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「恩田川」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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|画像=[[Image:Onda-yamoto.JPG|300px|恩田川 2006年8月21日撮影]]<br /><small>恩田川(前方)と鶴見川(右)の合流点</small>
|画像=[[Image:Onda-yamoto.JPG|300px|恩田川 2006年8月21日撮影]]<br /><small>恩田川(前方)と鶴見川(右)の合流点</small>
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[[画像:Ondagawa Kanagawa.jpg|thumb|293px|恩田川(横浜市緑区いぶき野)岩川合流点]]
[[画像:Ondagawa Kanagawa.jpg|thumb|293px|恩田川(横浜市緑区いぶき野)岩川合流点]]
'''恩田川'''(おんだがわ)は、[[鶴見川]][[水系]]の[[支流]]で[[東京都]][[町田市]]および[[神奈川県]][[横浜市]]を流れる[[一級河川]]。鶴見川水系の大きな支流の一つ。
'''恩田川'''(おんだがわ)は、[[鶴見川]][[水系]]の[[支流]]で[[東京都]][[町田市]]および[[神奈川県]][[横浜市]]を流れる[[一級河川]]。鶴見川水系の大きな支流の一つ。地点を順に述べるものに関しては、[[Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 河川#リストに付いて]]により、上流から記載


== 地理 ==
== 地理 ==
東京都町田市本町田の滝ノ沢地区に源を発し南東に流れ、神奈川県横浜市[[緑区 (横浜市)|緑区]]青砥町と緑区中山町の境界で鶴見川に[[合流]]する。一級河川としての上流端は、[[東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線|鶴川街道]][[下水道#管種|カルバート]]である。恩田川という名称としての上流端は、水源からのわさび沢川と今井川が合流する地点である。
東京都町田市本町田の滝ノ沢地区、[[東京都道47号八王子町田線|町田街道]]の町田三中西交差点の北東[[水|源]]を発し、[[JR]][[横浜線]]の北をほぼ平行に流れ、神奈川県横浜市[[緑区 (横浜市)|緑区]]青砥町と緑区中山町の境界で鶴見川に[[合流]]する。一級河川としての[[上流]]端は、[[東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線|鶴川街道]][[下水道#管種|カルバート]]である。恩田川という名称としての上流端は、水源からのわさび沢川と今井川が合流する地点である。

== 管理 ==
*[http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shiyakusyo/gyomu/gesui/index.html 町田市下水道部](水源~鶴川街道カルバート(カルバートそのものは含まず))
*[http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/nantou/index.html 東京都南多摩東部建設事務所](鶴川街道カルバート~[[県境|都県境]])
*[http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/07/1945/hamasui/hamasui-index.html 神奈川県横浜治水事務所](都県境~鶴見川合流点)


== 流域の自治体 ==
== 流域の自治体 ==
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*神奈川県
*神奈川県
:[[横浜市]]([[青葉区 (横浜市)|青葉区]]、[[緑区 (横浜市)|緑区]])
:[[横浜市]]([[青葉区 (横浜市)|青葉区]]、[[緑区 (横浜市)|緑区]])

== 概要 ==
わさび沢川と今井川の合流点より上流については、[[#わさび沢川|後述]]。
=== 東京都 ===
右岸側からわさび沢川、左岸側から今井川が合流する地点より下流側を、'''恩田川'''と称する。恩田川上流端周辺には[[上水道|上水]]のための水源施設が2箇所あり、原町田浄水所を経て、町田市中心部の水道水として供給されている。左岸は[[住宅地]]、右岸は[[雑木林]]という場所を通り、鶴川街道の下をカルバートでくぐり抜ける。一級河川に指定されている区間は、この鶴川街道カルバートから[[下流]]である。ここから、町田市が設置したサイクリング道路(自転車歩行者専用道路)が左岸にある。稲荷坂[[橋]]からは、右岸にもサイクリング道路がある。稲荷坂橋を過ぎると、[[地方住宅供給公社|東京都住宅供給公社]]の本町田[[団地]]の中を、大谷一号橋まで通り抜ける。大谷一号橋の右岸下流側に、本町田団地の台所・[[三徳]]本町田店がある。本町田店であるが、南大谷地籍にある。南大谷地籍内は、両岸に[[サクラ|桜]]が点在している。三徳の辺りの[[河川敷]]は、[[アブラナ|菜の花]]がある。桜橋の右岸上流側に、[[住宅]]を挟んで町田[[自動車教習所]]がある。桜橋の右岸下流側には、休憩[[施設]]がある。桜橋から梅の橋の右岸のサイクリング道路は、[[水面]]近くまで低い所を通る[[親水]]広場になっている。増水時は、この場所は通行止めになる。桜橋から[[小田急電鉄|小田急]][[小田急小田原線|小田原線]]の[[鉄道橋]]までの右岸側には、都営南大谷アパート(団地)がある。梅の橋から石洗橋の間は、右岸にしかサイクリング道路がない。左岸は道こそあるが、小田急小田原線の[[盛土|築堤]]により寸断されている。石洗橋まで南東方向に流れてきたが、坂下橋までの間に、南へ方向を変える。坂下橋の左岸には[[町田市立南大谷中学校]]があり、橋に直結するように裏門がある。坂下橋は、その名の通り、右岸側に坂がある。その坂は階段になっているが、車の通行もある。左岸から大谷川が合流する地点の右岸には、南大谷スポーツ広場があり、地元の少年野球チームなどが練習などに使っている。高ヶ坂に入ると、住宅地の中を一直線に進み、高瀬橋に至る。高瀬橋から都県境までは、両岸が桜並木になっており、春には、成瀬中央橋付近を中心にさくら祭が催される。高瀬橋下流側右岸には休憩施設があり、左岸にはサイクリング道路から河川敷に下りれる親水広場になっている。高瀬橋から鹿島橋の前後で、ほぼ90度方向を変え、東へ流れる。弁天橋下流側左岸には、恩田川の旧流路に残った弁天池をメインとした弁天橋公園がある。弁天橋と扇橋のほぼ中間の左岸の[[老人福祉施設|デイサービスセンター]]成瀬会館の恩田川側に、[[弁才天|弁天様]]をまつった「ほこら」がある。扇橋から都橋の間は、[[1983年]]まで自動車が通れる橋がなく、不便な所であった。扇橋から西山橋先までの左岸には都営成瀬アパート(団地)があり、団地内の会下山橋上流側左岸には[[オーディオテクニカ]]本社工場がある。会下山橋上流側右岸の[[丘|高台]]には城山公園があり、そこは[[小机城]]の支城であったと言われる成瀬[[城]]の跡地だ。会下山橋と[[神奈川県道・東京都道140号川崎町田線|成瀬街道]]の間、オーディオテクニカトと道を挟んだ隣に、[[東京都立成瀬高等学校]]がある。会下山橋は、高い土地である南成瀬と、低い土地である東京都立成瀬高等学校方面とを結ぶ橋で、サイクリング道路や都営成瀬アパートの商店街をも跨いでいる。会下山橋の上流側左岸、オーディオテクニカと恩田川の間には、かつて杉山[[神社]]があったが、都営成瀬アパートが作られた時に、東雲[[寺]]の隣へ移転している。西山橋の下流側左岸には[[町田市立南第二小学校]]がある。吹上橋から向橋先の右岸にある大きな建物は、町田市立総合体育館だ。都橋を過ぎると、右岸から小川が合流し、その先が都県境である。

