いすず (護衛艦)
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いすず | |
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基本情報 | |
建造所 | 三井造船 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 護衛艦(DE)→特務艦(ASU) |
級名 | いすず型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和34年度計画 |
発注 | 1959年 |
起工 | 1960年4月16日 |
進水 | 1961年1月17日 |
就役 |
1961年7月29日 1988年4月8日(特務艦に種別変更) |
除籍 | 1992年3月25日 |
要目 | |
排水量 | 基準 1,490トン / 満載 1,790トン |
全長 | 94.0m |
最大幅 | 10.4m |
深さ | 7.0m |
吃水 | 3.5m |
主機 | 三井 1235VBU-45Vディーゼルエンジン × 4基 |
出力 | 16,000PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 最大速 25ノット |
燃料 | 249トン |
航続距離 | 16ノットで6,000海里 |
乗員 | 183名 |
兵装 |
68式50口径3インチ連装速射砲 × 2基 65式533mm4連装魚雷発射管 × 1基 Mk.108 対潜ロケット発射機 × 1基(1962年装備) →71式ボフォース・ロケット発射機 × 1基(1975年換装) Mk.2 短魚雷落射機 × 2基 →68式3連装短魚雷発射管 × 2基(1975年換装) 55式爆雷投射機(Y砲)× 1基 54式爆雷投下軌条 × 1条 |
FCS |
Mk.63 砲射撃指揮装置 SFCS-1水中攻撃指揮装置 |
レーダー |
OPS-2 対空 OPS-16 対水上 |
ソナー |
SQS-11 捜索用 SQR-4 深度測定用 SQA-4 距離深度測定用 |
電子戦・ 対抗手段 | NOLR-1B ESM |
いすず(ローマ字:JDS Isuzu, DE-211→ASU-7015)は、海上自衛隊の護衛艦。いすず型護衛艦の1番艦。艦名は 三重県の伊勢市を流れる五十鈴川に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍の長良型軽巡洋艦「五十鈴」に続き2代目にあたる。
艦歴
[編集]「いすず」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和34年度計画乙型警備艦1211号艦として、三井造船玉野造船所で1960年4月16日に起工され、1961年1月17日に進水、1961年7月29日に就役し、舞鶴地方隊に直轄艦として編入された。 Mk.63射撃指揮装置及びMk.108対潜ロケット発射機は米国からの供与が遅れたため、未装備のまま就役、1962年に装備された。
1961年12月20日、舞鶴地方隊隷下に第31護衛隊が新編され「もがみ」とともに編入された。
1962年10月1日、第31護衛隊が第3護衛隊群隷下に編成替え。
1965年8月にソナーを換装。
1969年10月1日、第31護衛隊が再び舞鶴地方隊隷下に編成替え。
1974年10月15日から翌1975年2月5日まで改装工事が実施され、Mk.108対潜ロケット発射機及びMk.2短魚雷落射機が撤去され、71式ボフォース・ロケット発射機及び68式3連装短魚雷発射管が装備された。
1988年4月8日、特務艦に種別変更され、艦籍番号がASU-7015に変更、舞鶴地方隊に直轄艦として編入[1]。編入後は警備任務に従事した[1]。なお、特務艦への改装工事で長魚雷発射管が撤去された。
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第56集 海上自衛隊護衛艦史 1953-2000』(海人社、2000年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)