FUSE (人工衛星)
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打ち上げ前のクリーンルームで撮影 | |
基本情報 | |
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NSSDC ID | 1999-035A |
所属 | ジョンズ・ホプキンス大学APL / NASA |
打上げ日時 | 1999年6月4日15時44分(UTC[2] |
打上げ場所 | ケープ・カナベラル[2] |
打上げ機 | デルタII[2] |
ミッション期間 | 3年 (設計寿命)[3] |
質量 | 1400 kg[1] |
軌道 | 低軌道 |
軌道高度 | 746 km |
軌道周期 | 99.9 分[4] |
形式 | 遠紫外線[1] |
観測波長 | 90.5 - 119.5 nm[1] |
公式サイト | http://fuse.pha.jhu.edu/ |
2007年9月現在 脚注: [1][2][3][4] |
FUSE(ヒューズ、Far Ultraviolet Spectroscopic Explorer、遠紫外線分光探査機)は、アメリカ合衆国の宇宙望遠鏡。
1999年6月4日、NASAのオリジンズ計画の一環として、デルタIIロケットにより打ち上げられた。NASAとアメリカ国内の大学、フランス、カナダの宇宙機関との共同プロジェクトで、他の宇宙望遠鏡では観測できない、90.5-119.5nmの遠紫外線を観測した。高度約760kmの低軌道に存在し、軌道傾斜角は25度、周期は100分弱。エクスプローラー77号とも呼ばれた。
2007年7月12日、FUSEの姿勢制御に必要な最後のリアクションホイールが故障し、再開の試みも失敗した。衛星自体の状態は良好であったが、観測のための姿勢制御が不可能になり、計画は終了した[3]。
科学的成果
[編集]FUSEの観測データを下に、400以上の科学論文が執筆された[5]。FUSEの主な目的のひとつに、宇宙の重水素の研究があった。遠紫外線における原子の吸収線・輝線の豊富な観測により、FUSEは数多くの銀河系、銀河系外、銀河系間の化学と化学進化を研究することができた。
出典
[編集]- ^ a b c d e “NSSDC Master Catalog Display: Spacecraft”. NASA.gov (2007年5月18日). 2007年9月7日閲覧。
- ^ a b c d “NSSDC Master Catalog Display: Spacecraft Launch/Orbital Information”. NASA.gov (2007年5月18日). 2007年9月7日閲覧。
- ^ a b c NASA HQ (2007年9月6日). “ROSES-07 Amendment 20: Cancel FUSE Legacy Science Program”. Spaceref.com. 2007年9月7日閲覧。
- ^ a b “FUSE 1 Satellite details”. N2YO.com. 2007年9月7日閲覧。
- ^ “FUSE Publications”. JHU.edu. 2007年9月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- FUSE - ウェイバックマシン(2007年5月21日アーカイブ分)(JAXA、日本語)
- FUSE website at Johns Hopkins University
- FUSE website at Institut d'Astrophysique de Paris
- FUSE archive at Multimission Archive at STScI (MAST)