=== 神奈川県 ===
都県境付近の右岸の建物は、町田[[下水処理場]](成瀬クリーンセンター)である。都県境を境に、護岸や両岸の様子が、著しく変わる。右岸の道は未舗装路となり、左岸の道は舗装されてはいるもののあまり整備されていないように見える。都県境から下流の両岸の道は、舗装済・未舗装、半々ぐらいで、基本的には歩行者自転車のみが通行を許された河川用地である。ただし、一部は生活道路として、車両の通行ができる箇所もある。左岸は、東京都側は住宅地であるが、神奈川県側は田畑である。左岸の田畑は、[[田奈駅]]近辺を除き、鶴見川合流点に一番近い都橋まで続く。町田下水処理場の北東端では、処理済みの[[下水]]が、恩田川に[[放水]]されている。その平均放水量は、そこまでの恩田川の[[流量]]に匹敵する0.83m³/sであり、鶴見川亀甲橋における低流量時の約13%にあたる。柳橋の右岸上流側には、河川敷に下りられる親水施設がある。柳橋の右岸は、東向地団地がある。右岸は、田奈橋と恩田大橋の中間辺りまで、住宅・小[[工場]]・[[荒地]]などが入り混じった状況だ。[[横浜高速鉄道こどもの国線|こどもの国線]]の鉄道橋をくぐると、日影橋の上流側左岸から奈良川が合流する。恩田川と奈良川の間の合流点の所には、「水辺の階段」がある。この合流点上流側辺りから、そこまでほぼ東へ流れていた方向を、ほぼ東南方向へ変える。浅山橋上流側には、水位流量観測所がある。田奈橋上流側右岸には、[[ドッグラン]]がある。田奈橋と[[東京急行電鉄|東急]][[東急田園都市線|田園都市線]]の鉄道橋の間の左岸には[[東急ストア]]田奈店があり、その向こうには田奈駅がある。田奈駅周辺の恩田川と[[神奈川県道・東京都道140号川崎町田線|神奈川県道140号川崎町田線]]の間は、住宅地となっている。東急ストア田奈店の[[駐車場]]の下は「田奈[[調整池]]」がある。東急田園都市線の鉄道橋をくぐると、右岸の長津田第三公園を過ぎた先から、右岸も田畑が続く。恩田大橋をくぐった先の右岸から岩川が合流する。この合流地点から下流側を眺めると、田畑の中を流れている恩田川の様子がよくわかる。川戸橋まで来ると、[[東名高速道路]]とJR横浜線が見える。その先、右岸から山谷川が合流する。恩田川大橋上流側左岸には、しらとり川が合流する。東名高速道路をくぐる。坂下橋の上流側は長い範囲でJR横浜線がよく見える。新良橋を過ぎると、右岸から梅田川が合流する。梅田川合流点からもJR横浜線が見える。梅田川合流点と小山橋の中間の右岸には、観護寺がある。観護寺には、横浜市地域史跡に指定されている「印融法印墓」がある。小山橋の右岸上流側には[[トステム]]の工場がある。小山橋左岸あたりを中心に、この辺りでは、[[ナシ|梨]]や[[ブドウ]]が栽培されている。小山橋から都橋先の右岸は、[[中山駅]]前に拓けた市街地である。この区間の右岸には、高層団地や商店がある。都橋右岸にある「ハーモニーみどり」の下には、「ハーモニーみどり調整池」がある。都橋を過ぎると、鶴見川合流点周辺の工場地帯に入る。鶴見川合流点手前の左岸には、親水施設がある。左岸側からの鶴見川と合流する。合流点では、鶴見川に負けず劣らずの水量で、見る場所によっては、恩田川のほうが本流にも見える。

== 歴史 ==
*[[1962年]]([[昭和]]37年) - 神奈川県管理区間における小規模河川改修事業に着手。
*[[1966年]](昭和41年)[[6月28日]] - 台風4号により、浸水被害。氾濫面積103.9ha、浸水家屋123棟。
*[[1967年]](昭和42年)[[5月25日]] - 神奈川県管理区間が、[[河川法]]に基づく、一級河川に指定される。
*[[1968年]](昭和43年)[[9月]] - 東京都管理区間における都市計画事業が決定し、河川改修を進める。
*[[1969年]](昭和44年)[[3月]] - 神奈川県管理区間における小規模河川改修事業、完成。
*1969年(昭和44年)[[3月20日]] - 東京都管理区間が、河川法に基づく、一級河川に指定される。
*[[1974年]](昭和49年) - 神奈川県管理区間における河川局部改良事業により、ブロック積護岸が施行される。
*[[1976年]](昭和51年)[[9月9日]] - [[台風17号 (1976年)|台風17号]]により、浸水被害。氾濫面積18.0ha、浸水家屋156棟。
*[[1978年]](昭和53年) - 神奈川県管理区間における河川局部改良事業、完了。神奈川県単独の河川改修事業に着手。低水護岸、ブロック張護岸が施工される。
*[[1979年]](昭和54年) - 東京都管理区間における都市計画事業が完了し、全川にわたる雨量30mm/h規模の改修が完成。神奈川県管理区間における総合治水対策特定河川事業と住宅宅地関連公共施設整備促進事業に着手。
*[[1981年]](昭和56年) - 全川にわたる雨量50mm/h規模の改修に着手。
*[[1988年]](昭和63年)3月 - 神奈川県管理区間における住宅宅地関連公共施設整備促進事業、完成。
*[[1989年]]([[平成]]元年)[[7月19日]] - 町田市の都橋下流で[[コイ|鯉]]や[[フナ|鮒]]などの[[斃死]]体を[[ドラム缶]]1杯ぐらい回収。調査では[[ジシアン|シアン]]などは検出されず、原因不明。
*[[1990年]](平成2年)[[5月31日]] - 国道246号付近で[[魚]]が浮上。700匹ぐらいの魚を回収。調査ではシアンなどは検出されず、原因不明。
*[[1994年]](平成6年) - 神奈川県単独の河川改修事業、完了。
*[[2000年]](平成12年) - 東京都管理区間における雨量50mm/h規模の改修が、最上流の橋梁部を残して完成。
*[[2005年]](平成17年)[[4月1日]] - 他の鶴見川水系の河川と共に、[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15HO077.html 特定都市河川浸水被害対策法]による「特定都市河川」及び「特定都市河川流域」に指定される。


