てだこ浦西駅
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てだこ浦西駅 | |
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駅全景(2020年2月) | |
てだこうらにし Tedako-Uranishi | |
◄18 浦添前田 (1.0 km) | |
所在地 | 沖縄県浦添市前田三丁目22 |
駅番号 | 19 |
所属事業者 | 沖縄都市モノレール |
所属路線 |
■沖縄都市モノレール線 (ゆいレール) |
キロ程 | 17.0 km(那覇空港起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,587人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2019年(令和元年)10月1日[1][2] |
てだこ浦西駅(てだこうらにしえき)は、沖縄県浦添市前田三丁目にある、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の駅[3]。同線の終点である。駅番号は19。
概要
駅名は2019年延伸区間における他の3駅と共に、公募で決定した[4]。駅名の「てだこ」は沖縄の方言で「太陽の子」という意味で、現在の浦添で生まれたとされる琉球王国の英祖王の神号「英祖日子(えそのてだこ)」にも関連する言葉である[5]。駅名決定前は浦西駅(うらにしえき)という仮称が付けられていた[6]。沖縄県では最東端の駅である。
歴史
- 2012年(平成24年)1月26日:浦西駅(仮称)を含む延伸区間の軌道事業特許が認可される[6]。
- 2013年(平成25年)11月2日:浦西駅(仮称)を含む延伸区間の起工式を実施する[7]。
- 2014年(平成26年)12月26日:駅名を「てだこ浦西駅」に決定する[8]。
- 2019年(令和元年)10月1日:首里駅 - 当駅間延伸開業に伴い開業[9][1][2]。
- 2020年(令和2年)3月10日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[10][11][12]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する高架駅である。現在開業しているゆいレールの駅で唯一改札口が地平部にある。エスカレーター・エレベーター設置。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■沖縄都市モノレール線 | 那覇空港方面 |
-
改札口(2020年2月)
-
ホーム(2023年3月)
-
ゆいレール唯一のトンネル(2020年2月)
利用状況
2022年度の1日平均乗車人員は1,587人である[13]。
開業後の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[14] |
1日平均 乗車人員[15] |
出典 |
---|---|---|---|
2019年(令和元年) | [16]2,605 | [備考 1]1,308 | |
2020年(令和 | 2年)[17]3,518 | 885 | |
2021年(令和 | 3年)1,112 | ||
2022年(令和 | 4年)1,587 |
- 備考
- ^ 2019年10月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。
駅周辺
駅前には1,000台規模の駐車場を設置しており、パークアンドライドが可能[7]。浦添市と西原町の境に近く、両市町からの利用が可能である。
- 浦西団地
- 西原入口交差点
- 沖縄自動車道(幸地IC〈仮称〉建設中)[18]
- 浦添前田郵便局
- 西原坂田郵便局
- 浦添市立前田小学校
- 浦添市立浦西中学校
- 西原町立坂田小学校
- 沖縄県立西原高等学校
- 沖縄キリスト教短期大学・沖縄キリスト教学院大学
- 浦添総合病院
- 琉球大学病院
- 沖縄県道253号浦西停車場線
- マックスバリュ坂田店(イオン琉球運営)
- ダイレックスてだこ浦西店
- ヤマダデンキテックランドてだこ浦西店
- イオンスタイルてだこ浦西駅前(イオン琉球運営、2024年9月27日開業)
- キャンドゥ イオンスタイル てだこ浦西駅前店
バス路線
開業時点では駅前広場のバス乗り場は整備中だったため、路線バスは整備後の2020年以降利用している。乗り入れない路線については徒歩で周辺のバス停を利用する必要がある。また、駅から徒歩5分の場所に高速バスの幸地バス停がある。
→詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
- てだこ浦西駅
- 幸地(沖縄自動車道上)
- →「幸地インターチェンジ § 幸地バスストップ」を参照
- 西原入口
-
- 25番・那覇普天間線(那覇バス)
- 56番・浦添線(琉球バス交通)
- 97番・琉大(首里)線(那覇バス)
- 125番・普天間空港線(那覇バス)
- 256番・浦添てだこ線(琉球バス交通)
- 333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス)
- 徳佐田入口
-
- 97番・琉大(首里)線(那覇バス)
- 233番・西原てだこ線(那覇バス)
- 294番・てだこ琉大快速線(那覇バス)※平日のみ
- 333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス)
- 前田入口
-
- 25番・那覇普天間線(那覇バス)
- 56番・浦添線(琉球バス交通)
- 125番・普天間空港線(那覇バス)
その他
- 発車メロディと駅到着時の車内チャイムは、沖縄音楽の「ヒヤミカチ節」を編曲したもの[22]。戦後の沖縄復興を後押しした楽曲であり、駅周辺の開発による町の発展や躍動への願いを込めて採用された[22]。
- 平仮名表記の「てだこ」の部分については、公式には中国語(簡体字・繁体字)での表記を行わず、旅客案内ではアルファベット表記混じりの「Tedako浦西」(簡体字・繁体字とも)と表記する[注 1]。
隣の駅
- 沖縄都市モノレール
- ■沖縄都市モノレール線(ゆいレール)
- 浦添前田駅 (18) - てだこ浦西駅 (19)
脚注
記事本文
注釈
- ^ 沖縄都市モノレール 簡体字・繁体字それぞれの公式サイトより。
出典
