コウヤボウキ属
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コウヤボウキ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Pertya Sch.Bip.[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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コウヤボウキ属(こうやぼうきぞく、学名:Pertya Sch.Bip.[1])はキク科の属の1つ。
特徴
[編集]頭花はすべて両性花で、筒状花からなり、果実ができる[1]。総苞は鐘状で総苞片は多列に並んで瓦を敷き詰めたようになる[1]。花冠は筒状で5裂し花弁状に見え、裂片は線形で反り返る[1]。果実はそう果で倒卵状長楕円形、無毛もしくは有毛[1]。
アフガニスタン、タイ、ヒマラヤから中国大陸、台湾、日本に25種あり、日本には6種とそれらの交雑種がある[2]。
日本に分布する種
[編集]- カシワバハグマ節 Sect. Macroclinidium
- 茎は草質で、頭花が総状または穂状につく[1]。
- カシワバハグマ Pertya robusta (Maxim.) Makino
- オヤリハグマ Pertya triloba (Makino) Makino
- クルマバハグマ Pertya rigidula (Miq.) Makino
- コウヤボウキ節 Sect. Pertya
- 茎は木質で、頭花は枝の先に1個つく[1]。
- コウヤボウキ Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
- ナガバノコウヤボウキ Pertya glabrescens Sch.Bip. ex Nakai
- シマコウヤボウキ Pertya yakushimensis H.Koyama et Nagam. - 絶滅危惧IB類(EN)(2015年、環境省)
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 佐竹義輔、大井次三郎、北村四郎 他『日本の野生植物 草本III合弁花』平凡社、1999年。ISBN 4-582-53503-8。
- 大橋広好・門田裕一・木原浩他編『改訂新版 日本の野生植物 5』、2017年、平凡社