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ブルーハイウェイライン西日本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ブルーハイウェイライン西日本
Blue Highway Line West Japan Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 BHL西日本
本社所在地 日本の旗 日本
890-0064
鹿児島県鹿児島市鴨池新町5-6
鹿児島県プロパンガス会館3階
本店所在地 530-6591
大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル3F
(大阪本部)
設立 2000年2月1日
業種 海運業
事業内容 海上運送事業及びその代理業
自動車による一般運輪業
貨物運送取扱事業他
代表者 代表取締役社長 竹本伸一
資本金 1億円(2007年時点)[1]
売上高 約45億円(2005年度)[1]
従業員数 101名(2007年3月末)[1]
支店舗数 4
主要株主 商船三井(100%出資)
特記事項:2007年7月合併解散
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株式会社ブルーハイウェイライン西日本(ブルーハイウェイラインにしにほん)は、かつて日本に存在した海運会社。

沿革

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ブルーハイウェイライン日本高速フェリーから譲受し運航していた大阪港(大阪南港) - 志布志港間の航路について、1998年3月期決算で37億円の累積欠損を抱えた状況で経営難となっていたことから[2]2000年2月1日に同航路の事業を分社化する形で設立し4月1日より営業開始[3][4]。西日本方面の社員を移管し、人件費の削減や地域密着による営業促進の向上による業績回復を目指した[2]

設立当初は航路をダイヤモンドフェリー(後にフェリーさんふらわあ)に譲渡の上、宮崎港に寄航するなど大幅な再編計画があった。2006年10月、採算悪化のため志布志航路を廃止した上で大阪 - 宮崎間の運航とすることが計画され[5]、燃料費を約3億円削減する見込みとして2007年4月1日から実施の予定であった。しかし宮崎港への移転に関し、従来から大阪 - 宮崎間の航路を運航している宮崎カーフェリーとの使用岸壁の協議がまとまらず、2006年12月には就航予定時期を2007年10月1日へ変更した。港湾管理者の宮崎県は2007年3月、宮崎カーフェリーとの協議の決着を条件に港湾使用の許可をする方針を示したが、結局、移転に関しては白紙撤回し、志布志航路を継続して運航することになった[5]

2007年7月1日、ダイヤモンドフェリーを存続会社として経営統合された[6][1]

保有船舶

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ファンネルマーク
初代さんふらわあ きりしま - 大阪南港(運航会社変更後の2012年撮影)

※経営統合時点の状況を記述する。(船舶諸元について、合併以後の状況はダイヤモンドフェリーを参照。)

ファンネルマーク商船三井と共通の橙一色である。

船体の塗装は全て「さんふらわあ」塗装となっている。なお、太陽をかたどったデザインは「さんふらわあ」共通のものだが、船体側面の白地の部分に引かれた青線はブルーハイウェイライン時代から引き続いており、同社から派生した商船三井フェリーの船と共通の特徴であり、日本高速フェリー以来のオリジナル塗装を採用する関西汽船ダイヤモンドフェリー(ともに現 フェリーさんふらわあ)の船とは違ったものとなっている。

さんふらわあ さつま (2代)
1993年3月15日竣工、同月24日就航。12,418総トン、全長186m、幅25.5m、出力25,200馬力、航海速力23ノット
旅客定員782名。車両積載数:トラック175台・乗用車140台。三菱重工業下関造船所建造。
さんふらわあ きりしま (初代)
1993年8月26日就航。12,418総トン、全長186m、幅25.5m、出力34,200馬力、航海速力24.7ノット。
旅客定員782名。車両積載数:トラック175台・乗用車140台。三菱重工業下関造船所建造。

運航ダイヤ

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※経営統合時点の状況を記述する(2007年6月30日時点)。

大阪発
  • 月-金曜日 - 大阪南港18:00発→志布志港(翌日)8:40着
  • 土曜日 - 大阪南港18:00発→志布志港(翌日)9:40着
  • 日曜日 - 大阪南港17:00発→志布志港(翌日)8:40着
志布志発
  • 月-金曜日 - 志布志港18:00発→大阪南港(翌日)7:40着
  • 土曜日 - 志布志港18:00発→大阪南港(翌日)8:50着
  • 日曜日 - 志布志港17:00発→大阪南港(翌日)7:40着

脚注

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  1. ^ a b c d ダイヤモンドフェリーとブルーハイウェイライン西日本との合併 - 商船三井(2007年5月7日)
  2. ^ a b 海上輸送の需給調整規制廃止への対応 大阪―志布志航路の分社化 - 九州運輸振興センター「宮崎県下の物流効率化に対応した拠点整備構想に関する調査研究報告書」(日本財団図書館)
  3. ^ ブルーハイウェイライン NEWS - Internet Archive(2000年6月21日付保存キャッシュ)
  4. ^ ブルーハイウェイライン西日本 会社概要 - Internet Archive(2005年3月8日付保存キャッシュ)
  5. ^ a b BHL西日本/宮崎寄港断念、志布志寄港を継続 - 日本海事新聞(2007年3月29日)
  6. ^ 『ダイヤモンドフェリー ブルーハイウェイ西日本と合併』(にっぽん全国たのしい船旅2007-2008)p.111 - イカロス出版 イカロスMOOK(2007年8月発行)ISBN 9784871499736

関連項目

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外部リンク

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