Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/今敏 20220604
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選考終了日時:2022年6月18日 (土) 16:09 (UTC)
- (推薦)他薦です。主執筆者はZanZan35さんです。良質な記事の基準は満たしていると思いましたので推薦致します。--PMmgwwmgmtwp'g(会話) 2022年6月4日 (土) 16:21 (UTC)
- 賛成 :--PMmgwwmgmtwp'g(会話) 2022年6月4日 (土) 16:21 (UTC)
- コメント 「影響」というタイトルの節があるので、この人が他に与えた影響を書いているのかと思ったら、この人が何から影響を受けたかの節ですね。このあたりは割と微妙なのですが、もう少しわかりやすい節名はないものかと思います。また本文中随所で「海外」という言葉が出てきますが、日本中心的なので、日本国外というように書き改めた方が良さそうです。出典と照らし合わせる作業はできていないのですが、かなり賞賛的な書きぶりになっているように感じます。出典でそのように書かれているのならそれで問題ないのかもしれないですが、私にはもう少し筆致を抑えた方が良さそうに感じました。--Tam0031(会話) 2022年6月8日 (水) 14:58 (UTC)
- コメント トピック的には概ねこれでいいと思いますが(欲を言えば、今の私生活や人物像の情報があればいいですが)、良質な記事とするために対応してほしい点がいくつかあるので指摘しておきます。
- リード文ですが、2段落目が死去の情報しか書いておらず、「それ自体で完結したひとつの記事」となるような本文の要約として不十分です。略歴・作風・評価などについて、それぞれ1、2文程度で簡潔に説明して、一般の読者でもリード文を読んで今敏がどういう人なのかがわかるようにして欲しいです。例文としては、「武蔵野大学在学中に漫画家としてデビューし、卒業後に大友克洋などのアニメの制作に携わったあと、1997年に劇場用アニメ『PERFECT BLUE』で監督デビューした。その後『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』といった劇場用長編アニメや、テレビシリーズの『妄想代理人』などを制作したが、新作『夢みる機械』準備中の2010年8月24日に46歳で死去した。今の作品は虚構と現実を混淆させた主題を特徴とし、日本国内外で高い評価を受け、多くのアニメーターや映画監督に影響を与えている。没後の2019年にはアニー賞のウィンザー・マッケイ賞を受賞した。」ぐらいがいいと思います。
- Tam0031さんが指摘された、影響節の節名の分かりづらさは私も感じました。ですので影響節を作風節のサブセクションにすれば、今の作風についてのトピックとして、今の作品に影響を与えた人や作品についての節ということが理解でき、混乱は起きにくくなると思います。サブセクション化する場合、現状の作風節にある内容を「テーマやモチーフ」などの節名でサブセクション化して、作風節を2つのサブセクションで構成すればいいと思います。
- 影響節の3、4段落目は、それぞれ非常に短い段落で、どちらも今が子供の時に夢中になったアニメについての話なので、段落をまとめてください。
- 評価節ですが、最初に海外での評価に触れたあと、海外の作家への影響について述べ、その次に日本のアニメクリエイターから一目置かれていることに言及したあとに、再び海外での評価の話が出てくるので、文章・段落の構成が順序立っていないというか、まとまりがないように感じます。それゆえにアロノフフスキー監督の『PERFECT BLUE』リメイクの言及が2度も登場している(4段落と7段落)のも引っ掛かります。少なくとも「評価」節と「影響」節でサブセクションを作って、評価と影響で内容を分けた方がいいと思います。そのうえで評価節の内容ももう少し順序通りに記述して欲しいです。案としては、現状の評価節の1段落目1文目のあとに7段落目の文章を入れ、その次に9段落目、次に1段落目2文目以降と2段落目、次に8段落目(ここまで海外の話)、そしてその次に10段落目(日本の話)、11段落目(バンサンの指摘)という構成にしたらどうでしょう?
- これもTam0031さんの指摘と似ているのですが、いくつか百科事典的とは言い難い大仰な表現が目立ち、それゆえに賞賛的な感じの書き方になっています。例えば、来歴節の7段落目の「強烈に印象づけた」、評価節の6段落目の「一目瞭然である」、その次の段落の「格別で」などです。これらのいくつかの表現は、出典の文章の表現をそのまま採用したかたちになっているのですが、なるべく執筆者自身の表現で、それも抑えた表現で書き直せるものは書き直した方がいいと思います。もしくは「○○は「~」と述べている。」というように引用のかたちをとるべきだと思います。評価節の6段落目「もちろん、日本のアニメ業界のクリエイターからも…一目瞭然である」なんかも出典の文のほぼ丸写しになっていますが、これなんかは執筆者独自の抑えた表現で書き直すことが十分可能です。例えば「増田弘道によると、『妄想代理人』に参加したスタッフを見ると、今が日本のクリエイターから一目も二目も置かれていることがわかるという。」という感じです。
- 同様に、評価節の7段落目の「本格的に認知が高まるには…意味を持った」も、出典の表現に忠実な文にする必要はないと思います。とくに「ここで再び映画監督として作品発表したことが意味を持った」という丸写しの文は、丸写しまでして書く必要があるほどの百科事典的な文とは思えません。ここは「今の認知度が本格的に高まったのは『千年女優』と『東京ゴッドファーザーズ』が公開されてからのことである。」と書くだけで十分です。
- 影響節の6段落目「日本の大スター「ゴジラ」」という表現がありますが、これもまた出典の今へのインタビューでの発言における言葉をそのまま採用しているわけですが、「日本の大スター」というのは今の主観的表現であり、百科事典的とは言い難いので除去してください。「今曰く日本の大スター」と書くなら話は別ですが。
- 同じ段落の「千年女優」や「スローターハウス5」は映画作品名なので、二重鉤括弧で表記してください(おそらく出典リンクが鉤括弧表記になっているからこうしたのでしょう)。
- 同じ段落の今が好きなテリー・ギリアム作品のタイトルですが、『時の山賊』は『バンデットQ』に、『ブラジル』は『未来世紀ブラジル』に、『ミュンヒハウゼン男爵の冒険』は『バロン』に、それぞれ適切な邦題に修正し、内部リンクを付けてください。
- 評価節の11段落目、「今敏を回顧するドキュメンタリーを撮ったパスカルアレックス・バンサンによれば」とありますが、8段落目ですでにバンサンの紹介をしているので、この段落ではただ単に「バンサンによれば」と書くだけでいいと思います(人名のより正確な表記はパスカル=アレックス・ヴァンサンです)。
- 記事全体で、『PERFECT BLUE』『パーフェクト ブルー』『パーフェクト・ブルー』『パーフェクトブルー』と1つの作品名の表記が混在しています。統一してください。
以上のまとめのような指摘になりますが、出典リンクから文を抜き出すような感じで書いているために、表記の不統一が見られたり、段落や文章にイマイチまとまりがなかったり、出典の表現をそのまま採用したことで百科事典として違和感のある文になったりしているように思えます。--石川太郎左ヱ門(会話) 2022年6月9日 (木) 15:29 (UTC)
選考期間終了時点で賛成票1票のため、見送りとなります。--アリシア-jawiki(会話 - 投稿記録) 2022年6月19日 (日) 11:26 (UTC)