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「マリオカート ダブルダッシュ!!」の版間の差分

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: このコースにはランダムでダブルアイテムボックスに変化するアイテムボックスが存在しない。ダブルアイテムボックスはスタート地点から前方左方向にある大きな土管で取れる所と、中盤にあるダッシュボードのジャンプ台、およびゴール手前の噴水の横道に、それぞれ固定で出現する。
: このコースにはランダムでダブルアイテムボックスに変化するアイテムボックスが存在しない。ダブルアイテムボックスはスタート地点から前方左方向にある大きな土管で取れる所と、中盤にあるダッシュボードのジャンプ台、およびゴール手前の噴水の横道に、それぞれ固定で出現する。
: 各カップ終了時の表彰式はこのコースで行われる。また、沖の方向には後述の同じBGMを使用するコースである「デイジークルーザー」が見える。
: 各カップ終了時の表彰式はこのコースで行われる。また、沖の方向には後述の同じBGMを使用するコースである「デイジークルーザー」が見える。
; ベビィパーク(Baby Park) - (任天堂公式記録 1'07"975)<DS、[[マリオカート8|8]]>
; ベビィパーク(Baby Park) - (任天堂公式記録 1'07"975)<DS、[[マリオカート8|8]]、[[マリオカート ツアー|ツアー]]>
: とある遊園地内に設計された、マリオカートシリーズ史上最短コース。1周の距離が極端に短いため、規定周回数が7周となっている。コースの地形は数字の「0」のような形になっており、それをぐるぐる回る形となる。
: とある遊園地内に設計された、マリオカートシリーズ史上最短コース。1周の距離が極端に短いため、規定周回数が7周となっている。コースの地形は数字の「0」のような形になっており、それをぐるぐる回る形となる。
: 稀に頭上を走っているジェットコースターにぶつかる事がある(主に重量級)。また、『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド|ヨッシーアイランド]]』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。
: 稀に頭上を走っているジェットコースターにぶつかる事がある(主に重量級)。また、『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド|ヨッシーアイランド]]』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。
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: 夜景が美しい、キノコワールド深夜の大都会が舞台の道路系コース。[[高速道路]]から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。
: 夜景が美しい、キノコワールド深夜の大都会が舞台の道路系コース。[[高速道路]]から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。
: 「キノコブリッジ」でもあったトラックやバス、ボムへいのような車やハナチャンカー、キノコカーが走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。
: 「キノコブリッジ」でもあったトラックやバス、ボムへいのような車やハナチャンカー、キノコカーが走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。
; ヨッシーサーキット(Yoshi Circuit) - (任天堂公式記録 1'52"320)<DS、8、[[マリオカート ツアー|ツアー]]>
; ヨッシーサーキット(Yoshi Circuit) - (任天堂公式記録 1'52"320)<DS、8、ツアー>
: 上から見るとヨッシーの形をしているコース。S字カーブ2連続や傾斜の付いたヘアピンカーブなど、今まで以上に複雑なカーブが多い難関サーキットコース。コースの形状により、道の片側は海となっている為コースアウトしやすい。コース中盤にはキノコなどで突入出来る隠し通路が設置されている。
: 上から見るとヨッシーの形をしているコース。S字カーブ2連続や傾斜の付いたヘアピンカーブなど、今まで以上に複雑なカーブが多い難関サーキットコース。コースの形状により、道の片側は海となっている為コースアウトしやすい。コース中盤にはキノコなどで突入出来る隠し通路が設置されている。
: 「ベビィパーク」と同様、『ヨッシーアイランド』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。また、コース終盤にはキャサリンの巨大看板が建っている。海の方向を見ると、時々海に浮かぶ前述の「デイジークルーザー」が見える。
: 「ベビィパーク」と同様、『ヨッシーアイランド』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。また、コース終盤にはキャサリンの巨大看板が建っている。海の方向を見ると、時々海に浮かぶ前述の「デイジークルーザー」が見える。

2022年5月27日 (金) 06:19時点における版

マリオシリーズ > マリオカートシリーズ > マリオカート ダブルダッシュ!!
マリオカートダブルダッシュ!!
Mario Kart: Double Dash!!
ジャンル レースゲーム
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
杉山直
高橋伸也
手塚卓志
ディレクター 水木潔(チーフディレクター)
大八木泰幸
白井太
今井大二
音楽 永田権太
田中しのぶ
人数 通常時:1-4人
LAN接続時:最大16人
メディア GC用8cm光ディスク
発売日 日本の旗 2003年11月7日
欧州連合の旗 2003年11月13日
アメリカ合衆国の旗 2003年11月17日
大韓民国の旗 2003年12月20日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRB:E
PEGI:3+
BBFC:3
USK:0
デバイス ブロードバンドアダプタ対応(家庭内LAN接続)
売上本数 日本の旗 87万3,356本[1]
欧州連合の旗 約177万本[2]
アメリカ合衆国の旗 約412万本[2]
世界 約695万本[2]
その他 ドルビーサラウンド(プロロジックII)対応
テンプレートを表示

マリオカート ダブルダッシュ!!』(MARIO KART: Double Dash!!)は任天堂が発売したレースゲームである。『マリオカート』シリーズの4作目に当たる。ニンテンドーゲームキューブの周辺機器「ブロードバンドアダプタ」に対応している。

