コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

オートハローズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社オートハローズ
AUTO HELLOES Co.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 063-0061
札幌市西区西町北10丁目1番5号
設立 1980年8月6日
代表者 澤田和良
資本金

16億7066万円

(2000年3月31日現在)
決算期 3月31日(年1回)
テンプレートを表示

オートハローズは北海道を中心に展開していたカー用品店である。

概要

[編集]

オートバックスのフランチャイズから独立して北海道で創業したカー用品店で、寒冷地でのカーライフに合わせた商品展開を行っていた。

1971年10月、大成車輌を設立[3]。GTショップタイセイとして営業していた[4]

1970年3月にオートバックスの全国10号店目のフランチャイジーとして参加。年1店ペースで開店を続けた。

当時オートバックスセブンの本社があった大阪との気候の違いによる、本部の対応の遅れを解消するため、1980年7月に折半出資で北海道オートバックスセブンを設立、エリアフランチャイザーとなった[5]

1985年5月にオートバックスから脱退することになり、本部側が訴訟を起こしたが、結果的には和解し、北海道オートバックスセブンの全株式をハローズ側が買い取り独立、直営店16店でオートハローズとしてスタートした。この時のフランチャイズ店はオートバックス側に残った。

その後順調に業績を伸ばし、1997年7月には株式を店頭公開。しかし新車販売台数、自動車用品の落ち込みなどにより1997年7月の中間決算で赤字に転落した。通期では黒字になるとの予想も、結果的に1998年1月期は売上115億円、経常損失1億9500万円と赤字であった。

消費低迷、競争の激化、北海道経済の低迷に加え、メインバンクの北海道拓殖銀行、主幹事の山一証券の破綻などもあり、1998年9月に再びオートバックスセブンと資本・業務提携。その後、2002年には同社買収され、子会社となった。

2003年に株式会社エー・エム・シーに社名変更[6]2012年4月1日に株式会社オートバックス旭川と合併し、株式会社オートバックス北海道に社名変更[7][8]

オートバックスなど他ブランドへの転換が進み、2012年10月4日のオートハローズ紋別店のオートバックス紋別店への移転・業態変換を以てオートハローズのブランドは消滅した。

2017年2月1日、北海道の店舗経営体制を最適化し、エリア内の競争力を強化させ、経営の効率化を図るため、オートバックスセブンが当社の全株式を、オートバックスのフランチャイズである、北日本オート用品へ譲渡し子会社となった。10月には株式会社北日本オート用品に吸収合併され、株式会社北日本オートバックスに商号を変更[9][10][11]

沿革

[編集]

出典:[2]

  • 1976年昭和51年)3月 - オートバックスのフランチャイジーとして参加。
  • 1980年(昭和55年)8月6日 - 北海道オートバックスセブン設立[12]
  • 1985年(昭和60年)5月 - オートバックスから脱退。
  • 1997年平成9年)7月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録[12]
  • 1998年(平成10年)9月 - 株式会社オートバックスセブンと資本・業務提携[12]
  • 2002年(平成14年)
    • 9月 - 株式の店頭登録を廃止。
    • 10月 - 株式会社オートバックスセブンの100%子会社化。
  • 2003年(平成15年)株式会社エー・エム・シーに社名変更[6]
  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - 株式会社オートバックス旭川と合併し、株式会社オートバックス北海道に社名変更[7][8]
    • 10月4日 - オートハローズ紋別店の閉店によりブランドが消滅。
  • 2017年
    • 2月1日 - オートバックスセブンが当社の全株式を、北日本オート用品へ譲渡し子会社となる[9][10]
    • 10月 - 株式会社北日本オート用品に吸収合併され、株式会社北日本オートバックスに商号を変更[11]

店舗

[編集]

出典:[13][14]

