コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

オーケー・ゴー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
OK Go
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
ジャンル オルタナティブ・ロック
インディー・ロック
パワー・ポップ
活動期間 1999年 -
レーベル キャピタル・レコード
Paracadute Recordings
公式サイト www.okgo.net
メンバー ダミアン・クーラッシュ
ティム・ノードウィンド
ダン・コノップカ
アンディ・ロス
旧メンバー アンディー・ダンカン

オーケー・ゴー (: OK Go) は、アメリカ合衆国インディー・ロックバンド。1999年結成。シカゴ出身。

来歴

[編集]
ライブで演奏するバンド(2010年)

11歳の時にダミアンとティムが子供達のインターナショナル・アーツ・キャンプというサマーキャンプで行われた卓球で出会ったのをきっかけに、The Greased Ferrets というバンドを結成。椅子をドラム代わりにして演奏していた。

ダミアンはグラフィックデザインを、ティムは音楽を選択していた。バンド名の由来は、ダミアンとティムのアートの先生が絵を描かせるときに「Ok...Go!!」と言っていたことから。

2人は高校に入り、アンディー・ダンカン (2005年脱退)と、大学にてダンと出会い、1999年デビュー。アンディ・ダンカン脱退後、アンディ・ロスが加入。

2010年1月、久々の新作『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』をリリース。しかしリリース間もない同年3月にEMIとの契約を解消し、同アルバムを自身のレーベルParacadute Recordingsから再リリースする予定であることが発表された[1]

かねてより、パフュームのファンを公言している。その縁で、2014年にはパフュームのミュージックビデオへの出演が果たされ、2016年にはコラボ楽曲のリリースが行われた。

ミュージック・ビデオ

[編集]

2ndアルバム『オー・ノー』の収録曲「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」のミュージック・ビデオで、数台のトレッドミル(ウォーキングマシン)を利用しコミカルに踊るメンバーの姿が話題を呼び、2007年度のグラミー賞(Best Short Form Music Video)を受賞。またYouTubeにてYouTubeビデオアウォーズ受賞作品となった。日本ではMTVジャパンヘヴィー・ローテーションで同ビデオを推薦。振り付けにダミアンの姉が関わっている。

同じく2ndアルバム収録曲「ア・ミリオン・ウェイズ」のメンバーが踊るミュージック・ビデオのダンスコンテストをYouTube内で行った。同曲のPVはダミアンの自宅裏庭で撮影された。このビデオでもダミアンの姉は振り付けに関わっている。

「I Won't Let You Down」(2014)のミュージックビデオでは、ホンダの「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」に乗り、多数の日本人チアと一緒に傘を使ったマスゲーム風のダンスを披露、マルチコプターを使った全編ワンカットの撮影で注目された。制作にはクリエイティブディレクターの原野守弘関和亮、振付のair:manPerfumeが参加し、千葉ロングウッドステーションで撮影された[2]。2015年には中国の大手家具店紅星美凱龍のCMにも出演した。

「Upside Down & Inside Out」では無重力状態に出来る航空機の中で撮影が行われた[3][4]

メンバー

[編集]
  • ダミアン・クーラッシュ (Damian Kulash) – ボーカル、ギター
  • ティム・ノードウィンド (Tim Nordwind) – ベース、ギター、ボーカル
  • ダン・コノップカ (Dan Konopka) – ドラム、パーカッション
  • アンディ・ロス (Andy Ross) – キーボード、ギター、ボーカル

旧メンバー

[編集]
  • アンディー・ダンカン (Andy Duncan) - キーボード、ギター (2005年脱退)

ディスコグラフィ

[編集]

スタジオ・アルバム

  • 『オーケー・ゴー』 - OK Go (2002年9月)
  • 『オー・ノー』 - Oh No (2005年8月)
  • 『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』 - Of the Blue Colour of the Sky (2010年1月)
  • 『ハングリー・ゴースト』 - Hungry Ghosts(2014年10月)

来日公演

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ OK Go Splits With EMI”. ビルボード (2010年3月10日). 2010年3月17日閲覧。
  2. ^ OK Go 日本で制作された驚異のワンカットMVが公開にビルボード・ジャパン、2014年10月28日
  3. ^ 無重力状態で撮影。史上初のMVが話題 Yahoo! 映像トピックス 2016年2月13日
  4. ^ 人類初の「無重力」MV完成! わずか216秒で撮ったOK Go最新作が世界同時解禁 GIZMODO 2016年2月11日

外部リンク

[編集]