アフガニスタンの国家元首の一覧
（アフガニスタン・イスラム首長国首長から転送）
 アフガニスタン・イスラム首長国最高指導者 （アミール・アル＝ムウミニーン） د افغانستان د اسلامي امارت مشر رهبر امارت اسلامی افغانستان | |
|---|---|
 | |
| 呼称 | Amir al-Mu'minin（アミール・アル＝ムウミニーン） His Excellency（閣下） His Highness（殿下） Esteemed |
| 任命 | 最高指導者評議会 |
| 初代就任 | ムハンマド・オマル |
| 創設 | 1996年4月4日 |
| 職務代行者 | 副指導者 |
アフガニスタンの国家元首の一覧（アフガニスタンのこっかげんしゅのいちらん）では、アフガニスタンの歴代国家元首である大統領・君主の一覧を挙げる。
現在のアフガニスタン・イスラム首長国の元首は、最高指導者（アミール・アル＝ムウミニーン）のハイバトゥラー・アクンザダ。アフガニスタン・イスラム共和国の暫定大統領は、アムルッラー・サーレハ。
君主の一覧
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ホータキー朝[編集] | ||||||
アミール[編集] | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 代 | 君主 | 出身家 | 在位 | 備考 | ||
| 1 | ミールワイス・ホータク مير ويس هوتک |
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ホータク族 | 1709年 - 1715年11月 |
6年 | |
| 2 | アブドゥル・アジーズ・ホータク عبد العزیز هوتک |
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ホータク族 | 1715年 - 1717年 |
2年 | 暗殺 |
| 3 | マフムード・ホータク محمود هوتک |
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ホータク族 | 1717年 - 1725年4月22日 |
8年 | |
| 4 | アシュラフ・ホータク اشرف هوتک |
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ホータク族 | 1725年4月22日 - 1730年 |
5年 | |
| 5 | フサイン・ホータク حسين هوتک |
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ホータク族 | 1730年 - 1738年3月24日 |
8年 | |
サドーザイ朝[編集] | ||||||
シャー[編集] | ||||||
| 1 | アフマド・シャー・ドゥッラーニー احمد شاه دراني |
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サドーザイ族 | 1747年10月 - 1772年10月16日 |
25年 | |
| 2 | ティムール・シャー・ドゥッラーニー تیمور شاہ درانی |
|
サドーザイ族 | 1772年10月16日 - 1793年5月18日 |
20年 + 214日 | |
| 3 | ザマーン・シャー・ドゥッラーニー زماں شاہ درانی |
|
サドーザイ族 | 1793年5月18日 - 1801年7月25日 |
8年 + 68日 | |
| 4 | マフムード・シャー・ドゥッラーニー محمود شاہ درانی |
|
サドーザイ族 | 1801年7月25日 - 1803年7月13日 |
1年 + 353日 | |
| 5 | シュジャー・シャー شجاع شاه |
|
サドーザイ族 | 1803年7月13日 - 1809年5月3日 |
5年 + 294日 | |
| (4) | マフムード・シャー・ドゥッラーニー محمود شاہ درانی |
|
サドーザイ族 | 1809年5月3日 - 1818年 |
9年 | 復位 |
| 6 | アリー・シャー・ドゥッラーニー علي شاه دراني |
|
サドーザイ族 | 1818年 - 1819年 |
1年 | |
| 7 | アイユーブ・シャー・ドゥッラーニー أيوب شاه دراني |
|
サドーザイ族 | 1819年 - 1823年 |
4年 | |
アミール[編集] | ||||||
| 1 | ドースト・ムハンマド・ハーン دوست محمد خان |
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バーラクザイ族 | 1823年 - 1839年8月2日 |
16年 | |
サドーザイ朝[編集] | ||||||
シャー[編集] | ||||||
| (5) | シュジャー・シャー شجاع شاه |
|
サドーザイ族 | 1839年8月7日 - 1842年4月5日 |
2年 + 241日 | 復位 |
バーラクザイ朝[編集] | ||||||
アミール[編集] | ||||||
| 2 | ワジル・アクバル・ハーン وزير اکبر خان |
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バーラクザイ族 | 1842年4月5日 - 1845年 |
3年 | |
| (1) | ドースト・ムハンマド・ハーン دوست محمد خان （復位） |
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バーラクザイ族 | 1845年 - 1863年6月9日 |
18年 | |
| 3 | シール・アリー・ハーン شير علي خان |
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バーラクザイ族 | 1863年6月9日 - 1865年 |