概要

本作の最大の特徴は「2人乗り」で、カートに乗るキャラを2人選んでレースに挑む。グランプリ・VSでのカートの台数はこれまで同様8台だが、2人乗りの為参加人数は16人とシリーズ中最多である。

さらに前作まではキャラクター毎に性能が設定されていたが、今作よりカートも個別に選択する事になる。カートにも軽量級、中量級、重量級のどれかに設定されており、キャラの組み合わせによって使用出来るものが違ってくる。また、それぞれのキャラはスペシャルアイテムというそのキャラ専用のアイテムを使用出来る(全てのスペシャルアイテムを使えるキャラもいる)。

マリオカート64』と同じくコイン制が廃止された他、本作のみミニジャンプが出来ず、アイテム装備(バナナやこうらなどを後ろに構える)も不可能になっている。

キャラとカートの組み合わせで様々な個性が出る他、アイテムを1プレイヤーにつき1つ、2人合わせて2つまで持てるため、1つをストックしながらレースを進める事ができ、レース中での判断によってレース運びに非常に影響するようになっているなど、実力が左右される要素が大きくなっている。

従来作よりもかなり複雑化・特殊化した要素が多く、本作の目玉であった2人乗りのシステムは現在のところ本作でしか採用されておらず、スペシャルアイテムのシステムも『アーケードグランプリ2』や『ツアー』で部分的に採用されたに留まっている。なお、シリーズのディレクターである紺野秀樹は『マリオカートWii』でのインタビューにおいて、2人乗りシステムは今後も何か面白い可能性が見つかり次第検討していくと表明している[3]

今作からスタート時のカウントダウンの方式が変わり(GBA版までは2カウント、今作以降では3カウント)、画面中央に大きな文字が表示されるようになった。また、ファイナルラップになるとBGMのテンポに加えて音程も上がる。

ゲームキューブ用ソフトの販売本数で第3位を記録したが、シリーズの据え置き機作品において、唯一ミリオンヒットしなかった作品である。

ゲームモード

グランプリ
従来の『マリオカートGP』や『マリオGP』に相当するモード。4つのコース[4]で構成された「カップ(大会)」を8台のカートでレースを行い、総合順位を競う。各コースのレースが終了すると順位に応じて「ドライバーズポイント」が与えられ、4コース[4]終了時のドライバーズポイントの合計で総合順位が決まり、総合順位で3位以内に入るとトロフィーが贈られる。
今作からルールが改正され、5位以下でもリタイアせずに次のコースへ進めるようになり、ドライバーズポイントも7位まで入るようになった[5]。また、COMキャラクターもアイテムボックスから入手したアイテムを使用するようになり、ミニターボ、ロケットスタートといった一通りの基本テクニックも使いこなすようになった。また、前作まではライバルキャラクターが上位に入りやすくなるよう速度に補正がかかっていたが、今作では順位に関わらず一定の速度で走行する。そのため、ライバルキャラクターが下位になることもある。
プレイヤーカートが2台以下で遊べる。プレイヤーカートが2台なら3~4人でも遊ぶことができる。また、2人でのタッグプレイはこのモードでしか遊べない。
タイムアタック
規定周回数のタイムを競う1人用のモード。今作では1人につき1つ、合計2つのキノコを所持した状態でスタートする。メモリーカードにセーブすればゴーストを出現させる事ができ、次回以降の挑戦時に前の記録として競える。
VS
2〜4台のプレーヤーカートでレースを行うモード。シングルプレイとタッグプレイがあり、3人や4人なら様々な組み合わせで対戦出来る。
バトル
2〜4台のプレーヤーカートで、専用のステージを使って特殊な対戦を行うモード。今作では従来のルールを継承した「ふうせんバトル」に加え、新たに「いただきシャイン」と「ドッカン!ボムへい」が加わった。ステージは6種類用意されており、このうち2つは隠しステージである。なお、ふうせんバトルといただきシャインでは自分以外のキャラのスペシャルアイテムを使用する事も出来る(出現するものに限る)。
ふうせんバトル
最初に3つの風船をカートにつけた状態でスタート。アイテムで相手のカートを攻撃・体当たりして、マシンについている風船を割ったり奪ったりしていく。風船を全て割られたプレイヤーから脱落し、最後まで風船の残ったプレイヤーが勝利。本作では失格となったプレイヤーは、その時点でゲームから完全に除外される。
いただきシャイン
コース上にひとつだけ落ちているシャインを拾い、シャインをアイテムを使って奪い合うモード。誰かがシャインを取ると時間が進み、画面上の時間が0になったときにシャインを持っていたプレイヤーが勝利。タイマーは60秒(3台の場合は55秒)から始まり、シャインを落とすと回数に応じてタイマーの時間が変動して停止する。「ふうせんバトル」とは異なり、サンダーが出現する。
後に『マリオカート8 デラックス』で再登場。カウントは20秒になり、タイマーがプレイヤーごとで作動する他、シャインを持っている間はスピードが落ちるようになった。また、チーム戦をプレイすることも可能になり、こちらは30秒からのスタート。
ドッカン!ボムへい
アイテムはボムへいのみで他のプレーヤーにボムへいを当てると1ポイント獲得し、逆に当てられると1ポイント奪われる(当てられたプレイヤーが0ポイントのときは当てたプレーヤーに1ポイント入るのみ)。2台のときは3ポイント、3~4台のときは4ポイント先取で勝利。このモードの特徴としてはボムへいをキャラクター1人につき5個持つ事ができ、2人で最大10個持てる。ボムへいの色は1Pは赤、2Pは青、3Pは緑、4Pは黄で、自分のボムへいで自爆する事はない。
こちらも『マリオカート8 デラックス』で再登場。アイテムの仕様を除いてふうせんバトルと同様のルールで行うようになった。ボム兵の最大は10個と変わらないが、一人で10個持つことができるという意味では少し変えられている。

