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'''綾瀬駅'''('''あやせえき''')は、[[東京都]][[足立区]][[綾瀬]]3丁目にある、[[東京地下鉄]](東京メトロ)及び[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[鉄道駅|駅]]。東京地下鉄・JR東日本の[[共同使用駅]]で東京地下鉄の管理駅である。東京地下鉄の駅番号は'''C-19'''。 |
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*東京地下鉄綾瀬駅の乗降客数(直通連絡人員含む)は1日平均49万5890人(2004年度)である。 |
*東京地下鉄綾瀬駅の乗降客数(直通連絡人員含む)は1日平均49万5890人(2004年度)である。 |
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*[[イトーヨーカ堂|イトーヨーカドー]][http://www.e-itoyokado.jp/117/ 綾瀬店] |
*[[イトーヨーカ堂|イトーヨーカドー]][http://www.e-itoyokado.jp/117/ 綾瀬店] |
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*[[東急ストア]] |
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*[[日本の鉄道駅一覧]] |
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*[[北千住・綾瀬間の取り扱い]] |
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2007年3月3日 (土) 06:49時点における版
綾瀬駅(あやせえき)は、東京都足立区綾瀬3丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)及び東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。東京地下鉄・JR東日本の共同使用駅で東京地下鉄の管理駅である。東京地下鉄の駅番号はC-19。
利用可能な鉄道路線
概要
元来、北千住駅~綾瀬駅間は国鉄の路線であったが、国鉄常磐線複々線化工事の際に旧国鉄が帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)の路線としてこの区間を工事し、この駅の国鉄常磐快速線側にホームを設けなかったため、この区間については営団千代田線と国鉄(現在はJR)常磐線が並立する区間となった。
そして、北綾瀬駅開業と共に当駅は営団(現在は東京地下鉄)の管理駅となった。綾瀬駅~亀有駅間にある北綾瀬駅への分岐を過ぎたところに、JR東日本と東京地下鉄との会社境界票がある。こちらも参照されたい。
なお、当駅はJRの駅数には計上されていない。同様のケースとして和歌山市駅や若井駅、鹿児島交通枕崎線が接続していた時代の枕崎駅がある。
当駅は初電から終電までを営業時間と見なすと、東京地下鉄で最長である(4時38分~翌1時08分)。これはJRの電車の運転が関わるためである。
駅構造
上記の理由というよりも相互直通運転により当駅はJR東日本、東京地下鉄両社同一の構内、改札内、番線を使用する。当駅折り返し列車の中線があることから、2面3線になっている。さらに1面1線を加えた合計3面4線で、2面3線の中線は1線で両側にホームがあり、ドアが開く側のホームによって番線(2番線、3番線)の呼び名が異なる。代々木上原駅方面行きホームの亀有方先のホーム続きに、1面1線の「0番線」(ゼロ番線)があり、千代田線の綾瀬~北綾瀬間の区間列車が発着する。
0番線建設前の1980年代頃までは2・3番線から北綾瀬発着列車を運転していたこともあった(丸ノ内線中野坂上駅のような扱い)。
- のりば
0 | ○千代田線(北綾瀬支線) | 北綾瀬行 |
1・2 | ○千代田線 | 北千住・大手町・代々木上原・唐木田方面 |
2・3 | ○千代田線 ■常磐線(各駅停車) |
当駅止まり・回送(千代田線一部4番線終着) ※2・3番線は線路を共有 |
3・4 | ■常磐線(各駅停車) | 松戸・我孫子・取手方面 |
- JR常磐快速線三河島・日暮里方面は1・2番線の代々木上原方面行きに乗車の上、北千住駅で乗り換えである。この場合、綾瀬~北千住間もJR線として乗車可能(但し北千住方面には常磐線の案内表記がない為注意が必要/更新前のサイン(営団様式)には「三河島方面は北千住でのりかえ」という記述が小さくあった)。
- 北千住駅での乗換音声案内は一貫して「常磐快速線」(JRとは付けない)と、東京地下鉄6000系・06系の車内自動放送は日本語は「JR常磐快速線」、英語は「JR Line」と放送している(ちなみに、営団時代には「Jyoban-kaisoku Line」と表記していたものがあった。現在でも小田急1000形電車の車内LEDの乗換案内は同様の表記である)。
- 当駅は会社境界駅ではあるがホーム上の案内表記に会社名・路線名の案内がない(方面表記のみ)。
運用
- 2番線はラッシュ時以外は折返し・始発ホームとして機能(ただし1番線始発・4番線終着という例もある)。平日朝ラッシュ時の代々木上原方面の始発列車(7:37~8:18の間の5本)は3番線からの優先乗車。また、夕方以降の霞ケ関駅始発列車(平日のみ)と、翌日朝の湯島駅始発列車(全日)の回送の際も、このホームが使われる(この回送列車は、輸送障害時には回送する駅まで客扱いをすることがある)。なお、JRからの直通列車が当駅で車両交換等を行う場合には、当駅止まりが1番線に入線し、代替車両が2・3番線に停車している場合もある。同一ホームでの乗り換えが出来るようにはなっているが、ホーム中央に柵がある部分があるため、そのまま正面に移動しての乗り換えが出来ない場合がある。
