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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/吉村秀雄 20130406

選考終了日時:2013年4月19日 (金) 15:12 (UTC)

  • (推薦)自薦です。日本のオートバイ史の中では非常に影響力の大きい人物です。現状収集可能な書籍を可能な限り用意し、詳しい解説を心がけ、条件を満たすだけの記事の量は達成できているはずです。神饌で、良質な記事に選ばれた記事の執筆経験もありますので、スタイルに関しても問題ないと考えています。--Ocdp(会話) 2013年4月5日 (金) 15:12 (UTC)[返信]
  • 反対 出来栄えは素晴らしい記事です。人物の記事でここまで書き上げられたのは大したものでしょう。しかし、単一の出典です。単一の出典であれきちんとした査読を経たものを使うならまだしも、査読を経ていない単一の書籍におんぶに抱っこでは良質な記事として表に出すことは出来ません。--ぱたごん会話2013年4月5日 (金) 17:44 (UTC)[返信]
コメントその意見は想定していました。よく出典を注視していただきたいのですが、ポップ吉村の伝説は個数としては多いのですが、それだけに拠っているわけではないです。参考文献に列挙されている書籍をすべて、きちんと記事の内容に反映させております。ところで、「単一の出典であれきちんとした査読を経たものを使うならまだしも、査読を経ていない単一の書籍」とはどういう意味なのでしょうか。単一の書籍でも問題のなくなる道があるのでしたら知っておきたいのですが。--Ocdp(会話) 2013年4月6日 (土) 01:08 (UTC)[返信]
信頼性の問題です、しかしながらこの選考に関しては関係ないことなので削除いたします。--ぱたごん会話2013年4月6日 (土) 04:28 (UTC)[返信]
コメント2013年4月5日 (金) 15:25 (UTC) の第47188273版を拝見しました。左記の版を基準にコメントします。
  • 「参考文献に列挙されている書籍をすべて、きちんと記事の内容に反映させて」いるとのことですが、数えて見たところ208個ある出典のうち、12個以外はすべて『ポップ吉村の伝説』が挙げられており、単一の出典のみとまではいわずとも単一の出典に依拠している比率が高いように見えるのは事実かと思います。参考文献に挙げられている、『ポップ吉村の伝説』以外の森脇、今井、石橋、月岡の各氏の著作についても、『ポップ吉村の伝説』と同様のスタイルで参照した箇所を明記すれば、「単一の~」というのが当てはまらないということを明確にできるのではないかと思いました。
  • 私はむしろ別のところが気になりました。『ポップ吉村の伝説』ですが、単行本1冊と文庫化2冊が挙げられていますが、執筆に当たって参照したのはどちらでしょうか。単行本と文庫本ではページ割も異なるでしょうし、どちらを参照したのか明記することなくページ数を書いたとしても出典を明記することの機能を果たしていないと思います。また、単行本と文庫本で内容が異なる部分があり、個別に参照しているのであればやはり明記する必要があります。そうした理由が無いにも拘らず挙げているのは(失礼ながら厳しく言うと)参考文献の水増しになってしまい、不適切と考えます(購入案内ではないので、読者の入手性を考える必要はありません。もしそうした配慮があるのであれば、現在入手性が高い方のみを挙げれば充分です)。
  • なお、「単一の出典」に依拠していることは理論的には良質な記事の基準に合致しないことの直接の理由にはなりません。「単一の出典」の選択が恣意的で例えばWP:NPOVに反するような内容になっているとか、原典丸写しとか言うのであれば、確かに良質な記事に該当しないでしょう。しかし、そうした具体的な理由なしに、「単一の出典を」を良質な記事の基準に合致しない理由とするのは、記事の完成度ではなく記事の題材によって記事を選考することになり、適切ではないでしょう。もちろんこれらは理論的な議論です。良質な記事では記事の量は求められていませんが、本当に単一の出典しかない題材(そんなものがあるとして)では情報量が確保しにくく「充実しているか」を外形的に判断しにくくなることは否定しません。
