コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アライドテレシス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アライドテレシス株式会社
Allied Telesis K.K.
本社が所在する第2TOCビル
種類 株式会社
略称 ATKK
本社所在地 日本の旗 日本
141-0031
東京都品川区西五反田7-21-11
第2TOCビル
設立 2004年(平成16年)7月1日
業種 電気機器
法人番号 5010701015555 ウィキデータを編集
事業内容 ITソリューション、ネットワーク機器の企画、販売、施工、保守、運用サービス事業
代表者 代表取締役社長 サチエ オオシマ
資本金 19億8700万円
売上高 286億0802万9000円
(2023年12月期)[1]
営業利益 16億1889万1000円
(2023年12月期)[1]
経常利益 17億1457万5000円
(2023年12月期)[1]
純利益 11億6570万4000円
(2023年12月期)[1]
純資産 36億7149万3000円
(2023年12月期)[1]
総資産 183億3535万4000円
(2023年12月期)[1]
従業員数 654名(2016年12月31日現在)
決算期 12月末日
主要株主 アライドテレシスホールディングス(株) 100%
外部リンク https://www.allied-telesis.co.jp/
テンプレートを表示

アライドテレシス株式会社は、アライドテレシスホールディングスの国内事業子会社である。本社は持株会社と同じ東京都品川区に置く。

概要

[編集]

グループ全てを統括する純粋持株会社・アライドテレシスホールディングス株式会社の設立に伴い、2004年(平成16年)7月1日、日本国内向け販売・サービスを主要事業として設立された。ネットワーク専門メーカーとして、企業、医療、自治体・文教などの分野へソリューション、サポート・サービスの提供を行っている。

2007年に独自開発OS AlliedWare Plus搭載のスイッチ製品「xシリーズ」の販売を開始。

2013年にネットワーク統合管理ソリューションAMF(Allied Telesis Management Framework)、プライベートクラウドの導入を加速させる新ソリューション「EtherGRID」を発表した。2014年にはSDNアプリケーション連携ソリューションSES「Secure Enterprise SDN」を発表。2014年にAMFがiCMG Architecture Award2014を受賞、2015年にはSESがiCMG Architecture Award2015を受賞している。また、2015年に統合監視ソリューション「Envigilant」を発表し、2016年にはスイッチ製品「xシリーズ」が米国国防総省の相互運用接続試験(JITC)に合格し認定製品リスト(APL)に登録されている。

  • 事業内容は、ITソリューション、ネットワーク機器の企画、販売、施工、保守サービス、運用サービス事業である。
  • アライドテレシスグループが開発、製造、又はOEM供給を受けているハードウェア製品には、SwitchBlade、CentreCOM(センターコム)というブランド名、ソフトウェア製品には、CentreNet(センターネット)というブランド名で販売されている。

沿革

[編集]
  • 2004年平成16年)
    • 7月 - アライドテレシス株式会社設立。
    • 11月 - Aethra社テレビ会議システムの取扱開始。四国営業所(現・四国支社)を開設。
    • 12月 - アラクサラネットワークスと業務提携。
  • 2005年(平成17年)3月 - 西関東営業所(現・西関東支社)を開設。
  • 2007年(平成19年)9月 - L3スイッチ「x900シリーズ」をリリース。
  • 2008年(平成20年)5月 - Extricomと販売代理店契約を締結。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月 - アライドテレシスネットワークス株式会社を吸収合併。
    • 7月 - 株式会社コレガを吸収合併。
    • 10月 - 大分営業所、岐阜営業所を開設。
  • 2010年(平成22年)
    • 1月 - 池袋営業所を開設。
    • 2月 - 茨城営業所を開設。
    • 3月 - 静岡営業所を開設。
    • 4月 - 長岡営業所、鹿児島営業所、福井営業所、神戸営業所、立川営業所を開設。
    • 6月 - 三重営業所を開設。
    • 7月 - 盛岡営業所、長崎営業所を開設。
    • 8月 - 松山営業所、熊本営業所を開設。
    • 11月 - 北九州営業所、長崎営業所を開設。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月 - IBM社と次世代ソリューションを対象とした世界的なサポート/メンテナンス契約を締結。
    • 2月 - 富山営業所を開設。
    • 4月 - アライドテレシスグループ、東北地方太平洋沖地震マッチング募金を実施。
    • 12月 - アライドテレシスグループ、タイ洪水で被災した日系企業の復興を支援。
  • 2012年(平成24年)9月 - マルチレイヤー・モジュール・スイッチ SwitchBlade x8100シリーズをリリース。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月 - ユーザーネットワークを最適化するSDN、u-VCF(unified Virtual Core Fabric)を発表。
    • 6月 - 千葉営業所を開設。
    • 9月 - ストラトスフィアとのオフィスネットワーク向けSDNソリューション分野での技術協力を発表。
    • 10月 - 松江営業所を開設。プライベートクラウド導入を加速させる新ソリューション「EtherGRID」を発表。
  • 2014年(平成26年)
    • 6月 - Interop Tokyo 2014にてSDNソリューションを発表。
    • 11月 - AMFがiCMG Architechture Award 2014を受賞。
    • 12月 - 新SDNソリューション「Secure Enterprise SDN Solution」を発表。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 - イスラエルに中東地域初の拠点Allied Telesis Wireless Ltd.を設立(現中東拠点計:4)。アライドテレシスグループが米国Smart Cities Councilに入会。アライドテレシス開発センターが株式会社アライドテレシス総合研究所に社名変更。
    • 4月 - 脅威を検出し、可視化する統合監視ソリューション「Envigilant」を発表。
    • 8月 - スリランカ南部高速道路向け「高速道路交通管制システム」に同社のソリューションが採用。
    • 9月 - SESがiCMG Architecture Award 2015を受賞。
  • 2016年(平成28年)
    • 8月 - 京都大学との共同研究開発による自律型無線LANソリューションAWC(Autonomous Wave Control)を発表。
    • 11月 -スイッチ製品「xシリーズ」が米国国防総省の相互運用接続試験(JITC)に合格、認定製品リスト(APL)に登録完了。インドネシアにP.T. Allied Telesis Indonesiaを設立。
  • 2017年(平成29年)
    • 4月 - アライドテレシスの産業用スイッチが、Network Computing Awards 2017ハードウェア部門で最優秀賞を受賞

