アカテナンゴ (競走馬)
アカテナンゴ | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1982年 |
死没 | 2005年4月2日(23歳没) |
父 | ズルムー |
母 | アグラヴェイト |
生国 | 西ドイツ |
生産者 | フェアホフ牧場 |
馬主 | フェアホフ牧場 |
調教師 | ヘインツ・イェンチ |
競走成績 | |
生涯成績 | 24戦16勝 |
獲得賞金 | 891,970マルク |
アカテナンゴ (Acatenango) とは西ドイツの競走馬である。西ドイツダービーやバーデン大賞に勝ち、引退後はドイツで種牡馬として成功した。
概要
[編集]アカテナンゴは、1982年に西ドイツのフェアホフ牧場で生まれた。父のズルムーは1977年ドイツダービー馬で、父系は直近の5代中4頭がドイツダービー馬というドイツ土着の父系の出身であった。
アカテナンゴはドイツ国内では無敵で、ドイツダービーやバーデン大賞(2回)等華々しい成績を収めた。また、1986年にはフランスのサンクルー大賞でも勝利し12連勝を達成、さらに凱旋門賞にも挑戦した。しかし、この年は非常に強力な出走馬が集まり、結果はダンシングブレーヴの前に7着に終わった。ちなみにこのレースには東京優駿(日本ダービー)馬シリウスシンボリ(14着)も出走している。全成績は24戦16勝。1985-87年西ドイツ年度代表馬。
引退後は生まれ故郷のフェアホフ牧場で種牡馬入りし、ドイツのリーディングサイアーを5度獲得するなど名種牡馬として成功を収めた。代表産駒はランド(Lando、ドイツダービー、バーデン大賞、ジャパンカップ)、ボルジア(Borgia、ドイツダービー、バーデン大賞、香港ヴァーズ、凱旋門賞3着)等。2004年に種牡馬を引退したが、この年にも産駒のブルーカナリ(Blue Canari)がフランスダービーを優勝している。2005年、フェアホフ牧場にて放牧中に事故死。23歳だった。
競走成績
[編集]1985年(6勝)ドイツ年度代表馬
- ドイチェスダービー、アラルポカル
1986年(6勝)ドイツ年度代表馬
- バーデン大賞、アラルポカル、サンクルー大賞、ベルリン大賞
1987年(4勝)ドイツ年度代表馬
- バーデン大賞
種牡馬成績
[編集]ドイツリーディングサイアー(1993年、1995年、1997年、1999年、2001年)
代表産駒
[編集]- ランド(ドイチェスダービー、バーデン大賞連覇、ジョッキークラブ大賞、ミラノ大賞、ジャパンカップ)
- ボルジア(ドイチェスダービー、バーデン大賞、香港ヴァーズ)
- ニカロン(ドイチェスダービー)
- ブルーカナリ(ジョッケクルブ賞)
- ウァートーブ(ドイチェスセントレジャー)
- プンティージャ(ディアナ賞)
- フレーミングロード(ディアナ賞)
- キジャーノ(バーデン大賞、ミラノ大賞)
母の父としての代表産駒
[編集]- アニマルキングダム(ケンタッキーダービー、ドバイワールドカップ)
- ミスティックリップス(ディアナ賞)
- ワールドエース (きさらぎ賞、マイラーズカップ)
- ワールドプレミア (菊花賞、天皇賞(春))
- ヴェルトライゼンデ(鳴尾記念、日経新春杯)[1]
血統表
[編集]アカテナンゴの血統(アルヒミスト系(ダークロナルド系)/Hyperion4×5=9.38%) | (血統表の出典) | |||
父 Surumu 1974 栗毛 |
父の父 Literat1965 鹿毛 |
Birkhahn | Alchimist | |
Bramouse | ||||
Lis | Masetto | |||
Liebeslied | ||||
父の母 Surama1970 黒鹿毛 |
Reliance | Tantieme | ||
Relance | ||||
Suncourt | Hyperion | |||
Inquisition | ||||
母 Aggravate 1966 鹿毛 |
Aggressor 1955 鹿毛 |
Combat | Big Game | |
Commotion | ||||
Phaetonia | Nearco | |||
Phaetusa | ||||
母の母 Raven Locks1945 青毛 |
Mr.Jinks | Tetratema | ||
False Piety | ||||
Gentlemen's Relish | He | |||
Bonne Bouche F-No.11-a |