クラス

従来の50cc・100cc・150ccの他、今作から隠しクラスの「ミラー」が加わった。「ミラー」は『マリオカート64』の「おまけ」に相当するモードでコースが左右反転する他、キャラクターやカートのモデリングやモーションも左右反転する。排気量は『64』とは異なり150ccになっている。

グランプリではクラスが上がるほど敵が手強くなり、使うアイテムの種類も増えていく。100cc以下の場合は全てデフォルト(キャラクター選択の縦順)のコンビ(プレイヤーのコンビによっては若干変わる)になるが、150ccとミラーでは上位に入りやすい2組に必ず重量級のキャラが含まれるようになり、それ以外はランダムで選ばれる。

キャラクター

全20キャラクターのうち、軽量級は8キャラクター、中量級は7キャラクター、重量級は5キャラクターである。今作では2人乗りとなるため、カート側に重量が存在しており、キャラクターの組み合わせにより軽量級・中量級・重量級のどれかのカートに乗る事になる。

軽量級

仲間と同じサイズのカートを使用する事になる。

中量級

軽量級、中量級のキャラクターとの組み合わせでは中量級カート、重量級キャラクターとの組み合わせでは重量級カートを使用する。

重量級

必ず重量級カートを使用する事になる。なお、ボスパックン使用時のみカメラが通常より遠く設定される。

カート

括弧内はそのカートの持ち主。一部のカートは『マリオカート ツアー』に、1人乗り仕様として再登場している。

☆…最初から使用可能なカート。
★…ある条件を満たすと使用可能なカート。

軽量級

プレイヤー両方が軽量級の時に使う。キャラクターの組み合わせは28通り。

加速・ハンドル・悪路走行に特化したカートが多いが、本作ではスピード重視のカートも存在する。ミニターボの持続は、全カート共通で最も長い。

ぶーぶーカート(ベビィマリオ) ☆
乳母車のような形をしたカート。側面には『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の「スペシャルフラワー」が描かれている。
加速性能・悪路走行性能が共に最高クラス。ハンドル性能も比較的良いが、スピードは最低クラス。重さもかなり低く、加えてバトルでは重さがマグナムカートと並んで最低になる。
がらがらカート(ベビィルイージ) ★
ぶーぶーカートの色違い。
性能もぶーぶーカートとほぼ同じだが、スピードを上げ、加速性能を落としている。
ピオピオカート(キノピオ) ★
従来作のものを改修したような、シンプルなデザインのカート。
がらがらカートよりもさらにスピードを上げ、加速性能を落としている。
ピコピコカート(キノピコ) ★
ピオピオカートの色違い。
性能はぶーぶーカートと全く同じ。ただし、ぶーぶーカートとは異なりバトルでも重さは下がらない。
ノコノコダッシュ(ノコノコ) ☆
コウラを模したデザインのカート。ノコノコの英名「Koopa」の頭文字である「K」が象られている。
性能はがらがらカートとほぼ同じだが、重さを上げ、悪路走行の性能を落としている。
パタパタウイング(パタパタ) ★
ノコノコダッシュの色違いで、文字が「P」に差し替えられている。
性能もノコノコダッシュとほぼ同じだが、加速が最高クラス、スピードが最低クラスになっている。
タルポッポ(ディディーコング) ★
汽車を模したカート。走行音・クラクション音が汽車に近く、排気口も前部に煙突として付いている。
スピードに優れ、中量級レベルの重さを持つ代わりに、加速やハンドル性能で劣るという、重量級に近い個性付けがされている。しかし悪路での走行性能はやや高めで、グリップ性能が他車に比べて高いという特徴も併せ持つ。
マリオカート7』のフレームにも登場する。
マグナムカート(クッパJr.) ★
キラーのような形をしたカート。
軽量級の中では唯一、加速とスピードを両立させている。しかし全カート中最も軽く、カーブで外側に引っ張られるという欠点を持つ。悪路での走行性能も最も低い。

