アンドリュー・キットレッジ
セントルイス・カージナルス #27 | |
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タンパベイ・レイズ時代 (2018年5月13日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ワシントン州スポケーン郡スポケーン |
生年月日 | 1990年3月17日(34歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 235 lb =約106.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 アマチュアFA |
初出場 | 2017年7月18日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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アンドリュー・マイケル・キットレッジ(Andrew Michael Kittredge, 1990年3月17日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州スポケーン郡スポケーン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。
メディアによっては「キトレッジ」と表記されることもある。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2008年のMLBドラフト45巡目(全体1360位)でシアトル・マリナーズから指名されたが、契約せずに2010年までワシントン大学でプレーした。
プロ入りとマリナーズ傘下時代
[編集]2011年、マリナーズと契約してプロ入り。契約後、傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。この年は1試合のみの登板だった。
2012年はA級クリントン・ランバーキングス、A+級ハイデザート・マーベリックス、AA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、3球団合計で25試合に登板して3勝1敗1セーブ、防御率4.07、43奪三振を記録した。オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグのアデレード・バイトでプレーした。
2013年はA+級ハイデザート、AA級ジャクソン、AAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、3球団合計で41試合(先発1試合)に登板して1勝5敗1セーブ、防御率6.39、58奪三振を記録した。
2014年はA-級エバレット、A+級ハイデザート、AA級ジャクソンでプレーし、3球団合計で46試合に登板して7勝1敗8セーブ、防御率4.32、117奪三振を記録した。
2015年はAA級ジャクソンとAAA級タコマでプレーし、2球団合計で36試合(先発3試合)に登板して2勝2敗、防御率4.32、60奪三振を記録した。
2016年もAA級ジャクソンとAAA級タコマでプレーし、2球団合計で27試合(先発5試合)に登板して3勝3敗7セーブ、防御率3.50、84奪三振を記録した。
レイズ時代
[編集]2016年11月18日にテイラー・モッター、リッチー・シェーファーとのトレードで、ドルトン・ケリー、ディラン・トンプソンと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[1]。
2017年は開幕を傘下のAAA級ダーラム・ブルズで迎え、7月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。7月18日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは15試合に登板して0勝1敗、防御率1.76、14奪三振を記録した。
2018年は33試合(先発3試合)に登板して3勝2敗、防御率7.75、30奪三振を記録した。オフの11月2日に40人枠を外れ、マイナー契約となった[4]。
2019年の開幕はAAA級ダーラムで迎え、6月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。
2020年オフの10月30日にFAとなった[6]。その後、12月8日にマイナー契約で再契約を結んで2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[7]、16日に正式公示された[8]。
2021年3月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。 オールスター前日の7月12日にマリナーズの菊池雄星とヤンキースのゲリット・コールが選出されていたオールスターを辞退したことに伴い、代替選手としてツインズのテイラー・ロジャースと共に自身初めて選出された[10]。7月13日に開催されたオールスターゲームでは7回裏に7番手として登板でオールスターゲーム初出場を果たし、三者凡退に抑えた[11]。最終的に57試合(先発4試合)に登板して9勝3敗8セーブ、防御率1.88、77奪三振を記録した。
2022年は開幕から17試合に登板していたが、6月9日に右肘を痛めて故障者リスト入りすると、翌10日にトミー・ジョン手術を受ける必要があると診断された[12]。同手術を受けたため、以降は全休した。
2023年は前年の手術のリハビリのため開幕から故障者リストで過ごした。8月17日に同リストから外れてアクティブ・ロースター入りすると[13]、翌18日のロサンゼルス・エンゼルス戦で復帰登板を果たした[14]。この年メジャーでは14試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率3.09、10奪三振を記録した。
カージナルス時代
[編集]2024年1月5日にリッチー・パラシオスとのトレードで、セントルイス・カージナルスへ移籍した[15]。
選手としての特徴
[編集]最速98.6mph[16](約158.7km/h)の速球とスライダーが投球の9割を占める。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2017 | TB | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 66 | 15.1 | 13 | 2 | 6 | 1 | 0 | 14 | 1 | 0 | 4 | 3 | 1.76 | 1.24 |
2018 | 33 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | .600 | 181 | 38.1 | 54 | 7 | 17 | 5 | 1 | 30 | 1 | 0 | 34 | 33 | 7.75 | 1.85 | |
2019 | 37 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 210 | 49.2 | 51 | 7 | 12 | 0 | 2 | 58 | 2 | 0 | 25 | 23 | 4.17 | 1.27 | |
2020 | 8 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | ---- | 31 | 8.0 | 8 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2.25 | 1.25 | |
2021 | 57 | 4 | 0 | 0 | 0 | 9 | 3 | 8 | 7 | .750 | 282 | 71.2 | 55 | 7 | 15 | 5 | 3 | 77 | 5 | 0 | 21 | 15 | 1.88 | 0.98 | |