  • 「単一の出典」でも「査読を経たもの」ならOKという考え方は原理的にはともかく、実務的な運用上は採ることはできないと考えます。そもそも、分野によって査読付き情報源が存在の有無や密度は異なりますし、学術分野でも人文社会系と理工系(医歯薬含む)では何を信頼性の高い文献とするかについて、考え方が異なりますし、人文社会系内部でも実はかなり違いが見られます。この記事のようにモータースポーツ(この言い方でいいのでしょうか?)や、サブカルチャーの場合、そうした情報源は(私自身よく知っているわけではありませんが)査読付き情報源は乏しいか、最悪皆無でしょう。そうした事情を無視して、上記のような考え方を貫徹した場合、やはり記事の完成度ではなく記事の題材で記事を選考することになり、適切ではありません。--ikedat76会話) 2013年4月6日 (土) 02:39 (UTC)4項目書き直し。--ikedat76会話2013年4月6日 (土) 02:45 (UTC)[返信]
重要な点において単一の書籍にのみ頼っている事は中立的な観点で書くということから危ういわけです。査読付きの事に関してはWikipedia:中立的な観点#中立性を達成するために#良質な研究をご覧下さい。--ぱたごん会話2013年4月6日 (土) 04:28 (UTC)[返信]
コメント ikebat76さん 細かいことになりますが、12こではなく、15この「ポップ吉村の伝説」以外の出典があります。そして、書籍の出典はすべて内部リンクによって参考文献と関連付けられています。出典の数が増えるのは記事の長さからいって自明でしたので、藤山一郎市川雷蔵 (8代目)などでも用いられている、出典部分をなるべくスッキリとさせる手法をとりました。そして、208こも出典がありますので注意深く観察しないと見落としかねないですが、14と194の出典が「ポップ吉村の伝説」文庫版上巻で新たに加筆された部分を参照した部分であり、そこは「ポップ吉村の伝説」ではなく「ポップ吉村の伝説 上」になっており、そのほかの部分は基本的に同じ内容ですので、先に読んだハードカバーのページ数を参照しています。これはわかりにくい、というのでしたら「文庫版 ポップ吉村の伝説 上巻」にでも改めます。入手性に関しまして、文庫版が後になって出版されたものではありますが、どちらでも大した差は無いです。全ての都道府県をチェックしたわけではないですが、沖縄県、島根県、鳥取県、岐阜県、埼玉県、いずれの県におきましても所蔵を確認しましたので、おそらく全ての自治体に所蔵があるでしょう。そして、1995年に刊行された古いハードカバーの方だけ所蔵している図書館が少なくないという傾向もあるようでした。ですので、一冊で事足りる1995年版を主として参照しています。
コメント ぱたごんさん ちょっと中立的な観点に対して確認しておきたいのですが、中立的な観点はWikipedia:大言壮語をしないとも関わりますが、「○○は~~だ」というような印象の誘導を行うような記述がNGなのであって、単一の書籍であることが必ずしも中立な観点を欠くという事にはならないのではないでしょうか。もともと評価で無く結果で語られるレースの業界で活動した方ですし、第一回鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝した、世界で初めて集合管を開発した、闇市へ物資の横流しが発覚し福岡刑務所へ入所した、すべて吉村秀雄の中にある記述ですが、こういった事実は単一の書籍に拠る内容であったとしても中立的な観点を欠くことにはならないと思うのですが。--Ocdp(会話) 2013年4月6日 (土) 05:48 (UTC)[返信]

(インデント戻す) コメント個数の間違いについては承知しました(ただ、それでも本質的な相違は生じないということもご理解ください)。文庫版について分かるようになっているという点もご指摘の通りでした、失礼しました。他の文献の参照箇所を明示する件については、引き続きご検討ください。

(ぱたごんさんへ)査読付きの重要性についてはよく承知していますが、そうした文献の存在しない分野(あるとして)や、ある記事を書きたいけれどその記事の題材に限って存在しないというときはどうなるのでしょうか。そうした場合には、無理筋な要求になってしまいますし、題材によって記事を選考するということになる点は回避できなくなります。また、単一の書籍のみに頼っていることは中立的な観点の確保の上で問題が出やすい、ということは全くその通りですが、具体的にこの記事についてそうした危惧すべき点がありますでしょうか。一般論を言えばその通りであって何ら異論はありませんが、ここは特定の具体的な記事の選考ですので、具体的な指摘が必要です。また、見る限り具体的な出典は明記されており、(もし仮に)特定の観点に傾斜しているとしてもそのことを事後的に確認し、修正できるようになっているという意味で(消極的にではあるが)中立的な観点に対する担保はとられていると判断しています。出典を明記することと中立的な観点が連動するのは、いわば偏りがどこにあるのかを分かるようにするためということであると、理解します。--ikedat76会話2013年4月6日 (土) 09:13 (UTC)[返信]

