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カトリック大阪大司教区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カトリック大阪大司教区
Archidioecesis Osakensis
大阪カテドラル聖マリア大聖堂(大阪市中央区)
後継 カトリック大阪高松大司教区
設立 1888年
設立者 フェリックス・ニコラス・ミドン
種類 カトリック教会大司教区
本部 日本の旗 日本 大阪府大阪市
ウェブサイト http://www.osaka.catholic.jp
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カトリック大阪大司教区(カトリックおおさかだいしきょうく、: Roman Catholic Archdiocese of Osaka)は、大阪府兵庫県および和歌山県を管轄区域とするキリスト教カトリック教会司教区大司教区)。司教座聖堂カテドラル)は聖マリア大聖堂。2023年、高松教区との統合によりカトリック大阪高松大司教区が新たに設立された。

司教座聖堂

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沿革

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  • 1846年弘化3年) - 日本使徒座代理区(現在の東京教区)が設立され、横浜に代理区長館が設置される。
  • 1866年慶応2年) - 代理区長館が長崎に移転。
  • 1876年明治9年) - 5月22日、日本使徒座代理区を日本北緯使徒座代理区、日本南緯使徒座代理区(現在の長崎教区)の2区に分割。南緯代理区は近畿中国四国および九州 の各地方を管轄区域とした。
  • 1888年 (明治21年) - 南緯代理区に属していた近畿、中国、四国の3地方は日本中部使徒座代理区として独立、司牧をパリ外国宣教会に委託された[1]
  • 1891年 (明治24年) - 6月15日、中部代理区は大阪教区に昇格。
  • 1904年 (明治37年) - 1月27日、大阪教区より四国4県が新設の四国使徒座知牧区(現在の高松教区)に委譲された。
  • 1923年大正12年) - 5月4日、大阪教区より中国5県が新設の広島代理区(現在の広島教区)に委譲された。
  • 1937年昭和12年) - 6月17日、京都奈良三重滋賀の1府3県が新設の京都知牧区(現在の京都教区)に委譲された。以後、大阪教区は大阪府と兵庫、和歌山両県を管轄区域として現在に至る。
  • 1969年(昭和44年) - 6月24日、大司教区に昇格して大阪大司教区となった[1]
  • 2018年平成30年) - 5月20日、前田万葉大司教は教皇フランシスコより、日本人としては15年ぶりに6人目となる枢機卿に任命されると正式に発表された。後日バチカンで枢機卿会議が開かれ、叙任式が行われた。
  • 2023年令和5年) - 8月15日、教皇フランシスコは、大阪教区と高松教区の統合を発表。大阪高松大司教区の初代大司教に前田万葉枢機卿を任命[2]
  • 2023年令和5年) - 10月9日、大阪カテドラル聖マリア大聖堂にて、カトリック大阪高松大司教区設立式が執り行われた[3]

歴代使徒座代理・司教(教区長)

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日本中部使徒座代理

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歴代大阪司教・大司教(教区長)

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補佐司教

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所在地・交通アクセス

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〒540-0004 大阪府大阪市中央区玉造2-24-22(北緯34度40分43.8秒 東経135度31分39.5秒 / 北緯34.678833度 東経135.527639度 / 34.678833; 135.527639 (カトリック大阪大司教区)

大司教区内の著名な教会

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脚注

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  1. ^ a b The Catholic Church in Japan - By Paul Yoshigoro Taguchi, D.D., Bishop of Osaka, Japan”. pamphlets.org.au. 2023年10月10日閲覧。
  2. ^ 教皇、大阪教区と高松教区の統合を発表”. カトリック中央協議会 (2023年8月15日). 2023年8月15日閲覧。
  3. ^ カトリック大阪高松大司教区について”. カトリック大阪高松大司教区. 2023年10月9日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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