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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/蓬莱社 20140311

蓬莱社 - ノート[編集]

選考終了日時:2014年3月24日 (月) 15:59 (UTC)2014年4月7日 (月) 15:59 (UTC)

賛成 設立時の経緯の詳しさから比べて会社の終わりのほうの説明が少なくちょっと竜頭蛇尾な感じがしたのですが、よく読んでみると設立時にかかわったけど後半にはあまり関わらなかったた鴻池家の文書がメインの歴史史料でほかの史料は散失しているのですね。それでは仕方ないです。後藤象二郎って土佐人らしく豪快で大雑把に突っ走る感じがしますが、会社経営でみてもそうだったみたいですね。後藤象二郎の人柄もうかがえて良い記事だと思います。--朝姫会話2014年3月14日 (金) 06:52 (UTC)[返信]

  • コメント ;まず、年(月日)の表記法(「1873年(明治6年)」)、名詞を列記する形式の不統一(「A、B、C、D~」とするか「A・B・C・D~」とするか)などが、やや気になりました。前者については、私の個人的な対応ですが「1873(明治6)年」と表記するようにしています。また、「1873年」をリンク化することにどれほどの意義があるのか、私としてはやや疑問を感じています。
総じて、句点が少なく、さらに「その」・「この」といった指示代名詞が、その具体的記述の位置からかけ離れた位置にあらわれる部分が多くて、スムースに読みがたい印象を感じました。『資本と参加者の変遷』の節において、「この計画はもろくも崩れる」との表記があります。「この計画」の内容は「鴻池善右衛門の120万円、長田作兵衛(加嶋屋)71万円、和田久左衛門(辰巳屋)50万円、高木五兵衛(平野屋)49万円、石崎喜兵衛(米屋)30万円など大阪商人から340万円(ほとんどが現金ではなく大名貸付を転換した国債にての出資)と旧大名である上杉斉憲と蜂須賀茂韶からの105万円 計445万円」を受けて事業を展開する計画(文中における「1873年(明治6年)3月の蓬莱社出資計画」という意味で記述されているのだと解しましたが、「この計画」の具体的内容が140字に渡ってしまうので把握するのに苦労しました。
また、北海道や九州などとの海運業に加え貿易業(ジャーディン・マセソン商会との事業)にも携わったとされるが大町桂月の伝記以外の史料は乏しく詳細は不明である。(「事業」の節のうち「海運業」の項目)のセンテンスは71文字、「商人たちは資本を提供するとともに士族には不得手な商業実務の知識を提供する実務経営者という制度で特徴つけられる会社であった。」(「資本形態」の最終センテンス)は60文字に渡って、句点がまったく含まれずに続けられており、老齢の私にとっては、負うのが負担だったという印象があります。

私自身は自然科学畑の人間ですので、記事の「表記形式」に関するコメントのみになってしまいましたが、逆に、私の立項した記事について史学ほか、異なる分野の執筆者の方からのご批判・ご指摘も遠慮なく賜りたく、失礼申し上げます。--水凪唯維会話2014年3月14日 (金) 13:48 (UTC)[返信]

