なみの亜子
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なみの 亜子(なみの あこ、1963年11月28日[1] - )は、日本の歌人。「塔」短歌会所属。本名、大井亜紀子[2]。
経歴
[編集]愛知県生まれ。関西外国語大学外国語学部卒業[2]。1999年、塔短歌会入会。河野裕子、永田和宏、花山多佳子に師事。2003年、短歌評論誌『D・arts』参加。同年、大阪より奈良県西吉野村の山間集落へ移住。築百年の茅葺家屋に暮らす。2004年、「うたの虚空ー花山多佳子を読む」で『塔』創刊五十周年記念評論賞受賞。2005年、「寺山修司の見ていたもの」で第23回現代短歌評論賞を受賞。同年より「塔」編集委員となる。2013年第三歌集『バード・バード』で、第9回葛原妙子賞を受賞。現代歌人協会会員、NHK学園短歌講師、牧水研究会会員、「短歌研究」うたうクラブコーチ。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『短歌研究 2015年12月号(2016短歌年鑑)』(短歌研究社、2014年)巻末「歌壇名簿」より
著書
[編集]- 第一歌集『鳴(メイ)』砂子屋書房、2006年(栞執筆者/米川千嘉子、谷岡亜紀、吉川宏志 *帯文/永田和宏)
- 第二歌集『ばんどり』青磁社、2009年(帯文/河瀬直美)
- 第三歌集『バード・バード』砂子屋書房、2013年
- 第四歌集『「ロフ」と言うとき』砂子屋書房、2017年
- 第五歌集『そこらじゅう空』砂子屋書房、2021年
外部リンク
[編集]- 東郷雄二「今週の短歌 166:2006年8月 第3週 なみの亜子 または、吉野山中に新たな私を立ち上げる歌」(『鳴』書評)
- 田村元「詩客 短歌時評 第77回 元気がもらえる歌集」(『バード・バード』について)
- 石川美南「砂子屋書房HP 日々のクオリア2012/9/24 (一首鑑賞)
- 都築直子「砂子屋書房HP 日々のクオリア2013/5/2 (一首鑑賞)