キャスパー・ユンカー
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名前 | ||||||
本名 |
キャスパー・オーランド・ユンカー Kasper Aalund Junker | |||||
愛称 | キャスパー | |||||
カタカナ | キャスパー ユンカー | |||||
ラテン文字 | Kasper Junker | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | デンマーク | |||||
生年月日 | 1994年3月5日(30歳) | |||||
出身地 | ヴァイレ | |||||
身長 | 186cm | |||||
体重 | 76kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | 名古屋グランパス | |||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 77 | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
2012-2013 | ラナースFC | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2013-2016 | ラナースFC | 17 | (0) | |||
2015 | → FCフレゼリシア(loan) | 0 | (0) | |||
2016-2018 | オーフスGF | 61 | (7) | |||
2018-2019 | ACホーセンス | 25 | (3) | |||
2019 | → スターベクIF(loan) | 12 | (6) | |||
2020 | FKボデ/グリムト | 25 | (27) | |||
2021-2023 | 浦和レッズ | 42 | (16) | |||
2023 | → 名古屋グランパス(loan) | 33 | (16) | |||
2024- | 名古屋グランパス | |||||
代表歴2 | ||||||
2013 | デンマーク U-20 | 5 | (0) | |||
2016-2017 | デンマーク U-21 | 3 | (0) | |||
2017 | デンマーク | 0 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月3日現在。 2. 2021年4月1日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
キャスパー・ユンカー(Kasper Junker)ことキャスパー・オーランド・ユンカー(Kasper Aalund Junker、1994年3月5日 - )は、デンマーク・ヴァイレ出身のプロサッカー選手。Jリーグ・名古屋グランパス所属。ポジションはフォワード(FW)。元デンマーク代表。
クラブ経歴
[編集]ユース時代は数々のチームを渡り歩き、2012年にラナースFCと契約。2013年にトップチームに昇格。2014年3月7日のFCベストシェラン戦でプロデビュー[1]。2016年7月にオーフスGFに移籍し、主力選手に成長。2018年夏にはACホーセンスに移籍。2018-19シーズン途中にローン移籍でプレーしたスターベクIFで得点能力が開花。半年間のプレーながら12試合6ゴールを記録した。
2019年12月17日、FKボデ/グリムトと3年契約を締結[2]。加入1年目の2020年シーズンは、リーグ戦27ゴールを決め、得点王を獲得。チームを初優勝に導き、MVPも受賞した。
2020年12月27日には国際サッカー連盟 (FIFA) の公式サイト上での特集「A year to remember for five little-known hotshots(世界的にあまり知られていない5人のストライカー)」の一人に元柏レイソルのマイケル・オルンガと共にピックアップされた[注釈 1][3]。
2021年に入り、Jリーグ参戦の可能性が報じられる。4月1日、正式に浦和レッズと契約することが発表された[4]。
5月5日のルヴァンカップ第5節・柏レイソル戦にてデビューし浦和加入後初ゴールを記録。続く5月9日のJ1第13節・ベガルタ仙台戦でリーグ戦デビューを果たし、その試合でリーグ戦初ゴールを挙げると[5]、以降のリーグ戦3試合でもゴールを挙げ、リーグ戦デビューから4試合連続でゴールを奪った[6]。6月20日の湘南ベルマーレ戦でのゴールがJリーグ月間ベストゴールに選ばれた[7]。8月の練習中に右頬骨を骨折して以降は酷暑や股関節痛などで出場機会・得点ペースが落ちたが、それでも21試合でチームトップの9得点を挙げて優秀選手賞に輝いた[8]。
2022年5月18日、J1第11節の横浜F・マリノス戦で移籍後初のハットトリックを決めた[9]。AFCチャンピオンズリーグ準決勝、全北現代戦では1-2から同点に追いつくゴールを挙げ、その後のPK戦でも決めて決勝進出に貢献した[10][11]。2022シーズンは怪我が重なった影響で昨年の様な活躍は出来ず、リーグ戦では21試合で7得点に終わった[10]。
2023年シーズン、名古屋グランパスへの期限付き移籍が発表された[12]。この年より背番号の規定が変更され、51番以上の背番号を選べるようになったため、背番号は「77」となった。開幕戦の横浜FC戦で移籍後初ゴールを決めた[13]。最終的にリーグ戦では得点ランキング3位となる16得点を挙げた[14]。
2024年シーズンより完全移籍に移行[15]。5月15日、14節のFC東京戦でハットトリックを決めた[16]。
個人成績
[編集]クラブ
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
デンマーク | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2012-13 | ラナース | 28 | スーペルリーガ | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | |
2013-14 | 5 | 0 | 0 | 0 | - | 5 | 0 | ||||
2014-15 | フレゼリシア | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | ||
ラナース | 14 | 4 | 0 | 1 | 1 | - | 5 | 1 | |||
2015-16 | 8 | 0 | 3 | 3 | - | 11 | 3 | ||||
2016-17 | オーフス | 9 | 21 | 3 | 3 | 4 | - | 24 | 7 | ||
2017-18 | 19 | 2 | 1 | 0 | - | 20 | 2 | ||||
2018-19 | 7 | 0 | 0 | 0 | - | 7 | 0 | ||||
ホーセンス | 22 | 17 | 3 | 1 | 0 | - | 18 | 3 | |||
ノルウェー | リーグ戦 | リーグ杯 | ノルウェー杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | スターベク | 21 | エリテセリエン | 12 | 6 | - | 0 | 0 | 12 | 6 | |
デンマーク | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2019-2020 | ホーセンス | 10 | スーペルリーガ | 3 | 0 | 0 | 0 | - | 3 | 0 | |
