エクスプローラー17号
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エクスプローラー17号 / AE-A | |
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所属 | NASA |
任務 | 地球科学 |
周回対象 | 地球 |
周回数 | ~ 19,867 |
打上げ日時 |
1963年4月3日 01:55:00 UTC |
打上げ機 | Delta-B |
任務期間 | 1,325 日 |
軌道減衰 | 1966年11月24日 |
COSPAR ID | 1963-009A |
質量 | 185 kg |
軌道要素 | |
軌道長半径 | 6963.64 km |
離心率 | .047428 |
軌道傾斜角 | 57.6° |
遠点高度 | 916 km |
近点高度 | 255 km |
軌道周期 | 96.39 m |
搭載機器 | |
主要搭載機器 |
圧力計 質量分析計 静電探針 |
エクスプローラー17号(英: Explorer 17、別名: Atmosphere Explorer-A, AE-A, S6)はアメリカ合衆国の人工衛星。1963年4月3日、デルタBによりケープカナベラルのLC-17B発射台から打ち上げられた。地球の上層大気の研究が目的で、5機のアトモスフィア・エクスプローラー(Atmosphere Explorers)の最初の1機。
概要
[編集]エクスプローラー17号は直径0.95mの球形で、大気観測に機体からの影響が出ないように内部は真空で密閉された。
4つの圧力計(全体の中性粒子の密度を測定)、2つの質量分析計(特定の中性粒子の密度を測定)、2つの静電探針(イオン密度と電子温度の測定)を搭載している。1963年6月10日にバッテリーの電力が減衰したが、4つの圧力計のうち3つと2つの静電探針は正常に作動した。質量分析計の1つが正常に作動せず、その他の機器は断続的に作動した。
エクスプローラー17号の成功により、科学者は初めてある特定の瞬間の大気密度を直接測定することができ、人工衛星の軌道の摂動から推測される密度との比較を行った[1]。
参考文献
[編集]- ^ Newton, George P.; Horowitz, Richard; Priester, Wolfgang (July 1965). “Atmospheric Density and Temperature Variations from the Explorer XVII Satellite and a Further Comparison with Satellite Drag” (fee required). Planetary and Space Science 13 (7): 599–616. doi:10.1016/0032-0633(65)90042-5.
関連項目
[編集]- エクスプローラー32号(AE-B)
- エクスプローラー51号(AE-C)
- エクスプローラー54号(AE-D)
- エクスプローラー55号(AE-E)
外部リンク
[編集]- NASA's Explorer Missions
- Gunter's Space Page - information on Explorer 17
- Space History Notes