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カネ美食品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カネミ食品から転送)
カネ美食品株式会社
Kanemi Co., Ltd.
名古屋市緑区徳重三丁目のカネ美食品本社を南側公道東側より撮影
本社(2016年5月)
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 2669
2000年10月18日上場
本社所在地 日本の旗 日本
468-0048
愛知県名古屋市緑区徳重三丁目107番地
北緯35度5分23.7秒 東経137度0分15秒 / 北緯35.089917度 東経137.00417度 / 35.089917; 137.00417座標: 北緯35度5分23.7秒 東経137度0分15秒 / 北緯35.089917度 東経137.00417度 / 35.089917; 137.00417
設立 1971年昭和46年)3月29日
業種 小売業
法人番号 1180001023411 ウィキデータを編集
事業内容 寿司揚物惣菜等の小売店舗の展開、CVS弁当の製造・販売
代表者 青木実(代表取締役会長
園部明義(代表取締役社長
資本金 20億0226万2千円
(2022年2月28日現在)[1]
発行済株式総数 1000万株
(2022年2月28日現在)[1]
売上高 単独: 776億3002万3千円
(2022年2月期)[1]
営業利益 単独: 19億4169万5千円
(2022年2月期)[1]
経常利益 単独: 20億6922万3千円
(2022年2月期)[1]
純利益 単独: 13億1970万5千円
(2022年2月期)[1]
純資産 単独: 244億4927万3千円
(2022年2月28日現在)[1]
総資産 単独: 317億6150万6千円
(2022年2月28日現在)[1]
従業員数 単独: 1180人
(2022年2月28日現在)[1]
決算期 2月末日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[1]
主要株主 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 39.44%
株式会社日本アクセス 7.54%
株式会社ファミリーマート 4.25%
三輪幸太郎 3.20%
カネ美食品共栄会 3.08%
株式会社昭和 2.80%
シティグループ証券株式会社 2.56%
株式会社トーカン 2.15%
テーブルマーク株式会社 2.14%
カネ美食品社員持株会 1.10%
(2023年2月28日現在)
関係する人物 三輪信昭(元社長)
外部リンク https://www.kanemi-foods.co.jp/
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カネ美食品株式会社(かねみしょくひん、: Kanemi Co., Ltd.)は、愛知県名古屋市緑区に本社を置く食品加工会社。

概要

[編集]

1969年に三輪信昭が創業した惣菜屋、カネ美食品を前身とする[2][3]

2017年にユニー・ファミリーマートホールディングス(現:ファミリーマート)の子会社となった[4]。同グループに属するファミリーマート各店、当時同グループに属していたアピタ、ピアゴMEGAドン・キホーテUNY各店に向けて弁当惣菜を製造する外販事業と、ユニー店舗内で惣菜店を運営するテナント事業が二本柱となっている。そのため、その収益の殆どをユニーに依存している。

2019年4月、親会社が所有する一部の株式が、「ドン・キホーテ」を管轄するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)に移動。PPIHが同数の筆頭株主となった。

その他、自社でフランチャイジーとして愛知県弥富市にファミリーマートを1店舗(名四弥富店、元サークルK)を運営している。また、かつて子会社により運営されていた飲食店「寿司御殿赤池本店」、寿司店「回転割烹寿司御殿」を計3店舗展開している。また、PPIHおよびファミリーマートの各グループ外における展開として、後述の都内スーパー店内に展開する惣菜店の他、JR東日本クロスステーションNewDays向けの米飯製品の一部を供給している。

