カーン・シェイクン化学兵器攻撃
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このページ名「カーン・シェイクン化学兵器攻撃」は暫定的なものです。(2017年4月) |
カーン・シェイクン化学兵器攻撃(Khan Shaykhun chemical attack)は、2017年4月4日にシリア、イドリブ県のカーン・シェイクンにて発生した[1]。反体制派の保健当局による発表によると、サリンまたはサリン様の化学兵器散布で少なくとも89人が殺害され541人以上が負傷したとされ[2]、2013年8月21日に発生したグータ化学攻撃以来最大の死者・負傷者数を出している[3]。
化学兵器禁止機関(Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons, OPCW)と国連の合同調査チーム(OPCW-UN Joint Investigative Mechanism)の代表であったEdmond Muletは2017年11月7日、化学攻撃はシリア政府実施だと国連安全保障理事会に対し報告した[4][5]。
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領などはこの攻撃はアサド政権によるものだとし、4月7日、シャイラト空軍基地に対してトマホーク巡航ミサイルを59発発射したとされる(シャイラト空軍基地攻撃)。
脚注
[編集]- ^ “Letter dated 26 October 2017 from the Secretary-General addressed to the President of the Security Council”. 国連、安全保障理事会. 2017年10月26日閲覧。
- ^ “A Joint Statement by the Syria Civil Defence and the Health Directorate in Idlib | Syria Civil Defence”. web.archive.org (2018年7月3日). 2024年4月15日閲覧。
- ^ “Assad regime responsible for ‘awful’ Syria ‘chemical’ attack: EU’s Mogherini - Al Arabiya English”. web.archive.org (2017年10月19日). 2024年4月15日閲覧。
- ^ “United Nations News Centre - Both ISIL and Syrian Government responsible for use of chemical weapons, UN Security Council told”. web.archive.org (2018年1月9日). 2024年4月15日閲覧。
- ^ “UN panel blames Syrian forces for Khan Sheikhoun attack | Syria News | Al Jazeera”. web.archive.org (2018年4月9日). 2024年4月15日閲覧。