コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

米川千嘉子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
米川 千嘉子
誕生 (1959-10-29) 1959年10月29日(65歳)
千葉県野田市
職業 歌人
言語 日本語
最終学歴 早稲田大学国語国文学専攻科修了
主な受賞歴 角川短歌賞現代歌人協会賞河野愛子賞若山牧水賞山本健吉文学賞短歌研究賞迢空賞
デビュー作 第一歌集『夏空の櫂』
配偶者 坂井修一
公式サイト Chikako Yonekawa's Home Page
テンプレートを表示

米川 千嘉子(よねかわ ちかこ、1959年10月29日 - )は、日本歌人

人物

[編集]

千葉県野田市生まれ。千葉県立東葛飾高等学校早稲田大学第一文学部日本文学科卒業、早稲田大学国語国文学専攻科修了。

大学在学中に武川忠一が顧問を務める「短歌研究会」に所属し、内藤明島田修三小島ゆかりらと活動した[1]1979年短歌結社「かりん」に入会し馬場あき子に師事。「慎重、丁寧な心づかいから生れる物言いに柔軟さと芯の強さをみせる歌人」「一つの歌材に対して深く思い入り、時間をかけて自分のものにするところに信頼がもてる」[2]とは、その馬場による米川評である。

毎日新聞信濃毎日新聞他歌壇選者。短歌研究新人賞現代短歌新人賞選考委員。「かりん」編集委員。現代歌人協会日本文藝家協会日本歌人クラブ各会員。

夫は同じく歌人の坂井修一。また日本画家後藤純男は叔父にあたる。

略歴

[編集]

歌集・歌書

[編集]
  • 第一歌集『夏空の櫂』砂子屋書房 1988年
  • 『和歌の読み方』岩波書店 1989年(馬場あき子との共著)
  • 『イラスト古典 万葉集』学習研究社 1992年(里中満智子との共著)
  • 第二歌集『一夏』河出書房新社 1993年
  • 『四季のことば100話』岩波書店 1994年
  • 第三歌集『たましひに着る服なくて』砂子屋書房 1998年
  • 第四歌集『一葉の井戸』 雁書館2001年
  • 『ちびまる子ちゃんの暗誦百人一首』集英社 2003年(さくらももことの共著)
  • 第五歌集『滝と流星』短歌研究社 2004年
  • 第六歌集『衝立の絵の乙女』角川書店 2007年
  • 『親子で楽しむこども短歌教室』三省堂 2009年
  • 選集『現代短歌文庫 米川千嘉子歌集』砂子屋書房 2011年
  • 選集『現代短歌文庫 続米川千嘉子歌集』砂子屋書房 2011年
  • 第七歌集『あやはべる』短歌研究社 2012年
  • 第八歌集『吹雪の水族館』角川文化振興財団 2015年
  • 第九歌集『牡丹の伯母』砂子屋書房 2018年 
  • 第十歌集 『雪岱が描いた夜』本阿弥書店 2022年 

脚注

[編集]
  1. ^ 武川先生、そして佐々木君
  2. ^ 角川「短歌」2013年6月号

外部リンク

[編集]