あまや座
あまや座 | |
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あまや座の建物外観 | |
情報 | |
開館 | 2017年10月14日 |
開館公演 | 『八重子のハミング』他[1][2] |
客席数 | 31席[1] |
用途 | 映画上映(ミニシアター) |
運営 | OuchKINEMA合同会社[1] |
所在地 |
〒319-2102 茨城県那珂市瓜連1243[3][2] |
最寄駅 | JR瓜連駅より徒歩6分[3][2] |
外部リンク | あまや座 |
あまや座(あまやざ)は、茨城県内唯一のミニシアターで、通好みなラインナップが多い。映画監督・俳優・スタッフの舞台挨拶が月イチほどの頻度で開催されている[4]。
概要
[編集]2017年(平成29年)10月14日開業[3][2]。代表(支配人)の大内靖は、JR水郡線の上菅谷駅に新しい街を作ろうという有志団体「一般社団法人カミスガプロジェクト」という団体に所属しており[2]、元々映像制作をしていたのもあってプロジェクトのメンバーとカミスガフィルムクリエイト(KFC)を立ち上げ映画を制作していた[2]。
そんな中、瓜連に店舗を構えていたスーパーマーケット「スーパーあまや」(以下、「あまや」)が閉店。同店の社長がカミスガプロジェクトに対し跡地を街の活性化に役立ててほしいと提案してきた[2]。大内が映画館をやることが夢だったと聞いていたカミスガプロジェクト代表兼カミスガフィルムクリエイトのプロデューサーだった菊池一俊は「あまや」の建物を改装して建てることを提案。同店の社長も映画好きなこともあり、話は進展していったが、消防法や県の条例でスーパーマーケットを映画館に改装するのは困難だと判明[注 1]。そのため、これまで制作した映画の興行収入とクラウドファンディングで集めた資金、さらに金融機関からの融資を受けてあまやの駐車場の敷地に新たに建物を建築した[1][2]。また、開館の際、椅子をニュー八王子シネマから譲り受けた[2]。
2020年(令和2年)4月11日に新型コロナウイルスの影響による県の要請で一時休館していた[5][6]が、クラウドファンディングなどでの支援や県の休業要請解除などにより5月23日に再開した[5][6][7]。
特色
[編集]大手シネマコンプレックスでは鑑賞できないような、ミニシアター系の話題作や社会派の作品などを中心に上映している[5][6]。
大林宣彦、塚本晋也、金子修介、山中瑶子、斎藤工、井浦新、佐野史郎、オダギリジョー、伊藤沙莉、羽田美智子、永作博美、磯山さやか、根矢涼香等の著名な映画監督や俳優、スタッフの舞台挨拶が月イチほどの頻度で開催され、壁一面にサイン色紙が飾られている[8][9]。
かつては、観客の7割から8割が地元のシニア層だったが、近年は知名度が上がり若い観客も増えている[2]。
現在は、劇場内に飲食物の持ち込みは可だが、匂いの気になるものやポップコーンやポテトチップなど音の出るものはNG。移動販売のハチバスが、あまや座前で時おり巡回販売している[10][11]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d webDICE編集部 (2017年10月18日). “茨城県唯一のミニシアターが10/14オープン、31席の「あまや座」に聞いてみた!”. webDICE. アップリンク. 2021年8月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “あまや座(港町キネマ通り)”. 港町キネマ通り (2017年12月). 2021年8月10日閲覧。
- ^ a b c “劇場案内・アクセス”. あまや座. 2021年8月10日閲覧。
- ^ あまや座支配人、大内靖:人と映画と地域の接点をつくっていきたい。
- ^ a b c 久保田一道 (2020年5月18日). “茨城)那珂のミニシアター「あまや座」23日めど再開へ”. 朝日新聞. 2021年8月10日閲覧。
- ^ a b c 小林杏花 (2020年5月20日). “新型コロナ ミニシアター再開へ 「映画文化を守り抜く」 那珂の「あまや座」23日から /茨城”. 毎日新聞. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “<新型コロナ>映画再開「幸せ実感」 常連客や俳優ら支援の輪 那珂のミニシアター”. 東京新聞. 中日新聞東京本社 (2020年5月25日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ あまや座の壁をビッシリと埋め尽くすサイン色紙
- ^ いばナビ、瓜連・あまや座
- ^ 移動販売ハチバスFacedook
- ^ ハチバス女将Twitter
外部リンク
[編集]- あまや座
- あまや座 (@AmayaZa_Urizura) - X(旧Twitter)