== 主な支流 ==
== 主な支流 ==
=== わさび沢川 ===
*奈良川(横浜市青葉区)
町田市下水道部が管理する[[普通河川]]。[[#地理|前記]]にある源({{ウィキ座標度分秒|35|33|37|N|139|25|48|E||}}、町田市本町田の滝ノ沢地区)から、今井川が左岸から合流する地点({{ウィキ座標度分秒|35|33|46|N|139|26|51|E||}}、町田市本町田の日向台地区)までの、恩田川源流部における名称である。[[水源]]付近は、住宅地の中にぽっかりとある荒地である。この荒地には、最近まで民家が数軒あったが、現在では、町田市 環境・産業部 公園緑地課により、滝の沢源流公園整備事業が進められている。わさび沢川源流域には上水のための水源施設が3箇所あり、滝の沢浄水所を経て、町田市南部の水道水として供給されている。水源近くの「町田市立滝の沢児童公園」の南端から「町田市立本町田ひまわり児童遊園」の西端にわたり[[歩道]]と住宅地の中の[[道路]]の下の[[溝渠#暗渠|暗渠]]を流れていて、全域住宅地を流れている。最上の[[橋]](名称なし)を除き、道路と交わる場所は、道路の下のカルバートを通っている。
*[[岩川]](横浜市緑区)

*しらとり川(横浜市青葉区)
=== 今井川 ===
*[[梅田川 (神奈川県)|梅田川]](横浜市緑区)
町田市下水道部が管理する普通河川。町田市の管理上の名称は、「本町田2号雨水幹線」である。源流部はいくつかの流れに分かれているが、水源は[[東京都道18号府中町田線|鎌倉街道]]以北の七国山から薬師池にかけての、町田市本町田と山崎町の境にほぼ集約される。なお、薬師池は、鶴見川本流の流域に当たる。今井谷戸交差点東側から[[町田市立本町田東小学校]]南西端までは、暗渠を通り、暗渠の上は「なかよし散歩道」として、[[雨水]]や[[湧水]]を利用したせせらぎ水路が流れる親水施設になっている。「なかよし散歩道」の下流側には「ひなた村」と称する、レクリエーション施設やデイキャンプ場などを備えた、町田市生涯学習部が管理する公園がある。[[町田市立町田第三小学校]]の東端を、南へ流れる。右岸からわさび沢川が合流する地点においては、流路や水量から、今井川が本流のようにも見えるので、恩田川の水源を七国山付近とする文献も見受けられる。なお、恩田川とは、わさび沢川と今井川の合流点から下流についての名称である。わさび沢川と比べると、全流域、山里を感じさせる地帯である。

=== 恩田雨水幹線 ===
町田市下水道部が管理する水路。東京都住宅供給公社の町田木曽住宅の南東端にある調整池({{ウィキ座標度分秒|35|33|50|N|139|26|25|E||}})から流れ出し、町田市立町田第三小学校の北({{ウィキ座標度分秒|35|33|54|N|139|26|46|E||}})で今井川の右岸へ合流する。

=== 恩田川旧川 ===
町田市下水道部が管理する普通河川。本町田郵便局の東({{ウィキ座標度分秒|35|33|49|N|139|26|52|E||}})で今井川左岸から分流し、鶴川街道の日向台交差点と[[久美堂]]本町田店の間を通り、東京都住宅供給公社の本町田団地の北端の稲荷坂橋の左岸下流側({{ウィキ座標度分秒|35|33|37|N|139|27|06|E||}})で恩田川に合流する。

=== 大谷川 ===
かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。ほぼ全区間、暗渠を流れる。
==== 玉川学園1号水路 ====
町田市[[玉川学園]]四丁目({{ウィキ座標度分秒|35|33|58|N|139|27|25|E||}}付近)を最上流に、小田急小田原線[[玉川学園前駅]]の北・[[学校法人玉川学園]]の敷地内にある玉川池の直下を通り、小田急小田原線の西側を線路に沿って南下し、[[東京都民銀行]]玉川学園支店前の交差点付近({{ウィキ座標度分秒|35|33|34|N|139|27|40|E||}}付近、町田市玉川学園一丁目)で左岸から玉川学園2号水路に合流する。

==== 玉川学園2号水路 ====
町田市玉川学園三丁目({{ウィキ座標度分秒|35|33|43|N|139|27|26|E||}}付近)を最上流に、東京都民銀行玉川学園支店前の交差点付近で右岸から玉川学園1号水路に合流する。
==== 学園都市下水路 ====
玉川学園1号水路と玉川学園2号水路の合流点から、玉川学園一丁目で小田急小田原線を横切り、南東へ流れ、大谷原交差点で南へ向きを変え、[[町田市立南大谷小学校]]の東端を通り、町田市立南大谷中学校の外周を通り、南大谷中学校の南西端({{ウィキ座標度分秒|35|32|57|N|139|27|47|E||}}、町田市南大谷)で恩田川に合流する。

=== 芹ヶ谷川 ===
かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。
==== 中町1号幹線雨水路 ====
芹ヶ谷公園({{ウィキ座標度分秒|35|32|55|N|139|27|02|E||}}、町田市南大谷)に源を発し、芹ヶ谷公園の中の[[湧水]]を集めながら南東に流れ、[[町田市立国際版画美術館]]の東から暗渠を流れ、市民の森の北東端を南東に流れ、[[熊野神社]]近く({{ウィキ座標度分秒|35|32|29|N|139|27|27|E||}}、町田市高ヶ坂)で熊野神社水路に左岸から合流する。芹ヶ谷公園は、芹ヶ谷川の流れを活かした親水公園としての側面もあり、水の一部をコンクリート溝に流し、水遊びができるようになっている。

==== 熊野神社水路 ====
町田街道の原町田二丁目交差点の南東にある[[義澤材木店]]の敷地内({{ウィキ座標度分秒|35|32|24|N|139|27|13|E||}}付近、町田市原町田二丁目)を源に暗渠を流れ(一部[[溝渠#開渠|開渠]])、熊野神社近くで中町1号幹線雨水路を合流し開渠に出て、成瀬街道の高ヶ坂交差点を暗渠で横切り、暗渠のまま[[町田市立高ヶ坂小学校]]の北側を通り、高瀬橋の右岸下流側({{ウィキ座標度分秒|35|32|33|N|139|27|49|E||}}、町田市高ヶ坂)で恩田川に合流する。大まかに見ると、全体として東への流れだが、上流では成瀬街道を2回横切り、蛇行している。

=== 三又川 ===
かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。町田市の管理上の名称は、「三又都市下水路」である。町田市東玉川学園一丁目({{ウィキ座標度分秒|35|33|33|N|139|28|15|E||}}付近)を最上流に暗渠を南へ流れ、昭和薬科大学バスロータリー北方で開渠に出る。[[昭和薬科大学]]の敷地内からの水を受け入れながら南下する。観性寺付近から成瀬センター付近まで、河川上に土台を設け、上空を高圧電線が通る。成瀬街道と交差する、成瀬センター前交差点から恩田川合流点までは、暗渠を通っている。会下山橋と二反田橋の間({{ウィキ座標度分秒|35|32|27|N|139|28|27|E||}}、町田市成瀬)、恩田川の左岸に合流する。

