ストラディバリウス
ストラディバリウスは、イタリアのストラディバリ父子3人(父アントニオ、子フランチェスコ、オモボノ)が製作した弦楽器のこと。特にアントニオ・ストラディバリが17世紀~18世紀にかけて製作した弦楽器が有名である。なお、通常「ストラディバリウス」といった場合は楽器を、「ストラディバリ」といった場合は楽器製作者を指す。 ストラディバリの製作した弦楽器には、18世紀の法令に基づきラテン語にてAntonius Stradivarius Cremonensis(アントニウス・ストラディウァリウス・クレモネンシス)というラベル(クレモナのアントニオ・ストラディバリ作、の意)が貼られている。ここから、彼(ら)の手による弦楽器は「ストラディバリウス」あるいは省略して「ストラド」と呼ばれる。
ストラディバリ父子はヴァイオリンやヴィオラやチェロ、マンドリン、ギターなど約1100-1300挺の楽器を製作したとされ[1][注釈 1][2]、約600挺が現存する。
楽器
現存するストラディバリウスは、ヴァイオリンが圧倒的に多く、ついでチェロ、ヴィオラの順である。マンドリン、ギター、ハープは極めて少数が残されているのみである。
ヴァイオリン
約520挺現存 ストラディバリの時代のヴァイオリンはバロック・ヴァイオリンと呼ばれるものであり、主に室内楽に用いられた。市民革命後、王侯貴族の音楽である室内楽から、劇場における演奏会へと演奏形態が変化した。19世紀になって楽器製作の中心はパリに移り、より大きな華やかな音が出るヴァイオリンが求められた。フランスの楽器製作者ジャン・バティスタ・ヴィヨームやニコラ・リュポーらはバイオリンの、ネックの傾斜や指板の長さ・傾きとコマの高さ等を変更した新しいスタイルを確立した。既存のガット弦やバロック弓の使用を前提としていた楽器についても、改造が施された。ストラディバリウスもオリジナルから、バスパーやネックなどが改造されて使用されている。
ヴィオラ
8挺現存(うち5挺はこの数十年市場に出回っていない)ヴァイオリンと比べると極めて少数が製作されたのみであり、その稀少性からヴァイオリンの約2倍、チェロの約1.5倍といった、極めて高額の価格がつけられる。音色についてはヴァイオリンほど高くは評価されていないが、そもそも稀少である上、良い状態で演奏可能なものが数挺しかないため、評価困難である。
チェロ
63挺現存 ストラディバリが活躍した時代はチェロが現代のものと同じ大きさになる過渡期で、ストラディバリも当初胴長80cm前後の大型のチェロ(現代のチェロは胴長75cm前後)を製作していた。(これらの楽器の大部分は、その後小さく改造されている。) その後1699年には胴長75cmの型が作られ、1700年以降に製作されたものはほとんどこの型によるものである。やや縦長のこのタイプは「ストラド型」と呼ばれ、現代のチェロはこのタイプが最も多い。音色はヴァイオリンと同様高い評価がされており、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチが所有していた「デュポー」、カルル・ダヴィドフ、ジャクリーヌ・デュ・プレが使用し、現在はヨーヨー・マが使用している「ダヴィドフ」が有名である。
マンドリン
2本現存 1680年製のものがサウスダコタ州立大学内のアメリカ国立音楽博物館に、1706年製のものが個人所有で残されている[3] The other, dated ca. 1706, is owned by private collector Charles Beare of London.[4] Known as Mandolino Coristo, it has eight strings.[5]。
ギター
5本と少数の断片が残されている。演奏可能なものは1679年製の「サビオナリ」1本のみである[6]。
ハープ
アルペッタ(arpetta、小型のハープ)1台が残されているのみである。ナポリ音楽院に保存されている[7][8]。
弓
A Stradivarius bow, The King Charles IV Violin Bow attributed to the Stradivari Workshop, is currently in the collection of the National Music Museum at the University of South Dakota in Vermillion, South Dakota. The Rawlins Gallery violin bow, NMM 4882, is attributed to the workshop of Antonio Stradivari, Cremona, ca. 1700. This is one of two bows (the other in a private collection in London) attributed to the workshop of Antonio Stradivari.[9]
取引
ストラディバリウスはヴァイオリニストや収集家の羨望の的であり、しばしばオークションにおいて高額で落札される[10]。現存する真作で最も高値をつけたのは2011年6月21日に1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札された1721年製のストラディバリウス「レディ・ブラント」である[11]。それ以前は2006年に約4億円で競り落とされた「ハンマー」が最高記録だった[12]。また、1699年製(愛称不明)が2億1700万円で落札されている。日本人では高嶋ちさ子がルーシーを2億円で購入、千住真理子がデュランティを2-3億円(正確な金額は非公表)で購入している。ただし、オークションで最高入札額をつけた楽器が最も高額とは限らない。有名で高額な楽器はオークションにかけられず、直接的な取引が行われることが多いためである。 また、高額な楽器が良い音がなるものとも限らない。これはストラディバリウスが美術品としての側面もあるからである。美術品としては、オリジナルの状態が保存され、あまり演奏されていないほうが価値が高まるが、楽器としては使い込まれたほうが良い音色となるからである。
日本国内では、特定の老舗弦楽器商で仕入れられることがある。また、資産家や所有団体、関係団体から演奏家へ期間限定あるいは終身契約で貸与される場合がある。日本では、公益法人や企業の保有しているストラディバリウスが音楽家に貸与されている[13]。特に日本音楽財団は複数のストラディバリウスを保有し、国内外の演奏家に無償貸与している。
改造と補修
200年前と現在では、弦楽器に求められる諸条件が異なるため、現役楽器として使用されているストラディバリウスは広範囲な「改造」を受けており、オリジナルの状態ではない。最も大きな要因は金属弦の登場である。制作された17-18世紀はガット弦が使用されたが、現在は金属弦が主流となっており、元々ガット弦用の設計されたストラディバリウスを、その後の弦楽器工が改造しているのである。ヴァイオリンなどの弦楽器は膠で接着され、容易にバラバラに解体することができる。金属弦の張力に対応するために、バスバーは強度の強いものに交換され、駒のデザインも変更するなどが主な内容となっている。変形を来たしたネックも適時交換されるが、どんなに状態が悪くても表板と裏板は、補修ののちに再利用される。
技術的知見
ストラディバリウスの音色の秘密については、長い間科学的調査の対象とされていた。過去に様々な調査結果があり、それぞれ賛否両論である。現代人にどのヴァイオリンを使ったか知らせずに演奏を聴かせると、ストラディバリウスより現代製ヴァイオリンを好むという回答が多かったとの研究結果もある[14]。ストラディバリウスの音色を再現したという現代の弦楽器製作者は自称・他称、複数存在するが評価は定まっていない。下記にこれまでに報告されている主な知見を記載する。
ニスの秘密
かつては楽器の表面につかわれたニスがストラディバリウスの音色の鍵だとされていたが[1]、21世紀に入ってこれを否定する意見が出された[15]。複数のストラディバリウスを赤外線で分析した結果、ニスに使用されていたのは松ヤニと油だけであった。一部で推測されていた蜜蝋などの特殊な成分の配合は認められなかった。これらは18世紀の弦楽器製作者ではごく普通に使用されていたものであった。ガルネリやサロも同じ製法のニスを使っていたが、その製法は、欧州カラマツの松ヤニを煮詰めてコールタール状にし、それを常温に冷まして固化させたのちに、必要量を適時に粉砕して亜麻仁油で溶解して使用されていたとされる[1]。顔料なども使用せず、亜麻仁油の添加量と重ね塗りの回数で楽器の色合いを調節した[1]。度重なる修復により、補修者によって追加で塗られたニスが、楽器の音色を妨げているケースも多いとされ、後年になって塗られたニスを剥離してオリジナルの状態にすると、生まれ変わったように鳴り響く楽器もある[1]。ストラディバリウスの後期の作品には、松ヤニが炭化するまで煮詰めて製造した黒っぽいニスを使用した楽器も存在する[1]。一方、そのニスの使い方に工夫があるという意見もある。
板の厚みの秘密
現代の弦楽器製作の技術は、楽器そのものに対する科学的な研究や技術開発が進んだこともあり、ストラディバリの時代の木工製作技術より優れている[16]。例えばストラディバリウスをCTスキャンにかけて、その板の厚みをデジタルデータとして三次元的に数値化し、NC制御の多軸加工機で削り出すという事まで行われた[1]。また、板を厚みではなく共鳴する周波数で各部分で均一化して、どこを叩いても同じ音で響くようにしているというのが鍵であるという意見もあり、その方法で作られた弦楽器も最近では流通している[1]。なお、ストラドより前の時代の製作者のガスパロ・ダ・サロが作った楽器も、同じように音程に従って表板と裏板を削っており、この製作概念はストラドのオリジナルではないとされる[1]。
経年変化
ストラディバリが作られた当時の音色は再現できても、作られたあと200年経過して木質が変化したストラディバリの音は再現が出来ないという意見もある。その音を再現しようとすると、弦楽器製作者がストックしているような伐採後数十年程度の木材では板厚が薄くなり過ぎて、楽器としての強度が保てないというのがその理由であるが[1]、ストラディバリウスは新作楽器だった200年前でも名機とされていた事は説明できず、また制作後200年経過した楽器は、ストラディバリウス以外にも数多く存在することもストラディバリにおける経年変化を特別視する理由とはならない。
木材の下処理の秘密
かつてストラディバリが王侯貴族に楽器の秘密は何かと尋ねられると、「新鮮な木材をそのまま使っているからです」と答えたとされる。これを疑問に思った後世の研究者は、楽器に使用されている木材について調査を行った。その結果、木材から灰汁の成分が検出されたと報告し、木材の下処理によって硬くしているのが音色の秘密であるという報告を行った。
ストラディバリウスの音色への疑念
ブラインドテストを行うと、ストラディバリウスの音色は1/100の値段で取引されている現代の新作楽器と大差なく、むしろ音色が劣っている楽器もあるとする知見もある[17]。フランス・ソルボンヌ大学のClaudia Fritz氏を中心とする国際研究グループによって複数の論文が作成された[18]。
最初の実験は2010年に実施された。23人のプロ演奏家が、20台のヴァイオリンから「音色」「音の伝達性」「演奏しやすさ」「演奏への反応性」の4点について評価を行い、上位の4台を選出するテストだった[19]。しかし実際に用意されたのは新作楽器3台と2台のストラディバリウスと1台のグァルネリの合計6台で、同じ楽器を違う楽器と偽って複数回演奏させることで判断の精度を高める工夫がされた[19]。テストは真っ暗な部屋で実施された[19]。その結果、最も優れた楽器として新作楽器が選ばれ、最も悪い楽器とされたのは1700年に制作されたストラディバリウスであった[19][20]。実験に参加した演奏者の中には、この実験は「どの楽器が良い楽器か」で選考されたが、「どの楽器がストラディバリウスか」という基準で選考していれば違う結果になったという演奏者もいる[19]。しかしその演奏者でさえ最も音が良かったのはストラディバリウスではなかったことを認めている[19]。
2010年の実験は狭いホテルの一室で実施されたために、その実験環境に問題があると批判された[18]。そこで条件を整えて4年後に再実験が行われた。再実験では5台のストラディバリウスを含む6台のビンテージヴァイオリンが用意され、それらの1/100の価格で取引されている現在のヴァイオリン6台が10名の世界的演奏者によって50分間演奏され、演奏者自身によって楽器のランク付けを行った。そのランキング上位2つのヴァイオリンと演奏者が自己所有する楽器との比較も行われた。比較はスタジオの他、300人収容の音楽ホールでも実施された。演奏者は自分が何を演奏しているかは視覚的にはわからないよう配慮された。選考の結果、新作楽器の1つが4人の演奏者によって12台中で最高であると評価され、残る6人の演奏者もその楽器を次点として評価した。上位4位までにランクインした楽器の数は、新作楽器:ビンテージ楽器が4:1であった。この論文は、現代の製作者の作る楽器の音色は、すでにストラディバリウスを超えていることを示唆した[18]。2度の実験の結果、双方においてストラディバリウスは演奏者の高い評価を得ることができなかった[18][19]。
多重奏セット
ストラディバリは何組かの多重奏セットを作っており、以下のものが知られている。
スパニッシュ・クァルテット(クインテット)
スペイン王室が所有するもので、ヴァイオリン2挺、コントラルト・ヴィオラ(一般的な大きさのヴィオラ)、チェロで構成されるクァルテット(四重奏)用のセット。本来クインテット(五重奏)用のセットであるが、2017年現在テナー・ヴィオラが所在不明となっている。 アントニオ・ストラディバリは1702年にスペイン王フェリペ5世がクレモナを行幸した際にこのセットを献上しようとしたが、スペイン継承戦争のあおりを受け[21]、実現しなかった。 結局このセットはアントニオが死ぬまでその手元にあったが、その後遺産を受け継いだ末子パオロがブランビッラ神父という人物に売却し、さらに神父は1772年にスペイン王室に売却した。以来、このセットはスペイン王室が所有しているが、フェルナンド7世の時代にナポレオン戦争があり、その際にスペインから持ち出されたと考えられ[22]、この時に2挺のヴィオラが失われている。(コントラルト・ヴィオラはその後1951年にスペインに帰還。)[2]
