが、ご確認いただければ幸いです。--MaximusM4(会話) 2015年1月20日 (火) 13:19 (UTC)
- ありがとうございます。この部分については納得いたしましたが、2015年1月28日 (水) 13:18 (UTC) までは賛否の表明は控えます。--ぱたごん(会話) 2015年1月21日 (水) 12:27 (UTC)
- 返信 ご確認くださりありがとうございます。その他、お気付きの点がございましたらご指摘いただければ幸いです。--MaximusM4(会話) 2015年1月21日 (水) 13:20 (UTC)
- ありがとうございます。この部分については納得いたしましたが、2015年1月28日 (水) 13:18 (UTC) までは賛否の表明は控えます。--ぱたごん(会話) 2015年1月21日 (水) 12:27 (UTC)
賛成:ソース適切な。--333-blue 2015年1月13日 (火) 11:24 (UTC)
- コメント この選考では「賛成の場合も他人が納得するであろう評価をしてください。」というのが投票する条件です。なぜ、この記事がFAに相応しいかご説明ください。適切なソースが提示されていることは検証可能性の方針の要請であってそれを満たす事は当たり前のことであって、FA審議以前の話です。--ぱたごん(会話) 2015年1月14日 (水) 13:18 (UTC)
- コメント 333-blueさん、本選考へご参加いただきありがとうございます。しかしながら、333-blueさんが賛成票を投じた理由として挙げられた「ソースが適切である」は、ウィキペディアの記事においては当然備わるべき点であって秀逸な記事とする根拠たりえず、WP:FAC#投票の仕方にて示されている投票基準 「的確なコメント」「他人が納得するであろう評価」 にはそぐわないものであるように思います。
- つきましては、上記投票基準に沿った形で、改めて賛成理由をご説明いただけないでしょうか。また、仮に追加説明をいただけなかった場合、WP:FAC#投票の仕方 「投票内容についての質問がなされ、2週間以内に返答がないとき、投票は無効となる場合があります」 に従い、上記ぱたごんさんによる疑義コメントから起算して2週間後に相当する 2015年1月28日 (水) 13:18 (UTC) をもって、大変恐縮ながら投票を取り消させていただくことといたします。
- 主執筆者の立場として、賛成票を投じていただいた方にこのようなことを申し上げるのは非常に心苦しいのですが、なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。--MaximusM4(会話) 2015年1月16日 (金) 15:26 (UTC)
- FA選考では他の人を納得させる意見が必要です。333-blueさんの票は異論を払拭できなかったため無効とされました。--ぱたごん(会話) 2015年1月28日 (水) 13:20 (UTC)
コメント 全体としてはすばらしい記事だと思いますが、概要部は多少改善の余地があるように思いました。
新造時は「(1)愛電(東部線)と名岐(西部線)の合併(2)双方の輸送力増強にともなう新車計画(3)先進的な愛電を継承した3400系、保守的な名岐を継承した850系という対比(4)3400系・850系に共通する時代を反映した流線形設計」と要約できると思います。特に、現状は名岐と愛電の合併には言及しているのに、それを先進的な3400系と保守的な850系につなげていないためすっきり分かりにくいと感じました(そこまで踏み込むのはやりにくいかもしれませんが)。加えて、高速運転に絡めて転換クロスシートにも触れてはどうかと思います。
その後については増結と優等運用が連動しているようなので、簡単に運用にも触れた方がよいでしょう。さらに、長らく第一線だった運用から「名鉄の会社発展の象徴的存在との位置付け」につなげて動態保存へ持っていければ理想的です。以上、本文の機構(メカニック)などへの指摘ではないあまり本質的な指摘ではなく恐縮ですが、ご検討いただければ幸いです。--矢口(会話) 2015年1月20日 (火) 15:08 (UTC) インデント修正 --MaximusM4(会話) 2015年1月21日 (水) 13:20 (UTC)
- 返信 矢口さん、ご指摘ありがとうございます。仰るとおり、編集以前の概要節は「概要」といいつつ要点を漏らしていたように思います。ご指摘に沿って、こちらの差分にて「愛電系の3400系と名岐系の850系の対比をより明確化」し、「長編成化の理由」「動態保存に至った事情」などを追記する形で概要節の編集を行いました。ご確認いただければ幸いです。--MaximusM4(会話) 2015年1月21日 (水) 13:20 (UTC)
- 賛成 修正お疲れ様です。問題点は解消されましたので、賛成としたいと思います。--矢口(会話) 2015年1月21日 (水) 13:51 (UTC)
