ギグ・ヤング
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ギグ・ヤング Gig Young | |||||||||||||
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1953年 | |||||||||||||
本名 | Byron Elsworth Barr | ||||||||||||
生年月日 | 1913年11月4日 | ||||||||||||
没年月日 | 1978年10月19日(64歳没) | ||||||||||||
出生地 | ミネソタ州 セントクラウド | ||||||||||||
死没地 | ニューヨーク マンハッタン | ||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||
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ギグ・ヤング(英: Gig Young、1913年11月4日 - 1978年10月19日)は、アメリカの俳優。本名バイロン・エルズワース・バー(Byron Elsworth Barr)。
来歴
[編集]ミネソタ州セントクラウドに生まれ、ワシントンD.C.で育つ[1]。高校在学中から演技に興味を持ち始め、Pasadena Community Playhouseで学ぶ。舞台に立っていたところをスカウトされ、ワーナー・ブラザースと契約する[2]。1969年の『ひとりぼっちの青春』でアカデミー助演男優賞を受賞した[3]。
プライベート
[編集]結婚は5回している。1940年にシェイラ・ステイプラーと結婚し、7年後に離婚。1950年にパラマウントのドラマ・コーチだったソフィー・ローゼンスタインと再婚するが、ソフィーの癌が見つかり、結婚2年後に死別。1956年に女優のエリザベス・モンゴメリーと再婚。2人は1963年に離婚したが、原因はヤングのアルコール問題であった[4]。その後すぐに不動産エージェントのエレイン・ウィリアムズと結婚し、1964年に娘ジェニファーが生まれる。このカップルは3年後に離婚し、娘の養育費の支払いに関して法廷で争った[5]。
1978年10月、ドイツ人女性キム・シュミットと結婚した3週間後に2人揃ってマンハッタンの自宅で遺体となって発見された。妻を射殺した後に自ら命を絶ったと見られるが[6]、動機等ははっきりと分かっていない[7]。
フィルモグラフィー
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1942 | 三人姉妹 The Gay Sisters |
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1943 | 空軍/エア・フォース Air Force |
コ・パイロット | |
旧友 Old Acquaintance |
ラッド・ケンダル | ||
1947 | 嘆きのプレリュード Escape Me Never |
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1948 | 白衣の女 The Woman in White |
ウォルター | |
三銃士 The Three Musketeers |
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怒涛の果て Wake of the Red Witch |
サム | ||
1949 | 秘境 Lust for Gold |
ピート・トーマス | |
1950 | 12年目の潔白 Hunt the Man Down |
ポール・ベネット | |
1951 | 勇者のみ Only the Valiant |
ウィリアム・ホロウェイ | |
六年目の誘惑 Come Fill the Cup |
ボイド・コープライト | ||
1953 | 眠りなき街 City That Never Sleeps |
ジョニー・ケリー | |
ロデオの英雄 Arena |
ホブ・ダンヴァーズ | ||
1954 | ヤング・アット・ハート Young at Heart |
アレックス・バーク | |
1955 | 必死の逃亡者 The Desperate Hours |
チャック・ライト | |
1957 | おー!ウーマンリブ Desk Set |
マイク | |
1958 | 先生のお気に入り Teacher's Pet |
ヒューゴ・パイン | |
愛のトンネル The Tunnel of Love |
ディック・ペッパー | ||
1959 | 恋の売り込み作戦 Ask Any Girl |
エヴァン | |
1962 | ミンクの手ざわり That Touch of Mink |
ロジャー | |
恋のKOパンチ Kid Galahad |
ウィリー | ||
真夜中へ五哩 Le couteau dans la plaie |
デヴィッド・バーンズ | ||
1963 | 恋のクレジット For Love or Money |
ソニー | |
坊やの作戦命令 A Ticklish Affair |
ケイ | ||
1964 | お熱い出来事 Strange Bedfellows |
リチャード・ブラムウェル | |
1967 | 太陽の爪あと The Shuttered Room |
マイク・ケルトン | |
1969 | ひとりぼっちの青春 They Shoot Horses, Don't They? |
ロッキー | アカデミー助演男優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 助演男優賞 受賞 |
1970 | ふたりの誓い Lovers and Other Strangers |
ハル・へんダーソン | |
1971 | ネオン輝く日々 The Neon Ceiling |
ジョーンズ | テレビ映画 |
1974 | ガルシアの首 Bring Me the Head of Alfredo Garcia |
クイル | |
1975 | キラー・エリート The Killer Elite |
ローレンス | |
ヒンデンブルグ The Hindenburg |
エドワード・ダグラス | ||
1976 | ロジャー・ムーア/シャーロック・ホームズ・イン・ニューヨーク Sherlock Holmes in New York |
モーティマー | テレビ映画 |
1978 | 死亡遊戯 Game of Death |
ジム・マーシャル |
参照
[編集]- ^ Parish, James Robert (2002). The Hollywood Book of Death: The Bizarre, Often Sordid, Passings of More Than 125 American Movie and TV Idols (3 ed.). Contemporary Books. pp. 335. ISBN 0-8092-2227-2
- ^ Cozad, W. Lee (2006). More Magnificent Mountain Movies: The Silverscreen Years, 1940-2004. W. Lee Cozad. pp. 147. ISBN 0-9723372-2-9
- ^ “Gig Young winning Best Supporting Actor for "They Shoot Horses, Don't They?"”. Oscars. 2020年12月17日閲覧。
- ^ Strodder, Chris (2000). Swingin' Chicks of the '60s: A Tribute to 101 of the Decade's Defining Women. Cedco Pub.. pp. 167. ISBN 0-7683-2232-4
- ^ Lindsay, Mark; Lester, David Lester (2004). Suicide By Cop: Committing Suicide by Provoking Police to Shoot You. Baywood Publishing Company, Inc.. pp. 72–73. ISBN 0-89503-290-2
- ^ “Milestones”. Time. (1978年10月30日) 2009年4月20日閲覧。
- ^ Darst, Elizabeth (2002年3月15日). “OSCARS: Woman Seeks Dad's Statuette”. people.com. 2009年4月24日閲覧。