愛称 | 種別 | 制作年 | 備考 |
---|---|---|---|
スパニッシュI (Spanish I) | Vn | 1689年 | |
スパニッシュII (Spanish II) | Vn | 1689年 | |
スパニッシュ・コート (Spanish Court) | Va | 1696年 | |
スパニッシュ・コート (Spanish Court)、デコラド (Decorado) | Vc | 1694年 |
タスカン・クインテット
タスカン・クインテットは、アリベルティ公爵という人物がトスカーナ大公コジモ3世の息子フェルディナンドに贈るために作られたもので、そのため「タスカン(トスカーナ)・クインテット」と呼ばれる。ヴァイオリン2挺、コントラルト・ヴィオラ、テナー・ヴィオラ、チェロで構成される。このうち2挺のヴィオラはスパニッシュ・クインテットと同じ型枠から作られたことがわかっており、型枠には「トスカーナ大公のために」と書かれている。 メディチ家断絶後はそれぞれ別に所有されているため、一堂に会する機会は稀である。これらのうちヴァイオリン1挺、テナー・ヴィオラ、チェロはフィレンツェを出た記録がなく、現在はケルビーニ音楽院に保管されている。[2]
愛称 | 種別 | 制作年 | 所有者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
タスカン (Tuscan) | Vn | 1690年 | サンタ・チェチーリア音楽院 | ジョコンダ・デ・ヴィート及びピーナ・カルミレッリが使用。 |
メディチ (Medici) | Vn | 1716年 | ケルビーニ音楽院 | タスカン・クインテットのうち唯一制作年が異なるため、元々のタスカン・クインテットには含まれず、差し替えられたという説がある。[2] |
タスカン (Tuscan) | Va | 1690年 | アメリカ国会図書館 | コントラルト・ヴィオラ。 |
メディチ (Medici) | Va | 1690年 | ケルビーニ音楽院 | テナー・ヴィオラ。ストラディバリウスとしては珍しくほとんどのパーツが交換されておらず、オリジナルの状態で保管されている。 |
メディチ (Medici) | Vc | 1690年 | ケルビーニ音楽院 |
パガニーニ・クァルテット
その名の通り、伝説的なヴァイオリニストニコロ・パガニーニが所有していたクァルテット。[注釈 2]ヴァイオリン2挺、ヴィオラ、チェロで構成される。 1994年から2017年8月現在まで、全て日本音楽財団がコーコラン美術館から購入し、所有している。 コーコラン美術館にこのクァルテットを寄贈したアンナ・E・クラーク夫人の意志により、4挺を常にセットとして四重奏団に貸与されている。[23] クリーヴランド弦楽四重奏団、東京クヮルテットなどが使用し、2013年12月よりハーゲン弦楽四重奏団が使用している。
愛称 | 種別 | 制作年 | 所有者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
パガニーニ・コンテ・コツィオ・ディ・サラブーエ(Paganini-Conte Cozio di Salabue) | Vn | 1727年 | 日本音楽財団 | パガニーニが所有する前は、著名なヴァイオリン収集家イグナツィオ・アレッサンドロ・コツィオ・ディ・サラブーエ伯爵が所有していた。サラブーエ伯爵は、他に「メサイア」、「ムンツ」などのストラディバリウスを所有していたことでも知られる。このヴァイオリンはパガニーニが実際に弾いたと言われており、通常のストラディバリウスとはやや異なる力強い音が鳴るのが特徴である。[2] |
パガニーニ・デサン (Paganini-Desaint) | Vn | 1680年 | 日本音楽財団 | |
パガニーニ・メンデルスゾーン (Paganini-Mendelssohn) | Va | 1731年 | 日本音楽財団 | 「メンデルスゾーン・クァルテット」と呼ばれていたセットの一部で、パガニーニが所有する前はベルリンのメンデルスゾーン一族が所有していた。 |
パガニーニ・ラーデンブルク (Paganini-Ladenburg) | Vc | 1736年 | 日本音楽財団 | パガニーニが所有する前はメンデルスゾーン一族が所有していた。 |
ストラド・モデル
ストラディバリのヴァイオリンやチェロの寸法などをコピーして後世の弦楽器製作者が模倣した楽器は「ストラド・モデル」と呼ばれる。ストラド・モデルは、ヘッドスクロールやF字孔の形状などが主たる模倣の対象で、グァルネリ・デル・ジェスの模倣と並び、ヴァイオリン属のデザインの古典となっている。これらストラド・モデルは、名前がつけられている特定の楽器の(傷や左右非対称といった)忠実な外的模倣から、現存するストラディバリウスの最大公約数に基づいたコピーまで多様である。現代の寸法標準は、ストラドのロングモデルから形式的に取られており、世界中の職人がそれに則っている。
ストラディバリウスと演奏家
ストラディバリウスにはその所有者や演奏者の来歴が明らかなものがあり[24][25]、たどってきた軌跡に由来する二つ名(通称)が付けられている。たとえば、イツァーク・パールマンのヴァイオリンは「ソイル」、ジャクリーヌ・デュ・プレやヨーヨー・マが使用したチェロは「ダヴィドフ」の名で知られる。
楽器一覧
ヴァイオリン
愛称 | 制作年 | 所有していた人物 | 備考 |
---|---|---|---|
[26] | ex-Back1666年 | Fridart Foundation | |
Dubois | 1667年 | Canimex inc. | On loan to Alexandre Da Costa[27] |
Aranyi | 1667年 | Francis Aranyi (collector) | Sold at Sotheby's London, 12 November 1986[28] |
ex-Captain Saville | 1667年 | Jean-Baptiste Vuillaume Captain Saville (1901?1907) |
Currently played by Andre Rieu |
アマテーゼ Amatese | 1668年 | Though listed in many reference books as one of Stradivari's earliest instruments, the modern consensus is that it is not a Stradivarius; it was sold at Sotheby's New York on 3 February 1982 as “an interesting violin”.[29] | |
Clisbee | 1669年 | Mrs. Clisbee | On exhibition at Museo del Violino, town of Cremona, Italy |
オイストラフ Oistrakh | 1671年 | グリンカ中央音楽博物館(モスクワ) |
ダヴィッド・オイストラフが所有していたもの。オイストラフはベルギー王妃エリザベートから1969年に受け継いだ。この楽器はニコロ・アマティの様式で作られており、小振りの楽器でオイストラフの手には合わなかったため、オイストラフはこの楽器で演奏することはなかった。オイストラフの死後、夫人がグリンカ中央音楽博物館に寄贈。[30]この楽器は1996年5月に盗まれたが2001年に戻された。[31] |
Selliere | 1672年 | カルロス4世 (スペイン王) | |
Spanish | 1678年 | フィンランド文化財団 | フィンランド人ヴァイオリニストエリーナ・バハラに貸与[32] |
ヘリエHellier | 1679年 | Sir Samuel Hellier | Smithsonian Institution |
Paganini-Desaint | 1680年 | 日本音楽財団[23] | パガニーニ・クァルテットに含まれる。2017年8月現在、ハーゲン弦楽四重奏団のライナー・シュミットに貸与されている。 |
1680年 | The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei | ||
1681年 | Reynier and Count de Lachenais | Presumably presented by Napoleon III to the French violinist Leon Reynier, who sold it to Count de Lachenais of Marseilles in 1881. By the intermediary of Albert Caressa, it became part of the collection of John Wanamaker in 1924, when it was acquired by the Rudolph Wurlitzer Co. in 1929. Its last known owner was Miles Franklin Yount. Reynier also owned a 1727 violin (see below).[33] | |
Fleming | 1681年 | ||
Bucher | 1683年 | ||
Derpinina | 1683年 | ||
Cipriani Potter | 1683年 | Cipriani Potter | |
Cobbett; ex-Holloway | 1683年 | On loan to Sejong brokered by the Stradivari Society[34] | |
ex-Croall | 1684年 | WestLB | |
ex-Elphinstone | 1684年 | Owned since 2005 by Philip Greenberg, Artistic director and conductor of the Kiev Philharmonic in the Ukraine. | |
The Marquis | 1685年 | Marchese Spinola
Mark Kaplan |
|
ex-Arma Senkrah | 1685年 | The Ruggeri - Stiftung | On loan to Bogdan Bozovic |
ex-Castelbarco | 1685年 | ||
Eugenie, ex-Mackenzie | 1685年 | anonymous | On loan to Swang Lin, associate concertmaster, Fort Worth Symphony Orchestra.[35] |
ex-Nachez | 1686年 | Dr. Winfred and Mr. John Constable[36] | |
Rosenheim | 1686年 | William Rosenheim [37] | |
Goddard | 1686年 | Miss Goddard Antonio Fortunato[38] |
|
Ex Bello, Marie Law | 1687年 | c.1875: from George Parsons to Hart & Son (London) c.1900: John Lawson (Liverpool) |
On loan to Maristella Patuzzi.The Stradivari was used to record the Decca album Intimamente Tango (2015, No. 481 1489) and a new Violin concerto by Manuel De Sica published by Brilliant Classics (2014, No. 94905). |
Ole Bull | 1687年 | Ole Bull (1844) Dr. Herbert Axelrod (1985?1997) |
Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod; now part of the Axelrod quartet. |
Mercur-Avery | 1687年 | On loan to Jonathan Carney, concertmaster of the Baltimore Symphony Orchestra since 2002 | |
1688年 | The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei | ||
Baumgartner | 1689年 | Canada Council for the Arts | On loan to Andrea Tyniec until 2018[39] |
Arditi | 1689年 | Dextra musica AS, Norway | On loan to Elise Batnes, concertmaster of the Oslo Philharmonic |
Spanish I | 1689年 | Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[40] | date range 1687?1689; part of a duo of violins (Spanish I and II) referred to as los Decorados and los Palatinos; also collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the Spanish Court viola (1696) and cello (1694). |
