兼近大樹
本名 | 兼近 大樹 |
---|---|
生年月日 | 1991年5月11日(33歳) |
出身地 | 北海道札幌市北区新川 |
血液型 | O型 |
身長 | 172 cm |
方言 | 標準語、北海道弁 |
最終学歴 | 北海道札幌北高等学校定時制中退 |
出身 | NSC東京校19期 |
コンビ名 |
ぷりずん。(2014年1月 - 2017年11月) EXIT(2017年12月 - ) |
相方 |
逢見亮太(ぷりずん。) りんたろー。(EXIT) |
芸風 | 漫才(ボケ担当) |
立ち位置 | 右 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2013年 - |
同期 |
8.6秒バズーカー ゆめっち(3時のヒロイン) フワちゃん など |
公式サイト | プロフィール |
兼近 大樹(かねちか だいき、1991年〈平成3年〉5月11日 - )は、日本のお笑いタレント、歌手。お笑いコンビ・EXITのボケ担当。相方はりんたろー。。立ち位置は向かって右。愛称は「かねちー」。北海道札幌市北区新川出身[1]。吉本興業(東京本社)所属。身長172 cm、体重60 kg、血液型O型。
来歴
[編集]北海道札幌市北区新川の「新川病院」(その後、改称し統合移転した現在は同市南区川沿にある「晴生会さっぽろ病院」)に生まれた[1]。
札幌市立新琴似南小学校[2]、札幌市立新川中学校卒業、北海道札幌北高等学校定時制中退[1]。
東京NSC19期生である。
2011年に、売春防止法違反容疑で逮捕されていた[3][4][5][6]。
2014年1月、既に芸人として活動していた逢見亮太に誘われ、『ぷりずん。』を結成。
2017年5月より、逢見が活動を休止したためピンで活動、同年11月に正式に解散した。
「ぷりずん。」の活動休止中にりんたろー。を誘い、仮コンビ『SCANDAL』を結成しM-1グランプリ2017に出場し3回戦進出。
タイ住みます芸人になる予定だったが、りんたろー。が正式コンビを熱望し説得。
ぷりずん。解散後の2017年12月22日に、りんたろー。と正式にコンビ結成、『EXIT』に改名。
2020年、全日本グラビア対象 メンズ部門賞を獲得。
2021年10月27日、自身初となる自伝的小説「むき出し」を発売[7][8][9]。
2022年、日本テレビの24時間テレビ「愛は地球を救う」に、チャリティーランナーとして出演[10]。
2023年、2023WBCのPrime Videoでライブ配信MC。
2023年8月18日、最初で最後という、1st写真集「虚構」を発売。
人物・エピソード
[編集]人物
[編集]- 中学の時に両親が離婚し、姉・兼近・妹は母親に、兄は父親にそれぞれ引き取られたと言う。
- 定時制の高校中退。妹のため仕事を優先して自主退学した[11]。兼近本人は「いと頭悪し」と話している[12]。定時制高校在学中から妹の学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていた[11]。
- 趣味は読書。20歳の時に初めて読んだ本が又吉直樹のエッセイ集『第2図書係補佐』で、これを契機に又吉に憧れて芸人を志した[12]。又吉の推薦本は全て読んでおり、好きな作家として江國香織や穂村弘を挙げている。
- ホームレス経験がある[12]。
- 相方のりんたろー。の母親と祖父が北海道紋別市出身の為、兼近にとっては同郷の先輩になる。更に、りんたろー。の妻で兼近と同い年かつ同学年の本郷杏奈(同江別市出身)も同郷の後輩にあたる。
エピソード
[編集]- 叔父は、かつて札幌吉本に所属していたお笑いコンビ「SOBADS」のメンバーだった[12][13]。兼近自身も札幌時代、札幌吉本のオーディションライブ「笑道」に腕試しのためにエントリーしたことがある[14]。
- 「ぷりずん。」時代にタレント、俳優、モデル、芸人などから結成されたミストマンにてアイドル活動をしていた。
- 『徳井義実のチャックおろさせて〜や』(BSスカパー!)に『馬場俊樹』名義で出演していた[15]。
- テレビ番組で共演した経沢香保子の紹介により、ベビーシッターのアルバイトをしたことがある[12]。
- 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)の年越し特番『笑ってはいけないシリーズ』にお仕置きの執行役(ブラックアーミー軍団)として過去に3回出演したことを2019年2月21日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ)で明かした。この際、「叩きやすいのは松本さん」と語った[16]。
- 2022年の『24時間テレビ 愛は地球を救う45』(日本テレビ)のチャリティーランナーに自ら立候補した[10][17]。100kmの距離を放送終了時間のおよそ10分近く前の20時43分に完走した[3]。兼近本人は24時間テレビのエンディング曲「サライ」を出演者が歌い始める前にゴールするという目標を達成した[10][3]。
- 2019年9月5日発売の『週刊文春』は、兼近が未成年だった2011年に売春防止法違反容疑で逮捕され、簡易裁判所で罰金5万円の判決を受けていたことを報じた[6]。兼近は同日、Twitter上で「今回の未成年時の罪を報道されてしまった事に関しては自分のした事なので、ルールはどうあれ受け入れます。むしろ世に事実を伝えられたので多少の感謝もあります」というコメントを発表した[5]。