中量級

軽量級1人・中量級1人か、中量級2人の時に使える。キャラクターの組み合わせは77通り。

いずれのカートも、軽量級と重量級の中間にあたる性能を持っている。

レッドファイアー(マリオ) ☆
マリオを意識した配色のカート。所々に「M」マークが描かれている。
最も標準的な性能で、ハンドル性能もそこそこ良い。ただし加速性能は平均以下。
グリーンファイアー(ルイージ) ★
レッドファイアーの色違いで、「M」マークが「L」マークに差し替えられている。
スピードに特化しており、中量級では最も速い。反面、それ以外の性能はレッドファイアに劣る。
ロイヤルハート(ピーチ) ☆
所々にハートの装飾が組み込まれたカート。
加速寄りのバランス型で、悪路走行・ハンドル性能も若干高め。
キューティーフラワー(デイジー) ★
ロイヤルハートの色違いで、装飾が花に差し替えられている。
スピードが若干高めで、加速もそこそこ。ただし重量は軽量級レベル。
ヨッシーターボ(ヨッシー) ☆
ヨッシーを象ったデザインのカート。
性能はロイヤルハートとほぼ同じ。
キャサリンターボ(キャサリン) ★
大部分はヨッシーターボの色違いだが、顔部分がキャサリンを象ったものになっている。
重量級レベルの重さを誇る。それ以外はキューティーフラワーとほぼ同じ性能だが、加速性能で若干劣る。
ワルイージバギー(ワルイージ) ★
ワルイージの鼻を思わせるデザインのカート。
悪路走行性能が軽量級の半数やゴーストドッカンと並んで最高クラス。スピード・加速・重さも標準以上と高水準でバランスが取れているが、多少ハンドル性能が悪い。

重量級

重量級を含めたペアが使う。キャラクターの組み合わせは85通り。

ゴーストドッカンを除き、スピードに特化している。ミニターボの持続は、全カート共通で最も短い。

DKジャンボ(ドンキーコング) ☆
樽などの木材で造られたカート。
スピード・重さ共に高いが、加速性能が低く、悪路にもかなり弱い。ただし、ハンドル性能は微妙に良かったりする。
キングクッパ(クッパ) ☆
クッパを意識したデザインのカート。
DKジャンボをより極端にした性能を持つ。スピード・重さ共に全カート中最高で、逆に加速・悪路走行性能は最低となっている。加えてハンドル性能も鈍い。
ワリオカー(ワリオ) ☆
ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』のオープニングに登場したワリオの愛車を、2人乗り仕様に改造したもの。
DKジャンボをバランス型に近づけた性能。重量級の中では最も軽く、加速力も極端に低いわけではないが、スピードが上記の2つより若干低い。
フラワードッカン(ボスパックン) ★
土管を意識したデザインのカート。
悪路に強く、スピードもかなり高い。重すぎるためハンドル性能は鈍いが、キングクッパほど酷ではない。
ゴーストドッカン(キングテレサ) ★
フラワードッカンの色違い。
重さ以外は軽量級に近いスペックを持つ。加速が非常に高く、悪路にも強いが、スピードはかなり低い。

無差別級

全てのキャラクターの組み合わせで使用出来る。そのため、ゲーム中のカテゴライズによる重量級というよりは無差別級という表現の方が正しく、一部の攻略本では無差別級と表記されているため、この項でも別カテゴリーとして扱う。

スーパーパレードカート
元々は表彰式でキノじいが運転しているカートで、それを改造してレース仕様にしている。
性能はワリオカーと似ているが、ミニターボの持続時間が軽量級と同等になっている。また、広い車幅を利用して後続車の道を塞ぐ事も出来る。ただし、利点でもある大きい車幅故障害物やアイテムに接触しやすい事や、アイテムによる攻撃を受けてからのリカバリーがやや遅い(他のカートが1回転なのに対し、このカートのみ1回転半)事が欠点として挙げられる。

コース・バトルステージ

コースの規定周回数は基本的に3周だが、本作では2周や7周のコースも登場する。また、「VS」ではオプションの設定により、周回数を1~9周の範囲で変更する事が出来る。

いくつかのコース・バトルステージはある条件を満たすと遊べるようになる。<>内はそのコースが再収録された作品。

キノコカップ

ルイージサーキット(Luigi Circuit) - (任天堂公式記録 1'21"542)<DS>
上から見ると8の字のような形をしたコース。100cc以上では途中の方向別に道を分けるガードがないため、他のカートとすれ違う事が多い。脇道が2つある他、カーブには内側に向かって大きく傾斜するバンクが設置されている。
コースの敷地内には『ルイージマンション』のランクAのマンションがある。
同じBGMがマリオサーキット、ヨッシーサーキットでも使用されている。
ピーチビーチ(Peach Beach) - (任天堂公式記録 1'14"206)<Wii>
ドルピック島にあるリゾートビーチの系コース。モンテ族の住む市街地や貿易港を走り抜ける。
砂浜は潮の満ち引きの激しく、それによってコース取りが大きく変わってくる。また、水の深い所に進むとコースアウトとなる。中盤の砂浜には『スーパーマリオサンシャイン』に登場した「ポイハナ」が歩き回っており、カートを跳ね上げようとしてくる。
このコースにはランダムでダブルアイテムボックスに変化するアイテムボックスが存在しない。ダブルアイテムボックスはスタート地点から前方左方向にある大きな土管で取れる所と、中盤にあるダッシュボードのジャンプ台、およびゴール手前の噴水の横道に、それぞれ固定で出現する。
各カップ終了時の表彰式はこのコースで行われる。また、沖の方向には後述の同じBGMを使用するコースである「デイジークルーザー」が見える。
ベビィパーク(Baby Park) - (任天堂公式記録 1'07"975)<DS、8ツアー>
とある遊園地内に設計された、マリオカートシリーズ史上最短コース。1周の距離が極端に短いため、規定周回数が7周となっている。コースの地形は数字の「0」のような形になっており、それをぐるぐる回る形となる。
稀に頭上を走っているジェットコースターにぶつかる事がある(主に重量級)。また、『ヨッシーアイランド』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。
カラカラさばく(Dry Dry Desert) - (任天堂公式記録 1'39"556)<8>
広大な砂漠のコース。地面は全て砂地となっており滑りやすい上に、白色以外の砂地に入るとスピードが低下する。また、地面がこげ茶色になっている砂地に入るとコースアウトになる。
アリジゴクやサンボなど自然の罠が数多く設置されている。さらに、コースを逆走するように巨大な竜巻が巡回しており、巻き上げられると大きなタイムロスとなる。