=== 奈良谷戸川 ===
かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。町田市の管理上の名称は、「奈良谷戸都市下水路」である。町田市成瀬四丁目の美岳公園あたり({{ウィキ座標度分秒|35|33|31|N|139|28|45|E||}}付近)を最上流に暗渠を南へ流れ、[[町田市立成瀬台小学校]]東方を通り、[[町田市立成瀬中央小学校]]の東方で開渠に出て、一部暗渠を経て、東京都立成瀬高等学校の東の成瀬街道と交差する地点から暗渠を通り、都営成瀬アパート(団地)の南端・西山橋の上流側({{ウィキ座標度分秒|35|32|23|N|139|28|34|E||}})で恩田川に合流する。

=== 小川 ===
かつては、「柳川」や「柳渓川」と呼ばれていた。現在では、「小川川」と呼ぶ場合もあるようだ。小川都市下水路の区間を除き、普通河川である。全区間、町田市下水道部が管理する。町田市南つくし野二丁目の東急田園都市線の線路あたり({{ウィキ座標度分秒|35|30|52|N|139|28|42|E||}})を最上流とし、やなぎ公園を経て、北へ流れる。最上流から、小川一丁目・つくし野一丁目・つくし野二丁目の境にある交差点までは暗渠を流れ、郵便局桜通りの西側を併走し、JR[[横浜線]]をくぐり、町田市南成瀬七丁目の[[町田市立南成瀬中学校]]の南端に至る。ここ({{ウィキ座標度分秒|35|31|57|N|139|28|49|E||}})までが、普通河川の区間だ。
==== 小川都市下水路 ====
南成瀬中学校の南端から、南成瀬中学校の東側を通り、町田市南成瀬八丁目の町田下水処理場(成瀬クリーンセンター)の西側を通り、成瀬[[変電所]]の北西・町田市成瀬({{ウィキ座標度分秒|35|32|10|N|139|29|00|E||}})で恩田川に合流する。

=== 奈良川 ===
横浜市が管理する[[準用河川]]。[[学校法人玉川学園]]の敷地内にある横浜市青葉区奈良町の奈良池(本山池)({{ウィキ座標度分秒|35|34|03|N|139|28|27|E||}})を源とし暗渠を流れ、[http://www.naturapath2.net/ 緑山ハーブガーデンナチュラパス]の南西側で開渠に出て、[[横浜市立奈良小学校]]の東側を通り、[[こどもの国駅]]と「こどもの国」の間を通り、[[こどもの国線]]と[[東京都道・神奈川県道139号真光寺長津田線|こどもの国通り]]に沿って南下し、横浜市青葉区恩田町の日影橋の下流側({{ウィキ座標度分秒|35|32|20|N|139|29|44|E||}})で恩田川に合流する。水源の奈良池では、[[絶滅危惧種|絶滅危惧IA類(CR)]]である[[タナゴ亜科|ゼニタナゴ]]が生息するが、水質悪化により、絶滅が危惧されている(または、すでに絶滅したと言われている)。源流域は、土橋谷戸と呼ばれる小さな[[谷]]を形成している。

=== 岩川 ===
横浜市が管理する準用河川。[[岩川]]を参照。

=== 山谷川 ===
横浜市が管理する普通河川。JR横浜線と東名高速道路の交点あたりを最上流に、北へ流れ、川戸橋と恩田川大橋のほぼ中間({{ウィキ座標度分秒|35|31|47|N|139|30|50|E||}})で恩田川に合流する。全区間、横浜市緑区十日市場町である。上流は茂みに覆われていて、源流に近づくことは困難である。短い川ではあるが、水量は少なくない。

=== しらとり川 ===
横浜市が管理する普通河川。[[青葉台駅]]付近が最上流で、南へ流れ、横浜市青葉区しらとり台の恩田川大橋の上流側({{ウィキ座標度分秒|35|31|50|N|139|31|01|E||}})で恩田川に合流する。最上流から国道246号の北側までは、暗渠を流れる。<nowiki>{{節stub}}</nowiki>

=== 梅田川 ===
横浜市が管理する一級河川。[[梅田川 (神奈川県)|梅田川]]を参照。

=== 台村川 ===
横浜市が管理する普通河川。特に下流では「谷戸川」とも呼ばれる。横浜市緑区台村町の[[神奈川大学附属中・高等学校]]あたりを源に、南へ流れ、横浜市緑区三保町の[[地方住宅供給公社|神奈川県住宅供給公社]]宮根団地の南から東へ流れ、[[日立造船]]の寮の南側から暗渠を通り、横浜市緑区台村町のエスポワール(マンション)の北で開渠に出て、JR横浜線をくぐり、横浜市緑区中山町の中山駅前ハイツ(団地)の北({{ウィキ座標度分秒|35|31|04|N|139|32|11|E||}})で恩田川に合流する。

== 橋梁 ==
一級河川区間のみを全橋掲載。地名は、左岸上流寄りを基準。
=== 東京都町田市 ===
==== 町田市本町田 ====
*鶴川街道カルバート(鶴川街道)
**右岸方向に進むと[[東京都立町田高等学校]]・町田市役所を経て[[町田駅]]、左岸方向に進むと町田市金井町を経て[[鶴川駅]]に至る。この橋には正式名称はないが、町田市では便宜上「鶴川街道カルバート」と呼んでいる。
*稲荷坂橋
*本町田三号橋
*本町田二号橋
*本町田一号橋
*大谷二号橋(町田市南大谷との境界)

==== 町田市南大谷 ====
*大谷一号橋
*桜橋
**右岸方向に進むと町田市役所を経て町田駅、左岸方向に進むと[[玉川学園前駅]]に至る。
*梅の橋
*鉄道橋(小田急小田原線)
*石洗橋
*坂下橋

==== 町田市高ヶ坂 ====
*三蔵寺橋
*旧高瀬橋(町田市成瀬との境界)
*高瀬橋(成瀬街道)(町田市成瀬との境界)
**右岸方向に進むと町田駅、左岸方向に進むと東京都立成瀬高等学校に至る。
*鹿島橋(町田市成瀬との境界)

==== 町田市成瀬 ====
*弁天橋
*扇橋
*会下山橋
**右岸方向に進むと[[成瀬駅]]、左岸方向に進むと東京都立成瀬高等学校を経て昭和薬科大学に至る。
*二反田橋(自転車歩行者専用橋)
*西山橋(自転車歩行者専用橋)
*成瀬中央橋(成瀬中央通り)
**右岸方向に進むと成瀬駅、左岸方向に進むと成瀬街道に至る。
*向橋
**幅が狭く、実質的に自転車歩行者専用橋。
*吹上橋
*都橋

=== 神奈川県横浜市 ===
==== 横浜市青葉区恩田町 ====
*柳橋
*堀の内橋
*鉄道橋(こどもの国線)
*日影橋
*浅山橋([[東京都道・神奈川県道139号真光寺長津田線|神奈川県道139号真光寺長津田線]])(横浜市青葉区田奈との境界)
**右岸方向に進むと[[長津田駅]]、左岸方向に進むと神奈川県道140号川崎町田線との重複区間を経て[[こどもの国 (横浜市)|こどもの国]]に至る。
==== 横浜市青葉区田奈 ====
*浅山下橋
*田奈橋
*鉄道橋(東急田園都市線)
*恩田大橋([[国道246号]])(横浜市青葉区しらとり台と横浜市緑区いぶき野との境界)
**右岸方向に進むと[[横浜町田インターチェンジ]]、左岸方向に進むと[[横浜青葉インターチェンジ]]に至る。
==== 横浜市青葉区しらとり台 ====
*川戸橋(横浜市緑区十日市場町との境界)
*恩田川大橋([[横浜市主要地方道18号環状4号線]])(横浜市青葉区さつきが丘と横浜市緑区十日市場町との境界)
**右岸方向に進むと[[十日市場駅]]、左岸方向に進むと青葉台駅に至る。
==== 横浜市青葉区さつきが丘 ====
*名称不明(東名高速道路)(横浜市緑区十日市場町との境界)
*八十橋(横浜市緑区小山町と横浜市緑区十日市場町との境界)