- 3番線は朝ラッシュ時の千代田線始発列車優先乗車、昼間以降は綾瀬折返し列車の降車ホームとなる(到着後両側の扉が開き、程なく3番線側の扉は閉められる)。また、午前中には松戸方面への始発列車があり、その一部は綾瀬終着と接続するような形が取られている。この場合は綾瀬駅始発列車が4番線で待機し、綾瀬終着となる電車が2・3番線に入線するケースが多い(これは、本来JR線に直通する列車が小田急車両で代替運用された場合等にも見られる)。なお、2006年3月18日現在午後以降に当駅始発のJR常磐線取手方面行き列車は設定されていない。この他、夕方以降に数本あるJR線取手方からの終着列車の場合は2・3番線に入線し2番線側のドアのみが開く。ちなみに、当駅始発・終着の常磐線各駅停車の列車は全て東京地下鉄の車両での運用である。
- なお、代替運用等による車両交換が発生する際、東京地下鉄は行先表示を「綾瀬」に変更し、綾瀬で接続する旨を放送するが、JRの場合は行先表示は当該列車の本来の行先(ない場合は「代々木上原」等)を表示し、車両交換・接続の旨のみ放送することが多い。
- 2・3番線の発車案内表示器は、2番線はA線(代々木上原方面)、3番線はB線(取手方面)の到着・発車情報を表示している(つまりホーム別1・2番線、3・4番線はそれぞれ同じ/ただし、下段の案内が流れるタイミングは異なる)。列車入線前には下段に「電車がまいります」との表示が出るが、それが上段に表示されている列車であるとは限らない点に注意。なお、列車ごとの発車ホームは矢印で表示している。
- 常磐線各駅停車の始発・終着のある駅としては唯一の快速通過駅である。
会社名等の表記
駅入り口の駅名看板は、「JR東日本」と「東京地下鉄」の両方のロゴを表示したもの、或いは「千代田線・常磐線」の路線名を表示したものの2種類がある。ホームの駅名標は東京地下鉄様式のものに、JRの東京都区内の駅であることを示す「区」のマークが入れられている。
乗車券の取扱い
自動改札機はJR東日本と東京地下鉄、両社の乗車券に対応しているため、北千住駅と並び、パスネット・Suicaが使用できる駅となっている(ただし、自動精算機は東京地下鉄のものしか設置しておらず、Suicaは使えない。有人改札で処理が可能)。
JR東日本の傾斜型券売機では、通常のきっぷに加え国鉄時代から継承されている「都区内パス」を発売しているが、JR東日本の企画きっぷ「ホリデーパス」は発売されていない。Suicaを使うことが出来る自動券売機は限られており(定期券と併用する場合は、Suicaで入場した上で下車駅の有人改札でその旨を申告すれば処理される)、入金(チャージ)も出来ない(駅前のファミリーマートでSuicaのチャージが可能であるが、PASMO導入によって2007年3月以降は駅でのチャージも可能になるものと思われる。)。また、駅窓口では企画きっぷ及び航空券・レンタカー券等を除いた切符を発売している。JR乗車券(遠距離)・定期券も窓口での販売となる(Suicaの取扱いもない)。そのため、この駅でJRの回数券を購入すると、大型の乗車券になる。また、JRの定期券も東京地下鉄仕様の磁気券である(当駅発着のみ)。なお、クレジットカードでの発売は行っていない。
JRの運賃表は特殊で、西日暮里接続の連絡乗車券発売区間は北千住乗り換えと西日暮里乗り換えの両方の表示がされている(ただし、発券している券売機は異なる)。なお、北千住までの乗車券は東京地下鉄の券売機でのものを利用するのが通常であるが、JRの乗車券を使用しても特に問題はない。
特定運賃
当駅から西日暮里駅まで千代田線を利用して山手線・京浜東北線に乗り継ぐ場合、東京地下鉄線の運賃が160円となる(通常190円)。
なお、パスネット+Suicaの2枚で乗り継ぐ場合は適用されない。
運賃計算の特例
北千住・綾瀬間の取り扱いを参照のこと。
利用状況
- JR東日本綾瀬駅の乗客数は1日平均23,338人である。(2005年度)
- 東京地下鉄綾瀬駅の乗降客数(直通連絡人員含む)は1日平均49万5890人(2004年度)である。
駅周辺
綾瀬を参照
路線バス
西口
バスターミナルが高架下にある。
- 綾瀬駅
- 綾瀬駅バスターミナル
東口
- 綾瀬駅東口
歴史
- (開業時の駅の位置は現在の位置とは異なり、北千住寄りの現在の綾瀬1丁目37番にあった。JRと東京地下鉄で北千住との駅間距離が違うのはこのためと考えられる。)
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)発足
- 1968年(昭和43年)2月1日 - 駅位置を亀有寄りに約250m移転
- 1971年(昭和46年)4月20日 - 営団千代田線、綾瀬駅開業
- 1979年(昭和54年)12月20日 - 営団地下鉄千代田線、綾瀬~北綾瀬間開業。綾瀬駅を営団の管轄に変更。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本発足。常磐線を継承。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団民営化、東京地下鉄(東京メトロ)発足。千代田線を継承。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■常磐線(各駅停車)
- 北千住駅(C-18)(千代田線) - 綾瀬駅(C-19) - 亀有駅