事業所

[編集]
支社
北海道支社、東北支社、北関東支社、西関東支社、北陸支社、名古屋支社、関西支社、中国支社、四国支社、九州支社
営業所
盛岡営業所、長岡営業所、立川営業所、池袋営業所、千葉営業所、茨城営業所、福井営業所、富山営業所、豊田営業所、岐阜営業所、静岡営業所、三重営業所、京都営業所、神戸営業所、松江営業所、松山営業所、大分営業所、沖縄営業所、鹿児島営業所、長崎営業所、熊本営業所、北九州営業所
ロジスティックセンター
藤沢事業所、商品センター、サービスステーション
サポート&サービスセンター
横浜カスタマー・センター

製品

[編集]
L3/L2スイッチ、ルーター、無線LAN
シャーシ型スイッチ SwitchBladeシリーズ
製品:SwitchBlade x8100シリーズ、SBx908 GEN2、SBx908(保守バンドル製品:AT-SBx908-Z1、AT-SBx908-Z5 ※末尾Zの後の数字が年数を示す)
ボックス型 L3スイッチ
製品:CentreCOM x930シリーズ、x900シリーズ、x610シリーズ、x600シリーズ、x510シリーズ、x510Lシリーズ、x310シリーズ
CentreCOM SecureHUB XS900MXシリーズ、SH510シリーズ、SH310シリーズ
ボックス型 L2スイッチ
製品:CentreCOM x230シリーズ、x200シリーズ、x210シリーズ
CentreCOM SecureHUB SH230シリーズ、SH210シリーズ
GSシリーズ、FSシリーズ
UTM/VPNルーター
製品:CentreCOM AR4050S/3050S/2050V/2010V、AR415S、AR260S V2
無線LAN
製品:アクセスポイント:
TQシリーズ(屋内用):AT-TQ4600/4400、AT-TQ3400/3200、AT-TQ3600、AT-TQ2450、AT-TQ2403
TQシリーズ(屋外用):AT-TQ4400e
無線LANアクセスポイントコントローラー: Allied Telesis Unified Wireless Controller(UWC)
Firewall/UTM、IDP
Juniper Networks
取扱販売店として、SRXシリーズの取り扱いを行う。
ネットワーク認証・検疫アプライアンス
ソリトンシステムズ
1次代理店として、NetAttest EPSシリーズの取り扱いを行う。
アイビーソリューション
1次代理店として、ネットワーク認証、検疫アプライアンスのiBAQSシリーズの取り扱いを行う。
ネットワークマネジメントソフト、システム監視機器
ネットワークマネージメント・ソフトウェア
ICMP、SNMPでのネットワーク管理ソフトウェア。
製品:AlliedView NMS Standard Edition
独自プロトコル Allied Telesis Management Frameworkによるネットワーク管理ソフトウェア
製品:AT-Vista Manager
アイビーシー [2]
1次代理店として、System Answerシリーズの取り扱いを行う。
テレビ会議システム
Polycom
ポリコム社のテレビ会議システム、RealPresence Groupシリーズ、RMXシリーズの取り扱いを行う。
ワイヤリング
光ケーブル、LANケーブル、LAN配線工事
機器保護用SPD(避雷器
エスアールエス [1]
1次代理店として、エスアールエス社のコンボタイプ/19インチラックタイプのSPDの取扱を行う。
サーバー・ストレージ
Lenovo
Lenovo社のSystem x サーバー、System Storageシリーズの取り扱いを行う。
NetApp
2次代理店として、NetApp社のNetApp FAS2000シリーズの取り扱いを行う。

代理店及び製品取扱企業

[編集]
代理店
ソフトバンクBBダイワボウ情報システム、ネットワールド、シネックスジャパン
製品取扱企業
NEC富士通日立製作所東芝ソリューションNTT東日本NTT西日本NTTコミュニケーションズNTTデータKDDI

展示会

[編集]
Allied Telesis RoadShow
1996年 - 2006年まで毎年、全国主要都市で、Allied Telesis RoadShowというソリューション展示会を開催していた。
2011年 - RoadShowに戻り、2014年まで開催。
x900 Day
2008年 - 2010年は、Allied Telesis RoadShowに代わり、全国主要都市で、x900 Dayという展示会を開催している。
Southside Exchange
2015年 - 2016年は、Southside Exchangeというセミナーを開催している。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f アライドテレシス株式会社 第20期決算公告
  2. ^ アイビーシーの創業者、代表取締役の加藤裕之は、1992年アライドテレシスへ入社し、1997年から退職する2001年まで営業部長を務めた。

外部リンク

[編集]