2年 | |
| 4 | ムハンマド・アフザル・ハーン محمد افضل خان |
|
バーラクザイ族 | 1865年 - 1867年10月7日 |
2年 | |
| 5 | ムハンマド・アーザム・ハーン محمد عظم خان |
|
バーラクザイ族 | 1867年10月7日 - 1868年2月21日 |
137日 | |
| (3) | シール・アリー・ハーン شير علي خان （復位） |
|
バーラクザイ族 | 1868年2月21日 - 1879年2月21日 |
11年 + 0日 | |
| 6 | ムハンマド・ヤアクーブ・ハーン محمد يعقوب خان |
|
バーラクザイ族 | 1879年2月21日 - 1879年10月12日 |
233日 | |
| 7 | ムハンマド・アイユーブ・ハーン ي محمد ايوب خان |
|
バーラクザイ族 | 1879年10月12日 - 1880年3月31日 |
171日 | |
| 8 | アブドゥッラフマーン・ハーン عبدالرحمان خان |
|
バーラクザイ族 | 1880年3月31日 - 1901年10月1日 |
21年 + 184日 | |
| 9 | ハビーブッラー・ハーン حبيب الله خان |
|
バーラクザイ族 | 1901年10月1日 - 1919年2月21日 |
17年 + 143日 | |
| 10 | ナスルッラー・ハーン نصر الله خان |
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バーラクザイ族 | 1919年2月21日 - 1919年2月28日 |
7日 | |
| 11 | アマーヌッラー・ハーン امان الله خان |
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バーラクザイ族 | 1919年2月28日 - 1926年6月7日 |
7年 + 99日 | |
シャー[編集] | ||||||
| 11 | アマーヌッラー・シャー امان الله شاه |
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バーラクザイ族 | 1926年6月7日 - 1929年1月14日 |
2年 + 221日 | |
| 12 | イナーヤトゥッラー・シャー عنایت الله شاه |
|
バーラクザイ族 | 1929年1月14日 - 1929年1月17日 |
3日 | |
| アミール | ||||||
| 13 | ハビーブッラー・カラカーニー[注釈 1] حبيب الله کلکاني |
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バーラクザイ族 | 1929年1月17日 - 1929年10月16日 |
272日 | |
ムサーヒバーン朝[編集] | ||||||
シャー[編集] | ||||||
| 14 | ムハンマド・ナーディル・シャー محمد نادر شاه |
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バーラクザイ族 | 1929年10月16日 - 1933年11月8日 |
4年 + 23日 | |
| 15 | ムハンマド・ザーヒル・シャー محمد ظاهر شاه |
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バーラクザイ族 | 1933年11月8日 - 1973年7月17日 |
39年 + 251日 | |
民主化後の元首の一覧
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大統領[編集] | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 代 | 元首 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| 1 | ムハンマド・ダーウード محمد داود |
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|
無所属 | 1 | 1973年7月17日 - 1978年4月27日 |
4年 + 284日 | ||
| (1) | 国民革命党 | 任期満了前に解任 | ||||||
革命評議会議長[編集] | ||||||||
| 代 | 元首 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| 2 | アブドゥル・カディル عبدالقادر |
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アフガニスタン人民民主党 | - | 1978年4月27日 - 1978年4月30日 |
3日 | ||
革命評議会議長[編集] | ||||||||
| 代 | 元首 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| 3 | ヌール・ムハンマド・タラキー نور محمد ترکی |
|
アフガニスタン人民民主党 | 1 | 1978年4月30日 - 1979年9月16日 |
1年 + 139日 | 在任中に死去 | |
| 4 | ハフィーズッラー・アミーン حفيظ الله امين |
アフガニスタン人民民主党 | 2 | 1979年9月16日 - 1979年12月27日 |
102日 | 在任中に死去（嵐333号作戦） | ||
| 5 | バブラク・カールマル ببرک کارمل |
|
アフガニスタン人民民主党 | 3 | 1979年12月27日 - 1986年11月23日 |
6年 + 331日 | 任期満了前に辞任 | |
| - | ハジ・モハンマド・チャムカニ حاجی‌محمد چمکنی |