Spanish II | 1689年 | Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[40] | date range 1687?1689; part of a duo of violins (Spanish I and II) referred to as los Decorados and los Palatinos; also collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the Spanish Court viola (1696) and cello (1694). |
Ex-Leopold Auer | 1690年 | On loan to Vadim Gluzman brokered by the Stradivari Society[34] | |
Bingham | 1690年 | ||
Boissier-Sarasate | 1690年 | Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid | Named after its owner, this violin is one of two Stradivarius instruments which previously belonged to Navarrese musician Pablo de Sarasate[41] |
Bennett | 1692年 | Winterthur-Versicherungen | On loan to Hanna Weinmeister |
Falmouth | 1692年 | Gert-Jan Kramer[42] | On loan to Alex Kerr, Concertmaster, Dallas Symphony Orchestra |
Longuet | 1692年 | Musee de la Musique, Paris | Donated in 1890. On display at the museum. |
Gould | 1693年 | George Gould [43] |
Bequeathed by Gould to the Metropolitan Museum in 1955 |
Harrison | 1693年 | Richard Harrison Henry Hottinger Kyung-wha Chung |
In the collection of the National Music Museum[44] |
Baillot-Pommerau | 1694b年 | Formerly owned by Arthur Catterall, then by Alfredo Campoli[45] | |
ex-Hali? or Strad Halir 1694 | 1694年 | Karel Hali? Philip Greenberg, Artistic director and conductor of the Kiev Philharmonic, Ukraine Dr. Harold Dinkens Robert Schumitzky, Associate Concertmaster at Opera Pacific Orchestra and first violin at Orchestra Nova San Diego and Pacific Symphony |
Karel Hali? premiered with this instrument the new version of Sibelius's Violin Concerto on 19 October 1905, with Richard Strauss conducting the Berlin Court Orchestra. |
Francesca | 1694年 | メトロポリタン美術館 | Bequest of Annie Bolton Matthews Bryant, 1933[46] |
Rutson | 1694年 | Royal Academy of Music | Played by Clio Gould[47] |
Fetzer | 1695年 | ||
Lincoln | 1695年 | Bequeathed to the people of Lincoln in 1970 by Mrs. Dudley Pelham on condition that it be loaned to the Halle Orchestra for the use of their leader.[48] | |
1696年 | Owned by Korean-born classical musician, Min-Jin Kym. It was stolen at Euston Station in London in 2010, but recovered in 2013 and was auctioned for £1.4222M to a British Music Festival led by the English violinist Andrew Bernardi [49][50][51] | ||
パガニーニ | 1697年 | Edvin Marton | Dima Bilan, together with Evgeni Plushenko and Edvin Marton playing his Stradivarius, won the Eurovision Song Contest 2008[52] |
Molitor[53] | 1697年 | Madame Juliette Recamier, Paris (??1804) Count Gabriel-Jean-Joseph Molitor, Paris (1804?1849) Molitor family (1849?1917) J. Mazeran, Paris (1917?1923) The Curtis Institute, Philadelphia (1929?1936) R. A. Bower, Somerset (1937?1957) Muriel Anderson, Londonderry (1957?1989) Elmar Oliveira (1989?1994) Albert Stern (1994?2010)[54][55] Anne Akiko Meyers (2010?)[56] |
Thought to originally belong to Napoleon Bonaparte. Sold by Tarisio Auctions for $3,600,000, a new world record[57] until the Lady Blunt was sold on 20 June 2011. |
Cecilia C A (Capitulum Agriense) | 1697年 | Formerly owned by Zelnik Istvan Southeast Asian Gold Museum since 2011, now played by Katalin Kokas[58] | Johann Ladislaus Pyrker, 1827; an unknown Protestant or Jewish religious identity, 1945; Aranymuzeum, 2011 |
Cabriac | 1698年 | ||
Baron Knoop | 1698年 | One of eleven Stradivari violins associated with Baron Johann Knoop | |
ヨアヒムJoachim | 1698年 | Fridart Foundation | Once owned by Hugo Kortschak and later by Joan Field; currently owned by Dr. David Josefowitz (Fridart Foundation, Geneva)[59] |
Duc de Camposelice | 1699年 | Cho-Liang Lin | |
Lady Tennant; Lafont | 1699年 | Charles Phillipe Lafont Marguerite Agaranthe Tennant |
On loan to Xiang Gao brokered by the Stradivari Society;[34] sold at Christie's auction US$2.032 million, April 2005[60] |
Countess Polignac | 1699年 | On loan to Gil Shaham. | |
Castelbarco | 1699年 | Library of Congress | Presented by Gertrude Clarke Whittall[61] |
Kustendyke | 1699年 | Royal Academy of Music | |
Crespi | 1699年 | Fridart Foundation | |
ex-Berglund | 1699年 | フィンランド文化財団 | Previously owned by conductor Paavo Berglund. Purchased from Berglund's estate by the Finnish Cultural Foundation in June 2012.[62] On loan to Antti Tikkanen.[63] |
The Penny | 1700年 | Barbara Penny | |
ドラゴネッティ Dragonetti | 1700年 | 日本音楽財団[23] | Formerly owned by Alfredo Campoli, now played by Veronika Eberle |
Jupiter | 1700年 | Giovanni Battista Viotti | owned and played since 1964 by Arnold Belnick, Los Angeles, California |
Taft; ex-Emil Heermann | 1700年 | Canada Council for the Arts | On loan to Nikki Chooi[64] who was from 2009-2012 the recipient of the Council's 1729 Guarneri, now on loan to Chooi's younger brother Timothy Chooi[65] |
Ward | 1700年 | U. S. Library of Congress | Presented by Gertrude Clarke Whittall[66] |
Dushkin | 1701年 | On loan to Dennis Kim, concertmaster, Buffalo Philharmonic Orchestra | |
Markees | 1701年 | Music Chamber | |
Irish | 1702年 | Pohjola Bank Art Foundation, Finland | On loan to Antti Tikkanen[67] |
Conte de Fontana; ex-Oistrakh | 1702年 | Riccardo Brengola Pro Canale Foundation |
On loan to Mariana Sirbu. Previously owned by David Oistrakh (1959-1966). After the 1736 Yusupov it was his second Strad, bought in Paris in 1959 and traded in 1966 for the 1705 Marsick.[30] |
Lukens; Edler Voicu | 1702年 | A. W. Lukens Ion Voicu Romania Culture Ministry |
On loan to Alexandru Tomescu through 2012[68] |
King Maximilian Joseph | 1702年 | Maximilian Joseph III of Bavaria 1745/77
King Maximilian Joseph of Bavaria 1799/1825 King Ludwig II of Bavaria 1864 Franz Rampftler (Munich) 1886 von Knorzinger and his family 1920/23 Hug & Co. 1923 Hamma & Co. (Stuttgart) Marc E. Maartens (Kew Gardens) Victor Mannheimer 1925/28 Mannheimer family 1928/61 Rembert Wurlitzer Inc. 1961 Irving Levick (Buffalo) 1961/98 Anonymous Stradivari Society Patron |
Lifetime loan to Berent Korfker.[70] |
Lyall | 1702年 | ||
Antonio Stradivari | 1703年 | Bundesrepublik Deutschland | Exhibited at Musikinstrumentenmuseum, Berlin[71] |
La Rouse Boughton | 1703年 | Osterreichische Nationalbank[72] | On loan to Boris Kuschnir of the Kopelman Quartet |
