Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/大谷古墳 (京丹後市) 20200416
表示
大谷古墳 (京丹後市) - ノート
[編集]選考終了日時:2020年4月30日 (木) 09:03 (UTC)→2020年5月28日 (木) 09:03 (UTC)
- (推薦)先日の月間新記事賞に漏れた記事です。さほど規模の大きくない古墳の特筆性について、同時代の類例と比してうまく解説されているものと思い、推薦します。--漱石の猫(会話) 2020年4月16日 (木) 09:03 (UTC)
- 賛成 :--漱石の猫(会話) 2020年4月16日 (木) 09:03 (UTC)
- コメント:拝読して、三点ほど気になりました。当該地域また古墳に詳しくないので、文句だけになり申し訳ありません。①築造時期が、「5世紀前半」(表)、「古墳時代前期末から中期前葉」(概要節)、「5世紀前半の古墳時代前期」(概要節)となっており、統一されていません。5世紀前半なら、古墳時代中期前葉にあたると思います。②下層遺構について、「弥生時代墳墓を下層遺構とする古い時代の古墳でもある」(概要節)、「丹後の弥生式古墳の独自性」(同名節)とあります。弥生時代の墳墓は古墳とはあまり言いません。大宮町や京丹後市の報告書をいくつか拝見しましたが、弥生時代は墳墓という表現しか見られませんでした。③「その他の地域から女性人骨が出土した古墳」の表ですが、おそらく「女性首長と考えられる人骨が出土した古墳」の一覧だと思われます。また、栃木県の桑57号墳が含まれておりませんので、歯だけの出土例は含めていないのかなあと思いました。以上になります。--Days for archaeology(会話) 2020年4月18日 (土) 09:35 (UTC)
- コメント: 執筆者です。ご指摘ありがとうございます。これらの事をもう一度洗い直し文献を調べてみたいと思っているのですが図書館が閉館している事とこのご時世の影響で多忙に付き全く手が付けられません。今後、手が付けられるかどうかは全く分かりませんが期間延長をして頂けるとありがたく思います。--Ebisuya(会話)2020年4月27日 (月) 06:00 (UTC)
- 図書館はまだしばらく開館の見通しが立たないようですから、最長4週間の延長としました。--漱石の猫(会話) 2020年4月27日 (月) 12:49 (UTC)
- コメント 私も何点か気になりました。①Days for archaeologyさんおっしゃるように、築造時期にブレがあるのは相当致命的であるように思います。②「下層遺構がある」ということは、「だから、古い時代の古墳」ということにはなりません。弥生墳丘墓の上に古墳時代の古墳が築かれたということであり、複合性を意味することではあっても古墳の年代には影響をあたえません。「弥生式古墳」という言い方がないのもDays for archeologyさんの御指摘の通りです。③については置くとして、④大谷古墳の情報よりも「それ以外の情報」が多いように思われます。それ以外の情報は、すべて「女王国(的存在)」という結論が先にあっての周辺情報であり、もっと大谷古墳そのものの情報が整理され、正確なものが提示されなくてはいけないと思います。具体的には、「規模」「出土品」「人骨」の部分ですが、これは、「調査の結果」としてまとめるべきです。次に「古墳時代の遺跡(古墳)」と「弥生時代の遺跡(墳丘墓)」に分け、古墳については、墳墓の形状・規模 → 埋葬施設(石棺)の形状・材質・規模 → 被葬者(人骨) → 副葬品(出土遺物) という順番で並べるべきでしょう(弥生墳丘墓も同じ順序)。墳墓があって、そのなかに棺があって、そのなかに遺体があって、そのまわりに副葬品があるということなわけですから、書き方もそうした方がよいでしょう。「それ以外の情報」は、実は「丹後王国論」を採用しない人にとってはどうでもよい情報です。「参考までに」という抑えた書き方が好ましいと思います。具体的には⑤「丹後の弥生式古墳の独自性」ですが、「独自性」というよりは、同じ日本海側でも山陰や北陸の「四隅突出型墳墓」とは違うというだけです。四隅は四隅で「独自」なわけです。そもそも、古墳に関する情報のはずなのに、なぜに弥生の話になる? と思います。⑥「周辺地域の類似事例」節において、「また、周辺には「但馬の王墓」とされる近畿地方最大級の円墳(茶すり山古墳)[30]があるなど、様々な点において大谷古墳との類似性が高い」という記述がありますが、円墳の茶すり山古墳と前方後円墳の大谷古墳の、どこがどう「類似性が高い」のかが不明です。墳形や規模が全然違うのに、どこが「様々な点」なのだろうかと思ってしまいます。丹後は「元伊勢」といわれるくらいですから、確かに興味深い歴史事象や考古学的な知見に恵まれた地ではあるんでしょうが、ここに書く必要がないものまで書いていたり、書き方も少なからず「勇み足」になっているのではないかなと思います。--Greenland4(会話) 2020年4月29日 (水) 03:55 (UTC)
- ⑥のご指摘について。本文中で「類似性が高い」とされているのは朝来市の向山2号墳であって、茶すり山古墳ではありません。ただ、女性人骨の出土例ではあるものの、時代も墳形も埋葬施設も副葬品も異なるように見えます。
- 推薦者様と執筆者様に提案なのですが、一旦推薦を取り下げていただけませんでしょうか。府立の学校が5月末まで休校が延長されました。緊急事態宣言も延長される可能性も高く、市町村立図書館も休館となると思われます。資料が閲覧可能になり十分に推敲していただいてから、改めて推薦していただくのが最良かと存じます。--Days for archaeology(会話) 2020年4月30日 (木) 15:00 (UTC)
- コメント執筆者です。頷ける貴重なご意見有難うございます。この状況下ですので資料の閲覧等、当分の間出来ませんのでDays for archaeolog様の仰られる様に一旦、推薦を取り下げて頂ければと思います。改めて資料の読み込み・整理整頓を行ったうえで加筆修正をしたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。--Ebisuya(会話) 2020年5月3日 (日) 03:39 (UTC)
- コメント推薦者です。現在の様々な状況を鑑みるとDays for archaeology(会話)さんのご提案が最良と思います。主筆者Ebisuya(会話)も同様にお考えのようですので、このたびの推薦はいったん取り下げたいと思います。(すみません。取り下げの手続きがあまり理解できておらず……。うかつに編集してどなたかに余分にお手間をかけるのも心苦しいので、お分かりになる方にお任せしたいと思います。よろしくお願いします。) 私は古墳に明るくありませんが、この題材にはとても魅力を感じます。Ebisuyaさんはじめ皆様の編集で、良い記事に発展しますことを楽しみにお待ちしております。--漱石の猫(会話) 2020年5月3日 (日) 09:19 (UTC)
推薦者以外に賛成票がなく、かつ推薦者が取り下げ意思を示されたので、見送りで終了します。--Yapparina(会話) 2020年5月6日 (水) 14:34 (UTC)