マーク・ライランス
マーク・ライランス Sir Mark Rylance | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2016年カンヌ国際映画祭にて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | David Mark Rylance Waters | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1960年1月18日(64歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イギリス ケント州 アシュフォード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 |
俳優 舞台演出家 劇作家 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1980年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 | クレア・ヴァン・カンペン(1989年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
映画 『インティマシー/親密』 『ブーリン家の姉妹』 『ブリッジ・オブ・スパイ』 『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』 『ダンケルク』 『レディ・プレイヤー1』 『シカゴ7裁判』 『ドント・ルック・アップ』 『ボーンズ アンド オール』 テレビドラマ 『ウルフ・ホール』 舞台 『ロミオとジュリエット』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サー・デビッド・マーク・ライランス・ウォーターズ(Sir David Mark Rylance Waters、1960年1月18日 - )は、イギリスのケント州アシュフォード出身の俳優、舞台演出家、劇作家。
来歴
[編集]英ケント州アシュフォードで生まれ、子ども時代を米ウィスコンシン州やコネティカット州で過ごす[1]。英ロンドンの王立演劇学校(RADA)を卒業し、舞台俳優として活躍。その後も主に舞台でキャリアを重ね、95年から10年間、シェイクスピア・グローブ座の芸術監督も務めた[2]。
2015年までにローレンス・オリヴィエ賞を2度、トニー賞を3度受賞する。その一方で、87年の『ハーツ・オブ・ファイヤー』(日本劇場未公開)を皮切りに、『インティマシー/親密』(01)や『ブーリン家の姉妹』(08)、『ブリッツ』、『もうひとりのシェイクスピア』(ともに11)といった映画にも出演。
スティーヴン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』で、アカデミー助演男優賞や英国アカデミー賞 助演男優賞などを受賞する。テレビドラマでも、実在の政治家トマス・クロムウェル役で主演した歴史ドラマ『ウルフ・ホール』でも高い評価を得て、エミー賞やゴールデングローブ賞にもノミネートされる(また、第73回ゴールデングローブ賞では、『ブリッジ・オブ・スパイ』でもノミネートされており、映画・テレビ部門の両方でノミネートされた)。
2016年にスピルバーグ監督がロアルド・ダールの児童書『オ・ヤサシ巨人BFG』を映画化した『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』では主演を務めた[3]。
2017年にナイトに叙勲されている[4]。
私生活
[編集]1989年に作曲家・劇作家のクレア・ヴァン・カンペンと結婚している[2]。
出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1991 | プロスペローの本 Prospero's Books |
ファーディナンド | ||
1996 | ベンヤメンタ学院 Institute Benjamenta, or This Dream Which One Calls Human Life |
ヤーコプ・フォン・グンテン | ||
2002 | インティマシー/親密 Intimacy |
ジェイ | 内田直哉 | |
2008 | ブーリン家の姉妹 The Other Boleyn Girl |
トーマス・ブーリン | 小島敏彦(ソフト版) 村治学(VOD版) | |
2011 | ブリッツ Blitz |
ロバーツ | 斉藤次郎 | |
2012 | もうひとりのシェイクスピア Anonymous |
ヘンリー・コンデル | (吹き替え版なし) | |
2014 | ブロークン・ポイント Days and Nights |
スティーヴン | ||
2016 | ブリッジ・オブ・スパイ Bridge of Spies |
ルドルフ・アベル | アカデミー助演男優賞受賞 英国アカデミー賞 助演男優賞受賞 ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート 全米映画俳優組合賞 助演男優賞ノミネート 放送映画批評家協会賞助演男優賞ノミネート 全米映画批評家協会賞助演男優賞受賞 ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞受賞 ボストン映画批評家協会賞助演男優賞受賞 ニューヨーク映画批評家オンライン賞助演男優賞受賞 フェニックス映画批評家協会賞助演男優賞受賞 ロンドン映画批評家協会賞助演男優賞受賞 トロント映画批評家協会賞助演男優賞受賞 バンクーバー映画批評家協会賞助演男優賞受賞 オーストラリア映画協会賞(国際部門)助演男優賞受賞 |
佐々木敏 |
ザ・ガンマン The Gunman |
コックス | 中博史 | ||
BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント The BFG |
BFG | 山路和弘 | ||
2017 | ダンケルク Dunkirk |
ミスター・ドーソン | 原康義 | |
2018 | レディ・プレイヤー1 Ready Player One |
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー / アノラック | 後藤哲夫 | |
2019 | ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏 Waiting for the Barbarians |
民政官 | 西垣俊作 | |
2020 | シカゴ7裁判 The Trial of the Chicago 7 |
ウィリアム・クンスラー | 原康義 | |
2021 | ドント・ルック・アップ Don't Look Up |
ピーター・イッシャーウェル | ||
2022 | アウトフィット The Outfit |
レナード・バーリング | 日本劇場未公開 | |
ボーンズ アンド オール Bones and All |
サリー | (吹き替え版なし) | ||
TBA | The Way of the Wind | サタン | ポストプロダクション | |
The Fantastic Flitcrofts | モーリス・フリットクロフト | 撮影中 |
テレビシリーズ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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2015 | ウルフ・ホール Wolf Hall |
トマス・クロムウェル | ミニシリーズ、計6話出演 ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート |
(吹き替え版なし) |
2022 | GCHQ:英国サイバー諜報局 The Undeclared War |
ジョン・イェーブズリー | 計6話出演 | 多田野曜平[5] |
脚注
[編集]- ^ 映画.com. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b allcinema Movie&DVD Database. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “ディズニー最新作『BFG』に主演のマーク・ライランス、狂言師の野村萬斎と親交”. cinemacafe (2016年8月31日). 2017年10月30日閲覧。
- ^ “英国新年の叙勲 アンディ・マリーやモー・ファラーが「ナイト」に”. BBC (2017年1月1日). 2017年4月20日閲覧。
- ^ “GCHQ:英国サイバー諜報局 キャスト&スタッフ”. スターチャンネル. 2023年9月2日閲覧。