ノルウェー | リーグ戦 | リーグ杯 | ノルウェー杯 | 期間通算 | |||||||
2020 | ボデ/グリムト | 21 | エリテセリエン | 25 | 27 | - | 0 | 0 | 25 | 27 | |
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2021 | 浦和 | 7 | J1 | 21 | 9 | 6 | 4 | 5 | 3 | 32 | 16 |
2022 | 21 | 7 | 3 | 0 | 0 | 0 | 24 | 7 | |||
2023 | 名古屋 | 77 | 33 | 16 | 6 | 0 | 2 | 1 | 41 | 17 | |
通算 | デンマーク | カテゴリー | 84 | 8 | 9 | 8 | - | 93 | 16 | ||
ノルウェー | エリテセリエン | 37 | 33 | - | 0 | 0 | 37 | 33 | |||
日本 | J1 | 75 | 32 | 15 | 4 | 7 | 4 | 97 | 40 | ||
総通算 | 175 | 66 | 24 | 12 | 7 | 4 | 203 | 82 |
その他の国際公式戦
- 2022年
- AFCチャンピオンズリーグ2022 6試合4得点
代表
[編集]
デンマーク代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2017 | 0 | 0 |
通算 | 0 | 0 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- ボデ/グリムト
- エリテセリエン:1回(2020年)
- 浦和レッズ
- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会:1回(2021年)
- スーパーカップ:1回(2022年)
- 名古屋グランパス
個人
[編集]- エリテセリエン MVP:1回(2020年)
- エリテセリエン 得点王:1回(2020年)
- Jリーグ優秀選手賞:1回(2021年)
- J1リーグ月間MVP:1回(2021年5月)
- J1リーグ月間ベストゴール:1回(2021年6月)
- Jリーグカップ 得点王:1回(2021年)
- グランパスクラウン賞 特別優秀選手賞:1回(2023年)
代表歴
[編集]2013年から4年間、ユース世代のデンマーク代表でプレーした。
2017年12月11日にはスウェーデン代表とヨルダン代表との親善試合を戦うA代表に初招集されたが、出場機会はなかった。
脚注・出典
[編集]脚注
[編集]- ^ その他の3人はキューバ出身のマルセル・エルナンデス(CSカルタヒネス/40試合31ゴール)、アルゼンチン出身のラミロ・ロッカ(CSDムニシパル/27試合26ゴール)、エストニア出身のラウノ・サピネン(FCフローラ・タリン/28試合26ゴール)。
出典
[編集]- ^ “VESTSJÆLLAND VS. RANDERS 1 - 1”. Soccerway (2014年3月7日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “KASPER JUNKER SIGNERT FOR BODØ/GLIMT”. FK Bodø/Glimt (2019年12月17日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “A year to remember for five little-known hotshots”. FIFA.com (2020年12月27日). 2021年4月3日閲覧。
- ^ “キャスパー ユンカー選手 完全移籍加入のクラブ間合意のお知らせ”. 浦和レッドダイヤモンズ (2021年4月1日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “「ほんとに救世主」「祝福シーン超カッコ良い」浦和・ユンカーのリーグ戦初ゴールにファン歓喜”. サッカーダイジェスト (2021年5月9日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ “浦和FWユンカーは5戦連発ならず U24代表GK鈴木はデビュー5試合で4戦零封”. スポニチ (2021年5月30日). 2021年5月31日閲覧。
- ^ “浦和キャスパー・ユンカー「幻のゴール」がJのベストゴール受賞”. サッカー批評 (2021年7月9日). 2021年7月9日閲覧。
- ^ “2021Jリーグ優秀選手賞 受賞選手が決定【Jリーグアウォーズ】”. Jleague (2021年12月5日). 2021年12月7日閲覧。
- ^ “神様、仏様、ユンカー様! 浦和のエースが後半45分で来日初のハットトリックを達成”. Sponichi (May 18 2022). May 19 2022閲覧。
- ^ a b “ユンカー退団 移籍先名古屋が国内では最有力 国外では米MLSも候補 ラーメン大好き”. 日刊スポーツ (2022年12月25日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “ACL 準決勝 vs 全北「起死回生の同点ゴールからPK戦で勝利! 3年ぶりの決勝へ!」”. 浦和レッズ (2022年8月26日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “キャスパー ユンカー選手、期限付き移籍加入内定のお知らせ”. 名古屋グランパスエイト (2023年1月5日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “名古屋ユンカーが移籍後初ゴールに喜び&感謝 サポーターとの“サムズアップ”に反響「大好き」「浦和に戻ってきて〜」”. FOOTBALLZONE (2023年2月20日). 2023年2月21日閲覧。
- ^ “敗れた横浜FCが1年でJ2降格…通算22得点を挙げた大迫勇也&アンデルソン・ロペスが得点王に!/J1最終節”. サッカーKING (December 3 2023). December 7 2023閲覧。
- ^ “キャスパー ユンカー選手、移籍加入のお知らせ”. 名古屋グランパス公式サイト (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ “ユンカーがハットトリックで完全復活!名古屋が3発勝利、荒木弾許すもFC東京の終盤猛攻を耐える”. ゲキサカ (May 15, 2024). May 16, 2024閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- キャスパー・ユンカー - Soccerway.com
- キャスパー・ユンカー - Soccerbase.comによる選手データ
- キャスパー・ユンカー - FootballDatabase.eu
- キャスパー・ユンカー - WorldFootball.net
- キャスパー・ユンカー - Transfermarkt.comによる選手データ
- キャスパー・ユンカー - J.League Data Siteによる選手データ
- キャスパー・ユンカー - playmakerstats.com
- キャスパー・ユンカー - ノルウェーサッカー協会
- Kasper Junker (@KasperJunker) - X(旧Twitter)
- Kasper Junker (@kasperjunker21) - Instagram