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「北穂高小屋」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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* 涸沢からは3時間ほどであるが急登に続き南稜の岩場を登ることになり注意が必要だが北穂へ至るルートの中では最も容易である。
* 涸沢からは3時間ほどであるが急登に続き南稜の岩場を登ることになり注意が必要だが北穂へ至るルートの中では最も容易である。
* 奥穂、涸沢岳方面への縦走路は距離的には大キレットより短いものの難易度にはあまり差はなく気軽に使うことは避けるべきである。
* 奥穂、涸沢岳方面への縦走路は距離的には大キレットより短いものの難易度にはあまり差はなく気軽に使うことは避けるべきである。
*その他、本谷から北穂池を通りA沢のコルへ抜けて大キレットに合流、北穂沢から東稜に入り直登、滝谷出合から滝谷を詰める、といったバリエーションが存在する。


== 周辺の山小屋 ==
== 周辺の山小屋 ==

2015年12月25日 (金) 16:51時点における版

蝶ヶ岳から望む北穂高岳の北峰頂上直下にある北穂高小屋
表銀座の西岳から望む双耳峰の北穂高岳と北穂高小屋

北穂高小屋(きたほたかごや)は、北アルプス主稜線上の北穂高岳にある山小屋である。山小屋は長野県岐阜県との県境付近の長野県松本市側にある。

双耳峰である北穂高岳 (標高3,106 m) の北峰直下 (3,100 m) に所在しており、富士山の山小屋をのぞくと有人の山小屋としては最も標高が高い。

要目

2015年(平成27年)3月現在。

  • 営業期間 : 例年4月末より11月初頭まで。
  • 収容人数

※北アルプスの大部分が中部山岳国立公園内であるため、キャンプ指定地以外の設営は禁止されている。

主な施設

  • 客室・食堂・トイレ・洗面台・乾燥室・喫茶(食堂)
  • 小屋の外に売店があり、お土産や菓子等はそこで販売している。
  • テラスにベンチが設置してあり休憩で利用することができる。
  • 飲料水は天水を利用している。
  • 一般利用者向けの入浴施設はない。
  • テント場は小屋から20分弱の距離。トイレは小屋利用。

沿革

  • 1947年昭和22年)春 - 小山義治が建設に着手した[1][2]
  • 1948年(昭和23年)10月 - 10の北穂高小屋が完成[2]
  • 1957年(昭和32年) - 食堂部が増築された[2]
  • 1964年(昭和39年) - 本館が改築された[2]
  • 1969年(昭和44年) - 3階部分が改築された[2]

アクセス

南岳から望む大キレットと北穂高岳から奥穂高岳と続く山並み
  • 南岳から大キレットを渡り北穂へ至る縦走ルートは一般登山道の中ではかなり難易度が高く事故も多発しているので初心者は避けるべきである。
  • 涸沢からは3時間ほどであるが急登に続き南稜の岩場を登ることになり注意が必要だが北穂へ至るルートの中では最も容易である。
  • 奥穂、涸沢岳方面への縦走路は距離的には大キレットより短いものの難易度にはあまり差はなく気軽に使うことは避けるべきである。
  • その他、本谷から北穂池を通りA沢のコルへ抜けて大キレットに合流、北穂沢から東稜に入り直登、滝谷出合から滝谷を詰める、といったバリエーションが存在する。

周辺の山小屋

脚注

  1. ^ 『穂高を愛して二十年』(中央公論新社、ISBN 978-4122009257
  2. ^ a b c d e 柳原 (1990)、47-51頁

参考文献

  • 柳原修一『北アルプス山小屋物語』東京新聞出版局、1990年6月。ISBN 4808303744 

関連項目

外部リンク

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