Lord Newlands | 1702年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Ray Chen[73] |
Allegretti | 1703年 | ||
Alsager | 1703年 | ||
Lady Harmsworth | 1703年 | Paul Bartel | On loan to Kristof Barati brokered by the Stradivari Society[74] |
Emiliani | 1703年 | Anne-Sophie Mutter | |
ex-Foulis | 1703年 | On loan to Karen Gomyo[75] | |
Liebig | 1704年 | Wolfgang Schneiderhan Rony Rogoff |
Owned since 1991 by Rony Rogoff |
Betts | 1704年 | U.S. Library of Congress | Presented by Gertrude Clarke Whittall[61] |
Gleni | 1704年 | ||
Sleeping Beauty | 1704年 | Landeskreditbank Baden-Wurttemberg - Forderbank (L-Bank) | On loan to Isabelle Faust. One of the few Stradivari violins to have retained original neck. |
Prince Obolensky | 1704年 | On loan to Esther Yoo | |
Baron von der Leyen | 1705年 | Private owner | Auctioned by Tarisio on 26 April 2012 for $2.6 million.[76] |
ex-Marsick; ex-Oistrakh | 1705年 | Previously owned by David Oistrakh (1966-1974), acquired in trade for the 1702 Conte di Fontana[30] | |
ex-Tadolini | 1706年 | The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei | |
ex-Brustlein | 1707年 | Osterreichische Nationalbank[72] | |
La Cathedrale | 1707年 | Nigel Kennedy | |
ex-Prihoda | 1707年 | Luz Leskowitz | Previously owned by Czech violinist Va?a P?ihoda, teacher of Luz Leskowitz[77] |
Hammer | 1707年 | Christian Hammer (collector) | Sold at Christie's New York on 16 May 2006 for a record US$3,544,000 (?2,765,080) after five minutes of bidding[78][79] |
1707年 | Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow | ||
Le Davidoff | 1708年 | Musee de la Musique, Paris | Bequeathed to the museum in 1887 |
Le Tua | 1708年 | Musee de la Musique, Paris | Donated to the museum in 1935 |
Burstein; Bagshawe | 1708年 | Owned by the Jacobs family, loaned to Jeff Thayer, San Diego Symphony concertmaster | |
Huggins | 1708年 | 日本音楽財団[23] | On loan to the most recent winner of the Queen Elisabeth Competition for violin |
Regent | 1708年 | Owned by the Fridart Foundation | |
Ruby | 1708年 | On loan to Chen Xi brokered by the Stradivari Society[34] | |
Strauss | 1708年 | On loan to Clara-Jumi Kang brokered by the Stradivari Society[34] | |
Greffuhle | 1709年 | Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod. Now part of the Axelrod quartet. | |
Berlin Hochschule | 1709年 | ||
ex-Hammerle; ex-Adler | 1709年 | Osterreichische Nationalbank[72] | on loan to Rainer Honeck |
Ernst | 1709年 | Heinrich Wilhelm Ernst About 1850-1865 Wilma Neruda 1872 |
On loan to Denes Zsigmondy through 2003 |
Engleman | 1709年 | 日本音楽財団[23] | on loan to Vilde Frang |
King Maximilian; Unico | 1709年 | Axel Springer Foundation | On loan to Michel Schwalbe, concertmaster of the Berlin Philharmonic (1966?1986);[80] reported stolen in 1999[81] |
Viotti; ex-Bruce | 1709年 | Royal Academy of Music | Allocated to the Royal Academy of Music after acquisition by HM Government in July 2005 in lieu of inheritance tax, with additional funding from: the National Heritage Memorial Fund, National Art Collections Fund, J & A Beare, The Belmont Trust, Nigel Brown, members of the Bruce family, Albert Frost CBE, Elizabeth Insall, Ian Stoutzker OBE, Old Possum's Practical Trust, BBC Two's The Culture Show and anonymous donors |
Marie Hall | 1709年 | Giovanni Battista Viotti The Chi-Mei Collection |
Named after violinist Marie Hall |
ex-Kempner | 1709年 | On loan to Soovin Kim | |
La Pucelle | 1709年 | Huguette Clark[82] David Fulton[82] |
Parisian dealer Jean Baptiste Vuillaume took it apart in the 19th century and added a tailpiece with a carving of Joan of Arc, the virgin warrior known as La Pucelle[83] |
Camposelice | 1710年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Svetlin Roussev |
Lord Dunn-Raven | 1710年 | Anne-Sophie Mutter | |
ex-Roederer | 1710年 | On loan to David Grimal (Owned by Ayla Erduran for 37 years). | |
ex-Vieuxtemps | 1710年 | Purchased 1900 by Leopold Geissmar, a lawyer and amateur musician in Mannheim His daughter Berta had it in 1944.[84] |
Not to be confused with the Vieuxtemps-Hauser violin on loan to Samuel Magad, concertmaster 1972-2007, Chicago Symphony Orchestra |
Davis | 1710年 | Mr. and Mrs. William S. Davis | On loan to Michael Shih, concertmaster, Fort Worth Symphony Orchestra[85] |
1710年 | Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow | ||
the Antonius | 1711年 | Metropolitan Museum of Art | Bequest of Annie Bolton Matthews Bryant, 1933[86] |
the Lady Inchiquin | 1711年 | previously owned by Fritz Kreisler | Played by Frank Peter Zimmermann, a German banking company. WestLB AG bought it for his use.[87] |
Earl of Plymouth; Kreisler | 1711年 | Los Angeles Philharmonic[88] | Found in storeroom on the estate of the Earl of Plymouth along with The Messiah and Alard violins in 1925; purchased by Fritz Kreisler in 1928 and subsequently sold by him in 1946[89] |
Liegnitz | 1711年 | Previously owned by Szymon Goldberg | |
Viotti | 1712年 | Giovanni Battista Viotti Henry Hottinger Collection |
Owned since 1965 by Isaac Hurwitz |
Le Fountaine | 1712年 | This is a 'Violino piccolo' from 1712 - slightly shorter than a regular violin, measuring 475mm from top to bottom, 100mm shorter than a regular instrument.[90] | |
Le Brun | 1712年 | Niccolo Paganini From circa 1806 Charles-Francois Lebrun Boutillier Family Until 1893 Chardon et Fils From 1893 Vincenzo Sighicelli From 1922 Otto Senn From 2008 Anonymous concert violinist |
Sold at Sotheby's auction on 13 November 2001. From November 2015 to January 2016 was on loan to Kiril Laskarov, concertmaster of the Arkansas Symphony Orchestra.[91] |
Karpilowsky | 1712年 | Harry Solloway | Missing: stolen in 1953 from Solloway's residence in Los Angeles |
Schreiber | 1713年 | ||
Antonio Stradivari | 1713年 | ||
Boissier-Sarasate | 1713年 | Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid | Sarasate legancy 1909 |
Daniel | 1713年 | On loan to Juan Pablo Reynoso | |
Sancy | 1713年 | Ivry Gitlis | |
Gibson; ex-Huberman | 1713年 | Bronis?aw Huberman Joshua Bell |
Stolen twice from Huberman |
Lady Ley | 1713年 | Stradivarius family | Owned by Jue Yao, Chinese violinist |
Wirt | 1713年 | The Chi-Mei Collection | |
Dolphin; Delfino | 1714年 | Jascha Heifetz 日本音楽財団[23] |
