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ひよどり (駆潜艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひよどり
基本情報
建造所 佐世保重工業
運用者  海上自衛隊
艦種 駆潜艇
艦歴
計画 昭和39年度計画
発注 1964年
起工 1965年2月26日
進水 1965年9月25日
就役 1966年2月28日
1987年5月21日(特務艇に種別変更)
除籍 1999年7月6日
要目
基準排水量 440トン
満載排水量 490トン
全長 60.5m
最大幅 7.1m
深さ 4.4m
吃水 2.3m
機関 川崎MAN V8V22/30型ディーゼル × 2基
出力 3,800PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大20ノット
乗員 80名
兵装
レーダー
  • OPS-16 対水上
  • Mk.63 砲射撃指揮装置
  • ソナー SQS-11A
    電子戦
    対抗手段
    NOLR-1
    テンプレートを表示

    ひよどりローマ字JDS Hiyodori, PC-320ASY-92)は、海上自衛隊駆潜艇みずとり型駆潜艇の8番艇。艇名はヒヨドリに由来する。よしきり型掃海船「ひよどり」に次いで日本の艦艇としては2代目。

    艦歴

    [編集]

    「ひよどり」は、昭和39年度計画甲型駆潜艇3020号艇として、1965年2月26日に佐世保重工業で起工され、1965年9月25日に進水、1966年2月28日に就役し、舞鶴地方隊第4駆潜隊に編入された。

    1986年3月19日舞鶴地方隊直轄艇となる。

    1987年5月21日、特務艇に種別変更され船籍番号がASY-92となり、横須賀地方隊横須賀警備隊に編入。退役した「はやぶさ」に代わり迎賓艇任務につくため、前年10月27日から横浜ヨットで改装工事が行われ翌4月27日に完工した[1]。改装によって兵装及びソナー・電波探知装置などの戦闘用装備は撤去され、かわって艦橋後部から艇尾にかけてプロムナードデッキが張られ、休憩室と会食室が新設された[2]

    1999年7月6日、除籍。就役期間中の総航走距離は26万2,500浬、地球約14周に相当する[3]

    脚注

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    1. ^ 「海上自衛隊ニュース」『世界の艦船』第382号、海人社、1987年7月、61頁。 
    2. ^ 『’90自衛隊装備年鑑』朝雲新聞社、1990年6月25日、229頁。 
    3. ^ 「ニュース・フラッシュ」『世界の艦船』第560号、海人社、1999年11月、118頁。 

    参考文献

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    • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
    • 『世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
    • 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

    関連項目

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