2022 | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 5 | 0 | .750 | 75 | 20.0 | 15 | 4 | 2 | 0 | 0 | 14 | 0 | 0 | 7 | 7 | 3.15 | 0.85 | |
2023 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1.000 | 50 | 11.2 | 12 | 1 | 2 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | 4 | 4 | 3.09 | 1.20 | |
MLB:7年 | 181 | 15 | 0 | 0 | 0 | 18 | 7 | 15 | 15 | .720 | 895 | 214.2 | 208 | 28 | 56 | 11 | 7 | 206 | 9 | 0 | 97 | 87 | 3.65 | 1.23 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | TB | 15 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2018 | 33 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
2019 | 37 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1.000 | |
2020 | 8 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
2021 | 57 | 3 | 2 | 1 | 0 | .833 | |
2022 | 17 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
2023 | 14 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 181 | 9 | 14 | 1 | 0 | .958 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- MLBオールスターゲーム選出:1回(2021年)
背番号
[編集]- 36(2017年 - 2023年)
- 27(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ Greg Johns (2016年11月18日). “Mariners add Shaffer, Motter, Pazos in 2 trades” (英語). MLB.com. 2019年9月26日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2019年6月16日). “Rays Designate Jumbo Diaz” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月26日閲覧。
- ^ “Tampa Bay Rays at Oakland Athletics Box Score, July 18, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年9月26日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2018年11月2日). “Rays Outright Andrew Kittredge, Vidal Nuno” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月26日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2019年6月18日). “Rays Select Contract Of Andrew Kittredge” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月26日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2020年10月30日). “Pirates Claim Michael Perez Off Waivers From Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月8日閲覧。
- ^ Steve Adams (2020年12月8日). “Rays Re-Sign Andrew Kittredge To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月23日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2020年12月23日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2021年3月26日). “Nick Anderson Suffers Partial Tear Of Elbow Ligament” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月30日閲覧。
- ^ Manny Randhawa (July 13, 2021). “Kittredge, Rogers named to AL All-Star team” (英語). MLB.com. July 14, 2021閲覧。
- ^ David Adler (July 14, 2021). “Hugs, homers, dives: Top 10 All-Star moments” (英語). MLB.com. August 2, 2021閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2022年6月10日). “Andrew Kittredge To Undergo Tommy John Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年4月24日閲覧。
- ^ “Rays RHP Andrew Kittredge back after '22 Tommy John surgery” (英語). ESPN (2023年8月17日). 2024年1月8日閲覧。
- ^ “Tampa Bay Rays vs Los Angeles Angels Box Score: August 18, 2023” (英語). Baseball-Reference.com. 2024年1月8日閲覧。
- ^ Nick Deeds (2024年1月5日). “Cardinals Swap Richie Palacios To Rays For Andrew Kittredge” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年1月8日閲覧。
- ^ 2021年のボルチモア・オリオールズ戦で計測
関連項目
[編集]- メジャーリーグベースボールの選手一覧 K
- オーストラリアン・ベースボールリーグの選手一覧
- アメリカ合衆国出身のオーストラリアン・ベースボールリーグ選手一覧
- オーストラリアでプレーした経験があるメジャーリーグベースボール選手一覧
- トミー・ジョン手術を受けた野球選手一覧
外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Andrew Kittredge stats MiLB.com
- Andrew Kittredge stats ABL.com
- Andrew Kittredge (@amkittredge) - X(旧Twitter)