On loan to Akiko Suwanai |
Soil | 1714年 | Amedee Soil Yehudi Menuhin Itzhak Perlman |
|
ex-Berou; ex-Thibaud | 1714年 | Jacques Thibaud | Previously owned by David Oistrakh (his first Stradivarius, bought in the USA in 1956).[92] |
Le Maurien | 1714年 | Missing: stolen 2002 | |
Leonora Jackson | 1714年 | William Sloan Collection | |
Massart | 1714年 | Lambert Massart Gyorgy Pauk |
|
Sinsheimer; General Kyd; Perlman | 1714年 | Itzhak Perlman David L. Fulton |
|
Smith-Quersin | 1714年 | Osterreichische Nationalbank[72] | On loan to Rainer Honeck, the Vienna Philharmonic leader. |
Alard-Baron Knoop | 1715年 | Juan Luis Prieto | Named for French violinist Jean-Delphin Alard. Sold at auction in 1981 to a collector in Singapore for $1.2 million.[93] |
Baron Knoop; ex-Bevan | 1715年 | David L. Fulton | |
Bazzini | ex-1715年 | On loan to Matteo Fedeli[94] | |
Cremonese; ex-Harold; Joseph Joachim | 1715年 | Joseph Joachim Municipality of Cremona |
On exhibition at Museo del Violino, town of Cremona, Italy |
Emperor | 1715年 | George Haddock (1876-1907) Edgar Haddock (1907-1910) Jan Kubelik |
Sold to Jan Kubelik in 1910 for £10,000. |
Duke of Cambridge; ex-Pierre Rode | 1715年 | NPO "Yellow Angel" | Formerly loaned to Ryu Goto[95] |
Joachim | 1715年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Ray Chen |
Lipi?ski | 1715年 | Giuseppe Tartini | On loan to Milwaukee Symphony Orchestra concertmaster, Frank Almond.[96] Stolen in an armed robbery on 27 January 2014[97] and subsequently recovered.[98] |
Marsick | 1715年 | James Ehnes | |
Titian | 1715年 | Cho-Liang Lin | |
Ex Adolf Busch | 1716年 | Owned by David Garrett since 2010 | |
Le Provigny | 1716年 | Musee de la Musique, Paris | Bequeathed to the Museum in 1909 |
Cessole | 1716年 | ||
Berthier | 1716年 | Baron Vecsey de Vecse Franco Gulli[99] |
|
Booth | 1716年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Arabella Steinbacher; formerly loaned to Shunsuke Sato; formerly loaned to Julia Fischer[23] |
Colossus / le pockface | 1716年 | J Chang[要出典] | Recovered in 2013 (previously from an estate sale) on eBay to a private collector[要出典] |
Duranti | 1716年 | Mariko Senju[100] | |
Milstein ex Goldman | 1716年 | Nathan Milstein | Sold by Charles Beare and the Milstein Family to Jerry Kohl |
Monasterio | 1716年 | Ruggiero Ricci | Named after violinist and composer Jesus de Monasterio.[101] Cyrus Forough |
Provigny | 1716年 | ||
メシア Messiah-Salabue | 1716年 | アシュモレアン博物館 | この楽器はイタリア人楽器商のルイジ・タリシオが保有していたが、タリシオはヴィヨームなどパリの楽器商にいつもこの楽器の素晴らしさを語っていた。そして「次は必ず持ってきて見せましょう」と約束していたが、実際に楽器を持ってくる気配はなかった。それでヴィヨームが「それでは、まるでメシアを待つユダヤ人のようだ」と言った。これが「メシア」の名前の由来である。On exhibition at the Oxford Ashmolean Museum; made from the same tree as a P.G. Rogeri violin of 1710[102] |
ex-Windsor-Weinstein; Fite | 1716年 | Canada Council for the Arts | On loan to Timothy Chooi[64] |
Baron Wittgenstein | 1716年 | The Bulgarian state | Formerly owned by John Corigliano Sr. (former concertmaster of the New York Philharmonic) on loan to Mincho Minchev since 1979 |
Gariel | 1717年 | Jaime Laredo | Nicola Benedetti |
Wieniawski | ex-1717年 | ||
Baumgartner | ex-1717年 | Lucerne Festival Strings | On loan to Daniel Dodds |
Toenniges | 1717年 | Strad with the Vuillaume Back The Lawrence Welk Show Dick Kesner and his Magic Stradivarius | Dick Kesner, Paul Toenniges (Studio City, California) |
Kochanski | 1717年 | Pierre Amoyal Pawe? Kocha?ski |
Stolen in 1987; recovered in 1991[103] |
Sasserno | 1717年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Viviane Hagner until 2012
On loan to Alina Pogostkina since 2013[104] |
Viotti; ex-Rose | 1718年 | Giovanni Battista Viotti Osterreichische Nationalbank[72] |
On loan to Volkhard Steude |
Chanot-Chardon | 1718年 | Timothy Baker Joshua Bell |
Shaped like a guitar;[105] on loan to Simone Lamsma |
Firebird; ex-Saint Exupery | 1718年 | Salvatore Accardo | Named for the colouration of the varnish, and for the instrument's brilliant sound. |
Marquis de Riviere | 1718年 | Daniel Majeske | Played by Majeske while concertmaster of the Cleveland Orchestra from 1969?1993 |
San Lorenzo | 1718年 | Georg Talbot | |
ex-Count Vieri | 1718年 | The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei | |
Lauterbach | 1719年 | Johann Christoph Lauterbach J.B. Vuillaume Charles Philippe Lafont[106] |
|
Zahn | 1719年 | LVMH | |
Wieniawski, Bower | 1719年 | Benz Mercedes Zurich | Loan to Klaidi Sahatci, Tonhalle Orchester Zurich Concertmaster |
Woolhouse | 1720年 | played by Rudolf Koelman | |
ex-Bavarian | 1720年 | Metropolitan Museum of Art | [107] |
Madrileno | 1720年 | Rimma Sushanskaya teacher of Harvard wife of Benjamin Franklin Rembert Wurlitzer Duques de Osuna Ruggiero Ricci |
|
von Beckerath | 1720年 | Michael Antonello | |
ex-Thibaud | 1720年 | Jacques Thibaud | Destroyed in the crash of Air France Flight 178 on 1 September 1953 |
Sinsheimer; Iselin | 1721年 | Stolen in Hanover, Germany in 2008; recovered in 2009.[108] | |
Lady Blunt | 1721年 | 日本音楽財団[23][109] | Named for Lady Anne Blunt, daughter of Ada Lovelace and granddaughter of Lord Byron). The Lady Blunt was last sold at London auction house Tarisio on 20 June 2011 for £9,808,000 (US$15.9 million), with proceeds going to the Nippon Foundation's Northeastern Japan Earthquake and Tsunami Relief Fund.[110][111] |
Jean-Marie Leclair | 1721年 | Jean-Marie Leclair | On loan to Guido Rimonda[112] |
Red Mendelssohn | 1720年 | Mendelssohn family Elizabeth Pitcairn Joseph Joachim |
Inspiration for the 1998 film, The Red Violin Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin |
Birsou' | 1721年 | Leon Reynier
Joan Field |
Formerly owned by Metropolitan Museum of Art. Joan Field - an American violinist (1915 - 1988) also known as one of its owners, played the Birsou' from 1921 to 1929. In 2002, Joshua Bell recorded O'mio Babbino Caro on the Birsou'. |
The Macmillan | 1721年 | Tossy Spivakovsky | On Loan to Ray Chen through Young Concert Artists (2008-2012); on loan to Ning Feng through Premiere Performances of Hong Kong (2012?Present) |
Artot | 1722年 | Lorin Maazel | |
Jules Falk | 1723年 | Viktoria Mullova | Bought by the American violinist Jules Falk in 1907. A child prodigy, Falk joined the Philadelphia Orchestra under Stokowski aged 17 and was later music director of the Steel Pier in Atlantic City. He played this Stradivarius violin until his death in 1957. |
