はまぎり型巡視艇
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はまぎり型巡視艇 | |
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基本情報 | |
種別 | 23メートル型PC |
運用者 | 海上保安庁 |
就役期間 | 1970年 - 1994年 |
前級 | まつゆき型 |
次級 | しきなみ型 |
要目 (1番艇建造時) | |
満載排水量 | 51.00トン |
総トン数 | 65.00トン |
全長 | 21.0 m |
最大幅 | 5.10 m |
深さ | 2.70 m |
吃水 | 1.11 m |
主機 | ディーゼルエンジン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 1,140馬力 |
速力 | 14ノット |
航続距離 | 270海里 |
乗員 | 10名 (最大搭載人員) |
兵装 | ブローニングM2 12.7mm機銃×1挺 |
はまぎり型巡視艇(はまぎりがたじゅんしてい、英語: Hamagiri-class patrol craft)は、海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はPC型、公称船型は23メートル型[1][2]。
設計
[編集]設計面では、昭和42年度計画のまつゆき型後期型(うみぎり型)をタイプシップとしたが、深さを少し増した。最大の変更点は船質で、タイプシップはアル骨木皮構造であったのに対し、本型は北方海域への配属を予定していたことから、流氷対策として、船体を高張力鋼製とした[1][2]。
速力要求が緩和されたこともあり、1番艇の主機関は三菱12DH20MTKディーゼルエンジン(単機出力570馬力)とされ、最大速力は14ノットとなった。ただし2番艇では高速化が試みられて、原型艇と同じ池貝-ベンツMB820Dbを搭載して、最大速力は20.0ノットであった[1]。また1番艇も後に同機種に換装し、速力は17.9ノットに向上した[2]。
なお2番艇は、後に兵装を撤去した[2]。
同型船一覧
[編集]まつゆき型は全艇が日立造船神奈川工場で建造されたのに対し、本型は墨田川造船で建造された。
計画年度 | # | 船名 | 建造 | 竣工 | 解役 |
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昭和44年 | PC-48 | はまぎり | 墨田川造船 | 1970年3月19日 | 1993年3月3日 |
昭和45年 | PC-52 | はまなみ | 1971年3月22日 | 1994年3月4日 |