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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/暖炉税 20241011

選考終了日時:2024年10月24日 (木) 16:53 (UTC)

賛成 何からでもお金を搾り取ろうとする各国為政者の共通した側面が垣間見える興味深い記事だと思います。良質な記事の目安を満たすものと思いますので賛成いたします。--Gurenge会話2024年10月13日 (日) 06:36 (UTC)[返信]
  • 賛成 現代の租税のように詳細な議論はなかったのでしょうし、今からわかることも少ないのでしょうから、これくらいの記事で十分な解説がされているものと思います。--Tam0031会話2024年10月16日 (水) 13:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 全く知らない概念でしたが、門外漢にもよくわかるような内容になっていると思います。東ローマ・フランス・ブリテン諸島の暖炉税はそれぞれ全く独立したものと考えていいのでしょうか。また、「アイルランド王国」節において記述のある、徴税役人が下請けを雇うようになった理由があまり理解できませんでした(実質賃金が減ったのに下請けを雇うとさらにもらえるお金が目減りしそうですが…)--Nux-vomica 1007会話2024年10月16日 (水) 19:01 (UTC)[返信]
    • 読んだ文献に関連づける記述がなく、それぞれ独立したものと考えてよさそうです。(以下は私の理解になります)下請けは同時代のブリテン諸島における閑職によくある仕組みで、下請けに仕事を「すべて」丸投げして、自身は賃金の差額を懐に入れ、名目上官職を務めつつほかの仕事にも取り組めるという形になります。元の賃金が低くて、徴税役人の階級の人にとって割に合わないから、自身では徴税役人の仕事をしない、ということです。--ネイ会話2024年10月17日 (木) 02:22 (UTC)[返信]
      ありがとうございます!下請けについて、なんらかの補記ができれば良いかなと思うのですが、この旨を明記している出典が存在しない以上難しいでしょうか。--Nux-vomica 1007会話2024年10月17日 (木) 14:04 (UTC)[返信]
  • コメント 百年戦争に関心があるのでfouageは知ってましたが、他国の事例は勉強になりました。以下、フランス関係についてコメントです。
  • fouage、hearth taxの訳ですが、今まで目にした文献では「かまど税(竈税)」が多く、次いで「炉税」「炉床税」、「暖炉税」は少数派な気がします。ちなみにブリタニカ国際大百科事典では「竈税」となっています[1]
  • フアージュの徴収時期について、1363年以外にも行った記述が文献によっては見られるので参考までに挙げておきます。1341年にフィリップ6世が売上税・かまど税・塩税を思い付き勅令発布(フィリップ・コンタミーヌ「百年戦争」(クセジュ文庫)p.31)、1351年にモンペリエのラングドイル三部会が竈税を同意(佐藤猛「百年戦争」(中公新書)p.82)。プランタジネット家領(アキテーヌ)でも1364年から3年3回炉税を課税(城戸毅「百年戦争」p.72)、ヘンリー5世征服後のノルマンディで1421年に炉税または人頭税を徴収(同前書p.150)とか。
  • プランタジネット家領の記述について、「フアージュの廃止を宣言して、事態の収拾を図ることとなった」で終わっていますが、実際には課税に反発した地元諸侯がシャルル5世に上訴したことでフランスの介入を招き1369年に戦争再開、1375年までにイングランドが大陸所領の大部分を失う結果と事態収拾にはなりませんでした。--Iso10970会話2024年10月17日 (木) 06:23 (UTC)[返信]
  • 日本語表記:表記ゆれについていくつか出典を追加しました。
  • 徴収時期:文献を1つ追加しました。1342年のラングドックが最初(以降ラングドックで断続的に徴収)で、1355/1356年にノルマンディー、1363年にラングドイルでも徴収された、というのが経緯のようです。
  • プランタジネット家領:フアージュが戦争の再開のきっかけになったが、敗因といえるほどかがわからなかったので、「黒太子の権力を弱めてしまった」程度の記述にしました。
--ネイ会話2024年10月17日 (木) 15:39 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過。--Family27390会話2024年10月19日 (土) 13:36 (UTC)[返信]