Jupiter; ex-Goding | 1722年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Ryu Goto;[113] formerly Midori Goto, Daishin Kashimoto, Manrico Padovani |
Laub-Petschnikoff | 1722年 | ||
Elman | 1722年 | Chi Mei Museum | |
Cadiz | 1722年 | Joseph Fuchs | On loan to Jennifer Frautschi; named after the city of Cadiz, Spain. |
Rode | 1722年 | ||
Kiesewetter; ex-Keisewetter | 1723年 | Clement and Karen Arrison[114] | On loan to Philippe Quint brokered by the Stradivari Society.[34] Left by Quint in taxi on 21 April 2008 and recovered the following day. |
Earl Spencer | 1723年 | On loan to Nicola Benedetti[115] | |
Le Sarasate | 1724年 | Koltius Voloninis Niccolo Paganini (1817-1840) Jean-Baptiste Vuillaume Pablo de Sarasate Musee de la Musique, Paris since 1909[116] |
Believed to have been owned by Kotzius Voloninis, it was sold to Niccolo Paganini in 1817, at his death in 1840 by his son to Jean-Baptiste Vuillaume, then to Pablo de Sarasate who bequeathed it in 1909 to the Conservatoire de Musique in memory of his student days. On display at the museum. |
Abergavenny | 1724年 | Leonidas Kavakos plays it since 2010 | |
Brancaccio | 1725年 | Destroyed in an allied air raid on Berlin. | Owned by Carl Flesch until 1928; sold to Franz von Mendelssohn, banker and amateur violinist.[117] |
Chaconne | 1725年 | Osterreichische Nationalbank[72] | On loan to Rainer Kuchel |
Leonardo da Vinci | 1725年 | Da Vinci family[118] | |
Lubbock | 1725年 | Jean Jacques Grasset (17??-1839) Charles Francois Gand (Paris) (1839-1844) Meugy (1844-1892) W.E. Hill & Sons (1892-1893) Neville Lubbock & Miss Lubbock (1893-1917) Destreicher (1917-1925) W.E. Hill & Sons (1925-1928) Rudolph Wurlitzer Co. (1925-1928) Caroline Powers Thomas (Scarsdale NY)(1928-1960s)[119] |
Owned by French artist/musician Jean Jacques Grasset until his death in 1839, owned and played by amateur musician Meugy and later owned and played by Miss Lubbock establishing its sobriquet as Lubbock. |
Wilhelmj | 1725年 | 日本音楽財団[23] | On loan to Baiba Skride; one of several Stradivari violins with the sobriquet "Wilhelmj" |
Hubay | 1726年 |
Niccolo Paganini (until 1840) |
Played by Paganini, Hubay, Nai-Yuan Hu, Robert Gerle. Currently played by Edvin Marton |
Greville; Kreisler; Adams | 1726年 | Fritz Kreisler | |
Baron Deurbroucq | 1727年 | Baron Deurbroucq (The Hague) (1870) Robert Crawford (Edinburgh) W.E. Hill & Sons (1902) Hans Wessely (1903?1926) David D. Walton (Boston) (1926) Emil Herrmann (19???1945) Fredell Lack (1945-2014) Beare's International Violin Society (2015?present) |
Currently used by Janine Jansen[121] |
Barrere | 1727年 | On loan to Rosanne Philippens brokered by the Stradivari Society[34] | |
Benvenuti | 1727年 | Owned by Maurice Hasson[122] | |
Davidoff-Morini | 1727年 | owned by violinist Erica Morini, purchased for her by her father in Paris in 1924 for $10,000[123] | Missing: stolen in 1995[124][123] |
ex-General Dupont | 1727年 | Arthur Grumiaux | On loan to Frank Peter Zimmermann |
Holroyd | 1727年 | Owned by Koh Gabriel Kameda | |
Kreutzer | 1727年 | Maxim Vengerov | One of four Stradivari violins with the sobriquet Kreutzer (1701, 1720, 1731) |
Reynier or Le Reynier; Hart; ex-Francescatti | ex-1727年 | LVMH since 1993 or 1994 Salvatore Accardo |
Named after Leon Reynier who won at the Concervatoire de Paris in 1847. Has been lent to Maxim Vengerov. Now on loan to Augustin Dumay. |
Paganini-Conte Cozio di Salabue | 1727年 | 日本音楽財団[23] | This violin, and the Paganini-Desaint violin of 1680, the Paganini-Mendelssohn viola of 1731 and the Paganini-Ladenburg cello of 1736, comprise the Paganini Quartet. On loan to Lukas Hagen, Hagen Quartet |
Halphen | 1727年 | Angelika Prokopp Private Foundation | On loan to Eckhard Seifert |
Vesuvius | 1727年 | Antonio Brosa Remo Lauricella Town of Cremona |
On display in Cavalese |
1727年 | Suntory Foundation for Arts | On loan to Shion Minami | |
A. J. Fletcher; Red Cross Knight | 1728年 | A. J. Fletcher Foundation | On loan to Nicholas Kitchen of the Borromeo String Quartet; the instrument was made by Omobono Stradivarius[125] |
1728年 | Australian Chamber Orchestra Instrument Fund[126] | On loan to Satu Vanska, Assistant Leader of the orchestra | |
Artot-Alard | 1728年 | Endre Balogh[127] | A copy of this instrument was produced in 1996 by Gregg Alf and Joseph Curtin, using modern materials and methods;[128] Balogh performs on both the 1728 original and the replica.[129] |
Dragonetti-Milanollo | 1728年 | Giovanni Battista Viotti Domenico Dragonetti Teresa Milanollo Christian Ferras Pierre Amoyal |
On loan to Corey Cerovsek |
Perkins | 1728年 | Los Angeles Philharmonic | Named for Frederick Perkins; formerly owned by Luigi Boccherini[130] |
Benny | 1729年 | Jack Benny Los Angeles Philharmonic |
Bequeathed to the Los Angeles Philharmonic by Jack Benny |
Solomon, ex-Lambert | 1729年 | Murray Lambert Seymour Solomon |
Sold at Christie's, New York for US$2,728,000 (?2,040,000) |
Innes | 1729年 | On loan to Eugen Sarbu; previously loaned to Wieniawski | |
Libon | 1729年 | Felipe Libon Josef Suk[131] |
|
Guarneri | 1729年 | Canada Council for the Arts | On loan to Timothy Chooi,[64] the younger brother of the 2009-2012 loan recipient Nikki Chooi, in 2012 named recipient of the Council's 1700 Taft Stradivari[65] |
Recamier | 1729年 | Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd. | On loan to Sayaka Shoji |
Baldiani | 1730年 | Antonio Strad Violin, San Antonio TX | Currently for sale at Antonio Strad Violin, San Antonio, TX |
Ex-Neveu | 1730年 | Marcel Vatelot | Produced by Omobono Stradivari. Purchased by Ginette Neveu in 1935 in order to enter the Wieniawski Competition. Was lost in a 1949 plane crash in the Azores along with Neveu.[132] |
Royal Spanish | 1730年 | Anne Akiko Meyers[133] | Once owned by the King of Spain[134] |
Lady Jeanne | 1731年 | Donald Kahn Foundation | On loan to Benjamin Schmid |
Kreutzer | 1731年 | Huguette M. Clark | One of four Stradivari violins with the sobriquet Kreutzer (1701, 1720, 1727), Failed to sell at Christie's in New York June 18, 2014 [135] |
