「ジャパン・ラジオ・ネットワーク」の版間の差分
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*MRO [[北陸放送]]([[石川県]]) 親局:[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[野々市町]] JOMR 1107kHz 5kW |
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2004年10月29日 (金) 01:33時点における版
Japan Radio Network(JRN)は民放ラジオネットワークの一つである。東京都の TBSラジオ&コミュニケーションズを基幹局、大阪府の毎日放送と朝日放送の2局を準基幹局としている。
加盟局一覧
- ◆はJRN単独局。無印はNRN重複加盟局。
北海道・東北
- HBC 北海道放送 本社:札幌市中央区 親局:江別市 JOHR 1287kHz 50kW
- RAB 青森放送 親局:青森市 JOGR 1233kHz 5kW
- IBC アイビーシー岩手放送 本社:盛岡市 親局:紫波郡矢巾町 JODF 684kHz 5kW
- TBC 東北放送(宮城県) 親局:仙台市若林区 JOIR 1260kHz 20kW
- ABS 秋田放送 親局:秋田市 JOTR 936kHz 5kW
- YBC 山形放送 親局:山形市 JOEF 918kHz 5kW
- RFC ラジオ福島 親局:福島市 JOWR 1458kHz 1kW
関東・甲信越
- TBSラジオ&コミュニケーションズ(関東広域圏)◆ 本社:東京都港区 親局:埼玉県戸田市 JOKR 954kHz 100kW
- BSN 新潟放送 親局:新潟市 JODR 1116kHz 5kW
- SBC 信越放送(長野県)親局:長野市 JOSR 1098kHz 5kW
- YBS 山梨放送 親局:甲府市 JOJF 765kHz 5kW
東海・北陸
- SBS 静岡放送 親局:静岡市 JOVR 1404kHz 10kW
- CBC 中部日本放送(中京広域圏)◆ 本社:名古屋市中区 親局:三重県桑名郡長島町 JOAR 1053kHz 50kW
- KNB 北日本放送(富山県) 親局:富山市 JOLR 738kHz 5kW
- MRO 北陸放送(石川県) 親局:石川郡野々市町 JOMR 1107kHz 5kW
- FBC 福井放送 親局:坂井郡丸岡町 JOPR 864kHz 5kW
近畿
- MBS 毎日放送(近畿広域圏) 本社:大阪市北区 親局:大阪府高石市 JOOR 1179kHz 50kW 中継局:京都市東山区300W
- ABC 朝日放送(近畿広域圏) 本社:大阪市北区 親局:高石市 JONR 1008kHz 50kW 中継局:京都市東山区300W
- WBS 和歌山放送 親局:和歌山市 JOVF 1431kHz 5kW
中国
- BSS 山陰放送(鳥取県&島根県) 親局:米子市 JOHF 900kHz 5kW
- RSK 山陽放送(岡山県) 親局:岡山市 JOYR 1494kHz 10kW
- RCC 中国放送(広島県) 親局:佐伯郡沖美町 JOER 1350kHz 20kW
- KRY 山口放送 親局:周南市 JOPF 765kHz 5kW
四国
- JRT 四国放送(徳島県) 親局:徳島市 JOJR 1269kHz 5kW
- RNC 西日本放送(香川県) 親局:高松市 JOKF 1449kHz 5kW
- RNB 南海放送(愛媛県) 親局:松山市 JOAF 1116kHz 5kW
- RKC 高知放送 親局:高知市 JOZR 900kHz 5kW
九州・沖縄
- RKB アール・ケー・ビー毎日放送(福岡県)◆ 本社:福岡市早良区 親局:福岡市東区 JOFR 1278kHz 50kW
- NBC 長崎放送(長崎県&佐賀県) 親局:長崎市 JOUR 1233kHz 5kW
- RKK 熊本放送 親局:菊池郡西合志町 JOBF 1197kHz D10kW
- OBS 大分放送 親局:杵築市 JOGF 1098kHz 5kW
- MRT 宮崎放送 親局:宮崎市 JONF 936kHz 5kW
- MBC 南日本放送(鹿児島県) 親局:姶良郡隼人町 JOCF 1107kHz D20kW
- RBC 琉球放送(沖縄県)◆ 親局:豊見城市 JORR 738kHz 10kW
現在放送中の代表的なネット番組(五十音順)
- 秋山ちえ子の日曜談話室
- あなたへ…モーニング・コール
- 生島ヒロシのおはよう!一直線
- 歌のない歌謡曲(各局別内容)
- 永六輔の誰かとどこかで
- 小沢昭一の小沢昭一的こころ
- キック・ザ・カンクロー
- グッドモーニングジャパン
- Grand Touring Japan
- コサキンDEワァオ!