==== 横浜市緑区小山町 ====
*坂下橋(横浜市緑区十日市場町との境界)
==== 横浜市緑区新治町 ====
*新良橋
==== 横浜市緑区小山町 ====
*小山橋(横浜市緑区中山町との境界)
*小山橋人道橋(横浜市緑区中山町との境界)
**小山橋の直近を平行してあるが、小山橋とは別に独立してる。
*中山大橋(横浜市緑区青砥町と横浜市緑区中山町との境界)
**右岸方向に進むと中山駅、左岸方向に進むと神奈川県道140号川崎町田線に至る。

==== 横浜市緑区青砥町 ====
*都橋(横浜市緑区中山町との境界)
**[[2009年]]3月下旬までの予定で、架け替え工事が行われている。

== 参考文献 ==
*『'85東京の中小河川』東京都建設局河川部計画課 昭和60年10月発行
*『まちだ河川マップ』町田市環境部環境保全課編集、町田市役所 2003年2月発行
*『鶴見川流域誌/河川編』鶴見川流域誌編集委員会編集、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所 平成15年7月31日発行
*『町田市水道事業統計年報 2005年度(平成17年度)』町田市水道部業務課編集、町田市 2006年11月発行


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2007年9月19日 (水) 11:06時点における版

恩田川

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恩田川 2006年8月21日撮影
恩田川(前方)と鶴見川(右)の合流点
水系 一級河川 鶴見川
種別 {{{種別}}}
延長 13.1km
施行延長は12.4 km
水源の標高 -- m
平均流量 浅山橋における1998年の観測
1.70 /s
流域面積 -- km²
水源 東京都町田市本町田
河口合流先) 鶴見川
横浜市緑区青砥町/緑区中山町)
流域 東京都神奈川県
恩田川(横浜市緑区いぶき野)岩川合流点

恩田川(おんだがわ)は、鶴見川水系支流東京都町田市および神奈川県横浜市を流れる一級河川。鶴見川水系の大きな支流の一つ。地点を順に述べるものに関しては、Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 河川#リストに付いてにより、上流から記載。

地理

東京都町田市本町田の滝ノ沢地区、町田街道の町田三中西交差点の北東にを発し、JR横浜線の北をほぼ平行に流れ、神奈川県横浜市緑区青砥町と緑区中山町の境界で鶴見川に合流する。一級河川としての上流端は、鶴川街道カルバートである。恩田川という名称としての上流端は、水源からのわさび沢川と今井川が合流する地点である。

管理

流域の自治体

  • 東京都
町田市
  • 神奈川県
横浜市青葉区緑区

概要

わさび沢川と今井川の合流点より上流については、後述

東京都

右岸側からわさび沢川、左岸側から今井川が合流する地点より下流側を、恩田川と称する。恩田川上流端周辺には上水のための水源施設が2箇所あり、原町田浄水所を経て、町田市中心部の水道水として供給されている。左岸は住宅地、右岸は雑木林という場所を通り、鶴川街道の下をカルバートでくぐり抜ける。一級河川に指定されている区間は、この鶴川街道カルバートから下流である。ここから、町田市が設置したサイクリング道路(自転車歩行者専用道路)が左岸にある。稲荷坂からは、右岸にもサイクリング道路がある。稲荷坂橋を過ぎると、東京都住宅供給公社の本町田団地の中を、大谷一号橋まで通り抜ける。大谷一号橋の右岸下流側に、本町田団地の台所・三徳本町田店がある。本町田店であるが、南大谷地籍にある。南大谷地籍内は、両岸にが点在している。三徳の辺りの河川敷は、菜の花がある。桜橋の右岸上流側に、住宅を挟んで町田自動車教習所がある。桜橋の右岸下流側には、休憩施設がある。桜橋から梅の橋の右岸のサイクリング道路は、水面近くまで低い所を通る親水広場になっている。増水時は、この場所は通行止めになる。桜橋から小田急小田原線鉄道橋までの右岸側には、都営南大谷アパート(団地)がある。梅の橋から石洗橋の間は、右岸にしかサイクリング道路がない。左岸は道こそあるが、小田急小田原線の築堤により寸断されている。石洗橋まで南東方向に流れてきたが、坂下橋までの間に、南へ方向を変える。坂下橋の左岸には町田市立南大谷中学校があり、橋に直結するように裏門がある。坂下橋は、その名の通り、右岸側に坂がある。その坂は階段になっているが、車の通行もある。左岸から大谷川が合流する地点の右岸には、南大谷スポーツ広場があり、地元の少年野球チームなどが練習などに使っている。高ヶ坂に入ると、住宅地の中を一直線に進み、高瀬橋に至る。高瀬橋から都県境までは、両岸が桜並木になっており、春には、成瀬中央橋付近を中心にさくら祭が催される。高瀬橋下流側右岸には休憩施設があり、左岸にはサイクリング道路から河川敷に下りれる親水広場になっている。高瀬橋から鹿島橋の前後で、ほぼ90度方向を変え、東へ流れる。弁天橋下流側左岸には、恩田川の旧流路に残った弁天池をメインとした弁天橋公園がある。弁天橋と扇橋のほぼ中間の左岸のデイサービスセンター成瀬会館の恩田川側に、弁天様をまつった「ほこら」がある。扇橋から都橋の間は、1983年まで自動車が通れる橋がなく、不便な所であった。扇橋から西山橋先までの左岸には都営成瀬アパート(団地)があり、団地内の会下山橋上流側左岸にはオーディオテクニカ本社工場がある。会下山橋上流側右岸の高台には城山公園があり、そこは小机城の支城であったと言われる成瀬の跡地だ。会下山橋と成瀬街道の間、オーディオテクニカトと道を挟んだ隣に、東京都立成瀬高等学校がある。会下山橋は、高い土地である南成瀬と、低い土地である東京都立成瀬高等学校方面とを結ぶ橋で、サイクリング道路や都営成瀬アパートの商店街をも跨いでいる。会下山橋の上流側左岸、オーディオテクニカと恩田川の間には、かつて杉山神社があったが、都営成瀬アパートが作られた時に、東雲の隣へ移転している。西山橋の下流側左岸には町田市立南第二小学校がある。吹上橋から向橋先の右岸にある大きな建物は、町田市立総合体育館だ。都橋を過ぎると、右岸から小川が合流し、その先が都県境である。

