コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

んだッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
んだっちから転送)
んだッチ
NDATCHI
対象
分類 都道府県のマスコットキャラクター
モチーフ なまはげロボット
指定日 2015年11月24日
指定者 秋田県庁
備考 スギッチの後任
公式サイト んだッチャンネル(秋田県)
テンプレートを表示

んだッチは、秋田県の観光PRマスコットキャラクターである。外観は男鹿なまはげがモチーフになっている。「んだ」は秋田弁で「そうだ」を表す言葉。

概要

[編集]

新しい秋田県のマスコットキャラクターとして、2015年11月24日にデビューした[1]。当時、2004年より使用されてきた「スギッチ」も県のマスコットキャラクターとして存在していたが、著作権上の理由により2017年11月29日に県職員を退職[2]。なお、んだッチのデビュー当初はスギッチの引退は否定されており、スギッチ・んだッチを共存させ、2体を使い分けることとしていた[3][4]。翌年の2018年4月1日、スギッチに代わりんだッチが県職員に任命され、広報広聴課に配属された[5][6]

キャラクターデザインは公募されたもので、2015年8月29日に発表された。発表当時は名前が決まっておらず、「なまはげロボット」という仮称がつけられていた。キャラクターは、男鹿の伝統行事である「なまはげ」をモチーフにした子供型ロボットで、近未来から秋田をPRするためにきたという設定。動きに制限があるスギッチに対して、積極的な動きができるのが特徴[3]。2015年10月11日横手市で開催された「日本の祭りinあきた」にて着ぐるみとしてデビューした[7]

「んだッチ」の名前も公募されたもので、3,117件の応募の中から、由利本荘市立尾崎小学校に通う小学2年生の児童の案が採用された[4]秋田弁で「そうだ」を意味する「んだ」と、前任のスギッチを連想させる「ッチ」が使用されている[4]。名称が発表されるより前の同年7月には、秋田県の新たな観光キャッチコピー「んだ。んだ。秋田。」が発表されており、ここでも「んだ」が使用されている[8][9]

名前の「ッチ」はひらがなではなく、カタカナ表記。

プロフィール

[編集]
  • 役職:あきたPRキャプテン[1]
  • 性格:明るく元気で、食いしん坊[1]
  • 趣味:握手、ハグをはじめとする「ふれあい」や、みんなと友達になって秋田のいいところを発信すること[1]
  • 好物:秋田の米で作られたおにぎり比内地鶏、秋田牛、きりたんぽ鍋稲庭うどんなど[10]
  • 語尾:「~だッチ」[1]

歴史

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e んだッチ自己紹介”. 美の国あきたネット (2018年5月7日). 2021年12月4日閲覧。
  2. ^ ご当地キャラ先駆け「スギッチ」活動に幕”. 毎日新聞 (2017年11月30日). 2021年12月4日閲覧。
  3. ^ a b c 秋田県の新キャラは「なまはげロボ」 「スギッチ」と共存?”. 産経新聞 (2015年8月29日). 2021年12月4日閲覧。
  4. ^ a b c d 秋田県新キャラは「んだッチ」 公募で名前決定”. 産経新聞 (2015年11月24日). 2021年12月4日閲覧。
  5. ^ a b スギッチの後任 んだッチ 秋田県職員に内定”. 河北新報 (2018年1月9日). 2018年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  6. ^ 秋田)んだッチ、県職員に”. 朝日新聞 (2018年4月3日). 2021年12月4日閲覧。
  7. ^ a b 名前これから「なまはげロボ」デビュー…秋田県新キャラ、スギッチと違って動けます”. 産経新聞 (2015年10月11日). 2021年12月4日閲覧。
  8. ^ 新・観光キャッチコピー「んだ。んだ。秋田。」を発表しました”. Facebook (2015年7月21日). 2022年6月20日閲覧。
  9. ^ 新たな観光キャッチコピー「んだ。んだ。秋田。」ロゴデザインをご活用ください”. Facebook (2020年10月6日). 2022年6月20日閲覧。
  10. ^ んだッチ 秋田県”. 毎日小学生新聞 (2020年2月6日). 2021年12月4日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]