札幌市

[編集]
  • 札幌西 札幌市西区西町北10丁目1-6 (2003年2月14日閉店)[15]
  • 二十四軒 札幌市西区二十四軒3条4丁目1-1
  • 川沿 札幌市南区川沿3条1丁目18-59
  • 新札幌 札幌市厚別区厚別東5条1丁目1-20
  • 菊水元町 札幌市白石区菊水元町3条4丁目1-24
  • 平岸 札幌市豊平区平岸3条10丁目4-7
  • 北42条 札幌市東区北42条東9丁目1-5
  • 石狩街道 札幌市北区太平5条1丁目3-3
  • 北野 札幌市清田区北野3条3丁目2-1

道央

[編集]

道南

[編集]
  • 函館亀田 函館市亀田本町1-21 (2003年2月16日閉店)[15]

道北

[編集]
  • 旭川大町 旭川市大町2条8丁目77-2 (2003年2月16日閉店)[15]
  • 旭川東光 旭川市東光7条1丁目5-10
  • 旭川豊岡 旭川市豊岡7条7丁目40-48
  • 旭川永山通 旭川市永山3条5丁目1-7
  • 名寄 名寄市字徳田248-16

道東

[編集]
  • 東北見 北見市小泉498-1
  • 西北見 北見市東相内町167-2 (2003年1月30日閉店)[15]
  • 紋別 紋別市元紋別10-5
  • 帯広西21条 帯広市西21条南4丁目2-8 (2003年1月30日閉店)[15]
  • 帯広西5条 帯広市西5条南27丁目1-1
  • 釧路鳥取大通 釧路市鳥取大通6丁目7-14
  • 中標津 標津郡中標津町東34条南1丁目1

道外

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ クォリティ 1998年11月号. 株式会社太陽. pp. 182-183 
  2. ^ a b 財界さっぽろ 1998年11月号. 株式会社財界さっぽろ. pp. 222-223 
  3. ^ 『オートマート・ネットワーク 1997年9月号』オートマート・ネットワーク、1997年、108-115頁。 
  4. ^ 『オートマート・ネットワーク 1993年1月号』オートマート・ネットワーク、1992年、24-37頁。 
  5. ^ 『オートバックスのカーライフ創造 : 「願望実現」経営に挑む住野敏郎』日本能率協会、1983年、164-165頁。 
  6. ^ a b 2004年3月期 有価証券報告書”. 2024年8月6日閲覧。
  7. ^ a b 連結子会社の合併に関するお知らせ”. web.archive.org (2012年6月20日). 2024年8月7日閲覧。
  8. ^ a b 2013年3月期 有価証券報告書 (”. 2024年8月7日閲覧。
  9. ^ a b 2017年3月期 有価証券報告書”. 2024年8月7日閲覧。
  10. ^ a b 連結子会社の株式譲渡に関するお知らせ”. 2024年8月7日閲覧。
  11. ^ a b 会社案内|北日本オートバックス”. kitanihon-autobacs.com. 2024年8月7日閲覧。
  12. ^ a b c 会社概要”. web.archive.org (2002年6月11日). 2021年12月13日閲覧。
  13. ^ ハローズ店舗案内”. 2021年12月13日閲覧。
  14. ^ オートハローズウェブタウン 店舗紹介”. 2021年12月13日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g ハローズ ウェブサイト”. 2021年12月14日閲覧。
  16. ^ オートハローズ小樽(小樽市/卸売市場)の電話番号・住所・地図|マピオン電話帳”. www.mapion.co.jp. 2022年12月5日閲覧。
  17. ^ 「オートバックス恵庭店(北海道恵庭市)」移転オープン”. 2024年4月12日閲覧。
  18. ^ 恵庭恵央店”. イエローハット. 2024年4月12日閲覧。
  19. ^ セカンドストリート 千歳店”. 2024年4月12日閲覧。
  20. ^ カラオケ歌屋 苫小牧元町店|KARAOKE KTV 株式会社タカハシ”. www.takahasi.co.jp. 2024年4月12日閲覧。
  21. ^ 施設概要”. 公益社. 2024年4月12日閲覧。
  22. ^ 東室蘭店|北海道室蘭市の車検・タイヤ交換・オイル交換ならオートバックス”. AUTOBACS.COM. 2024年4月12日閲覧。

外部リンク

[編集]

ハローズウェブサイト - 2003年時点。

ハローズウェブタウン - 2008年時点。