かつて、本社所在地近郊地域(中京圏)では、研修の中で新入社員たちが集団で登山を行う模様を映した同社のテレビCMが放送されていた。

沿革

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  • 1971年昭和46年)
    • 3月29日 - 名古屋市中川区にカネ美食品株式会社を設立。
    • 5月 - 株式会社鮨の美也古を設立。
  • 1972年(昭和47年)
    • 5月 - 鮨の美也古を吸収合併し、総合惣菜店舗としてチェーン展開を開始。
    • 7月 - 名古屋市南区に本社を新設し、移転。
  • 1975年(昭和50年)10月 - 名古屋市天白区に本社を新設・移転するとともに、本社工場及び配送センターを新設。
  • 1986年(昭和61年)- 弁当等の納品業務の拡大を目的として、愛知県三河地方をエリアとする100%子会社・株式会社サンショク(資本金1,000万円)を設立。
  • 1991年平成3年)- 弁当等の納品業務の拡大を目的として、岐阜・長野をエリアとする100%子会社・株式会社デリカパレット多治見(資本金1,000万円)を設立。
  • 1992年(平成4年)- 子会社のサンショクおよびデリカパレット多治見を吸収合併。
  • 2000年(平成12年)
    • 4月 - 名古屋市港区に100%子会社・株式会社 港炊飯センター(資本金2,000万円)を設立し、炊飯事業の業務を移管。
    • 10月18日 - 株式を店頭公開(後のジャスダック)。
  • 2002年(平成12年)10月 - ユニーの株式追加取得により、同社の関連会社となる。
  • 2005年(平成17年)4月 - 名古屋市天白区に100%子会社・株式会社エスジーダイニング(資本金5,000万円)を設立。
  • 2007年(平成19年)6月 - 伊藤忠商事と業務提携。同月、第一屋製パンから松戸工場・三田工場を譲受。
  • 2011年(平成23年)
  • 2013年(平成25年)
    • 9月18日 - 名古屋市緑区のアピタ緑店の元駐車場に本社を新築し、移転。
    • 10月1日 - 子会社のエスジーダイニングを吸収合併。
  • 2016年(平成28年)12月15日 - ナガイから秋田工場を譲受[5]
  • 2017年(平成29年)
    • 7月 - ユニー・ファミリーマートホールディングスによる当社株式の追加取得により、同社の子会社となる[4]
    • 11月 - 上尾工場を新設。
  • 2019年(平成31年)4月13日 - PPIHが同数の筆頭株主となる。
  • 2020年令和2年)7月28日 - ファミリーマートがその他の関係会社及び筆頭株主でなくなる[6]
  • 2022年(令和4年)8月16日 - PPIHが株式公開買付けにより39.44%の株式を取得。ファミリーマートが主要株主でなくなる[7]

店舗ブランド

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  • Kanemi(カネミ)- 総合総菜店(寿司・弁当・サラダ揚物
    • 料治 - テイクアウト焼き鳥・串焼きの併設コーナー
    • 上海天翔楼 - 中華総菜の併設コーナー
    • 味美彩 - おこわ・炊き込みご飯の併設コーナー
  • Re‘z deli(リーズデリ)- アピタ・ピアゴ店舗を業態転換したMEGAドン・キホーテUNY店舗及び一部ドン・キホーテ店舗内に展開している総合惣菜店
  • K-STAGE(ケイステージ)- 洋風総菜店
  • eashion(イーション)- 洋風総菜店
  • 寿司御殿 - テイクアウト寿司店
  • ez mart(イーズマート)- 首都圏の東急ストア店舗内などに展開している総合惣菜と洋風惣菜の融合店
  • ease deli(イーズデリ)- 首都圏のオオゼキ店舗内に展開している小型総合惣菜店

所在地

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岡崎工場(愛知県岡崎市高橋町)
かつて存在した工場

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j カネ美食品株式会社『第52期(2021年3月1日 - 2022年2月28日)有価証券報告書』(レポート)2022年5月25日。 
  2. ^ 歴史・沿革|カネ美食品について|カネ美食品株式会社
  3. ^ KIRAKIRA PRESS Vol.8” (PDF). 吉良州司と元気な大分を創る会 (2007年6月). 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ a b カネ美食品株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ” (PDF). ユニー・ファミリーマートホールディングス (2017年6月29日). 2019年2月10日閲覧。
  5. ^ 事業譲受けに関する契約締結のお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2016年10月31日))(変更)「事業譲受けに関する契約締結のお知らせ」の一部変更について(カネミ・ニュースリリース(2016年12月15日))
  6. ^ 主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2020年7月28日))
  7. ^ 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスによる当社株式に対する公開買付けの結果及び主要株主の異動に関するお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2022年8月10日))

外部リンク

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