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文字が伝わる以前から言葉で地名が言われていたとして、現存地名と魏志倭人伝に記された国名が近いものを調べてみた結果です。
①斯馬国:シマ国ーーー滋賀 又は 志摩 ②巳百支国:シハクキ国ーーー信楽 ③都支国:トキ国ーーー土佐 (高知県)
④弥奴国:ミナ国ーーー美濃(美濃市) ⑤好古都国:コオコト国ーーー甲頭倉 又は 甲田 (彦根付近)
⑥不呼国:フコ国ーーー福井(福井県) ⑦姐奴国:サナ国ーーー佐那河内村(徳島県)
⑧対蘇国:ツイソ国ーーー津(津市) ⑨蘇奴国:ソナ国ーーー泉佐野(大阪府)又は 曾爾村(和歌山県)
⑩呼邑国:コオウ国ーーー御坊(和歌山県) ⑪華奴蘇奴国:カナソナ国ーーー金沢(金沢市)
⑫鬼国:キ国ーーー紀の川市(和歌山) ⑬為吾国:イゴ国ーーー伊賀 ⑭鬼奴国:キナ国ーーー岐南町(岐阜県)又は 嬉野町(三重県)
⑮邪馬国:ヤマ国ーーー青山町または白山町または山室(三重県) ⑯躬臣国:キウシ国ーーー貴志川町(和歌山)
⑰巴利国:ハリ国ーーー名張市(三重県) ⑱支惟国:キイ国ーーー紀伊長島町(三重県)
⑲烏奴国:ウナ国ーーー上野市(三重県) ⑳奴国:ナ国ーーー野迫川村(奈良県) 21狗奴国:クナ国ーーー熊野市
以上の通りで船で不弥から投馬(福山又は投松)経由難波方面に行く途中で③、⑦や⑨、⑩、⑯の存在を聞き、陸路邪馬台国へ行く道中にその他の
女王への恭順国及び対立国(狗奴国)の存在を聞きだしたと思われる。結局現在の近畿地方一帯が卑弥呼の勢力圏であったと思われ、長い歴史
の中で近畿圏が成り立ったその起点のように思います。 記:岩田 彬 箕面市外院在
--以上の署名の無いコメントは、119.25.4.218(会話/Whois IPv4 ・ IPv6)さんが 2018年12月24日 (月) 06:18 (UTC) に投稿したものです。[返信]
当該記事に存在した「フィクション」の章について、有名な小説・漫画などはともかく編集者がたまたま知っていたような作品も列挙され得る状態で、雑多な情報がただ堆積していくだけなら一度退けた方が良いのではないかと考え除去した。この記事に列挙されるべき作品の明確な枠組みが決定されることを望む。議論が進行し復旧することになったときのため、以下に2024-05-28時点での「フィクション」の章の記述を引用する。
- 横光利一の小説「日輪」(1923年)では、具体的な地理は出てこないが、卑弥呼は元々不弥国(本作では「うみ」とルビで宇美を示唆)の出身で、奴国との抗争の結果、耶馬台(「やまと」とルビ)に行ったとされている。これら三国はお互いにすぐに攻め込める程度の距離関係として描かれている(船に乗ったりする描写はない)。奴国は考古学上福岡に比定されている国である。
- 手塚治虫の漫画『火の鳥 黎明編』(1967年)は邪馬台国を舞台としている。卑弥呼を連想させるキャラクターも登場する。邪馬台国は九州にある倭の大国(火の鳥が棲む火の山が九州にあり、海を渡る描写もある)だったが、卑弥呼の死後に大陸から渡った騎馬民族が滅ぼしその後日本を支配した。当時、一般に強い影響を与えた騎馬民族征服王朝説に立ち、騎馬民族の長のニニギが後の皇室の始祖と解釈している。この漫画は『火の鳥』のタイトルで1978年に実写映画化された。監督は市川崑、主演は高峰三枝子。
- 1974年に篠田正浩監督、岩下志麻主演による映画『卑弥呼』が制作された。映画に出る火口は阿蘇を思わせるが撮影は吾妻小富士で行われた。映画の最後では近畿の古墳群が撮影されるなど、九州説と畿内説の両方が暗示されている。
- 安彦良和の漫画『ナムジ』(1989年-1991年)は、ナムジ(おおなむち、すなわち大国主)を主人公に神話を独自解釈した作品。邪馬台国は九州にあり、スサノオ率いる強国出雲と敵対している。卑弥呼は天照大神に比定されている。続編の『神武』(1992年-1995年)は、卑弥呼の孫のイワレヒコが(政略結婚のため)畿内へ東征しヤマト王権の祖となる東遷説を採っている(市井の古代史研究者である原田常治の著書の影響を大きく受けている[1][2])。
- 星野之宣による漫画『ヤマタイカ』(1986年-1991年)および『宗像教授異考録』第2集第2話:『割られた鏡』(2005年)では、九州・甘木と畿内・奈良、そして九州・日向と畿内・熊野の地名相似をひとつのキーワードとして、邪馬台国の場所は九州説、そして東遷説(甘木→阿蘇平野→日向→熊野→大和)を採用している。また、「火」をもうひとつのキーワードとして、卑弥呼(火を司る巫女の女王)-天照大御神(太陽神)-伊邪那美(火山神)の三者を同一の存在としている。
- 作・寺島優、画・藤原カムイによる漫画『雷火』(1987年-1997年)は、邪馬台国の乗っ取りを図る張政(魏から派遣された役人)とライカたちとの神仙術を駆使した戦いを描く作品。邪馬台国の場所は九州説を採用している。
- 矢吹健太朗による漫画『邪馬台幻想記』(1998年-1999年、連載前の読みきり分を含む)。卑弥呼亡き後、その意思を継ぎ倭国統一を目指していた壱与(台与)と、国王を暗殺し国を滅ぼす「国崩し」を行っていた少年、紫苑との出会いと触れ合い、壱与を亡き者にしようと企む敵との戦いを描いている。短期打ち切りのためさまざまな謎を残したまま唐突な終わり方をしている。邪馬台国の場所は九州説を採用している。
- 都築和彦による漫画『IZUMO』および『やまとものがたり』では九州説を採用している。
- 推敲堂 著:倭といふ国の物語 副題:歩むべき道の彼方に(Independently published(アマゾン)ISBN-13:979-8847832014)長崎県、佐賀県、福岡県の、九州北部を舞台に、倭国大乱から女王卑弥呼が登場するまでを描いた歴史小説。「歴史は繰り返す」をテーマに、さまざまな史実や言い伝えを取り込んで描かれた作品。
- 平岡陽明による小説『眠る邪馬台国』では、新聞社の古代史担当記者である叔父をワトソン役に、主人公である天才学者(夢の研究者)が、魏志倭人伝を読み解き九州説と畿内説を比較しながら邪馬台国の謎に迫っている。
--Fukuneko 2nd(会話) 2024年5月28日 (火) 05:20 (UTC)[返信]
- 脚注