- この文春の報道の影響を受けて、一時レギュラー番組の出演が見送られイベントの出演も取りやめになるなどした[18]。2019年10月4日に『爆報!THE フライデー』に出演し、過去の自身の犯罪などについて「全ての質問に、正直に答える」と説明した[19]。
- 上記の不起訴になった窃盗事件では、後のルフィ広域強盗事件において「ルフィ」と名乗り指示役を務めたとされる人物と共に逮捕されていた[20]。兼近は2023年2月1日の自身のYouTubeチャンネルの生配信において「過去に知り合いだったのは事実」と認め「今も仲がいいっていうのは一切ないです。事件にも関係ありません」と述べている[21][22]。
受賞歴
[編集]コンビとしての受賞歴はEXIT (お笑いコンビ)#受賞歴を参照。
- 兄さん胸貸してください!即興コンビ対決!2019年4月1日 はらぺこENTRANCEとして優勝[要出典]
- 全日本グラビア大賞2020 メンズ部門賞[23]
- よしもと男前ランキング2019 1位
- R-1グランプリ2024 準決勝進出[24]
出演
[編集]コンビとしての活動はEXIT (お笑いコンビ)#出演を参照。
- テレビ番組
- ワイドナショー(フジテレビ) - ゲストコメンテーターとして不定期出演
- 24時間テレビ 愛は地球を救う45「会いたい!」(日本テレビ、2022年8月27・28日) - チャリティランナー[10]
- メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ〜(日本テレビ、2022年12月11日・2023年3月26日・2023年10月7日 - )
- テレビドラマ
- 木のストロー(フジテレビ、2022年2月26日) - 配達員 役[25]
- ホスト相続しちゃいました(関西テレビ・フジテレビ、2023年4月18日 - 7月4日) - 如月武蔵 役[26]
- アオハライド(WOWOW) - 田中陽一 役
- 配信ドラマ
- モアザンワーズ/More Than Words(2022年9月16日、Amazon Prime Video) - 杉本朝人 役[29]
- ネット配信
- 『世界平和』のために、私は何ができる?(国連広報センター、ハフポスト日本版)[30]
- REA(L)OVE(2018年、Netflix) - 又吉亮二
- 舞台
- 三ランポリン四アター「狂乱のsingたち」(倉井戸羽郎、2018年2月17日 - 18日)
- 映画
- 十二単を着た悪魔(2020年) - 責任者
- Gメン(2023年8月25日)
- CM
- サマージャンボ宝くじ「ジャンボ兄ちゃん 次女の彼氏」篇(2021年)[31] - 次女ミオの恋人 役
- 日清食品 - 日清焼そばU.F.O. 「未確認藤岡物体襲来」編[32][33] - ボートのチャラ男役
著作
[編集]書籍
[編集]小説
[編集]- むき出し(文藝春秋、2021年10月27日)
新書
[編集]- 笑いのある世界に生まれたということ(共著:中野信子、講談社+α新書、2023年10月20日) ISBN 978-4065324820[34]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 【兼近故郷に帰る】ヤンチャな少年時代を知る人たちと感動の再会!過去に犯した過ちを謝罪!【前編】 YouTubeチャンネル EXIT Channel AI
- ^ 【兼近故郷に帰る】ヤンチャな少年時代を知る人たちと感動の再会!過去に犯した過ちを謝罪!【後編】 YouTubeチャンネル EXIT Channel AI
- ^ a b c “【24時間テレビ】EXIT兼近大樹、“有言実行”100キロマラソン完走 常に笑顔も最後は涙”. ORICON NEWS. 2022年8月29日閲覧。
- ^ “EXIT兼近、2度の逮捕を激白「過去で人を裏切った」 自伝小説も執筆中”. サンスポ. サンスポ (2019年10月4日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ a b “EXIT兼近大樹、報道受け言及&謝罪 過去の法律違反「しっかりと向き合おうと」【コメント全文】”. ORICON NEWS. 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b 編集部. “EXIT兼近逮捕報道の「文春」に批判続出…「未成年者の更生機会奪う」「倫理的に問題」”. ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “EXIT兼近 小説家デビューへ「初めてゼロから書いたので、地獄でした」(スポニチアネックス)”. スポニチアネックス. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “貧困と暴力、犯罪の過去 人気芸人が書きたかった自伝的小説 | レビュー”. Book Bang -ブックバン-. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹の初小説は、さらさら読めるのにずしんと来る。 『むき出し』”. BOOKウォッチ (2021年11月29日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ a b c d “「24時間テレビ」兼近大樹が涙ぬぐい、放送時間内に笑顔でゴール「泣くタイミングが早かった」 - 芸能 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年8月29日閲覧。