コメント一応、以前に査読に提出した際(Wikipedia:査読依頼/吉村秀雄 20130102)にも言及しているのですが、分野的に異説や反論などの発生しにくい分野ですので、吉村秀雄に対して批判的な論調で書かれた書籍というのはおそらく存在しないです。そういう意味では、吉村秀雄を称える書籍と批判的論調の書籍を並べて記述を行う、という中立性は不可能だと思います。また、吉村秀雄に関する書籍としては、本人が1983年に執筆したポップ吉村のバイク・スピリッツ(ISBN 978-4195027424)しかISBNの割り振られた本は存在しない可能性が高いです。あとは入手は難しくなるが雑誌の類へと出典を転化させていくことは可能でしょうが、単一の出典の比重が高くなる危険性を冒してでも入手の容易な書籍を根拠とし、検証可能性を優先させた、と捉えてもらえますと救われます。
読み返してみましたが、レース展開に関しては執筆していた時も感じましたが、難しいですね。できる限り「1位から8位までを独占する圧勝」「8畳の物置から600坪の工場へと拡大」など、数値を織り交ぜ、客観性を維持できるよう配慮した上で文章としての読みやすさも保てるよう工夫しましたが、人によっては不十分と感じられるかもしれません。もっとも、それでも良質な記事に選出されている競走馬などと同等の客観性、中立性は保てていると考えていますが。競走馬という分野も、馬を批判する目的で執筆された書籍は皆無なのではないでしょうか。(ハイセイコートウカイテイオーラムタラトウショウボーイトキノミノルなどを参照)--Ocdp(会話) 2013年4月6日 (土) 11:52 (UTC)[返信]
コメントひとまず、気になった点の修正とともに、出典を15/208から22/208まで改善させました。これはまぁ、文献を探す時間はかかるかもしれませんが、作業自体はあくまで史実に関する記述を他の本から得ればいい作業ですので、時間をかければ問題なく解決できます。今のところ出典の偏り意外に意見が出ていないようですが、他の意見も何かあるようでしたらよろしくお願いします。--Ocdp(会話) 2013年4月11日 (木) 15:53 (UTC)[返信]
コメント済みません、「出典を15/208から22/208まで改善させました」というのは2013年4月10日 (水) 12:08 (UTC)版の加筆のことだと思うのですが、どういう意味でしょうか。ちょっととまどいました。
一応言わずもがなでご理解いただいていることだと思いますが、WP:NPOVというのは「称える書籍と批判的論調の書籍を」機械的に並べるというのとはちょっと違って…というところは一言だけ書かせてください(大丈夫だとは思うのですが)。
  • 中立的な観点ということで言うと、特に問題になりそうなのが、吉村氏はいくつかの局面でたとえばホンダやアメリカのビジネスパートナーと対立をしています。ここでホンダ側の観点から吉村氏との対立の経緯について何か公刊された情報があるのであれば、それを書くというのはWP:NPOVを確保するのに役立つことになるでしょう。無ければもちろん仕方ないですが、あるのであれば、WP:NPOV#中立的な観点とはにある通り、論争のある事柄においてそれぞれの立場を適切な重み付けで書くことは方針上求められている、というだけでなく出来事を立体的に描くという意味でも読者の知識に資することになると思います。
  • レースの結果の記述で折りたたみをつかっていますが、これは適切ではないと考えます。Wikipedia:井戸端/subj/項目内に折りたたみ項目を作成することについてで青子守歌さん(2013年2月14日 (木) 04:40 (UTC))や氷鷺さん(2013年2月14日 (木) 12:51 (UTC))がご指摘の通り、折り畳みが使われているということ自体が本当に必要な情報が精選されているのか否かに疑義を生じさせるという考え方は傾聴に値すると思います。この記事の場合、吉村氏が関係したチームの戦績のみが分かればよいのではありませんか?レース全体の順位は個々のレース記事へ誘導({{Main}}を使うとか)して、そちらで見てもらうべきだと思います。
  • 注の30番。「出典」節には「Road Rider 2002年8月号」とあり、「参考文献」節では「2001-08」となっています。2001年と2002年どちらが正ですか?
