ちひろ美術館・東京
ちひろ美術館・東京 | |
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施設情報 | |
前身 | いわさきちひろ絵本美術館 |
専門分野 | いわさきちひろおよび各国の絵本 |
館長 | 黒柳徹子 |
管理運営 | (財)いわさきちひろ記念事業団 |
建物設計 | 内藤廣建築設計事務所 |
延床面積 | 1,298.07㎡ |
開館 | 1977年9月 |
所在地 |
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2 |
位置 | 北緯35度43分43秒 東経139度36分19秒 / 北緯35.72865度 東経139.60535度座標: 北緯35度43分43秒 東経139度36分19秒 / 北緯35.72865度 東経139.60535度 |
外部リンク | http://www.chihiro.jp/tokyo/ |
プロジェクト:GLAM |
ちひろ美術館・東京(ちひろびじゅつかん・とうきょう)は、公益財団法人いわさきちひろ記念事業団によって運営される東京都練馬区の美術館。世界初の絵本美術館である[1]。いわさきちひろを中心に、各国の絵本の原画を主たる展示物とする。
概要
[編集]いわさきちひろが亡くなった翌年の1975年に、長男の松本猛がいわさきちひろ記念事業団設立準備委員会を発足させ、美術館建設の募金運動を開始。猛は資金捻出のため、出版社に企画を持ち込み、母の作品で画集やエッセー集を上梓した[2]。
1977年9月に自宅兼アトリエ跡に「いわさきちひろ絵本美術館」として開館[3]。初代館長には、猛がそれまで一面識もなかったものの、頼みこんで飯沢匡に引き受けてもらった[2]。1995年2月には黒柳徹子が二代目館長に就任した。
1997年4月に「ちひろ美術館」に改称した。美術館は2回の増築を経て、延床面積も広がったが、増築を繰り返したため迷路のようになり、また段差が多く体の不自由な人から利用しづらいとの声が寄せられるようになった[3]。そうした声を踏まえ、全面改築される事となり、2000年12月に一旦休館した。
2002年9月7日に再オープンし、名称も「ちひろ美術館・東京」に改めた。同館は設計を安曇野ちひろ美術館の設計をプロポーザルコンペティションで指定され、1997年に完成させた内藤廣が手掛け[4]、施工を戸田建設東京支店が担った[5]。内部にはシバザクラやツルバラが植えられた「ちひろの庭」やアトリエが忠実に再現されたほか、100席の多目的展示ホールも設けた。また全館バリアフリー化した[3]。第45回BCS賞(2004年)受賞。
2017年、開館40周年を迎え、同年までに延べ約274万人が訪れている[6]。
2020年、ちひろ美術館(東京・安曇野)が、第一回日本博物館協会賞を受賞[7][8]。
施設概要
[編集]- 展示室1~3(1階・2階)
- 多目的展示ホール(1階)
- カフェ(1階)
- ミュージアムショップ(1階)
- こどものへや(2階)
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 『こどもソーイングpochee』94頁
- ^ a b 「ちひろ美術館副館長の松本猛さん 絵本界に刺激 人きのうきょう」『朝日新聞』夕刊 1992年9月11日
- ^ a b c 「バリアフリーでなごみの空間 ちひろ美術館 来月再オープン」『朝日新聞』東京版 2002年8月30日
- ^ 『東京人』2005年6月号
- ^ 『新建築』2002年11月号
- ^ 「ちひろ美術館 周年を祝う 東京40年・安曇野20年」『朝日新聞』長野版 2017年4月14日
- ^ “第一回日本博物館協会賞受賞館の選定について(お知らせ)”. web.archive.org. 公益財団法人日本博物館協会 (2020年4月26日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “ちひろ美術館(東京・安曇野)が第1回日本博物館協会賞を受賞しました”. 公益財団法人 いわさきちひろ記念事業団 (2020年5月11日). 2020年5月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 『こどもソーイングpochee』日本ヴォーグ社、2011年。 ISBN 4529049612
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]公式サイト
[編集]SNS
[編集]- ちひろ美術館(東京・安曇野)【公式】 (@ChihiroMuseum) - X(旧Twitter)
- ちひろ美術館 - YouTubeチャンネル
ちひろ美術館・東京
[編集]- ちひろ美術館・東京 公式ブログ
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