- ^ a b “アメトーーク!2019年2月14日(木)”. gooテレビ (2019年2月14日). 2019年2月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e 日経エンタテインメント! 2019年3月号 p.85「バラエティびとNEO」
- ^ EXIT兼近「北海道のマブダチ」タカトシとの意外な縁を明かす「叔父が後輩だった」[リンク切れ]
- ^ 『ジンギス談』#120。
- ^ EXIT 兼近 [@kanechi_monster] (2019年2月22日). "初ゴールデン!トレンドにしてくれてせんきゅすふぃーばー🦓🌯". X(旧Twitter)より2019年8月19日閲覧。
- ^ “『笑ってはいけない』のケツバット要員が暴露!「叩きやすいのは松本さん。浜田さんは往生際が悪い」”. RBB TODAY. 株式会社イード (2019年2月22日). 2019年2月22日閲覧。
- ^ “『24時間』マラソンに立候補したEXIT兼近 「偽善」でも走る理由に反響 (2022年8月27日)”. エキサイトニュース. 2022年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月29日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹、週刊誌報道の真相を初激白へ 衝撃の真実が明らかに”. ORICON NEWS. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹、週刊誌報道の真相を初激白へ 衝撃の真実が明らかに”. ORICON NEWS. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “「ルフィ」と接点のEXIT兼近大樹が生きてきた環境「そういうことをしている人たちしかいない」”. 東洋経済ONLINE・日刊スポーツ. 東洋経済 (2023年2月2日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年2月1日). “EXIT兼近さん「一切関係ない」 強盗事件巡る一部報道に”. 産経ニュース. 2023年2月1日閲覧。
- ^ (日本語) 【2月1日】EXIT兼近大樹、生配信 2023年2月1日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹「全日本グラビア大賞2020」メンズ部門受賞 りんたろー。とのグラビアにも意欲「中年男性に夢を与えたい」 - モデルプレス”. モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース. 2021年1月2日閲覧。
- ^ “準決勝進出者が決定しました!|R-1グランプリ”. note(ノート) (2024年2月7日). 2024年2月11日閲覧。
- ^ “EXIT、2週連続SDGs番組MC&ドラマ出演「類似タレントは誰なんだろう」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年2月18日) 2022年2月18日閲覧。
- ^ “EXIT・兼近大樹が1000万プレイヤーのホスト役、「ご指名ありがとうございまぁーす!」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年4月1日) 2023年4月1日閲覧。
- ^ “ドラマ「アオハライド」に志田彩良、莉子、新原泰佑、宮里ソル、曽田陵介、兼近大樹”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月4日) 2023年7月4日閲覧。
- ^ “櫻坂46・藤吉夏鈴が「アオハライド Season2」出演、特報映像のナレーションは梶裕貴”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
- ^ “藤野涼子、青木柚、中川大輔、EXIT・兼近大樹ら若手注目株集結 ドラマ『モアザンワーズ/More Than Words』配信決定”. クランクイン! (ブロードめてぃあ). (2022年8月12日) 2022年8月12日閲覧。
- ^ “EXIT兼近さん、藤原しおりさんと一緒に考えます。新型コロナ後の世界を良くするために、何ができる?【ネット生配信】”. ハフポスト (2020年6月17日). 2020年7月26日閲覧。
- ^ “ムービー|ジャンボ宝くじ”. ジャンボ宝くじ (2021年). 2021年7月24日閲覧。
- ^ “新しい世界の幕開け「すぐそこにNEW DAYS」MVを巡る 3人の意外なつながり”. 音楽ナタリー (2020年9月23日). 2021年9月12日閲覧。
- ^ 月刊ムー [@mu_gekkan] (2017年6月16日). "●人面の水棲UMA! 鳴くというか、嗤っているな……". X(旧Twitter)より2021年9月12日閲覧。
- ^ “中野信子×兼近大樹 異色のタッグによる共著『笑いのある世界に生まれたということ』10月20日発売決定!”. FANY Magazine (吉本興業株式会社). (2023年10月6日) 2023年10月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 兼近大樹 プロフィール|吉本興業株式会社
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