フラワーカップ

キノコブリッジ(Mushroom Bridge) - (任天堂公式記録 1'27"210)<DS>
多くの車が走っている道路系コース。途中にある湾を跨ぐように架けられた巨大な橋「キノコブリッジ」はキノコ王国の名所。
キノコを積んだ車(この車のみ当たっても被害はない)に当たるとキノコが出てきて道に落ちる。他にも車やアイテムが当たると爆発するボムへい型の車や、当たるとクッパこうら並の被害を受けるハナチャンの体をした車(50ccだと車体が短い)が登場する。このコースや後述の同じBGMを使用するコースである「キノコシティ」に登場する車のクラクションの一部は、『マリオカート64』に登場した「キノピオハイウェイ」の車のクラクションから流用されている。
歩道や橋げたの上にもアイテムボックスが設置されているが、橋げたの上へ通行するにはコントロールが難しく、一歩間違えるとかえって落下してコースアウトしやすくなる。
マリオサーキット(Mario Circuit) - (任天堂公式記録 1'35"163)<Wii>
シリーズ恒例のサーキットコース。本作以降、新作のマリオサーキットはピーチ城の周辺を走るもので完全固定となった。
ヘアピンカーブやS字カーブなど多種多様のコーナーがある。道路はほぼ舗装されているが、部分的に土の上を走る所もある。
ワンワンクリボーパックンフラワー(50ccでは登場箇所が減らされている)など、おじゃまキャラが多数登場する。
デイジークルーザー(Daisy Cruiser) - (任天堂公式記録 1'46"424)<7>
大型の豪華客船の上でレースをする。建造物の中であるために直角カーブが多いコース。デッキにあるプールに落ちるとコースアウトになる。
波で船が揺られると、アイテムボックスも転がっていく。グランプリを1台でプレイしている場合は、ダブルアイテムボックスが地下倉庫にしか出現しない。2台以上でプレイしている場合は一部を除くアイテムボックスが転がらなくなる他、ダブルアイテムボックスもランダムで出現するようになる。
ワルイージスタジアム(Waluigi Stadium) - (任天堂公式記録 1'49"428)<Wii>
巨大なスタジアムの中にある、地面が土で出来ている凸凹系レースコース。コースがハーフパイプ状になっているとともにジャンプ台が多数設置されており、迫力のあるレースが楽しめる。
パイプ状の地面に乗り上げてしまうとタイムロスとなる。ジャンプ台の先には火の輪があり、輪の中心にはアイテムボックスが浮いている。また、ダメージを受けると観客から嘆きの声が飛んでくる。
同じBGMがワリオコロシアムでも使用されている。

スターカップ

シャーベットランド(Sherbet Land) - (任天堂公式記録 1'19"847)<8>
雪国のコース。路面が氷で出来ているため、非常に滑りやすい。
コースの最後にある「フリーザー」に触れると一定時間凍る(フリーザーは壁に当たるか、トゲゾーこうらあるいはボムへいの爆風で壊れる)。氷上ではヘイホーがスケートをしているなどトラップが固まって登場するコース。
キノコシティ(Mushroom City) - (任天堂公式記録 1'43"356)
夜景が美しい、キノコワールド深夜の大都会が舞台の道路系コース。高速道路から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる。ゴール手前の右側には吹き抜けがあるため、落ちるとコースアウトになる。
「キノコブリッジ」でもあったトラックやバス、ボムへいのような車やハナチャンカー、キノコカーが走っている。また、街の至るところにキャサリンのポスターがたくさん貼ってある。
ヨッシーサーキット(Yoshi Circuit) - (任天堂公式記録 1'52"320)<DS、8、ツアー>
上から見るとヨッシーの形をしているコース。S字カーブ2連続や傾斜の付いたヘアピンカーブなど、今まで以上に複雑なカーブが多い難関サーキットコース。コースの形状により、道の片側は海となっている為コースアウトしやすい。コース中盤にはキノコなどで突入出来る隠し通路が設置されている。
「ベビィパーク」と同様、『ヨッシーアイランド』に登場したヨッシーのヘリコプターが飛んでいる。また、コース終盤にはキャサリンの巨大看板が建っている。海の方向を見ると、時々海に浮かぶ前述の「デイジークルーザー」が見える。
DKマウンテン(DK Mountain) - (任天堂公式記録 1'54"604)<Wii>
火山とジャングルの自然系コース。スタートしてしばらく山を登ると見えてくるタル大砲で、山頂まで飛ばされる。その後山頂から一気に直滑降で降りてくる豪快なコース。ヘアピンの連続で途中ぽっかりと大きな穴がある。
ゴール手前の吊り橋は幅が狭く、バナナなどを置くとほとんど通れない。さらに橋は風で大きく揺れるため、不安定に通行すると揺れる橋から落下してコースアウトしやすい。無事に通行するにはかなり安定した走行が要求される。
同じBGMがディノディノジャングルでも使用されている。

