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ゆりかもめ (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京臨海ホールディングス > ゆりかもめ (企業)
株式会社ゆりかもめ
YURIKAMOME Inc.
ゆりかもめ本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
135-0063
東京都江東区有明三丁目13番1号
北緯35度37分33.59秒 東経139度47分47.82秒 / 北緯35.6259972度 東経139.7966167度 / 35.6259972; 139.7966167座標: 北緯35度37分33.59秒 東経139度47分47.82秒 / 北緯35.6259972度 東経139.7966167度 / 35.6259972; 139.7966167
設立 1988年昭和63年)4月25日[1]
(東京臨海新交通株式会社)
業種 陸運業
法人番号 9010601021591 ウィキデータを編集
事業内容 鉄道・軌道事業(新交通システム
代表者 代表取締役社長 安部 文洋
資本金 137億56百万円
(2019年3月31日現在[2]
発行済株式総数 27万5020株
(2019年3月31日現在[2]
売上高 112億3307万2000円
(2019年3月期[2]
営業利益 32億3255万2000円
(2019年3月期[2]
純利益 20億1345万3000円
(2019年3月期[2]
純資産 251億4091万7000円
(2019年3月31日現在[2]
総資産 465億9036万円
(2019年3月31日現在[2]
従業員数 205人(2019年度定数[3]
決算期 3月31日
主要株主 東京臨海ホールディングス 99.90%
東京都 0.10%
2019年3月31日現在[4]
外部リンク https://www.yurikamome.co.jp/
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株式会社ゆりかもめ: YURIKAMOME Inc.)は、東京都江東区本社を置き、自動案内軌条式旅客輸送システム (AGT) 路線の「東京臨海新交通臨海線」を運営している会社。東京臨海ホールディングス子会社で、東京都も出資する第三セクター方式の企業である。

1988年昭和63年)の設立時の商号は東京臨海新交通株式会社(とうきょうりんかいしんこうつう)であったが、設立から約10年後、開業から約2年半後の1998年平成10年)4月1日に運営路線の愛称である「ゆりかもめ」を商号とした。商号変更後も運営路線の正式名称「東京臨海新交通臨海線」にその名を残している。

歴史

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路線

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車両

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側方案内式のAGT車両で、軽量ステンレス製車体。先頭車両に記されている編成番号は19・20・29・30・49・50が欠番で、現有車両は31以降となっている。ゴムタイヤを履いている。電気方式は三相交流600V。ATOATCなどの保安装置のバックアップにより無人運転されるが、毎日昼過ぎに本線技能訓練といった名目で有人運転が行われる。有人運転は荒天時や非常時にも行われることがある。なお、7000系の4次車以降は1-3次車と制御方式が異なり7200系として区別されるが、外観に大きな違いはない。ただし7200系のうち2005年製のものはカラーリングが異なるなど、製造年度による細かな違いがある。

現有車両

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  • 7300系 - 6両編成18本(108両)を導入し[8][9][10]、7000系を置き換えた。2014年1月18日に営業運転を開始した[9]
  • 7500系 - 7200系置き換えのため2018年から2020年にかけて導入[11]2018年11月11日に営業運転を開始した[12]

過去の車両

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運賃

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大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2019年10月1日改定[14]

キロ程 運賃(円)
ICカード 切符購入
初乗り2km 189 190
3 - 5 251 260
6 - 8 325 330
9 - 15 388 390

企画乗車券

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いずれも小児半額。

  • 全線が1日乗り降り自由となる「ゆりかもめ一日乗車券」が820円で各駅の券売機で発売されている。
  • PASMOに搭載する「ゆりかもめ24時間券」は900円。
  • 東京臨海副都心エリア内のお台場海浜公園駅 - 有明テニスの森駅間に限り1日乗り降り自由となる「お台場-有明快遊パス」が、対象区間内の各駅の券売機で発売されている。価格は500円。

マスコットキャラクター「ゆりも」

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ゆりもは、株式会社ゆりかもめが東京臨海新交通臨海線の開業10周年及び2006年有明駅 - 豊洲駅間開業を記念して2005年に登場させたキャラクターである。

路線愛称の由来になった東京都の都鳥「ユリカモメ」をモチーフに、胸にゆりかもめのシンボルマークが描かれている。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、23頁。 
  2. ^ a b c d e f g 第31期決算公告
  3. ^ 会社概要 アーカイブ 2019年9月28日 - ウェイバックマシン - ゆりかもめ
  4. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
  5. ^ 沿革 アーカイブ 2022年1月22日 - ウェイバックマシン - ゆりかもめ、2022年1月23日閲覧
  6. ^ 鉄道ジャーナル』第32巻第7号、鉄道ジャーナル社、1998年7月、98-99頁。 
  7. ^ 歴史 アーカイブ 2022年1月22日 - ウェイバックマシン - 豊洲2・3丁目地区まちづくり協議会、2022年1月23日閲覧
  8. ^ ゆりかもめ新型車両デビュー!” (PDF). ゆりかもめ (2013年3月15日). 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月27日閲覧。
  9. ^ a b ゆりかもめ、新型車両7300系の営業運転開始…両開きドアとロングシート採用 アーカイブ 2021年1月11日 - ウェイバックマシン - レスポンス、2014年1月19日
  10. ^ 新交通ゆりかもめ向け全自動無人運転車両(AGT)48両発注 2020年に向けて導入 アーカイブ 2018年2月2日 - ウェイバックマシン - 三菱重工
  11. ^ ゆりかもめ は新型車両を導入します』(PDF)(プレスリリース)ゆりかもめ、2018年3月29日。オリジナルの2018年3月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180329184344/http://www.yurikamome.co.jp/wp-content/uploads/2018/03/05116436bfdf655657066276bd381025.pdf2022年7月14日閲覧 
  12. ^ ゆりかもめ新型車両7500系デビュー!』(PDF)(プレスリリース)ゆりかもめ、2018年10月4日。オリジナルの2018年11月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20181112223330/http://www.yurikamome.co.jp/wp-content/uploads/2018/10/156498de4706f3dde49a5729fa956dc8.pdf2022年7月14日閲覧 
  13. ^ ゆりかもめ7200系車両の引退について アーカイブ 2020年10月15日 - ウェイバックマシン - ゆりかもめ、2020年10月15日閲覧。
  14. ^ 消費税率引き上げに伴う運賃改定についてのお知らせ (PDF) - ゆりかもめ、2019年9月6日

外部リンク

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