- 賛成 一部ですが検証作業をしました。上で1つ例示したようにこの出典でここまで書けるのか!?と思った個所もありましたが、私に鉄道の基礎的な知識が不足しているせいでした(とはいえ、検証作業を通じて鉄道のことが少しは分かってきました)。基本的な鉄道に関する文献で基礎的なことを確認しながら読み直してみるとうなずくことが出来、したがって内容に齟齬は感じられません。秀逸な記事の選考基準で「詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。ただし、高度に専門的な主題を扱ったものであれば、関連記事を読んで理解していることを前提にするのは問題ない。」とありますように私のような鉄道に関心のない者でも関連記事や鉄道書籍を参考にしながら記事を読み進めて選考に参加すること自体は認められるものと思います。出典を全部検証したわけではありませんが、抜き打ち的に検証した結果、正確性に問題を見つけることはできません。また、当然に検証可能性も満たしています。網羅性と言う点でも鉄道車両記事に必要な情報ことはすべて網羅されているようです。私個人的には車両の価格や運用コスト、保守点検に関することなどが書かれていない!と感じたのですが、鉄道車両関係の書籍やあるいはすでに秀逸入りしている小田急3000形電車 (初代)や京王6000系電車にもそういった記述は無く、名鉄3400系電車にのみそれを要求するのはスタンダードの変更にもなり過剰な要求だと思いますのでその点は将来的な希望とします(鉄道関連の書籍ではマニアが書いたもの、エンジニアが書いたものいずれもコストと言うことには言及が少ないようです。「コスト低減を目指した」みたいな文章はあっても、具体的な数字があげられていることはないようです。鉄道経営サイドの資料は公刊されている物がほとんど見つからず、コスト面で具体的な数字を要求するのは無い物ねだりと言われるかもしれません)。小田急3000形電車 (初代)と比べると名鉄3400系電車はわずか3編成しか製造されず、年代も古く、首都を走っていたわけでもないという事を考えると書くべき事の絶対量が少ないのは当然であって、その中でこれだけ書いてくだされば敬意に価しても、なんら文句を言う事は出来ません。また、参考文献についても、どうしてもジャーナリストの手によるものが大半でエンジニアが書いたものが少ないのは気になるところですが、鉄道車両記事の場合は鉄道ピクトリアルなどの文献は十分に質が高いものであることは間違いありません(例えば医学記事なら医学者ではない医学マニアやジャーナリストが書いた本を使うことなど問題外な訳ですが、鉄道車両という主題はそういった物ではありませんし、鉄道ピクトリアルの質を問う必要はまったくなさそうです。逆に高度な鉄道マニアさんがレベルの高い記事を書いているのでエンジニアさんの出る幕が無いのかもしれません)構成についても小田急3000形電車 (初代)や京王6000系電車と見比べると、小田急3000形電車 (初代)はこの車両の持つ独自性の大きさが桁違いで新幹線の前史とも関連つけられるものがあるわけですが、そういったものを別にすると鉄道車両のFA記事として標準的な構成で何ら問題を感じません。少なくとも京王6000系電車と同等以上でしょう。小田急3000形電車 (初代)や新幹線のような派手な車両ではなくて、地味な車両の記事としてはお手本たるに相応しい記事だと思います。
- 文章の読みやすさと言う点では、鉄道車両には小田急3000形電車 (初代)という格別な記事があるわけです。しかし、小田急3000形電車 (初代)は車両導入の経緯や開発に物語性が豊かでもあり、車両そのものの説明としてはこの記事も決して劣るものではないと思います。他の鉄道車両記事にはぱっと見の段階でよみづらく読み進めることが苦痛な記事もかつてありましたが、この記事はそういったことも無く文章の出来栄えになんら問題は無いと思います。すでに秀逸入りしている京王6000系電車と比べてもなんら劣るものではない文章だとおもいます。電車車両記事を読みなれていない人が感じる独特なものは、他の分野だってそれぞれにあるもので、少しばかり鉄道ピクトリアルなどを読んで慣れて見ると、この記事は鉄道車両記事としては分かりやすい良文であると思います。
- もう一点あれば良いと思ったのが、車内の画像なわけです。小田急3000形電車 (初代)や京王6000系電車にあるような車内の画像、もしくは分かりやすい配置図などがあればいいなと思ったのですが、私自身で画像を探してみて著作権切れの画像で十分な画像を見つけることができませんでした。著作権のある画像はたくさん見つかりますがwikipediaでは当然使えません。私ごときはともかく、これだけ主題に精通しているMaximusM4さんでさえ見つけられない物をねだるのは無い物ねだりでしかありません。しがたって将来的な希望以上とすることは出来ません。
- 以上の点から、FAとするのに問題は感じられません。これだけ充実した記事を書いてくださったことに感謝いたします。--ぱたごん(会話) 2015年1月28日 (水) 13:20 (UTC)
- 皆様からお寄せいただいたご意見によって、選考以前と比較して一層の記事の質的向上を図ることができたことを、主執筆者として大変嬉しく思います。改めまして、本選考へご参加くださったTam0031さん・ぱたごんさん・矢口さんのお三方に心より御礼を申し上げます。--MaximusM4(会話) 2015年2月4日 (水) 13:07 (UTC)
(秀逸)選考基準の賛成票のみ3票以上を満たし1週間、特に異論がありませんでしたので、この項目は秀逸な記事となりました。--ぱたごん(会話) 2015年2月4日 (水) 13:27 (UTC)