さんふらわあ きりしま (初代)
表示
さんふらわあ きりしま (初代) | |
---|---|
大阪南港かもめフェリーターミナルにて (2012年9月) | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 |
ブルーハイウェイライン(1993-2000) ブルーハイウェイライン西日本(2000-2007) ダイヤモンドフェリー(2007-2011) フェリーさんふらわあ(2011-2018) |
運用者 |
ブルーハイウェイライン(1993-2000) ブルーハイウェイライン西日本(2000-2007) ダイヤモンドフェリー(2007-2009) フェリーさんふらわあ(2009-) |
建造所 | 三菱重工業下関造船所 |
姉妹船 | さんふらわあ さつま (2代) |
信号符字 | JG5213[1] |
IMO番号 | 9035125 |
MMSI番号 | 431586000 |
改名 |
さんふらわあ きりしま1(2018) DHARMA KENCANA VII(2019) |
経歴 | |
起工 | 1992年11月[1] |
進水 | 1993年 |
竣工 | 1993年8月[1] |
就航 | 1993年8月26日 |
運航終了 | 2018年12月16日 |
要目 | |
総トン数 | 12,418 トン[1] |
全長 | 186 m[1] |
型幅 | 25.5 m[1] |
型深さ | 17.91m[1] |
機関方式 | ディーゼル[1] |
主機関 | 2基[1] |
推進器 | 2軸 |
出力 | 34,200馬力[1] |
最大速力 | 25.5ノット |
航海速力 | 23.5ノット |
旅客定員 | 782名[1] |
車両搭載数 | トラック175台、乗用車140台 |
さんふらわあ きりしま (初代)は、フェリーさんふらわあが運航していたフェリー。
概要
[編集]さんふらわあ おおさか(旧・さんふらわあ5)の代船として三菱重工業下関造船所で建造され、ブルーハイウェイラインの大阪-志布志航路に1993年8月26日に就航した。
1997年から1999年までは東京 - 大洗 - 苫小牧航路で使用された。2000年の分社化によりブルーハイウェイライン西日本の所有となる。
関西汽船とダイヤモンドフェリーのフェリーさんふらわあへの統合により、2009年11月1日からフェリーさんふらわあによる運航となった。その際、ファンネルマークがダイヤモンドフェリーの頭文字のDのマークからオレンジ1色に変更された。
2017年1月31日より、大阪港の発着地をかもめフェリーターミナルからコスモフェリーターミナルに移転[2]。
後継船である2代目さんふらわあ きりしまの就航後は、船名をさんふらわあ きりしま1に変更し一時運航休止ののち2018年10月2日から31日まで3代目「さんふらわあ さつま」[3][4]、11月26日から12月16日まで2代目「さんふらわあ きりしま」の機関トラブルに伴う代船として再度臨時運航された[5][6]。
船内
[編集]船内インテリアは「地中海の風」を同型2隻のテーマとし、本船は南フランスのイメージで統一し[7]、内装に白の配色を中心に明るいイメージとした[8]。個室は全て海側で窓があり、トイレは温水洗浄便座付となっている。
タイプ | クラス | 定員 | 設備 |
---|---|---|---|
個室 | デラックス | 2-3名 | 3名利用の場合は補助ベッド使用 ユニットバス、トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、窓あり |
デラックスB | 2-3名 | 3名利用の場合は補助ベッド使用 シャワールーム、トイレ、洗面台、テレビ、窓あり | |
デラックスB(和室) | 2-3名 | シャワールーム、トイレ、洗面台、テレビ、窓あり | |
ファースト | 4-5名 | 5名利用の場合はエキストラマット使用 2段ベッド、テレビ、窓あり | |
ファーストシングル | 1名 | テレビ、窓あり | |
寝台 | ツーリストベッド | 4名/6名 | 電源コンセント |
大部屋 | ツーリスト | テレビ、電源コンセント(共用) |
主な設備
[編集]- エントランス
- レストラン「コートダジュール」
- 展望サロン「カンヌ」
- 売店
- 自動販売機
- 展望風呂
- コインロッカー
- 喫煙コーナー
- 授乳コーナー
- ゲームコーナー
- ペットルーム
- ドライバー娯楽室
- 過去の設備
- カードルーム
- カラオケルーム
- 和室「霧島」(ツーリストルームに変更)
- ラウンジ「ソレイユ」(ツーリストルームに変更)
- グリル「ル・ブルー」(フリースペースに変更)
- スナック「ミモザ」(自販機コーナーに変更)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k さんふらわあ きりしま - ミカサ工業用品
- ^ “フェリーさんふらわあ/南港コスモ第2ターミナル開業。大阪発着地統一で利便向上”. 日本海事新聞 (2017年2月2日). 2017年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月5日閲覧。
- ^ 【船体名称変更】旧さんふらわあきりしま⇒さんふらわあきりしま1 - フェリーさんふらわあ(2018年9月18日)
- ^ 【お詫び】10月2日(火)~10月31日(水)「さんふらわあさつま」 船体整備に伴う運休のお知らせ[リンク切れ] - フェリーさんふらわあ(2018年7月26日)
- ^ さんふらわあきりしま1を運航します[リンク切れ] - フェリーさんふらわあ(2018年11月22日)
- ^ フェリーさんふらわあ、「さんふらわあきりしま」が16日復帰 - WEB CRUISE(2018年12月11日)
- ^ 「地中海の風」を大阪/志布志航路に ”さんふらわあさつま”ブルーハイウェイライン/三菱重工下関造船所(Compass1993年3月号)
- ^ ブルーハイウェイライン、大阪-志布志に新造船2隻投入 - 日経産業新聞1992年5月27日
外部リンク
[編集]- 大阪⇔志布志(鹿児島)航路 航路・時刻表/船舶紹介 - フェリーさんふらわあ(Internet Archive)
- 船舶の情報と現在位置 - MarineTraffic.com