神奈川県

都県境付近の右岸の建物は、町田下水処理場(成瀬クリーンセンター)である。都県境を境に、護岸や両岸の様子が、著しく変わる。右岸の道は未舗装路となり、左岸の道は舗装されてはいるもののあまり整備されていないように見える。都県境から下流の両岸の道は、舗装済・未舗装、半々ぐらいで、基本的には歩行者自転車のみが通行を許された河川用地である。ただし、一部は生活道路として、車両の通行ができる箇所もある。左岸は、東京都側は住宅地であるが、神奈川県側は田畑である。左岸の田畑は、田奈駅近辺を除き、鶴見川合流点に一番近い都橋まで続く。町田下水処理場の北東端では、処理済みの下水が、恩田川に放水されている。その平均放水量は、そこまでの恩田川の流量に匹敵する0.83m³/sであり、鶴見川亀甲橋における低流量時の約13%にあたる。柳橋の右岸上流側には、河川敷に下りられる親水施設がある。柳橋の右岸は、東向地団地がある。右岸は、田奈橋と恩田大橋の中間辺りまで、住宅・小工場荒地などが入り混じった状況だ。こどもの国線の鉄道橋をくぐると、日影橋の上流側左岸から奈良川が合流する。恩田川と奈良川の間の合流点の所には、「水辺の階段」がある。この合流点上流側辺りから、そこまでほぼ東へ流れていた方向を、ほぼ東南方向へ変える。浅山橋上流側には、水位流量観測所がある。田奈橋上流側右岸には、ドッグランがある。田奈橋と東急田園都市線の鉄道橋の間の左岸には東急ストア田奈店があり、その向こうには田奈駅がある。田奈駅周辺の恩田川と神奈川県道140号川崎町田線の間は、住宅地となっている。東急ストア田奈店の駐車場の下は「田奈調整池」がある。東急田園都市線の鉄道橋をくぐると、右岸の長津田第三公園を過ぎた先から、右岸も田畑が続く。恩田大橋をくぐった先の右岸から岩川が合流する。この合流地点から下流側を眺めると、田畑の中を流れている恩田川の様子がよくわかる。川戸橋まで来ると、東名高速道路とJR横浜線が見える。その先、右岸から山谷川が合流する。恩田川大橋上流側左岸には、しらとり川が合流する。東名高速道路をくぐる。坂下橋の上流側は長い範囲でJR横浜線がよく見える。新良橋を過ぎると、右岸から梅田川が合流する。梅田川合流点からもJR横浜線が見える。梅田川合流点と小山橋の中間の右岸には、観護寺がある。観護寺には、横浜市地域史跡に指定されている「印融法印墓」がある。小山橋の右岸上流側にはトステムの工場がある。小山橋左岸あたりを中心に、この辺りでは、ブドウが栽培されている。小山橋から都橋先の右岸は、中山駅前に拓けた市街地である。この区間の右岸には、高層団地や商店がある。都橋右岸にある「ハーモニーみどり」の下には、「ハーモニーみどり調整池」がある。都橋を過ぎると、鶴見川合流点周辺の工場地帯に入る。鶴見川合流点手前の左岸には、親水施設がある。左岸側からの鶴見川と合流する。合流点では、鶴見川に負けず劣らずの水量で、見る場所によっては、恩田川のほうが本流にも見える。

歴史

  • 1962年昭和37年) - 神奈川県管理区間における小規模河川改修事業に着手。
  • 1966年(昭和41年)6月28日 - 台風4号により、浸水被害。氾濫面積103.9ha、浸水家屋123棟。
  • 1967年(昭和42年)5月25日 - 神奈川県管理区間が、河川法に基づく、一級河川に指定される。
  • 1968年(昭和43年)9月 - 東京都管理区間における都市計画事業が決定し、河川改修を進める。
  • 1969年(昭和44年)3月 - 神奈川県管理区間における小規模河川改修事業、完成。
  • 1969年(昭和44年)3月20日 - 東京都管理区間が、河川法に基づく、一級河川に指定される。
  • 1974年(昭和49年) - 神奈川県管理区間における河川局部改良事業により、ブロック積護岸が施行される。
  • 1976年(昭和51年)9月9日 - 台風17号により、浸水被害。氾濫面積18.0ha、浸水家屋156棟。
  • 1978年(昭和53年) - 神奈川県管理区間における河川局部改良事業、完了。神奈川県単独の河川改修事業に着手。低水護岸、ブロック張護岸が施工される。
  • 1979年(昭和54年) - 東京都管理区間における都市計画事業が完了し、全川にわたる雨量30mm/h規模の改修が完成。神奈川県管理区間における総合治水対策特定河川事業と住宅宅地関連公共施設整備促進事業に着手。
  • 1981年(昭和56年) - 全川にわたる雨量50mm/h規模の改修に着手。
  • 1988年(昭和63年)3月 - 神奈川県管理区間における住宅宅地関連公共施設整備促進事業、完成。
  • 1989年平成元年)7月19日 - 町田市の都橋下流でなどの斃死体をドラム缶1杯ぐらい回収。調査ではシアンなどは検出されず、原因不明。
  • 1990年(平成2年)5月31日 - 国道246号付近でが浮上。700匹ぐらいの魚を回収。調査ではシアンなどは検出されず、原因不明。
  • 1994年(平成6年) - 神奈川県単独の河川改修事業、完了。
  • 2000年(平成12年) - 東京都管理区間における雨量50mm/h規模の改修が、最上流の橋梁部を残して完成。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 他の鶴見川水系の河川と共に、特定都市河川浸水被害対策法による「特定都市河川」及び「特定都市河川流域」に指定される。

主な支流

わさび沢川

町田市下水道部が管理する普通河川前記にある源(北緯35度33分37秒 東経139度25分48秒 / 北緯35.56028度 東経139.43000度 / 35.56028; 139.43000、町田市本町田の滝ノ沢地区)から、今井川が左岸から合流する地点(北緯35度33分46秒 東経139度26分51秒 / 北緯35.56278度 東経139.44750度 / 35.56278; 139.44750、町田市本町田の日向台地区)までの、恩田川源流部における名称である。水源付近は、住宅地の中にぽっかりとある荒地である。この荒地には、最近まで民家が数軒あったが、現在では、町田市 環境・産業部 公園緑地課により、滝の沢源流公園整備事業が進められている。わさび沢川源流域には上水のための水源施設が3箇所あり、滝の沢浄水所を経て、町田市南部の水道水として供給されている。水源近くの「町田市立滝の沢児童公園」の南端から「町田市立本町田ひまわり児童遊園」の西端にわたり歩道と住宅地の中の道路の下の暗渠を流れていて、全域住宅地を流れている。最上の(名称なし)を除き、道路と交わる場所は、道路の下のカルバートを通っている。