  • 「出典」節と「参考文献」節でRoad Rider/ロードライダーの誌名の表記(ローマ字、カタカナ)が不統一です。どちらかに揃えましょう。
モータースポーツにはもとより疎いので、一般的な文章の質とあとは外形的な基準でしかモノが言えませんが、気になるのはこんなところでしょうか。知識のある方の何らかの判断が参考に出来れば、もっとはっきり賛否まで言い切れるのですが、申し訳ないです。--ikedat76会話2013年4月11日 (木) 16:51 (UTC)[返信]
  • コメントご意見ありがとうございます。単一の出典に基づく記事の構成はよろしくないとのことですので「ポップ吉村の伝説」以外の文献から同様の情報を得られる場合には優先させて他の文献を参照するようにさせました。中立性に関しまして、もちろんホンダやアメリカ進出の際のビジネスパートナー等の言い分も取り入れるべきなのでしょうが、ホンダに関しましては吉村との関係を解説した情報源の存在が確認されておらず、ポップ吉村の伝説の中に書かれている、副社長をつとめた入交昭一郎、本田宗一郎の長男で無限の創立者でもある本田博俊、RSC内部から吉村との関係修復に協力した木村昌夫など、ホンダ側の人物から当時のヨシムラに対する考えを取り上げるのが精一杯、デール・スター両名に至ってはもはや一般人ですから、彼らの言い分を記録した情報源が存在しているとは考えにくいところです。もっとも、RSC設立当初の部品供給は手探り状態であったため遅延などは常態的に発生していたようです。そのため、当時のRSCの状況からヨシムラがなぜ部品供給を受けることができなかったのか補足する事はできるかもしれません。それに相当する情報源をは引き続き探すつもりです。
  • 折りたたみ機能に関しましてはすぐさま削除することが適切とは思いません。まず、主記事へ誘導が好ましいとおっしゃいますが(それには賛成なのですが)現状では誘導する主記事が存在しません。さらに日本語版ではF1やロードレース世界選手権といったトップカテゴリーにしか単独の記事は存在せず、ましてロードレース世界選手権であっても2001年以前は記事が存在しないという状態です。つまり、現状では鈴鹿8時間耐久ロードレース黎明期の記事が独立して作られる期待はもてません。また、折角ですので井戸端の方にも参加してみようと思いますが、LUNA SEA#ライブ・コンサートツアーの部分など、表示を一時的に閉じることで全体の利便性に貢献している例は多いと考えています。そして、同じレースに参加し、競い合った相手が記述に値しない瑣末な情報とも考えません。参加した全てのチームが対戦相手なのですから、記載する必要性はあると思います。もっとも、本当に順位を競い合うチームは限られますので、第2回大会以降は上位10チームまでの抜粋としていますが。
  • 添削ありがとうございます。誤字脱字などはすぐさま修正させてもらいます。--Ocdp(会話) 2013年4月13日 (土) 02:52 (UTC)[返信]
吉村氏のチーム以外のレース参加者をどうでもいいなど失礼なことを言うつもりはまったくありません。もし誤解させてしまったのなら、私の説明不足で申し訳ないと思います。
折り畳みを使う使わない、というか、本質的には情報の取捨選択の問題だと思うのですね。どこで話題に上がったのかすぐに思い出せないのですが、過去には可読性を下げるから脚注を削除するなどということをしたユーザが問題になったことがありました。情報量と可読性の天秤はしばしば難しいところで、Tam0031さんも挙げておられたWikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/玉置神社 20130403で、神社にまつられている神様の変動という神社の歴史にとって重要な情報を、記事全体のバランスから記述を見送る旨、発言したことがあります。神社にまつられている神様であれ、ロードレースので競い合った相手(>よく分からないくせに書いてしまいます、すいません)であれ、決して瑣末ではないと思います。ただ、記事全体のボリュームやバランスとの見合いで相対的な重要度の取捨選択の結果として何がしかをどうしても捨てなければない、という判断は何がしかしなければならないでしょう。
英語版では、en:Wikipedia:Summary styleというガイドラインがあって、過大なサイズの記事を避けて適宜分割を検討することをすすめています。折り畳みが使われている記事の中にも、そうした考え方で再編したほうが良い記事もあるのかもしれません。まあ、日本語版ではたいていの場合、そういう記事は分割元も分割先も品質がいまいちなせいで、削除依頼に抵抗しきれないという傾向はあるのですが。--ikedat76会話) 2013年4月13日 (土) 16:26 (UTC)リンク修正。--ikedat76会話2013年4月14日 (日) 06:45 (UTC)[返信]