スペシャルカップ(隠しカップ)

ワリオコロシアム(Wario Colosseum) - (任天堂公式記録 2'10"849)
3次元的に複雑にからみ合った凸凹コース。全16コースの中で1周の距離が最も長い代わりに、規定周回数は2周となっている。
金網で出来たコースが空中に浮いている。螺旋を描きながら下降する道や斜めに傾いている道、といったかなり個性的な造りのルートが含まれる。
「ワルイージスタジアム」とは違い、ダメージを受けても観客からの嘆き声は来ない。
ディノディノジャングル(Dino Dino Jungle) - (任天堂公式記録 1'55"302)<7、ツアー>
ジャングルや洞窟を通る自然系コース。走っていると巨大恐竜「ノッシー」の頭と足に遭遇する。
間欠泉が随所にあり、これに吹き上げられると大幅なタイムロスになる。コース中にいくつか橋があるが、幅が狭くてガードレールがなく、さらに曲がりくねっているためコースアウトの危険性がかなり高い。コースの中盤にある洞窟内の壊れた橋からキノコを使ってジャンプすればショートカット出来る。
クッパキャッスル(Bowser's Castle) - (任天堂公式記録 2'32"540)
クッパが用意した数々の仕掛けがレーサーの行く手を阻む難関コース。本作以降、新作のクッパキャッスルはスペシャルカップの3番手に完全固定となった。
道幅が狭く直角カーブが多いため、かなり走りにくい。城の内部ではクッパ像がファイアボールを撃ち出してきたり、金網の下からバブルが襲いかかってくる。また、矢印の目も睨みつけており、「ワルイージスタジアム」のようにダメージを受けると、どこからかクッパの笑い声が響く。
背景は前作『アドバンス』に登場した「オンボロさんばし」とほぼ同様のデザインになっている。
Dance Dance Revolution with MARIO』ではこのコースで使われたBGMのアレンジ曲「ワガハイはボスである!」が存在する。
レインボーロード(Rainbow Road) - (任天堂公式記録 3'09"006)
宇宙空間に浮かぶ、シリーズ恒例の虹色のコース。ガードレールが無い道が多く、コースアウトしやすい。
ガードレールがない上にダッシュプレートが多数仕掛けられている地帯もある。加えて前述の「ワリオコロシアム」に迫るコース全長にもかかわらず規定周回数は3周で、ただでさえ高い難易度により拍車をかけている。
流れ星がコースに衝突すると、アイテムのスターが出現する事がある。また、下には前述の「キノコシティ」が見える。
BGMのサビ部分には『マリオカート64』の同名コースのフレーズが含まれている。

オールカップツアー(隠しカップ)

「キノコカップ」「フラワーカップ」「スターカップ」「スペシャルカップ」の計16の全コースを走破するグランプリ。コースの順番は最初の「ルイージサーキット」と最後の「レインボーロード」を除きランダム。途中でセーブする機能がないので、長時間(最低でも15分以上費やす)走り抜かなければいけない。

次作『マリオカートDS』以降では実装されていないが、『マリオカート7』以外(『マリオカート8』ではDLC非購入時)では「VS」でレース数を32レース(『マリオカート8 デラックス』では48レース)に設定し、コースを毎回ランダムに選出させることでほぼ再現する事が可能。