|
無所属 | 1986年11月23日 - 1987年9月30日 |
311日 | 議長代行（副議長） | ||
| '6 | ムハンマド・ナジーブッラー محمد نجيب الله |
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アフガニスタン人民民主党 | 4 | 1987年9月30日 - 1987年11月30日 |
61日 | 大統領制に移行 | |
大統領[編集] | ||||||||
| 代 | 大統領 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| (6) | ムハンマド・ナジーブッラー محمد نجيب الله |
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アフガニスタン人民民主党 | 1 | 1987年11月30日 - 1990年 |
4年 + 138日 | ||
| 祖国党 | 1990年 - 1992年4月16日 |
任期満了前に辞任 | ||||||
| - | アブドゥルラヒーム・ハーティフ عبدالرحیم هاتف |
|
祖国党 | 1992年4月16日 - 1992年4月28日 |
12日 | 大統領代行（副大統領） | ||
大統領[編集] | ||||||||
| 代 | 大統領 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| - | シブガトゥッラー・ムジャッディディー صبغت الله مجددی |
|
国民民主戦線 | - | 1992年4月28日 - 1992年6月28日 |
61日 | 臨時大統領 | |
| 7 | ブルハーヌッディーン・ラッバーニー برهان الدين ربانى |
|
イスラム協会 | 1 | 1992年6月28日 - 1996年9月27日[注釈 2] |
4年 + 91日 | ||
首長[編集] | ||||||||
| 代 | 首長 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| - | ムハンマド・オマル محمد عمر |
|
ターリバーン | - | 1996年9月27日 - 2001年11月13日 |
5年 + 47日 | ||
大統領[編集] | ||||||||
| 代 | 大統領 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| (7) | ブルハーヌッディーン・ラッバーニー برهان الدين ربانى |
|
イスラム協会 | - | 2001年11月13日[注釈 3] - 2001年12月22日 |
39日 | ||
アフガニスタン暫定行政機構[編集] | ||||||||
議長[編集] | ||||||||
| 代 | 議長 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| 8 | ハーミド・カルザイ حامد کرزی |
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無所属 | - | 2001年12月22日 - 2002年6月19日 |
179日 | ||
アフガニスタン・イスラム移行政権[編集] | ||||||||
大統領[編集] | ||||||||
| 代 | 大統領 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| (8) | ハーミド・カルザイ حامد کرزی |
|
無所属 | - | 2002年6月19日 - 2004年12月7日 |
2年 + 171日 | ||
| 代 | 大統領 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| (8) | ハーミド・カルザイ حامد کرزی |
|
無所属 | 1 | 2004年12月7日 - 2009年11月 |
9年 + 296日 | ||
| 2 | 2009年11月 - 2014年9月29日 |
|||||||
| 9 | アシュラフ・ガニー اشرف غنی |
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無所属 | 3 | 2014年9月29日 - 2020年3月9日 |
6年 + 320日 | ||
| 4 | 2020年3月9日 - 2021年8月15日（事実上）[1] |
任期満了前に逃亡[注釈 4] | ||||||
| - | アブドラ・アブドラ عبدالله عبدالله |
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|
アフガニスタン国民連合 | - | 2020年3月9日 - 2020年5月17日 |
69日 | 対抗政府 | |
アフガニスタン・イスラム首長国（ターリバーン政権）[編集] | ||||||||
| 代 | 首長 | 所属政党 | 期 | 在任期間 | 備考 | |||
| 10 | ハイバトゥラー・アクンザダ |
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ターリバーン | - | 2021年9月7日 - （現職） |
3年 + 95日 | 暫定政権 | |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ タジク人出身の反乱指導者。
- ^ 以降も亡命政府の大統領として活動。
- ^ 2001年11月13日に首都カブールを奪還。
- ^ ターリバーンがパンジシール州を除くアフガニスタン全土を制圧。ガニーが政権移行を認め国外脱出したことにより政権が事実上崩壊[1]。
出典
[編集]- ^ a b 森浩 (2021年8月15日). “ガニ大統領国外へ脱出 タリバン、戦闘員に首都入り指示”. 産経新聞 2021年8月15日閲覧。