今井川

町田市下水道部が管理する普通河川。町田市の管理上の名称は、「本町田2号雨水幹線」である。源流部はいくつかの流れに分かれているが、水源は鎌倉街道以北の七国山から薬師池にかけての、町田市本町田と山崎町の境にほぼ集約される。なお、薬師池は、鶴見川本流の流域に当たる。今井谷戸交差点東側から町田市立本町田東小学校南西端までは、暗渠を通り、暗渠の上は「なかよし散歩道」として、雨水湧水を利用したせせらぎ水路が流れる親水施設になっている。「なかよし散歩道」の下流側には「ひなた村」と称する、レクリエーション施設やデイキャンプ場などを備えた、町田市生涯学習部が管理する公園がある。町田市立町田第三小学校の東端を、南へ流れる。右岸からわさび沢川が合流する地点においては、流路や水量から、今井川が本流のようにも見えるので、恩田川の水源を七国山付近とする文献も見受けられる。なお、恩田川とは、わさび沢川と今井川の合流点から下流についての名称である。わさび沢川と比べると、全流域、山里を感じさせる地帯である。

恩田雨水幹線

町田市下水道部が管理する水路。東京都住宅供給公社の町田木曽住宅の南東端にある調整池(北緯35度33分50秒 東経139度26分25秒 / 北緯35.56389度 東経139.44028度 / 35.56389; 139.44028)から流れ出し、町田市立町田第三小学校の北(北緯35度33分54秒 東経139度26分46秒 / 北緯35.56500度 東経139.44611度 / 35.56500; 139.44611)で今井川の右岸へ合流する。

恩田川旧川

町田市下水道部が管理する普通河川。本町田郵便局の東(北緯35度33分49秒 東経139度26分52秒 / 北緯35.56361度 東経139.44778度 / 35.56361; 139.44778)で今井川左岸から分流し、鶴川街道の日向台交差点と久美堂本町田店の間を通り、東京都住宅供給公社の本町田団地の北端の稲荷坂橋の左岸下流側(北緯35度33分37秒 東経139度27分06秒 / 北緯35.56028度 東経139.45167度 / 35.56028; 139.45167)で恩田川に合流する。

大谷川

かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。ほぼ全区間、暗渠を流れる。

玉川学園1号水路

町田市玉川学園四丁目(北緯35度33分58秒 東経139度27分25秒 / 北緯35.56611度 東経139.45694度 / 35.56611; 139.45694付近)を最上流に、小田急小田原線玉川学園前駅の北・学校法人玉川学園の敷地内にある玉川池の直下を通り、小田急小田原線の西側を線路に沿って南下し、東京都民銀行玉川学園支店前の交差点付近(北緯35度33分34秒 東経139度27分40秒 / 北緯35.55944度 東経139.46111度 / 35.55944; 139.46111付近、町田市玉川学園一丁目)で左岸から玉川学園2号水路に合流する。

玉川学園2号水路

町田市玉川学園三丁目(北緯35度33分43秒 東経139度27分26秒 / 北緯35.56194度 東経139.45722度 / 35.56194; 139.45722付近)を最上流に、東京都民銀行玉川学園支店前の交差点付近で右岸から玉川学園1号水路に合流する。

学園都市下水路

玉川学園1号水路と玉川学園2号水路の合流点から、玉川学園一丁目で小田急小田原線を横切り、南東へ流れ、大谷原交差点で南へ向きを変え、町田市立南大谷小学校の東端を通り、町田市立南大谷中学校の外周を通り、南大谷中学校の南西端(北緯35度32分57秒 東経139度27分47秒 / 北緯35.54917度 東経139.46306度 / 35.54917; 139.46306、町田市南大谷)で恩田川に合流する。

芹ヶ谷川

かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。

中町1号幹線雨水路

芹ヶ谷公園(北緯35度32分55秒 東経139度27分02秒 / 北緯35.54861度 東経139.45056度 / 35.54861; 139.45056、町田市南大谷)に源を発し、芹ヶ谷公園の中の湧水を集めながら南東に流れ、町田市立国際版画美術館の東から暗渠を流れ、市民の森の北東端を南東に流れ、熊野神社近く(北緯35度32分29秒 東経139度27分27秒 / 北緯35.54139度 東経139.45750度 / 35.54139; 139.45750、町田市高ヶ坂)で熊野神社水路に左岸から合流する。芹ヶ谷公園は、芹ヶ谷川の流れを活かした親水公園としての側面もあり、水の一部をコンクリート溝に流し、水遊びができるようになっている。

熊野神社水路

町田街道の原町田二丁目交差点の南東にある義澤材木店の敷地内(北緯35度32分24秒 東経139度27分13秒 / 北緯35.54000度 東経139.45361度 / 35.54000; 139.45361付近、町田市原町田二丁目)を源に暗渠を流れ(一部開渠)、熊野神社近くで中町1号幹線雨水路を合流し開渠に出て、成瀬街道の高ヶ坂交差点を暗渠で横切り、暗渠のまま町田市立高ヶ坂小学校の北側を通り、高瀬橋の右岸下流側(北緯35度32分33秒 東経139度27分49秒 / 北緯35.54250度 東経139.46361度 / 35.54250; 139.46361、町田市高ヶ坂)で恩田川に合流する。大まかに見ると、全体として東への流れだが、上流では成瀬街道を2回横切り、蛇行している。

三又川

かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。町田市の管理上の名称は、「三又都市下水路」である。町田市東玉川学園一丁目(北緯35度33分33秒 東経139度28分15秒 / 北緯35.55917度 東経139.47083度 / 35.55917; 139.47083付近)を最上流に暗渠を南へ流れ、昭和薬科大学バスロータリー北方で開渠に出る。昭和薬科大学の敷地内からの水を受け入れながら南下する。観性寺付近から成瀬センター付近まで、河川上に土台を設け、上空を高圧電線が通る。成瀬街道と交差する、成瀬センター前交差点から恩田川合流点までは、暗渠を通っている。会下山橋と二反田橋の間(北緯35度32分27秒 東経139度28分27秒 / 北緯35.54083度 東経139.47417度 / 35.54083; 139.47417、町田市成瀬)、恩田川の左岸に合流する。

奈良谷戸川

かつては自然河川であったが、現在は、町田市下水道部が管理する水路である。町田市の管理上の名称は、「奈良谷戸都市下水路」である。町田市成瀬四丁目の美岳公園あたり(北緯35度33分31秒 東経139度28分45秒 / 北緯35.55861度 東経139.47917度 / 35.55861; 139.47917付近)を最上流に暗渠を南へ流れ、町田市立成瀬台小学校東方を通り、町田市立成瀬中央小学校の東方で開渠に出て、一部暗渠を経て、東京都立成瀬高等学校の東の成瀬街道と交差する地点から暗渠を通り、都営成瀬アパート(団地)の南端・西山橋の上流側(北緯35度32分23秒 東経139度28分34秒 / 北緯35.53972度 東経139.47611度 / 35.53972; 139.47611)で恩田川に合流する。

小川

かつては、「柳川」や「柳渓川」と呼ばれていた。現在では、「小川川」と呼ぶ場合もあるようだ。小川都市下水路の区間を除き、普通河川である。全区間、町田市下水道部が管理する。町田市南つくし野二丁目の東急田園都市線の線路あたり(北緯35度30分52秒 東経139度28分42秒 / 北緯35.51444度 東経139.47833度 / 35.51444; 139.47833)を最上流とし、やなぎ公園を経て、北へ流れる。最上流から、小川一丁目・つくし野一丁目・つくし野二丁目の境にある交差点までは暗渠を流れ、郵便局桜通りの西側を併走し、JR横浜線をくぐり、町田市南成瀬七丁目の町田市立南成瀬中学校の南端に至る。ここ(北緯35度31分57秒 東経139度28分49秒 / 北緯35.53250度 東経139.48028度 / 35.53250; 139.48028)までが、普通河川の区間だ。