バトルステージ

「バトル」モードで使用する専用のステージ。

クッキーランド(Cookie Land)<Wii>
ヨッシーのクッキー』をモチーフとした、お菓子で出来たステージ。ゼリーに当たると少し跳ね返る。
ブロックシティ(Block City)
『64』の「ブロックとりで」から引き継がれた、赤、青、緑、黄の4つのブロックに分けられたステージ。
通路が狭いのでバナナやにせアイテムボックスの置き所が重要。1箇所のみ段差があり、反時計回りに回る事が出来ない。ブロックの1つは貫通していて道が出来ている。
ゲームキューブ(Nintendo GameCube)
バイオレットのニンテンドーゲームキューブ本体の上が舞台のステージ。ネームプレートの柄には本作のアートワークが描かれている。
障害物が一切ないシンプルなステージ。ステージ周辺には壁があるのでコースアウトする心配もない。唯一の仕掛けとしてOPENボタンに乗ると、蓋は開かないがカートを弾いて少し飛ぶ。
どかんひろば(Pipe Plaza)<DS>
土管が4つあるステージ。土管に入るとカートが別の土管から飛び出る。相手が土管に入るタイミングを読んで出口の土管周辺に設置型アイテムやボムへいを仕掛けておくのが効果的。なお、土管に入る直前にこうらなどに当たると、土管の中でコースアウトになる場合がある(この場合、ふうせんバトルでは風船を2つ失う)。
ルイージマンション(Luigi's Mansion)(隠しステージ)<8 デラックス>
同名の作品の舞台であるオバケ屋敷をモチーフとしたステージ。階ごとに分かれた構造になっており、すぐ下の階の敵を一方的に攻撃出来る屋上をキープすると展開を有利にもっていける事が多い。屋上へ繋がる唯一の通路を複数のバナナやにせアイテムボックスで封鎖しておくとさらに有利になる。
「ふうせんバトル」と「ドッカン!ボムへい」では、「クッパキャッスル」のBGMが流れる。
ぐらぐらマリオ(Tilt-a-Kart)(隠しステージ)
巨大な『スーパーマリオブラザーズ』のマリオの絵(通称「ドットマリオ」)が描かれたステージ。カートの場所によってステージが傾く。マリオの絵の外枠の白い部分はダート扱いになっており、カートのスピードが低下する。また、「どかんひろば」の転倒によるコースアウトを除けば、唯一のコースアウトがあるステージでもある。
「ふうせんバトル」と「ドッカン!ボムへい」では、「ベビィパーク」のBGMのアレンジ版が流れる。

アイテム

アイテムは、コース上にあるアイテムボックスを通過すると入手出来る。本作では「ダブルアイテムボックス」という、アイテムが2つ入っているものも出現する。

通常アイテム

バナナ
コース上に仕掛けられたバナナに当たるとスピンする。スピンしているときはダッシュがキャンセルされる。スティックを前に倒しながら使うと前方に投げる事が出来る。
本作からブレーキを踏んでもスピンの回避が出来なくなった。また、本作では後方へのストックが出来ないため、アカこうらを防ぐ防御アイテムとしてはやや使いづらくなっている。
ミドリこうら
投げると直進し、当たったカートは転倒する。後ろ向きにも投げる事が出来る。壁に当たると跳ね返るが、数回反射したり、水に入ったりすると消滅する。
本作からカートのほかにも、道中のクリボーやポイハナといった一部の障害物を気絶させる事が出来るようになった。
アカこうら
投げると前方のカートをサーチして進み、当たったカートは転倒する。バトルの場合は近い相手を追う。後ろにも投げる事も出来るが、この場合はカートをサーチしない。
本作ではサーチ性能がやや甘くなっており、当たる直前にドリフトで切り返すとよける事が出来る場合がある。
トゲゾーこうら
本作から羽根がつき、発射すると1位のカートを猛烈な勢いで追跡し、着弾すると周囲のカートをも巻き込む大爆発を起こすようになった。さらに壁にぶつかって消滅することがなくなり、ほぼ確実に命中する。その代わり、今までのように途中にいる(1位以外の)カートには攻撃しない。また、1位の時に使用した場合は、その場で使用したプレイヤーに攻撃する。
着弾すると上空に高く吹き飛ぶが、天井に当たるとそこで落下するため、トンネルや洞窟で当たったほうがタイムロスが少なくなる。
にせアイテムボックス
『64』の「にせものアイテム」に相当する、アイテムボックスにそっくりなアイテム。接触するとクラッシュする。
「にせものアイテム」とは違い前に投げる事が出来るが、こうらなどがすり抜けていくため、相手の攻撃を防ぐことはできない。?マークの向き(¿)に加え、色の違い(近づくと赤色に変化)でも見分ける事が出来る。
キノコ
一定時間だけカートがダッシュする。体当たりによって相手をはじき飛ばしたり、アイテムを奪う事が出来る。また、キノコを使ってしか入れないショートカットもいくつか存在する。
タイムアタックでは前後のキャラクターが各1つずつキノコを持った状態でスタートする。また、ふうせんバトルでは(使用してダッシュ時に)当たった車の風船を1つ奪える。
トリプルキノコ
キノコの3個セット。2つ以上持っている状態でバナナやにせアイテムボックスなどに触れてスピンすると落としてしまい、手持ちのキノコが1つになる。
スター
一定時間無敵状態になる。少しだけ速度が上がり、敵のカートをはね飛ばす事も出来る。悪路でもスピードが落ちなくなるので、コースによってはショートカット出来る。
サンダー
すべての敵カートにカミナリを落とし、一定時間小さくして速度を低下させる。本作から持っているアイテムを落とさせるようになり、より凶悪さが増した。踏み潰される事はなくなったが、カートの重量にかかわらず極端に当たり弱くなり、アイテムを落としやすくなる。カートの他にも、アイテムで気絶したり倒せる障害物すべてにもカミナリを落とす。
スター使用中のカートや、コースアウト中のカート、バナナやこうらでスピンしていたりクラッシュしているカートには効果がない。また、強制移動で飛んでいるカートにも効かない。