いやいやいや、これは丁寧に指導くださり感謝いたします。さて年(月日)の表記法についてはUnamu殿に直されたまま従っております。なんでも「Wikipedia:表記ガイド#年月日・日時に従い修正」とのことです。正直私としても最初は違和感が若干あったがwikipediaのルールではそうだとUnamu殿がおっしゃっておられるのではないですか?Unamu殿に「Wikipedia:表記ガイド#年月日・日時に従い修正」と言われたので私がその後に書いた記事でもそうしていますがどうなのでしょう?二点目のご指摘について改善案みたいなものはありますかな?私は構文的に変だとは思っていないがよい例があるならば喜んで採用しましょう。--目黒の隠居会話2014年3月15日 (土) 13:01 (UTC)[返信]
      • コメント年号の表記法についてはなんら問題を感じませんし、Wikipedia:表記ガイド#年月日・時間での例示を見ても問題はないものと判断します。水凪唯維さんご自身がお書きになる範囲で、「1873(明治6)年」という表記法をお使いになるのは問題ありません(誤読や情報が伝わらないという問題を生じないから)が、いちおうガイドラインからは外れたものだということはご認識おきください。そうした訳ですから、「1873(明治6)年」式の表記法に従うよう求めることが出来ると考えるのは無理があるでしょう。
      • 利用者:水凪唯維さんのご指摘の2点目は、ひとことでおおまかにまとめるなら「悪文である」ということでしょう。具体的には(1)「この」「その」、いわゆる「こそあど言葉」(指示語)(2)一文が長いという2点を指摘されています。
      • さて指示語の使い方ですが、書いている本人はよく分かっているけれど、本人以外にとっては分かり難くなっているということはよくあることで、文章技術の問題としてお互いに自戒しておきたいところであると思います。2014年3月24日 (月) 04:41 (UTC) の第 51114191 版を検索してみたところ(数え間違いがないとして)「この」は3回、「その」は9回使われています。「この」についてはいずれも直前の文を指して「この」を使う用法となっており、把握が困難であるというのはむしろ奇異なものに感じられました。140字とはいえ、具体的な数字を列挙していることにより字数が膨らんでいるのであって、一文の内容としてはあくまでも一義なものになるよう注意が払われています。複数の命題が含まれた文の一部を指示語で指そうとするのは悪文の典型ですが、この記事に関してそうした指摘をするべき箇所は見受けられませんでした。記事を書くに当たってどの程度の学力・読解力を前提とするべきかというのはときとして問題になりますが、高校在学程度であれば理路をたどれるでしょう。この「程度」を過剰に下げることは、記事として説明可能なことがらの範囲を大幅に切り下げることになり、人文・社会だけでなく(というよりもむしろ、「とりわけ」)自然科学において困ったことになるように思います。
      • 利用者:水凪唯維さんがどの版をお読みになったかは分かりませんが、コメントなさっている日時に近い2014年3月13日 (木) 11:54 (UTC) の第 50996436 版2014年3月24日 (月) 04:41 (UTC) の第 51114191 版との差分を比較すると、「この」「その」の用法に差分はありません。非礼を省みず率直に申し上げれば、いささか無理のある指摘のように見受けられます。[返信]
      • 一方、句読点の比率については、私自身もあてはまるところがあるのですが、若干改善を考える余地はあるかも知れません。利用者:水凪唯維さんは2つの例を挙げてご指摘ですが、1例目については「…とされるが、大町…」と句点を挟んだ方が可読的になるように思いました。また2文目は、正確には段落の一部です。一段落が一文からなるのですが、上手くいえませんが係り結びに違和感を感じました。また、当方で試しに直してみましたが(差分)、一文で読ませるには辛いようにも思われます。句読点の使い方や過度に長い文の構造を見直して(分割して)可読性を高める、というのは文章技術(推敲)として必要なものですので、主執筆者のご隠居さまには改めて見直してみていただくのもよろしいかもしれません。--ikedat76会話2014年4月1日 (火) 14:51 (UTC)[返信]
  • 賛成 表記法については、今のこの記述でおおむね問題ないと思います。あまり詳細な事情はわかっていないのでしょうが、倒産した時に本当に保安券は元本保証されたのかが気になります。またジャーディン・マセソン商会から円で金を借りておきながら、返済の段でドルが出てくるのもちょっとよくわかりませんでした。--Tam0031会話2014年3月21日 (金) 14:31 (UTC)[返信]
賛成してくださってうれしいものです。さて、後藤が借金した時には1ドル=1円だったのです。しかし、返す時には固定相場は崩れ若干円安になっていた。ジャーディン・マセソン商会サイド(ドル建て)でみると後藤に総計100万ドル貸して利子込で110万ドルの債権になった。借りた側の後藤(円でみると)では借りた当時は1ドル=1円で最初20万円、その後借金を重ねたが、ところが返す段の円相場は1ドル=1円ではなく微妙に変動していた。書きようは資料そのままにしたがたしかに???と思われるのはごもっとも。なのでドル建てで書き換えました。--目黒の隠居会話2014年3月24日 (月) 04:41 (UTC)[返信]

賛成票のみ3票の状態となってから48時間経過しましたので、選考通過となります。--ぱたごん会話2014年4月3日 (木) 15:02 (UTC)[返信]