Garcin | 1731年 | Jules Garcin Sidney Harth |
|
Heifetz-Piel | 1731年 | Rudolph Piel Jascha Heifetz |
|
? | 1731年 | Pierre Gerber Hansheinz Schneeberger |
Hansheinz Schneeberger, owner since 1959 |
Baillot | 1732年 | Fondazione Casa di Risparmio | Lent to Giuliano Carmignola for the DG recording of Vivaldi: Concertos for Two Violins[136] |
Duke of Alcantara | 1732年 | An obscure Spanish nobleman described as an aide-de-camp of King Don Carlos UCLA |
Genevieve Vedder donated the instrument to UCLA's music department in the 1960s. In 1967, the instrument was on loan to David Margetts. Whether it was left on the roof of his car or stolen is uncertain, but for 27 years the violin was considered missing until it was recovered from an amateur violinist who claimed to have found it on a freeway. A settlement was made and the Stradivarius was returned to UCLA in 1995.[137][138][139] |
Red Diamond | 1732年 | Louis Von Spencer IV | |
Tom Taylor | 1732年 | Previously owned by Joshua Bell | |
1732年 | Currently for sale at Peter Prier & Sons Violins in Salt Lake City, Utah[140] | ||
Arkwright Lady Rebecca Sylvan | 1732年 | Carlo Alfredo Piatti John Hungerford Arkwright Joseph Sylvan Rachel Elizabeth Barton Foundation |
Donated to the foundation by Sylvan in 2015[141][142] |
Des Rosiers | 1733年 | Angele Dubeau | Previously owned by Arthur Leblanc |
Huberman; Kreisler | 1733年 | Bronis?aw Huberman Fritz Kreisler |
|
Khevenhuller | 1733年 | Yehudi Menuhin | |
Rode | 1733年 | Currently used by Erzhan Kulibaev by courtesy of the Maggini Foundation[143] | |
Ames | 1734年 | Roman Totenberg | Stolen in 1981, found June 2015, returned to Totenberg family August 6, 2015;[144] explained by Nina Totenberg:[145] Interview with Nina Totenberg[146] |
Scotland University | 1734年 | Sau-Wing Lam Collection | Currently used by Sergei Krylov by courtesy of the Fondazione Antonio Stradivari in Cremona |
Baron Feilitzsch; Heermann | 1734年 | Baron Feilitzsch Hugo Heerman Gidon Kremer |
|
Habeneck | 1734年 | Royal Academy of Music | |
Herkules; Ysaye; ex-Szeryng; King David | 1734年 | Eugene Ysaye Charles Munch Henryk Szeryng State of Israel |
Stolen from Ysaye during a concert in St. Petersburg in 1908; he had left it in the dressing room unattended. It reappeared at a shop in Paris in 1925. In 1972 Szeryng donated the instrument to the City of Jerusalem. According to his wish, the violin is to be played by the concertmaster of the Israel Philharmonic Orchestra. |
Lord Amherst of Hackney | 1734年 | Fritz Kreisler | |
Lamoureux; ex-Zimbalist | 1735年 | Missing: stolen[147] | |
ムンツ Muntz | 1736年 | 日本音楽財団[23] | 2007年11月から有希・マヌエラ・ヤンケに貸与されている。 |
ex-Roussy | 1736年 | Chisako Takashima[148] | |
Yale Stradivari | 1736年 | Yale University, Collection of Musical Instruments | |
Yusupov | 1736年 | Russian State Collection, - Glinka Museum, Moscow | Previously loaned to David Oistrakh (1930s-1941)[92] |
Comte d'Amaille | 1737年 | ||
Lord Norton | 1737年 | ||
Il Mio Preferito; L'ultimo | 1737年 |
ヴィオラ
There are thirteen known extant Stradivari violas.[149]
愛称 | 制作年 | 所有していた人物 | 備考 |
---|---|---|---|
Mahler | 1672 | Habisreutinger Foundation | The first of the Stradivarius violas; currently on loan to French violist Antoine Tamestit |
Tuscan-Medici Tenor | 1690 | Cosimo III de' Medici Conservatorio Luigi Cherubini (Florence) |
|
Tuscan-Medici | 1690 | Cosimo III de' Medici Cameron Baird |
Commissioned by Cosimo III de' Medici, Grand Duke of Tuscany; currently on loan to the U.S. Library of Congress |
Axelrod | 1696 | Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod. Now part of the Axelrod quartet. | |
Archinto | 1696 | Royal Academy of Music[150] | |
Spanish Court | 1696 | Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[40] | Collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the violin duo los Decorados (Spanish I and II, 1687-1689) and the Spanish Court cello of 1694. |
MacDonald | 1701 | Peter Schidlof | To be sold at auction through London musical instruments auction house Ingles & Hayday[151] in conjunction with Sotheby's in Spring 2014 via silent auction. Winning bid was to be announced on June 25, 2014, but the instrument failed to attract a buyer matching the minimum bid of $45 million.[152] |
Kux; Castelbarco | 1714 | Fridart Foundation | Converted from viol to viola by Jean Baptiste Vuillaume[153] |
The Russian | 1715 | Russian State Collection | |
Cassavetti | 1727 | U.S. Library of Congress | Presented by Gertrude Clarke Whittall[61] |
Paganini-Mendelssohn | 1731 | Nippon Music Foundation[23] | This viola, and the Paganini-Desaint violin of 1680, the Paganini-Conte Cozio di Salabue violin of 1727 and the Paganini-Ladenburg cello of 1736, comprise the Paganini Quartet. On loan to Kazuhide Isomura of the Tokyo String Quartet. Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin. |
Gibson | 1734 | Habisreutinger Foundation | Currently on loan to Swiss-Polish violist Lech Antonio Uszynski |
チェロ
アントニオ・ストラディバリは生涯に70-80挺のチェロを製作し、63挺が現存する。
愛称 | 制作年 | 所有していた人物 | 備考 |
---|---|---|---|
ex Vatican Stradivarius | 1620* | Wendy Sutter Emmanuel Gradoux-Matt, New York |
Originally made by Nicolo Amati as a viola da gamba c.1620, reworked into a cello by Amati's student, Antonio Stradivari.[154] |
ex-Du Pré; ex-Harrell | 1673 | ジャクリーヌ・デュ・プレ リン・ハレル ヨーヨー・マ |
|
General Kyd; ex-Leo Stern | 1684 | レオ・スターン Los Angeles Philharmonic |
Stolen in 2004 and later recovered[155][156][157] |
Marylebone | 1688 | スミソニアン博物館にハーバート・アクセルロッドから1997年に寄贈。アクセルロッド・クァルテットの一部。 | |
Barjansky | 1690 | Alexandre Barjansky Julian Lloyd Webber[158] |
|
ex-Gendron; ex-Lord Speyer | 1693 | Edgar Speyer; Kunststiftung NRW | On loan to Maria Kliegel; previously loaned to Maurice Gendron (1958–1990) |
Spanish Court or Decorado | 1694 | Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[40] | Collectively known as Quinteto Real or Quinteto Palatino (The Royal Quintet or Palace Quintet) when included with the violin duo, los Decorados (Spanish I and II 1687-1689), Bajo Palatino cello of 1700 and the Spanish Court viola of 1696. Is the original quartet. See Juan Ruiz Casaux |