- ^ a b “地域の期待乗せ出発 沖縄のモノレール 延長区間4.1キロで開業”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社). (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月7日時点におけるアーカイブ。 2020年3月11日閲覧。
- ^ a b “モノレール延長区間が開業 始発に早朝から多くの乗客 ゆいレールの新4駅で駅開き”. 琉球新報 (琉球新報社). (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月18日時点におけるアーカイブ。 2020年3月11日閲覧。
- ^ 『延長4駅の名称決定しました。』(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2014年12月26日。オリジナルの2015年1月6日時点におけるアーカイブ 。2014年12月26日閲覧。
- ^ 『あなたが名づけ親!?新設駅名を募集します。』(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2014年8月1日。オリジナルの2015年1月6日時点におけるアーカイブ 。2014年8月1日閲覧。
- ^ “ゆいレール延伸区間、駅名決まる…終点は「太陽の子」”. Response. (イード). (2014年12月26日) 2015年1月6日閲覧。
- ^ a b “ゆいレール延長許可 首里―浦西間”. 琉球新報 (琉球新報社). (2012年1月27日). オリジナルの2012年11月21日時点におけるアーカイブ。 2020年6月23日閲覧。
- ^ a b “モノレール延長着工 首里から4駅新設”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社). (2013年11月3日). オリジナルの2013年11月11日時点におけるアーカイブ。 2013年11月12日閲覧。
- ^ “てだこ浦西、浦添前田など ゆいレール浦添延伸、4駅名決まる”. 琉球新報 (琉球新報社). (2014年12月26日). オリジナルの2019年10月1日時点におけるアーカイブ。 2020年3月30日閲覧。
- ^ 『沖縄都市モノレール(ゆいレール)の浦添延長区間の開業予定日について』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2019年5月24日。オリジナルの2020年7月5日時点におけるアーカイブ 。2020年7月5日閲覧。
- ^ 『「Suica」サービスを開始します』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2020年2月20日。オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ 。2020年3月12日閲覧。
- ^ “Suica、「ゆいレール」での使用始まる 国内外の観光客に便利に”. 沖縄タイムス. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ “ゆいレールでSuicaの利用開始 那覇空港駅で記念セレモニー 「シームレスに乗車できるように」”. 琉球新報. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ “駅別乗客数 年度比較表(2021年3月末日現在 1日当り平均)” (PDF). 沖縄県. 2021年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月13日閲覧。
- ^ “駅別乗降客数” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2019年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
- ^ “駅別乗客数(1日平均)” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2020年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月29日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和元年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 2. 2020年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和2年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 3. 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
- ^ “新しい街づくりのご提案” (PDF). 浦添市. p. 2 (2014年1月8日). 2017年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月9日閲覧。
- ^ “通勤・通学しやすくなるかも? 新しい路線バスが登場!”. 浦添市 (2020年12月28日). 2020年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
- ^ “駅と大学をむすぶ!! キャンパスバス実証実験” (PDF). 那覇バス. 2020年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
- ^ “-㈱琉球バス交通 那覇バス㈱時刻表検索システム-”. www.ryukyubuskotsu.jp. 2022年4月1日閲覧。
- ^ a b “【Web限定】ゆいレールの車窓から 延伸する新4駅 一足先に乗ってみた”. 沖縄タイムス. (2019年9月18日). オリジナルの2019年9月18日時点におけるアーカイブ。 2019年9月24日閲覧。
利用状況
関連項目
外部リンク
- 19 てだこ浦西駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール
- 【特集】モノレールのある暮らし(30.01) - 浦添市
- てだこの新しい道~沖縄都市モノレール延長(ご案内)~ - 浦添市