オトトキ
オトトキ | |
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監督 | 松永大司 |
製作 |
西岡大輔(DENTSU LIVE) 阿南絵理子(DME) 中林千賀子 |
出演者 | THE YELLOW MONKEY |
音楽 | 半野喜弘 |
主題歌 |
THE YELLOW MONKEY 「Horizon」(エンディングテーマ) |
撮影 |
松永大司 西川貴紘(traveloqu) David Matches[* 1] |
編集 | 早野亮 |
制作会社 | ブースタープロジェクト |
製作会社 | 映画『オトトキ』製作委員会 |
配給 | ティ・ジョイ |
公開 | 2017年11月11日(劇場公開) |
上映時間 | 125分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『オトトキ』(英: Vibration: THE YELLOW MONKEY)は、2017年に公開された日本のドキュメンタリー映画。2017年第22回釜山国際映画祭ワイド・アングル部門特別招待作品。2017年第30回東京国際映画祭特別招待作品。
概要
[編集]1988年に結成した日本のロックバンドTHE YELLOW MONKEYは、1990年代後半に日本のロックバンドの頂点に辿り着き、2004年に解散した。バンドは2016年1月8日に再結成、5月11日から日本全国アリーナ/ホールツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」を開始。松永大司監督はツアーに同行し、監督自身がカメラを手にバンドメンバーを撮影した。
このドキュメンタリーにナレーションは一切入っていない。エンドロールの「Horizon」以外にBGMはほとんど流れない。
THE YELLOW MONKEYはこの映画のためにバンドの原点である小規模のライブハウス「渋谷La.mama」で無観客ライブを行い、その演奏姿が随所に登場する。
キャスト
[編集]- 吉井和哉(THE YELLOW MONKEY: ボーカル、ギター)
- 菊地英昭(THE YELLOW MONKEY: ギター)
- 廣瀬洋一(THE YELLOW MONKEY: ベース)
- 菊地英二(THE YELLOW MONKEY: ドラムス)
- 鶴谷崇(サポートミュージシャン: キーボード)
- 青木しん(THE YELLOW MONKEY SUPER PROJECT代表)
- 岩見幸広(PAエンジニア)
- 松永大司(監督/撮影)
- トニー・ヴィスコンティ(音楽プロデューサー)
収録曲
[編集]- Subjective Late Show
- 2017年3月渋谷La.mama無観客ライブ。
- バンドが再結成の準備で2015年8月に集まり、最初に音合わせをした曲でもある。
- DRASTIC HOLIDAY
- バンドの略年譜ダイジェスト映像内。
- SO YOUNG
- ALRIGHT
- 「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」初日5月11日代々木競技場会場周辺のインタビュー映像内。
- プライマル。
- 「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」初日5月11日代々木競技場1曲目。
- 球根
- Father
- 2017年3月渋谷La.mama無観客ライブ。
- ALRIGHT
- SPARK
- 「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -YOKOHAMA SPECIAL-」アリーナツアーファイナル8月3日横浜アリーナ13曲目。
- 砂の塔
- 2016年8月16日レコーディング。
- ALRIGHT
- 2016年11月スタジオリハーサル。
- 太陽が燃えている
- LOVERS ON BACKSTREET
- 2017年3月渋谷La.mama無観客ライブ。
- Subjective Late Show
- SLEEPLESS IMAGINATION
- 1991年渋谷La.mamaライブ。
- 悲しきASIAN BOY
- JAM
- NHK「紅白歌合戦」2016年12月31日23時11分モニター映像。
- NHK出演後、バンドメンバーたちは「COUNTDOWN JAPAN 16/17」出演のため渋谷NHKホールから幕張メッセへ移動する。
- 太陽が燃えている
- 2016年12月28日から2017年1月1日に行われたロッキング・オン企画制作の年越し音楽フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 16/17」出演3曲目。幕張メッセEARTH STAGEの最終出演者(大取り)を務めるTHE YELLOW MONKEYは年明けの2017年1月1日午前1時に出演。ボーカルの吉井はこの出演時、歌声に著しい不調が生じた[1]。
- バラ色の日々
- 音楽フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 16/17」。2017年1月1日。幕張メッセ。「太陽が燃えている」の後、一旦ステージを降りたバンドは、15分の休止後、ステージに戻る[1]。
- バラ色の日々
- 2017年3月渋谷La.mama無観客ライブ。
- Romantist Taste
- 2017年3月渋谷La.mama無観客ライブ。
- Horizon
- エンディングテーマ。
DVD&Blu-ray
[編集]『オトトキ』 | ||||
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THE YELLOW MONKEY の ミュージック・ビデオ | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 東映ビデオ | |||
THE YELLOW MONKEY 映像作品 年表 | ||||
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2018年3月28日、『オトトキ』DVD1種とBlu-ray3種がリリースされた。Blu-ray豪華版はボーナスDVDが同梱。本編未収録映像、釜山国際映画祭密着映像、東京国際映画祭舞台挨拶、2017年11月11日初日舞台挨拶を収録。Blu-rayファンクラブ限定盤は、前述の豪華版ボーナスDVD+スペシャルDVDが同梱。渋谷La.mama無観客ライブ映像特別編集版(10曲50分)を収録。
- スペシャルDVD収録曲
- Subjective Late Show
- Chelsea Girl
- LOVE IS ZOOPHILIA
- LOVERS ON BACKSTREET
- 球根
- This Is For You
- Father
- バラ色の日々
- WELCOME TO MY DOGHOUSE
- Romantist Taste
渋谷La.mama VR映像&音源CD
[編集]松永監督は、渋谷La.mama無観客ライブの撮影にて、VRカメラを回していた。これはバンドメンバーたちに内緒で行われた企画で、松永が考案した。『オトトキ』劇場公開2周年記念として、バンド初のVR(バーチャル・リアリティ)作品となるこのVR映像(4曲)と、渋谷La.mama無観客ライブCD(10曲)が、レコチョク運営のプラットフォーム「WIZY」から期間限定(2019年6月21日-9月8日)で販売された。2019年11月15日より11月21日までの期間、新宿バルト9にて、『オトトキ』本編+VR映像のスペシャル上映会が開催された。
- VR映像収録曲
- Subjective Late Show
- Chelsea Girl
- LOVERS ON BACKSTREET
- Father
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ トニー・ヴィスコンティインタビュー撮影。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- 映画『オトトキ』公式サイト(リンク切れ)
- DVD商品紹介ページ
- Blu-ray商品紹介ページ
- Blu-ray豪華盤商品紹介ページ