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「ジャパン・ラジオ・ネットワーク」の版間の差分

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=== 東海・北陸 ===
=== 東海・北陸 ===
*SBS [[静岡放送]] 親局:[[静岡市]] JOVR 1404kHz 10kW
*SBS [[静岡放送]] 親局:[[静岡市]] JOVR 1404kHz 10kW
*CBC [[中部日本放送]]([[中京広域圏]])◆ 本社:[[名古屋市]] 親局:[[桑名郡]][[長島町 (三重県)|長島町]] JOAR 1053kHz 50kW
*CBC [[中部日本放送]]([[中京広域圏]])◆ 本社:[[名古屋市]][[中区 (名古屋市)|中区]] 親局:[[三重県]][[桑名郡]][[長島町 (三重県)|長島町]] JOAR 1053kHz 50kW
*KNB [[北日本放送]]([[富山県]]) 親局:[[富山市]] JOLR 738kHz 5kW
*KNB [[北日本放送]]([[富山県]]) 親局:[[富山市]] JOLR 738kHz 5kW
*MRO [[北陸放送]]([[石川県]]) 親局:[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[野々市町]] JOMR 1107kHz 5kW
*MRO [[北陸放送]]([[石川県]]) 親局:[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[野々市町]] JOMR 1107kHz 5kW

2004年10月29日 (金) 01:33時点における版

Japan Radio NetworkJRN)は民放ラジオネットワークの一つである。東京都TBSラジオ&コミュニケーションズを基幹局、大阪府毎日放送朝日放送の2局を準基幹局としている。

加盟局一覧

◆はJRN単独局。無印はNRN重複加盟局。

北海道・東北

関東・甲信越

東海・北陸

近畿

中国

四国

九州・沖縄

現在放送中の代表的なネット番組(五十音順)

過去に放送されていたネット番組(五十音順)

発足の背景

テレビ放送全盛となった1960年代半ば、民放ラジオ界は危機的状況に追い込まれていた。  こうした中、テレビのネットワーク政策で成功を収めた東京放送(TBS)は、次にラインネットを用いたラジオのニュースネットワーク、言い換えればラジオ版JNNを構築すべく準備を進めていた。そして、ニュース番組のみならず、一般の番組も東京のTBSラジオで製作し、地方局へ配給。地方局はこの番組を販売する事で営業力を強化し、業績を向上させ、同時にTBSへ制作費も回収させようと行った一石二鳥も三鳥も狙った構想を背景にこのネットワークは生まれた。  取り敢えず、1964年に試験的に同じ意志を持った、(というか同じ毎日新聞資本系統の)TBSラジオ、毎日放送、RKB毎日放送の3局で、午後枠のワイドショー「オーナー」のネットワークを開始して、事実上JRNは幕を開ける。直ちに、山陽放送、東北放送、静岡放送、新潟放送等が反応を示し、JRN正式発足までにこの番組のネットワークは拡大。手応えを感じたTBSラジオは翌年一気にJRNの正式発足にまで持ち込んでいくのだが、当初同一新聞資本の3局で開始したところに、本来は完全なニュースネットワークを志向していたTBSラジオの「本音」が垣間見える。
 文化放送およびニッポン放送はこの動きを察知。TBSラジオが自ら番組配給機構と位置付け、地方局の営業力強化を狙った「理想主義」のJRNを立ち上げたのに対し、ナショナルスポンサーの開拓といった、ネットワークセールス主体の「現実主義」的なNRNを旗揚げした。
多くの放送局はこのTBSラジオの掲げる「理想」と文化放送とニッポン放送の掲げる「現実」を両方受け容れ、双方のネットワークに同時加盟する事になった。
「理想」と「現実」といった一見相反する両陣営に同時加盟した事実にこそ、当時の民放ラジオ局が置かれた危機的状況が伺える。

関連項目

外部リンク

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