小川都市下水路

南成瀬中学校の南端から、南成瀬中学校の東側を通り、町田市南成瀬八丁目の町田下水処理場(成瀬クリーンセンター)の西側を通り、成瀬変電所の北西・町田市成瀬(北緯35度32分10秒 東経139度29分00秒 / 北緯35.53611度 東経139.48333度 / 35.53611; 139.48333)で恩田川に合流する。

奈良川

横浜市が管理する準用河川学校法人玉川学園の敷地内にある横浜市青葉区奈良町の奈良池(本山池)(北緯35度34分03秒 東経139度28分27秒 / 北緯35.56750度 東経139.47417度 / 35.56750; 139.47417)を源とし暗渠を流れ、緑山ハーブガーデンナチュラパスの南西側で開渠に出て、横浜市立奈良小学校の東側を通り、こどもの国駅と「こどもの国」の間を通り、こどもの国線こどもの国通りに沿って南下し、横浜市青葉区恩田町の日影橋の下流側(北緯35度32分20秒 東経139度29分44秒 / 北緯35.53889度 東経139.49556度 / 35.53889; 139.49556)で恩田川に合流する。水源の奈良池では、絶滅危惧IA類(CR)であるゼニタナゴが生息するが、水質悪化により、絶滅が危惧されている(または、すでに絶滅したと言われている)。源流域は、土橋谷戸と呼ばれる小さなを形成している。

岩川

横浜市が管理する準用河川。岩川を参照。

山谷川

横浜市が管理する普通河川。JR横浜線と東名高速道路の交点あたりを最上流に、北へ流れ、川戸橋と恩田川大橋のほぼ中間(北緯35度31分47秒 東経139度30分50秒 / 北緯35.52972度 東経139.51389度 / 35.52972; 139.51389)で恩田川に合流する。全区間、横浜市緑区十日市場町である。上流は茂みに覆われていて、源流に近づくことは困難である。短い川ではあるが、水量は少なくない。

しらとり川

横浜市が管理する普通河川。青葉台駅付近が最上流で、南へ流れ、横浜市青葉区しらとり台の恩田川大橋の上流側(北緯35度31分50秒 東経139度31分01秒 / 北緯35.53056度 東経139.51694度 / 35.53056; 139.51694)で恩田川に合流する。最上流から国道246号の北側までは、暗渠を流れる。{{節stub}}

梅田川

横浜市が管理する一級河川。梅田川を参照。

台村川

横浜市が管理する普通河川。特に下流では「谷戸川」とも呼ばれる。横浜市緑区台村町の神奈川大学附属中・高等学校あたりを源に、南へ流れ、横浜市緑区三保町の神奈川県住宅供給公社宮根団地の南から東へ流れ、日立造船の寮の南側から暗渠を通り、横浜市緑区台村町のエスポワール(マンション)の北で開渠に出て、JR横浜線をくぐり、横浜市緑区中山町の中山駅前ハイツ(団地)の北(北緯35度31分04秒 東経139度32分11秒 / 北緯35.51778度 東経139.53639度 / 35.51778; 139.53639)で恩田川に合流する。

橋梁

一級河川区間のみを全橋掲載。地名は、左岸上流寄りを基準。

東京都町田市

町田市本町田

  • 鶴川街道カルバート(鶴川街道)
    • 右岸方向に進むと東京都立町田高等学校・町田市役所を経て町田駅、左岸方向に進むと町田市金井町を経て鶴川駅に至る。この橋には正式名称はないが、町田市では便宜上「鶴川街道カルバート」と呼んでいる。
  • 稲荷坂橋
  • 本町田三号橋
  • 本町田二号橋
  • 本町田一号橋
  • 大谷二号橋(町田市南大谷との境界)

町田市南大谷

  • 大谷一号橋
  • 桜橋
    • 右岸方向に進むと町田市役所を経て町田駅、左岸方向に進むと玉川学園前駅に至る。
  • 梅の橋
  • 鉄道橋(小田急小田原線)
  • 石洗橋
  • 坂下橋

町田市高ヶ坂

  • 三蔵寺橋
  • 旧高瀬橋(町田市成瀬との境界)
  • 高瀬橋(成瀬街道)(町田市成瀬との境界)
    • 右岸方向に進むと町田駅、左岸方向に進むと東京都立成瀬高等学校に至る。
  • 鹿島橋(町田市成瀬との境界)

町田市成瀬

  • 弁天橋
  • 扇橋
  • 会下山橋
    • 右岸方向に進むと成瀬駅、左岸方向に進むと東京都立成瀬高等学校を経て昭和薬科大学に至る。
  • 二反田橋(自転車歩行者専用橋)
  • 西山橋(自転車歩行者専用橋)
  • 成瀬中央橋(成瀬中央通り)
    • 右岸方向に進むと成瀬駅、左岸方向に進むと成瀬街道に至る。
  • 向橋
    • 幅が狭く、実質的に自転車歩行者専用橋。
  • 吹上橋
  • 都橋

神奈川県横浜市

横浜市青葉区恩田町

横浜市青葉区田奈

横浜市青葉区しらとり台

  • 川戸橋(横浜市緑区十日市場町との境界)
  • 恩田川大橋(横浜市主要地方道18号環状4号線)(横浜市青葉区さつきが丘と横浜市緑区十日市場町との境界)
    • 右岸方向に進むと十日市場駅、左岸方向に進むと青葉台駅に至る。

横浜市青葉区さつきが丘

  • 名称不明(東名高速道路)(横浜市緑区十日市場町との境界)
  • 八十橋(横浜市緑区小山町と横浜市緑区十日市場町との境界)

横浜市緑区小山町

  • 坂下橋(横浜市緑区十日市場町との境界)

横浜市緑区新治町

  • 新良橋

横浜市緑区小山町

  • 小山橋(横浜市緑区中山町との境界)
  • 小山橋人道橋(横浜市緑区中山町との境界)
    • 小山橋の直近を平行してあるが、小山橋とは別に独立してる。
  • 中山大橋(横浜市緑区青砥町と横浜市緑区中山町との境界)
    • 右岸方向に進むと中山駅、左岸方向に進むと神奈川県道140号川崎町田線に至る。

横浜市緑区青砥町

  • 都橋(横浜市緑区中山町との境界)
    • 2009年3月下旬までの予定で、架け替え工事が行われている。

参考文献

  • 『'85東京の中小河川』東京都建設局河川部計画課 昭和60年10月発行
  • 『まちだ河川マップ』町田市環境部環境保全課編集、町田市役所 2003年2月発行
  • 『鶴見川流域誌/河川編』鶴見川流域誌編集委員会編集、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所 平成15年7月31日発行
  • 『町田市水道事業統計年報 2005年度(平成17年度)』町田市水道部業務課編集、町田市 2006年11月発行