スペシャルアイテム

特定のキャラクターにしか出現しないアイテム。括弧内には使用可能のキャラクターを記述している。

ボスパックンとキングテレサには固有のスペシャルアイテムが存在せず、全てのスペシャルアイテムが出現する(ただし、ルイージの緑のファイアボールとキャサリンのたまごは出現しない)代わりに、他のキャラより出現率が低く設定されている(どのアイテムが出やすい、出なくなるかは順位によって変化し、下記の各アイテムごとの出現傾向に順ずる)。

アーケードグランプリ』『同2』以外では長らく本作のみの仕様だったが、アプリ版の『マリオカート ツアー』で「スペシャルスキル」として久々に復活する。

ファイアボール(マリオ・ルイージ)
投げると火の玉が5個(バトルでは3個)に分裂しながら飛んでいき、命中したカートはスピンし、短時間だが当たりに弱くなる(サンダーを落とされた時や、コース上の炎に触れた時も同じ効果)。また、クッパこうらをはじく効果がある。跳ね返る方向で、自分にも当たる事があるので注意が必要。当たった際、後ろに乗っていたキャラは尻に火が付いて熱がる動作が入る。
通常は赤色だが、ルイージが入手した場合のみ緑色になる。
ハート(ピーチ・デイジー)
カートの周りを回転し、ライバルが投げたアイテムや、コース上のアイテムを2回まで取得出来る。コース上に落ちているキノコやスターに接触すると、通常はその場で効果が発動するのに対し、このアイテムで回収すると一旦ストックして任意のタイミングで使用する事が出来る。
ボムへいやトゲゾーこうらは防げず、サンダーを使われると効果が消滅してしまう。また、このアイテムを使ってファイアボールを取っても、投げた時に分裂せずに1個しか出ない。重ね掛けはできず、効果が残っている間に使っても2回分のストックになる。
ヨッシーのたまご / キャサリンのたまご(ヨッシー・キャサリン)
前方に投げると追跡して攻撃する(後方だと真っ直ぐ)。卵は何かに当たるか約6秒経過すると割れ、中からアイテムが3つ出てくる。出現するアイテムは出やすい順からキノコ、バナナ、ミドリこうら、スター、ボムへいの5種類。順位による中身の変化は無く、運が良ければ1位でも出てきたスターを取る事も可能。
ヨッシーは緑色の「ヨッシーのたまご」、キャサリンはピンク色の「キャサリンのたまご」を入手できる。
ワンワン(ベビィマリオ・ベビィルイージ)
一定時間カートを引っぱってくれる巨大なワンワン。走っているカートをはね飛ばす。鎖が切れても、ワンワンはしばらくコース上を暴走する。
ただし無敵では無く、アイテムで攻撃されると即座に鎖が切れる。また、進路が不安定なので、使用した場所によってはコース外に落ちてしまう可能性もある。
トリプルこうら(ノコノコ・パタパタ)
『64』から登場したこうらの3個セット。本作ではカートの周囲を周らず手で持っているため、気軽にアイテムを防ぐ、というわけにはいかない。2個以上持っているときにバナナやにせアイテムボックスなどに触れスピンすると落としてしまい、手持ちのこうらは1つになる。
ミドリこうらかアカこうらかはランダムで決まり、ノコノコとパタパタのどちらを使っても差はない。順位が良いと緑、悪いと赤が出現しやすい。
ジャンボバナナ(ドンキーコング・ディディーコング)
巨大なバナナ。カートがぶつかると普通のバナナ3つに分裂する。主に後続を邪魔するための物なので逆転は狙いづらいが、置く場所によっては避けるのが難しい。
スペシャルアイテムとしては珍しく上位で出現しやすく、1位でも高い頻度で出る。
クッパこうら(クッパ・クッパJr.)
投げると巨大化して直進。基本的に一直線にしか走らないが、壁に反射して戻ってくる事もあるので、気をつけて使わないと自分に当たってしまう。直線コースで後ろ向きに投げると後続を一掃出来る。バナナやにせアイテムボックスと違い、派手に転倒(後ろのキャラが引きずられる)するため、リカバリーに時間が掛かるのが利点。
カートや障害物に当たっても消滅せず、カートを転倒させるほかにもキノコブリッジの車を吹き飛ばしたり、クリボーを一掃したり、サンボを倒したりと障害物の一掃にも使える。
ボムへい(ワリオ・ワルイージ)
強力な爆発力を持つ爆弾。投げると一定時間後に広い範囲を巻き込んで爆発する(フリーザーも破壊出来る)。設置してから爆発するまで時間がかかる上、使い方を間違うと自分も巻き込まれるので使いどころが難しいが、爆発で上方に打ち上げて長時間足止めしつつ、派手に転倒した状態にしてしばらく減速させる。敵がかたまっている所に投げれば効果的。
パワフルキノコ(キノピオ・キノピコ)
『64』に登場したアイテム。5秒間だけキノコを何回でも使う事が出来る。

脚注

  1. ^ Mario Kart: Double Dash!!(JPN)”. 2014年11月5日閲覧。
  2. ^ a b c Mario Kart: Double Dash!!”. 2014年11月5日閲覧。
  3. ^ 『週刊ファミ通』[要文献特定詳細情報]より。
  4. ^ a b 「オールカップツアー」は全16コース。
  5. ^ 1位から順に10・8・6・4・3・2・1・0ポイント。

関連項目

外部リンク

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