ここは春の国
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『ここは春の国』 | ||||
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谷山浩子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
レーベル | キャニオン・レコード | |||
チャート最高順位 | ||||
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谷山浩子 アルバム 年表 | ||||
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『ここは春の国』収録のシングル | ||||
『ここは春の国』(ここははるのくに)は、1980年11月21日に発売された谷山浩子の6枚目のアルバム。
1988年6月21日にCDとして再発売された。その後、1991年5月21日にCDが再発売されている。
概要
[編集]当時、谷山は自分の音楽性を周囲に理解してもらえず、行き詰まりを感じていた。そのときの心情は、本作の収録曲『ピエレット』にも現われている。
スランプの中で、大島弓子の漫画『綿の国星』が谷山の心の支えとなった。A面の全曲(「猫が行く」~「FU・SHI・GI」)は大島による『綿の国星』の絵本『昼の夢 夜の夢』から着想を得た組曲となっている[1]。
大島は、1984年のアルバム『水の中のライオン』収録曲の「鳥は鳥に」で、谷山との連名で作詞で参加している。この曲名は、『綿の国星』の中の台詞から採られている。
タイトルチューン「ここは春の国」は、谷山がレギュラーを務めていたラジオ関西の『ギャルギャル神戸』という番組中の企画で一般から歌詞を募集し、谷山が曲を付けたものである[1]。作詞者は当時高校生であった。
収録曲
[編集]- 猫が行く
- 草の上
- エッグムーン
- カーニバル
- FU・SHI・GI
- スケッチブック
- そのとき
- ピエレット
- あやつり人形(アルバムバージョン)
- ここは春の国
- 作曲:谷山浩子(全曲)
- 作詞:谷山浩子(1 - 5, 7 - 9)、小林睦子(6)、森田荘平(10)
- 編曲:山川恵津子(1 - 5)、クニ河内(6 - 10)
- ディレクター:長岡和弘、細川ともつぐ、田村安洋
脚注
[編集]- ^ a b “谷山浩子 Discography Guide”. 谷山浩子 40周年 特設サイト. 21 May 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。21 May 2019閲覧。