グレイス・アンダー・プレッシャー (ジョン・スコフィールドのアルバム)
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『グレイス・アンダー・プレッシャー』 | ||||
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ジョン・スコフィールド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1991年12月 ニューヨーク パワー・ステーション[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | スティーヴ・スワロウ、ジョン・スコフィールド | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジョン・スコフィールド アルバム 年表 | ||||
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『グレイス・アンダー・プレッシャー』(Grace Under Pressure)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、ジョン・スコフィールドが1992年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]スコフィールドとビル・フリゼールのツイン・ギター編成により録音されたアルバムで、両名は過去にもマーク・ジョンソンのリーダー・アルバム『Bass Desires』(1985年)で共演している[3]。日本初回盤CD (TOCP-5705)には、ジャズ・ギタリストの布川俊樹によるライナーノーツと、タイトル曲のギター・ソロの一部を採譜した奏法比較が付属している。
反響・評価
[編集]アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで8位に達した[4]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「10曲ともスコフィールドのオリジナル曲だが、フリゼールは多彩なサウンドとエキセントリックなソロによって、しばしば完全に主役を食っている」と評している[5]。また、Bill Kohlhaaseは1992年5月31日付の『ロサンゼルス・タイムズ』紙で4点満点中3.5点を付け「驚くほど温かみのある会合」「この先進的なデュオから予想される曲よりも、ずっとリラックスしており計算されている」と評している[2]。
トラック・リスト
[編集]全曲ともジョン・スコフィールド作曲。
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「ユー・ベット - You Bet」 | |
2. | 「グレイス・アンダー・プレッシャー - Grace Under Pressure」 | |
3. | 「オネスト・アイ・ドゥ - Honest I Do」 | |
4. | 「シーンズ・フロム・ア・マリッジ - Scenes from a Marriage」 | |
5. | 「トワング - Twang」 | |
6. | 「パット・ミー - Pat Me」 | |
7. | 「プリティ・アウト - Pretty Out」 | |
8. | 「ビル・ミー - Bill Me」 | |
9. | 「セイム・アクス - Same Axe」 | |
10. | 「ユニーク・ニューヨーク - Unique New York」 |
パーソネル
[編集]- ジョン・スコフィールド - エレクトリック・ギター
- ビル・フリゼール - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- チャーリー・ヘイデン - ベース
- ジョーイ・バロン - ドラムス
- ランディ・ブレッカー - フリューゲルホルン(on #3, #5, #6, #8, #10)
- ジム・ピュー - トロンボーン(on #3, #5, #6, #8, #10)
- ジョン・クラーク - フレンチ・ホルン(on #3, #5, #6, #8, #10)
脚注・出典
[編集]- ^ John Scofield - Grace Under Pressure (CD, Album) at Discogs
- ^ a b Kohlhaase, Bill (1992年5月31日). “NEW RELEASES: In Brief”. Los Angeles Times. 2015年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月2日閲覧。
- ^ Nastos, Michael G. “Bass Desires - Mark Johnson”. AllMusic. 2017年4月11日閲覧。
- ^ “John Scofield - Awards”. AllMusic. 2015年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月11日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “Grace Under Pressure - John Scofield”. AllMusic. 2017年4月11日閲覧。