コメント 一通り記事と査読依頼とこの選考での議論を読ませていただきました。その上でコメントさせていただきます。
査読つき文献が必要かどうかについては、分野によるものと思います。既にikedat76さんが指摘されているように、分野によっては査読付きの文献を用意するのが非常に困難なものがあり、そういう分野に対してもまんべんなく記事を揃えていこうというウィキペディアでは、すべてに対して査読付き文献を要求する必要はないと思います。もちろん、査読付き文献が豊富にある分野なのに、それをろくに調査せずに査読のない怪しげな文献を出典の中心に据えるようなことをするのはいただけません。
批判的な文献が必要かどうかについては、これもそういうものが存在しない分野があるでしょうから、必須ではないと考えます。私の書いた記事でも、そういう文献を見つけるのが困難なものがあって、実際に批判的な内容を含まないままに良質な記事にしてもらったものもあります。批判的な記述を併記するとウィキペディア的な意味でのバランスを取りやすいので、そういう見解を見つけると、自分の考えとは違っている意見であっても、よろこんで書き足すという面はあります。
出典文献の単一性については、これは結構厳しいところがあると考えます。独自研究が禁止されているウィキペディアにおいては、その記事におよそ用意しうる文献を全部あたってもこれだけしか書けない、というところはどうしても出てくるわけで、もっと書かれていてほしいと思ってもある程度充足していれば良質な記事にすることに賛成にするところはやむを得ないと思っています。つい先ほど通過したWikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/玉置神社 20130403でも、歴史のある神社のようなのでもう少し記事があると嬉しいなと思ったところはあるのですが、ikedat76さんの説明でかなり文献が限られているようだということがわかったので賛成にしました。もちろん、当該事物を全然説明できていない記事にしかできないのであれば、当該事物に関する文献を全部洗えていたとしても、良質な記事にすることは賛成できません。この記事の場合、吉村氏の生涯をかなり詳細に追えているので、記事の充実度の点ではおそらく問題が無いと思います。あとは、どれくらい文献を洗えているかというところですね。私も正直この脚注欄を見て、これではちょっと、と思いました。本当にどうしようもなくこれしか文献が無いのであればやむを得ないのですけど、バイク雑誌とかで特集したものなどないのでしょうか。本人の著書『ポップ吉村のバイク・スピリッツ』があると言及しているのに、参照していないのはどうしてでしょう。自分の生涯にまったく触れていないのか、自著ということで中立性に問題があると考えたのでしょうか。後者であれば、現状のように出典が偏っているよりは、まだ自著を参考文献に入れた方がよいと思われます。
内容面では、吉村氏の生涯を良く追えている記事になっていると考えます。一方で、会社記事であるヨシムラジャパンとの記事内容の分担についてはどのように考えていますでしょうか。ヨシムラは大企業というわけではないでしょうから、個性ある創業者の生涯と企業の歴史がほとんど一致してしまうところはあるのでしょう。どうしても必要であれば、両者で内容が最終的にかなり重複してしまうこともあると思います。それでも、個人の記事としての書き方と、企業の記事としての書き方にはある程度の差異が出てくるのではないかと考えます。創業以前の吉村氏の経歴と家族関係の説明があるのが個人記事で、吉村氏の死後についても書いてあるのが企業記事なのでしょうか。今すぐにヨシムラジャパンの方を加筆してくれというわけではないですが、ある程度の見込みを示してもらえたらと思います。
家族関係についての説明がやや薄いように思います。結婚の顛末など結構面白いように思ったのですが、最後の人物像にまとめられてしまっていて、最初の方から読んでいったときに急に妻の話が出てきて、あれいつ結婚したんだ、と思ってしまいました。子供も社業に関わっているわけですし、企業設立とレースへの取り組みだけを中心に最初の方をまとめなくても、子供がいつごろ生まれたとかの話も書いていくほうがよいのではないでしょうか。吉村南海子氏の生まれたことは書いてあるのですけど、吉村不二雄氏については無いように思われます。
私はバイクは全然詳しくないのですが、それでもヨシムラといえば手曲げマフラーという印象があります。集合管の関連の話だとは思うのですが、吉村氏の開発にまつわるエピソードとかはないのでしょうか。手曲げの手の字も出てこないのはちょっとさびしいような気がします。
