アイ・ショット・ザ・シェリフ
「アイ・ショット・ザ・シェリフ」 | |||||||||||||
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ザ・ウェイラーズの楽曲 | |||||||||||||
収録アルバム | 『バーニン』 | ||||||||||||
リリース | 1973年10月19日 | ||||||||||||
録音 | ジャマイカ・キングストン、ハリー・J・スタジオ(1973年春) | ||||||||||||
ジャンル | レゲエ | ||||||||||||
時間 | 4分41秒 | ||||||||||||
レーベル | アイランド・レコード | ||||||||||||
作詞者 | ボブ・マーリー | ||||||||||||
作曲者 | ボブ・マーリー | ||||||||||||
プロデュース | クリス・ブラックウェル ザ・ウェイラーズ | ||||||||||||
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「アイ・ショット・ザ・シェリフ」(I Shot the Sheriff)は、ボブ・マーリーが作詞作曲し、ザ・ウェイラーズが1973年に発表した楽曲。エリック・クラプトンのカバー・バージョン(1974年)が全米1位を記録した。
概要
[編集]作詞作曲はボブ・マーリー。マーリーはのちにこう述べている。「俺は『警官を撃った』と書きたかったが、そう言おうものなら政府の奴らは黙っちゃいなかっただろう。だから『保安官を撃った』にしたんだ。どっちにしろ『司直』という意味には変わりはないけれどね」[1]。
1973年春、ジャマイカのキングストンのハリー・J・スタジオでレコーディングは行われた。プロデューサーはウェイラーズ自身が務めた。同年4月にアルバム『キャッチ・ア・ファイア』が発売され、グループはアルバムのプロモーションのためのツアーに発った。その間、クリス・ブラックウェルはロンドンのアイランド・レコードのベイシング・ストリート・スタジオでオーバーダビングし、リミックスした[2]。
同年10月19日に発売された『バーニン』に「アイ・ショット・ザ・シェリフ」は収録された。
1975年12月に発売されたヒット・アルバム『ライヴ!』にライブ・バージョンが収録されている。
2003年6月に発売されたライブ・アルバム『Live at the Roxy』にライブ・バージョンが収録されている(1976年5月26日に米国のウェスト・ハリウッドで行われたコンサートの音源)。
エリック・クラプトンのバージョン
[編集]「アイ・ショット・ザ・シェリフ」 | ||||||||
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エリック・クラプトン の シングル | ||||||||
初出アルバム『461 オーシャン・ブールヴァード』 | ||||||||
B面 | ギヴ・ミー・ストレングス | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | マイアミ、クライテリア・スタジオ(1974年4月 - 5月) | |||||||
ジャンル | レゲエ・ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | RSOレコード | |||||||
作詞・作曲 | ボブ・マーリー | |||||||
プロデュース | トム・ダウド | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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エリック・クラプトン シングル 年表 | ||||||||
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1974年4月から5月にかけて、エリック・クラプトンはマイアミのクライテリア・スタジオに入り、トム・ダウドのプロデュースの下、4年ぶりのスタジオ・アルバムのレコーディングを行った。ギタリストのジョージ・テリーはレコーディング中、クラプトンの気を引くためにウェイラーズの『バーニン』をスタジオに持ってきた。テリーは中でも「アイ・ショット・ザ・シェリフ」に夢中で、カバーするようクラプトンを説得した。クラプトンはレゲエのメロディが「ハードコア」過ぎると言って難色を示したが、バンドのメンバーたちは「絶対にヒットシングルになるから」と彼を納得させた[5]。バッキング・ボーカルはイヴォンヌ・エリマンとテリーが務めた。
同年6月、米国でシングルとして発売[3]。B面には自作の「ギヴ・ミー・ストレングス」が収録された。7月、アルバム『461 オーシャン・ブールヴァード』が発売。7月19日、イギリスでシングルとして発売[4]。シングルバージョンはアルバムより短い。同年9月14日付のビルボード・Hot 100で1位記録した。イギリス9位、カナダ1位、西ドイツ4位、オランダ5位、ベルギー7位、ニュージーランド1位と世界的に大ヒットした。
2017年のドキュメンタリー映画『Eric Clapton: Life in 12 Bars』のサウンドトラック・アルバムに6分50秒の「Full Length Version」が収録されている[6]。
脚注
[編集]- ^ “I Shot the Sheriff”. Island Trading Inc.. 29 January 1998時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月17日閲覧。
- ^ Steffens, Roger (2006年). “"Burnin'"—The Wailers (1973)”. Library of Congress. 24 October 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月17日閲覧。
- ^ a b 45cat - Eric Clapton - I Shot The Sheriff / Give Me Strength - RSO - USA - SO-409
- ^ a b 45cat - Eric Clapton - I Shot The Sheriff / Give Me Strength - RSO - UK - 2090 132
- ^ Clapton, Eric (2007). “461 Ocean Boulevard”. Clapton: The Autobiography (1st ed.). United States: Broadway Books. ISBN 978-0-385-51851-2
- ^ Eric Clapton – Life In 12 Bars (2018, CD) - Discogs
関連項目
[編集]先代 ポール・アンカ&オディア・コーツ 「二人のきずな」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル (エリック・クラプトン・バージョン) 1974年9月14日(1週) |
次代 バリー・ホワイト 「あふれる愛を」 |