Bajo Palatino | 1700 | Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[40] | collectively known as Quinteto Palatino or Quinteto Palatino (The Royal Quintet or Palace Quintet) when included with the violin duo, los Decorados (Spanish I and II 1687-1689), Spanish Court cello of 1694 and the Spanish Court viola of 1696. |
Bonjour | 1696 | Abel Bonjour Canada Council for the Arts |
On loan to Cameron Crozman [159] |
Lord Aylesford | 1696 | Nippon Music Foundation[23] | On loan to Pablo Ferrández; previously loaned to Danjulo Ishizaka and Janos Starker (1950–1965) |
Castelbarco | 1697 | U.S. Library of Congress | Presented by Gertrude Clarke Whittall[61] |
Cholmondeley Cello | 1698 | Anonymous collector | Purchased in 1988 for a record ポンド682,000 (US$1.2 million)[160][161] |
Stauffer; ex-Cristiani | 1700 | Johann Georg Stauffer Jean Louis Duport Elise Barbier Cristiani |
On display at the Civic Museum of Cremona[162] |
Servais | 1701 | National Museum of American History | On loan to Anner Bylsma |
Paganini-Countess of Stanlein | 1707 | Bernard Greenhouse[163] | Sold in January 2012 for ca. $6 million to Montreal arts patron;[164] on loan to Stéphane Tétreault |
Boccherini; Romberg | 1709 | formerly played by パブロ・カザルス | |
Markevitch; Delphino | 1709 | Owned by the Fridart Foundation | |
Gore Booth; Baron Rothschild | 1710 | Rocco Filippini | |
Duport | 1711 | Mstislav Rostropovich (1974–2007) | |
Mara | 1711 | Heinrich Schiff Amedeo Baldovino |
Lost in July 1963 when Montevideo-Buenos Aires ferry caught fire and sank; later recovered in pieces in its case and rebuilt by W.E. Hill & Sons[165] |
Davidov | 1712 | Count Matvei Wielhorski (1794–1866) Karl Davidov Jacqueline du Pré |
On loan to Yo-Yo Ma |
Batta | 1714 | J. P. Thibout Alexander Batta W.E. Hill & Sons Baron Johann Knoop Gregor Piatigorsky[166] |
currently displayed at the Metropolitan Museum of Art, New York City |
de Vaux | 1717 | On loan to Adam Klocek | |
Amaryllis Fleming | 1717 | ex-Blair-Oliphant, ex-Hegar, ex-Kühn, ex-Küchler | Formerly owned by Amaryllis Fleming, half sister to writers Ian and Peter Fleming. Neck, head and table are not original, after extensive repairs in the 18th century by the Spanish luthier José Contreras;[167][168] auctioned in 2008[169] |
Becker | 1719 | Hugo Becker | |
Piatti | 1720 | Carlos Prieto | Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin |
Vaslin | 1723 | LVMH | On loan to Christian-Pierre La Marca |
Baudiot | 1725 | Gregor Piatigorsky | Bequeathed to Evan Drachman by his grandfather Gregor Piatigorsky |
Chevillard | 1725 | Museu da Música, Lisbon | |
Marquis de Corberon; ex-Loeb | 1726 | Royal Academy of Music | Formerly owned by Hugo Becker and Audrey Melville, who bequeathed it to the RAM in 1960. Melville's friend, Zara Nelsova, held it until her death in 2002, as a condition of Melville's bequest. Currently on loan to Steven Isserlis.[170] |
Comte de Saveuse | 1726 | Comte de Saveuse d'Abbeville, Edward Latter, Archibald Hartnell, Michael Edmonds, subsequently lent to Michael Evans. | |
De Munck; ex-Feuermann | 1730 | Emmanuel Feuermann Aldo Parisot Nippon Music Foundation[23] |
On loan to Steven Isserlis[149][171] |
Pawle | 1730 | Chi Mei Museum | |
Braga | 1731 | On loan to Myung-wha Chung[172] | |
Stuart | 1732 | Frederick the Great,[173] Steven Honigberg | According to Vladimir Putin, his friend Sergei Roldugin bought the instrument for $12 mln.[173][174] |
Paganini-Ladenburg | 1736 | Nippon Music Foundation[23] | This cello, and the Paganini-Desaint violin of 1686, the Paganini-Conte Cozio di Salabue violin of 1727 and the Paganini-Mendelssohn viola of 1731, comprise the Paganini Quartet. On loan to Clive Greensmith of the Tokyo String Quartet |
ギター
愛称 | 制作年 | 所有者 | 備考 |
---|---|---|---|
ヒル (Hill) | 1688年 | アシュモレアン博物館 | |
サビオナリ (Sabionari) | 1679年 | 個人所有 | 現在演奏可能な唯一のストラディバリウスのギター。同時代のヴァイオリン「サンライズ」や「ヘリエ」と同様、装飾されている。19世紀初頭の音楽に合わせて改造されていたが、近年元のバロック様式の5弦に戻されている。 |
ローリンズ (Rawlins) | 1700年 | アメリカ国立音楽博物館 |
日本人演奏家が使用するストラディバリウス
製造年 | 愛称 | 種別 | 使用者 | 自己所有/貸与団体 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1684年 | 不明 | Vl | 高橋満保子 | 自己所有 | 自宅を売却し、購入資金に充てた。 |
1684年 | ウェップス (Webbs) |
Vl | 篠崎功子 | 自己所有 | 日本の楽器商のところに修理に来たところにたまたま出会ったのがきっかけで購入。 |
1698年 | テオンヴィル (Théonville) |
Vl | 服部豊子 | 自己所有 | 1800年にサー・ローランド・ウィンなる人物が所有していたが、数人の手を経てヴァイオリンの修復と鑑定で名高いヒル商会へと渡り、1934年に名称の由来となったグリエルモ・テオンヴィルが所有していた。その後更に所有者が何人か替わり、1974年に服部の手に渡った。 |
1703年 | ディクソン・ポインダー (Dickson-Poynder) |
Vl | 辻久子 | 自己所有 | 自宅を売却し、購入資金に充てた。名称は以前の所有者ジョン・ディクソン=ポインダーに由来する。 |
1704年 | ヴィオッティ (Viotti) |
Vl | 竹澤恭子 | 貸与:NPO法人イエロー・エンジェル | 名称はイタリアのヴァイオリン奏者で作曲家のヴィオッティが所有していたことに由来する。ヴィオッティの名を冠するストラドは他にも数丁存在する。 |
1707年 | ステラ (Stella) |
Vl | 二村英仁 | 自己所有 | オランダの貴族が所有していたもの |
1713年 | レディ・レイ (Lady Ley) |
Vl | 浦川宜也 | 不明 | 一時的に所有し、モーツァルトソナタ集の収録に使用。その後この楽器は日本ヴァイオリン経由で香港のヴァイオリニスト 姚珏(ジュエ・ヤオ))に渡る(彼女はそれによって中国人初のストラディヴァリウス弾きとなる)[175]。 |
1714年 | ドルフィン (Dolphin) |
Vl | 諏訪内晶子 | 貸与:日本音楽財団 | ヤッシャ・ハイフェッツが所有していたもの。三大ストラディヴァリウスの一つ。アラード=バロン・ヌープ(1715年)は個人のコレクターが所有、メサイア(1716年)はイギリスのオックスフォードのアシュモリアン美術館に展示中。 |
1715年 | 不明 | Vl | 川井郁子 | 貸与:大阪芸術大学 | - |
1717年 | ハンマ1717 (Hammer1717) |
Vl | 中澤きみ子 | 不明 | ストラドにしては男性的[176]といわれ、「ストラドの中では音が出にくい“強い楽器”で弓をきちっと弦に吸い付かせてひかないと音が出ない」。コレクターのハウエ家が所有した後、シュトゥットガルトのハンマ商会が所有していたことが名前の由来。(ハンマ商会は他のストラドも所有していたことがあり、それらは「ハンマ1716」などと呼ばれる)。元ベルリンフィル第1コンサートマスターのコリヤ・ブラッハーやアルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラーが奏した。 |
1716年 | デュランティ (Duranti) |
Vl | 千住真理子 | 自己所有 | 約300年間誰にも弾かれずに眠っていた。デュランティを最初に得たのはローマ教皇クレメンス14世であったが、教皇没後、フランス貴族のデュランティ家に約200年間保管され、1921年からの80年間はスイスの裕福な公爵家が所有。2002年に手放すことになり、最終的に幾つかの条件を満たした千住が演奏者として最初の所有者となった [177]。 |
1722年 | ジュピター エクスゴーディング (Jupiter; ex-Goding) |
Vl | 五嶋龍 | 日本音楽財団 | 五嶋みどり、樫本大進への貸与を経て、五嶋みどりの弟である五嶋龍が 2013年12月から使用。 |
1729年 | レカミエ (Récamier) |
Vl | 庄司紗矢香 | 貸与:上野製薬(株) | ミッシャ・エルマンが所有・使用していたもの。 |
1727年 | - | Vl | 神尾真由子 | 貸与:サントリー(株) | ヨーゼフ・ヨアヒムが所有・使用していたもの。 |
1727年 | イワサキ (Iwasaki) |
Vc | 岩崎洸 | 自己所有 | - |
1736年 | ルーシー (Roussy) |
Vl | 高嶋ちさ子 | 自己所有 | - |
ストラディバリウスにまつわるエピソード
ストラディバリウスは、優れた楽器の代名詞として、さまざまなフィクションに登場する。アーサー・コナン・ドイルの創作した名探偵シャーロック・ホームズは劇中でストラディバリウスを弾くシーンがある。
輸送中のストラディバリウスが航空事故に巻き込まれ、人物や高価な美術品と同様に大きな話題となることがある。天才ヴァイオリニストと謳われたジネット・ヌヴーが死亡した墜落事故、そのヌヴーの師であるジャック・ティボーが来日途上に巻き込まれ死亡した墜落事故などで、それぞれの愛用の一挺が巻き込まれている。ティボーの楽器はその残骸すら発見されていない。
注釈
出典
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