全般に、バイクやレースというものへの強い思いというものが感じられるような文章に思えます。バイク雑誌の記事だとかエッセイなどであればよいのでしょうが、百科事典の記事としてはもう少し淡々と書くものかなと思います。ただ吉村氏個人がかなり個性の強い方だと思うので、これはやむを得ないところがあるのかもしれないです。どうしてもこれを直せという要求はしません。--Tam0031会話2013年4月11日 (木) 17:24 (UTC)[返信]
  • コメント前半の出典に関してなのですが、これから探して複数の情報源から参照を行うよう修正いたします。出典の付け方というのも基準がなかなかつかみにくく、極力出典を付けたところ単一の出典の比率を高めてしまう結果となってしまいました。「ポップ吉村のバイク・スピリッツ」や関連雑誌も探しているのですが、本は1983年に発行されたものですのですぐ手に入れられる場所には無かったため、少し時間がかかりそうです。雑誌に関しましても現物を手にとって、確認しながらの作業になると思いますので、古本屋などで探しながらの作業となるため、こちらも時間が必要です。
  • 記事のこれからの進め方なのですが、仰るとおり記事として被ってしまう点は多いです。ですが、ヨシムラといえばアメリカのAMAで活躍した時代がありますが、このころ吉村秀雄は日本へ帰国しており、アメリカで指揮を取ったのは長男の吉村不二雄であるため、記事の独自性を保つことは十分可能でしょう。当然、吉村秀雄の死後もヨシムラは存在しますし、2007年、2009年には8耐で優勝もしました。WSBへのスポット参戦や、スズキワークスチームへの部品開発協力など、ヨシムラに記述されるべき情報は十分あります。
  • 夫としての吉村秀雄に関する内容なのですが、参照した書籍の中にもあるにはあるのですが、当人が照れているのか、当人の弁と他の人とで結婚への経緯に差異があったため、明記を避けました。人の女に手を出したことに激怒した許婚が乗り込んできたとか、それに銃を構えて応戦したとか、茶化して馴れ初めに関する話を誤魔化したという印象を受けたので百科事典に記載する情報ではないのではないかと考えました。ですが、アメリカで会社を奪われ日本へ帰ってからは妻がパイプに砂を詰め、夫がそれを曲げるという二人三脚で再渡米の準備を行ったというエピソードがありますので、それをどこかに付けたすなどして、もう少し家族に関する情報は補填しようと思います。--Ocdp(会話) 2013年4月13日 (土) 02:52 (UTC)[返信]

コメント良質な記事の選考期限は2週間になっていますが、最大1ヶ月延長できますが、いかがされますか。この選考もあと1週間あると考えるか、1週間しかないと考えるか、主執筆者のOcdpさんのご希望しだいだと思うのですが、延長をされますか?残りの時間で難しければ、延長を考えて見てください。--ikedat76会話2013年4月13日 (土) 16:26 (UTC)[返信]

コメント本日、自宅近くにある書店などを覗いてみましたが、やはり参考文献となる書籍は見つけることができませんでした。単一の出典に基づく記事構成というのも明確な基準が無いので判断が難しいところですが、1/3はポップ吉村の伝説以外に置き換えることを目標に改訂しようと考えています。そうなりますと、50個の脚注の置換作業を、書籍を入手して、残り1週間で行うのはとてもじゃないが無理、1ヶ月に延長してもなかなか厳しいものがあると考えています。以前査読に出した時より具体的な問題点がわかったので、ひとまず審査を取り下げ、急ぐ必要など何もありませんし、また選考を受けるのが良いでしょう。上の方でも言っていますが、作業は時間がかかりますが、とくに難しい作業ではありませんので。また、探している書籍からは、もう少し加筆しても良いと提言をいただいいた夫婦や家族に関する話も補足できるものと考えています。--Ocdp(会話) 2013年4月14日 (日) 08:34 (UTC)[返信]
承知しました。それではこのまま選考期限の到来を自然体で待ちましょう。お疲れ様でした。--ikedat76会話2013年4月14日 (日) 08:44 (UTC)[返信]
ちなみに、文献を探す過程で出典として有用な文献をひとつ、新たに見つけることができました。みなさまもお付き合いいただきありがとうございました。--Ocdp(会話) 2013年4月14日 (日) 08:51 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛否なしのため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2013年4月19日 (金) 15:54 (UTC)[返信]