- 嶌信彦のエネルギッシュトーク
- Junk
- JOMO あの人の物語
- 陣内智則のひとり番長
- 全国こども電話相談室
- 大正琴こころのメロディー(中部日本放送制作)
- TOTOリモデル 住まいの何でも大事典
- トヨタうわさの調査隊
- ドライバーズリクエスト
- 中野浩一のフリートーク
- 中村尚登ニュースプラザ
- 中村雅俊マイ・ホームページ
- 日本列島ほっと通信
- ネットワークトゥデイ
- バックグラウンドミュージック
- BATTLE TALK RADIO アクセス
- B-Junk
- プロ野球中継 関西地区の場合は月曜(セ・リーグ公式戦開催日のみ)・金曜は毎日放送、それ以外は朝日放送がネットを担当。1局しかない地域は火曜・土曜・日曜にネットされる。
- プロ野球ネットワーク(中継カードがない時に放送される代替番組)
- "ほっと"インフォメーション
- 牟田悌三 あなたのための税金相談
- メイコのいきいきモーニング
- Morning Wind~音楽の森
- ゆうゆうポスト(基幹局でネット。CBC、RKBはTBS製作の「はがきでこんにちは」を放送。HBC、MBSは自社製作)
- mix(ナイターシーズンオフ放送)
- ラジオ寄席(ナイターシーズンオフ放送、TBS,RAB,IBC,TBC,ABS,BSNのみ美酒爛漫の提供)
- ロック魂
- 話題のアンテナ 日本全国8時です(提供:トヨタ自動車とトヨタの販売店)
過去に放送されていたネット番組(五十音順)
- 秋山ちえ子の談話室
- UP'S~Ultra Peformer's Radio
- 五木寛之の夜(2004年9月26日をもって終了)
- いすゞ歌うヘッドライト~コクピットのあなたへ~
- e-NITE
- 榎さんのおはようさん!
- 榎さんのおはようサンデー
- ENKAチックナイト!五木孝雄
- 倉本聰 ニッポン人生録
- ザ・ヒットパレード
- 佐藤治彦の経済 得するラジオ
- スピーク・スピリッツ
- 千田総合研究所(提供:ヴァーナル)
- 電リクパラダイス 山ちゃん ・志穂のサンデーバズーカ!!
- TOYOBOメモリーポップス
- Be@t B@by(ビートベイビー)
- 星野新保 世界をNIRAむ
- マチャアキ ムッシュ タカユキの今夜もソン・フィルトル
- 三菱ドライビングポップス
- 宮崎美子のみんながほっと介護保険(制作:中国放送)
- 柳生博の楽しさ発見
- 薬丸裕英の「大人のミ・カ・タ!」
- Ride on Music
- ラララ日曜日
発足の背景
テレビ放送全盛となった1960年代半ば、民放ラジオ界は危機的状況に追い込まれていた。
こうした中、テレビのネットワーク政策で成功を収めた東京放送(TBS)は、次にラインネットを用いたラジオのニュースネットワーク、言い換えればラジオ版JNNを構築すべく準備を進めていた。そして、ニュース番組のみならず、一般の番組も東京のTBSラジオで製作し、地方局へ配給。地方局はこの番組を販売する事で営業力を強化し、業績を向上させ、同時にTBSへ制作費も回収させようと行った一石二鳥も三鳥も狙った構想を背景にこのネットワークは生まれた。
取り敢えず、1964年に試験的に同じ意志を持った、(というか同じ毎日新聞資本系統の)TBSラジオ、毎日放送、RKB毎日放送の3局で、午後枠のワイドショー「オーナー」のネットワークを開始して、事実上JRNは幕を開ける。直ちに、山陽放送、東北放送、静岡放送、新潟放送等が反応を示し、JRN正式発足までにこの番組のネットワークは拡大。手応えを感じたTBSラジオは翌年一気にJRNの正式発足にまで持ち込んでいくのだが、当初同一新聞資本の3局で開始したところに、本来は完全なニュースネットワークを志向していたTBSラジオの「本音」が垣間見える。
文化放送およびニッポン放送はこの動きを察知。TBSラジオが自ら番組配給機構と位置付け、地方局の営業力強化を狙った「理想主義」のJRNを立ち上げたのに対し、ナショナルスポンサーの開拓といった、ネットワークセールス主体の「現実主義」的なNRNを旗揚げした。
多くの放送局はこのTBSラジオの掲げる「理想」と文化放送とニッポン放送の掲げる「現実」を両方受け容れ、双方のネットワークに同時加盟する事になった。
「理想」と「現実」といった一見相反する両陣営に同時加盟した事実にこそ、当時の民放ラジオ局が置かれた危機的状況が伺える。
関連項目
- JNN(TBS系列のTVニュースネットワーク)
- アナウンサー
- アナウンサー一覧(キー局&ラジオ単営)
- 地方局アナウンサー一覧
- フリーアナウンサー一覧